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140字お題SSまとめ

全体公開 創作話 2490文字
2023-03-16 12:10:35

140文字で書くお題ったー様からのお題です。
https://shindanmaker.com/375517

Posted by @lianmiso

お題まとめ

【貴方は霧凍で『縁のない話』をお題にして140文字SSを書いてください。】
目の前の人物が熱っぽく語る内容に口角を上げ頷くが、全く持って理解できない。
恋愛等一緒になるならないなんて心底どうでも良かった。
己の手を見る。作り物。
自分と熱を分ける人間なんているのだろうか。
「聞いているのか?」
「申し訳ございません。急用が入りました。続きはまた」
霧凍は席を立った。

【貴方は雪花と理央で『縁のない話』をお題にして140文字SSを書いてください。】
理央が婚約者を語る。
その熱は近くの水溜まりすら蒸発していきそうな熱量であったが、雪花はいまいち掴めなかった。
だが、好きと言うのはいっぱい伝わった。
「私にも語れる日が来るのかしらぁ。」
手を眺める。自分の意に反し、筋肉が暴走する手。
「あぁ、必ず来る。」
理央は断言し、雪花の頭を撫でた。

【貴方は雪花で『届かない本当』をお題にして140文字SSを書いてください。】
「好き」
「大好き」
「愛しているわ」
いくら言葉を重ねても、末弟は「ハイハイ私もですよ。」とこちらに顔も向けず、気のない返事だ。
お茶の誘いにも忙しいからと乗らない。信じてくれていないのは明白だった。
全部全部本当なのに。
そちらがその気なら!雪花はスカートを翻し、ハイヒールで駆け出した。

余談
雪花姉さん、霧凍くんに抱きつきに行くも、YNZさんのPV並みに霧凍くんを吹き飛ばした上、ものすごい力で抱きしめ、めちゃくちゃ怒られる模様
※お茶に付き合うようになる

【貴方は霧凍と雪花で『最後は私と』をお題にして140文字SSを書いてください。】
「霧凍くんは誰かと踊ったかしらぁ。」
「社交辞令ですが。」
何故だかお偉いさんの令嬢が主催するパーティに呼ばれたが、どうも食事が味気なく、帰りにラーメンを食べて帰る。ぶさくさといいながら付き合ってくれた霧凍に雪花は手を差し出した。
「それじゃあ最後は私と
街灯下ラーメン屋出て踊り。

【貴方は湊で『寂しいなんて言えない』をお題にして140文字SSを書いてください。】
「またな。」
「時間なので。」
バラバラに仕事が入る。自分の役目は留守番。会社に1人きり。久しぶり。
いつも賑やかな分静かすぎる。
掃除、仕事。寂しいなんてーーー
「土産買ってきてやるからさ。」
姿見えずとも降ってきた親友の声。
2人より先に出たはずだ。
「忍者かよ。」
返事はない。お土産なんだろう。

【貴方は理央で『捨てられないガラクタ』をお題にして140文字SSを書いてください。】
「師匠、それなんスか?」
棚に鎮座する銀の三角形の置物を弟子は気にしていた。
雪宗と柳は祭に行くことに無縁であり、浴衣を着せて2人を引っ張り出し、射的で取った物だ。
「ガラクタ」
目を見開き、口開ける弟子。
落ちない商品に2人が暴れた碌でもないエピソードがおまけのガラクタを理央は指で撫ぜた。
おまけ
理央「部屋が吹っ飛んでもこの置物だけは何故だか無事でね。」
壱樹「それもう呪われてるんじゃ………

【貴方は六花で『幸福な朝』をお題にして140文字SSを書いてください。】
カーテンの隙間から溢れる光は体を照らし、ぽかぽかと六花の体を暖めていく。
身支度を整え、扉を開ければお腹を擽る香ばしい匂いが鼻を擽る。
慌ただしく走る少年の挨拶に手を振りながら返し、食卓につけば、明るい妹と無愛想な弟が隣に、今日の当番の男が「もう少しで朝飯できるからな!」
それだけで。

【貴方は真布津柳で『来世でもよろしく』をお題にして140文字SSを書いてください。】
熱さが肌を走り、少し遅れて頬に痛みが走る。自分の目にはアイツしか映らない。アイツの目にも俺しか写っていないだろう。
「何を笑っている?負けを悟ったか?柳。」
にやけた顔を嘲笑に直して返す。
「ハッ、血がもう足りてねぇんじゃねーか?」
あぁ現世でも足りない。願わくば来世でもアイツと戦いを。

【貴方は壱樹と柳で『愛する臆病者』をお題にして140文字SSを書いてください。】
「一樹兄と会っていかないのか?」
夕飯のおすそ分けにと柳が山菜の煮付けを持って杉並家に来る。
ずっと会っていないと一樹の嘆きを壱樹は耳にしていた。
「忙しいんだよ!上のボロ社にも届けないといけねーしな。なんで住民が増えてんだよ。飯の手間が掛かる
壱樹の呼び掛けに応えず柳は闇に溶けた。

【貴方は雪宗で『本物と偽物』をお題にして140文字SSを書いてください。】
雪宗の唇の弧が大きくなる。目の前には誰しも振り返る喧嘩する恋人達。プレゼントした貴金属が本物かどうかの言い争いだ。カップを傾ければもうない。最高の菓子に前に飲まずにはいられない。茶が必要だ。言い争いの結末は?甘口辛口塩味酸味苦味旨味それとも……
「綺麗な指輪ですね。」
「偽物です。」

余談
霧凍(嫌がらせに偽物の指輪渡しましょう)「お土産です。」
雪宗「ありがとうございます!大切に大切にしますね!」(にこー)
霧凍(えっ、なんですか。その笑顔は)

【貴方は妙信と雪宗で『身勝手な論理』をお題にして140文字SSを書いてください。】
祝いの言葉が飛ぶ中妙信は酒瓶を引っ張り出した。視線に気づくと妙信は否を雪宗に渡す。
「え」
「朝起きたなら迎酒、祝いがあれば祝酒」
雪宗は酒を受ける。
妙信さん、昨日も夜遅くまで飲まれてましたよね?なんて無粋なことは言わない。笑顔で否を受け飲まずに笑う。数人から突っ込みが入るまで後数秒。

【貴方は霧凍と壱樹で『どこか知らない場所へ』をお題にして140文字SSを書いてください。】
瞳が虚ろで空を見ている。珍しく体力、精神共に限界だったのだろう。彼に何を言っても返ってこない。時計と空調の音だけ。静かで良い。
「新天地でも切り開きますか?」
壱樹が勢い良く体を起こす。
「行きたい店があってさ!4丁目に新しい店、3丁目にも!それと」
 喧しい。
「ハイハイ」
 霧凍は息を吐いた。


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