ひよたん
@pandanokurage
無事に地獄を乗り越え、夏休みという名の天国を迎えることができた二人だったが
〇:結構大変かも
ひ:休みが少ないよぉ〜
ほとんど予定がなかった二人は、シフトがびっちりと入っていた
しかしこれは自分たちで決めたこと
夏休みは稼ぎ時ということで、店長に頼んでシフトを増やしてもらっていたのだ
〇:さすがに入れすぎたかな?
ひ:ひよたんの夏休みが、、、
ただ、二人のシフトは常に同じ
ということは、バイトのある日は会えるということだ
その事もあり、実際二人ともそこまで嫌ではなかった
ひ:〇〇、この日って暇?
〇:うん
ひ:夏祭り行こうよ!!
実は後で誘おうとしていた夏祭りに先に誘われた
〇:もちろん!
夏休みの一番の思い出になりそうな日
この日に向けて、二人はバイトを頑張るのだった
そして迎えた夏祭り当日
天候に恵まれ、夏祭りが開催されていた
お昼に公園で待ち合わせをしている
今回は僕が先に着いた
少ししてひよりがやってくる
ひ:おはよ!
〇:おはよ//
ひよりの浴衣姿になぜか緊張してしまう
ひ:どう?
くるくると目の前で回る彼女
〇:似合ってるよ//
ひ:ヒヒッ
あからさまに照れ笑いをする
公園を出発しお祭り会場に向かう
近づくにつれて、どんどん人が増えていく
会場に到着すると、そこは多くの人で賑わっていた
ひ:夏祭りってこんなに人多いんだ
〇:想像以上だね
とりあえず人混みの中を突き進もうとすると
ひ:待って!
〇:なに?
ひ:ん!
ひよりは無言で手を差し出す
映画館ではぐれた経験から、すぐに手を繋ぐことに
身体が暑かったのは、きっと気温のせいだろう
〇:どこから行く?
ひ:えっとね、わたあめ食べたい!
いきなり小学生のようなことを言うひより
〇:フフッいいよ
ひ:あー!ばかにしたでしょー!!
隣で騒いでいるひよりをよそにわたあめ屋さんに向かう
〇:はい、わたあめ
ひ:ありがと!
一度ベンチに座り、ひよりにわたあめを渡す
ひ:懐かしいなぁパクッ
〇:おいしい?
ひ:うん!はいっ!
小さな塊を僕の目の前に持ってくる
〇:パクッ、、、うまい
ひ:ね!これだけでも満足!
〇:あっちにいちご飴あるよ
ひ:よし!行こう!!
どうやらひよりはまだまだ満足していなかったらしい
彼女の行きたい出店にひと通り行くと、
ひ:そろそろ花火だよ!
お祭りの最後を締めくくる打ち上げ花火が始まるようだ
〇:人多いし、ちょっと離れたところで見ようか
ひ:そうだね!楽しみンフフッ
急ぎ足で花火の見渡せる近くの公園に向かう
〇:ここなら見えるね
ヒューーー、、ドンッ
着いたと同時に花火が始まる
ひ:うわぁぁ!!すごいすごい!!!
テンションが上がり、隣でぴょんぴょん跳ねている
〇:きれいだね
ひ:うん!来てよかった!
〇〇にとってもひよりにとっても、今年の夏一番の思い出ができたのだった
to be continued