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上司の河田さんは色気を勉強中です1

全体公開 1 5 1
2023-03-03 22:16:28

ひなちゃん

ただただのんびり過ごしてきた大学4年間

その課程を修了し、今年から社会人一年目

就職活動ではなんとなく受けてみた企業に合格し

普通のサラリーマンになった

?:〇〇く〜ん

〇:はい?

?:助けて〜

〇:今行きまーす

プリンターの前であたふたしながら僕の名前を呼んでいるのが

上司であり、僕の教育係の河田陽菜さん

背が低く幼い顔立ち、天然な性格

その全てが僕より年下に思えて仕方がない

〇:どうしました?

陽:あのね、コピーしても白い紙しか出てこないの!

〇:多分インクなくなったんじゃないですか?

陽:いんく?

〇:新しいの持ってくるので待っててください

陽:わかった!

陽菜さんに見つめられながらインクを取りに行く

プリンターの前で待っている姿は

親を待つ子供のよう

〇:これですよ

陽:これをどこにやるの?

〇:ここに入るんで、空のやつと交換して、、

上司にプリンターの使い方を教える

なかなか見れない光景だろう

〇:これで、、はい、できました

陽:ほんとだ!ちゃんとコピーできてる!!

〇:まあ、、プリンターなんで

陽:ありがとう!助かったよ!

〇:いえいえ

そのまま仕事に戻ろうとすると

陽:そうだ!お礼にご飯連れて行ってあげる!

〇:いやそんな、申し訳ないですよ

陽:陽菜の誘いを断るの!?

なんかわざとらしく怒った雰囲気を出している

〇:、、じゃあ、お言葉に甘えて

陽:約束だからね〜!

誘われた僕より嬉しそうな顔

先日、新歓みたいなものはあったが

その時はまだ陽菜さんとほぼ面識はなく

お互い全く話すことなく終わった

2人でご飯に行くのももちろん初めて

1回断ったものの

心の中では楽しみにしている自分がいた

17:00

定時になり、仕事を終えた人たちがちらほらと帰り始める

僕も今日の仕事は終わっているのだが

陽:カタカタ

陽菜さんは前のめりでパソコンとにらめっこ中

先に帰ることなど絶対できない

明日の分の仕事に手をつけておくことにした

18:00

1時間経過し、残業しているのは僕と陽菜さんのみ

明日の分もそこそこ進んでしまったので

一度陽菜さんに声をかけてみることに

〇:陽菜さん?

陽:カタカタ

〇:陽菜さーん

陽:、、あっ、ごめん!なに?

余程集中していたのか、周りが見えてなかったようだ

〇:終わりそうですか?

陽:んー、、ちょっと厳しいかなぁ〜

苦笑いで首を傾げている

陽:やっぱりご飯は今度に、、

〇:手伝いますよ、できることがあれば

陽:えっ、、でも

〇:陽菜さんから誘ったんです、陽菜さんは断れませんよ

陽:、、、ありがと!

陽菜さんが資料を作り

それを僕が印刷してまとめていく

作業効率が2倍になり、あっという間に資料を作り終えた

陽:おわったぁ〜

〇:意外とすぐでしたね

陽:ほんとにありがとね!

清々しい表情

2人とも一日の仕事を終えて、会社を出た

〇:どこに連れてってくれるんですか?

陽:陽菜のおすすめの居酒屋さん!

〇:え、飲めるんですか?

陽:当たり前でしょ!〇〇くんより年上だから!

〇:そうじゃなくて、お酒強いんですか?

陽:、、、強いよ!

怪しい間があったが

本人が強いと言うならそれを信用する他ない

陽菜さんについて行くと

駅前の小さな居酒屋さん

陽:こんにちはー!

店主:いらっしゃい!!

店主のおじさんとも顔見知りみたい

陽:ビール2つください!

店主:はいよっ!

〇:陽菜さんもビールとか飲むんですね

陽:陽菜のことバカにしてるでしょ!

〇:してないですよ

目の前にビールが運ばれてきても

陽菜さんが飲めるようには思えない

なんなら陽菜さんにビールは似合わない

「かんぱーい!!」

陽菜さんの号令でジョッキをぶつけ合う

仕事終わりに流し込むビールが1番美味しい

そんなに疲れていないのに体に染みる

陽:ぷはぁ〜!!

しっかりと泡髭をつけていた

〇:ビール好きなんですか?

陽:最近飲めるようになった!!

〇:それまではなにを?

陽:ほろよい!

可愛い人は飲むお酒まで可愛いのか

陽:もう一杯くださーい!!

〇:ちょ、早いですよ

陽:大丈夫〜!

止めても止まらない陽菜さんの勢い

3杯目を飲み干す頃には

陽:う〜、もう一杯っ!!

〇:飲み過ぎですって!

陽:うるしゃい!!

〇:はぁ

完全にできあがっていた

陽:聞いてよ〜、〇〇〜

〇:どうしました?

陽:陽菜ね、悩みがあるの、、

突然始まったお悩み相談

酔ってはいるものの、それなりに悩んでいそうな雰囲気

〇:なんですか?

陽:、、色気が欲しいんだ

〇:ぷっ

思いもよらぬ悩みだったからか

それとも陽菜さんにはかけ離れたものだったからか

不意に笑ってしまった

陽:笑わないでよ!!

〇:陽菜さんには無理ですよ笑

陽:むぅ、、

ありのままの意見

無理と言うよりは必要ないのでは

〇:陽菜さんに色気はいりませんよ

陽:でもほしいも〜ん

〇:そのままでいいです

陽:、、、ふぁ〜

もう欠伸をして眠そう

〇:寝る前に帰りましょ?

陽:う〜ん

後輩の僕がお会計を済ませ

陽菜さんに腕を掴まれながら外に出る

陽:ん〜♪

〇:ちゃんと歩いてください

陽:ん〜ギュー

ついに腕に抱きつき

どんどん力を強める陽菜さん

僕の腕には柔らかい感触が

〇:ちょっと、離れてくださいよ//

陽:やだね〜♪

酔った状態で甘え続ける陽菜

本人の知らないところで

ちょっぴり色気を感じた〇〇だった

to be continued


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@PCPknrjJUMy85wr
陽菜先輩に色気が付くのはまだまだ先になるな
2024-09-07 06:22:57

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