おみく
@pandanokurage
〇:、、、
美:、、、
久しく話していなかったので
気まずい空気が流れる
こんな時はなんと話しかければいいか
頭をフル回転させて考えるが思いつかない
そんな時に
美:男1たちとなんかあったでしょ
〇:、、なんで知ってんの
美:女1と女2が話してるの聞いた
〇:、、、そう
美:、、、
〇:、、、
再び沈黙が流れる
僕たちの足音だけが耳に流れ込む
美:私はみんなにどう思われても気にしない
そう言って立ち止まる
〇:え?
美:別に陰キャって言われてもいいよ!
どんどん語気が強くなる美玖
〇:、、、
美:〇〇と話せないほうが辛いよ
〇:、、ごめん
涙を流す彼女に謝ることしかできなかった
美:急にこんなこと言われても困るよね笑
僕から見ても無理して笑っているのがわかる
美:ごめんね
そう言い残し走り出そうとした美玖の手を咄嗟に掴んでいた
〇:、、僕も辛かった
美:え?
〇:1週間、美玖と話せないだけでこんなに苦しくなると思わなかったんだ
美:、、、
〇:でも、自分の気持ちに気づくことができた
美:どういうこと?
〇:僕は、、美玖が好きだ
美:ポカーン
口を開けて目を丸くする彼女
〇:自分勝手なのはわかってるけど、よかったら付き合ってほしい
美:、、、私でいいの?
〇:美玖じゃなきゃダメなんだ
美:、、遅いよ、ばか
そう言って僕の胸に飛び込んでくる
その時に流していた涙は悲しみの涙ではないだろう
〇:もう離さないから
美:約束だからね
二人の関係は数十分前と180度変わっていた
抱き合ったままでは歩けないため
代わりに手を繋ぐ
〇:そういえば、遅いってどういうこと?
美:ずっと前から好きだったんだもん//
〇:まじ!?いつから?
美:小学生くらい?
〇:、、、じゃあ初めて彼女できた時、、、
恐る恐る顔を覗き込むと
美:めっちゃショックだったんだからね!
美玖の可愛いぷく顔が見れた
〇:フフッ、ごめんごめん
美:なんで笑ってるのさ!
〇:美玖が可愛かったからかな
美:なっ!そんなこと言っても許さないからね//
顔を真っ赤にして照れている
美:明日から毎日一緒に学校行こうね!
〇:えぇー、みんなに見られるじゃん
美:なに、嫌なの?
少し不機嫌そうな顔をしている
〇:嫌じゃないです
美:じゃ、迎えに行くから!
〇:はーい
とりあえず美玖をご機嫌にすることに成功した
美:なんか久しぶりだね
〇:なにが?
美:〇〇と普通に話すのが
〇:まぁ1週間ぶりだからね
美:そうじゃなくて!元気な〇〇とってこと!
〇:あー、なるほど
美:ありがとね
〇:全部美玖のおかげだよ
再び彼女に向き合い
〇:ほんとに、ありがと
空がオレンジ色に染る中
二人の影が一つになるのだった
end