@msom3sj2kic1
ゲーム感想記事一覧
ルデル最愛です。ありがとうございました。
……ふつうの乙女ゲだったらここで勝ち確、後は「真相なんだろな~ユナカ√楽しみだな~」で気楽に進められるんだけど、時アポはここからが戦いだと思っています。
やっぱりうた先生への全幅の信頼があるので。時アポという物語全体がこちらをあっと言わせる展開で収束していくんだろうなって。問題はその中でルデル√がどう位置付けられているかですよ。
わたしはジル・ユナカ√でルデルとの思い出を虚無と立ち消えさせたくないんだよ!!!
もしかしたら自分で思っているより陀宰メイがトラウマなのかもしれない。
というわけで、ルデル√への愛をここに記し、負けない心を持って思い出を守ります。
まじでルデルには落ちたくないと思っていたんだけど(絶対にユナカ√がつらいから)、開幕からぜんぶ好きでした。
「ルデルはいつまで経っても私のこと子ども扱いするよね……」
「そんなことないって」
「……俺もちょっと、緊張したから」
「指導役としての正しさなんてもう俺には不要だ。
好き勝手やるよ、俺は、地上へ行きたい」
「冷静で、感情的にならない方が、さ……」
「……? 方が?」
「――格好良いだろ?」
あああああああああくっそルデルには落ちたくないんだよぉおおおおおおおおおおおあああああああやばいでも好きじゃんこんなのはさああああああああああああああああああああああ
ユナカとラチアはまさに家族みたいなTHE・おさなななんだけど、ルデルはそうじゃなくて、ちょっと距離があるのがいい。「小さい頃から一緒に育った違う世界の子」なのがむちゃくちゃいい。
そういうふたりが大人になって、ちょっと異性を意識したり、緊張したり、でも根底には幼なじみとしての信頼があって……そういう絶妙な甘酸っぱさが最高に好きだった。
でさらに「…………ユナカ。お前、失恋かもしれないな」でブチ上がった。
えっあなたは失恋じゃないんですか?????
え、ルデルってあんなにラチアに優しくて甘くて、いかにも押し殺した片想いしてそうなのに違うの!?!?!?!?!?えっほんとにただの幼なじみ以上の感情ないの!?恋心ないの!?まじ!?!?!?!?!?!?
俄然ブチ上がりました。わたしはわたしのこと好きじゃない男が大好きなので。
その後ユナカが「そんなにアンバーさんが格好いいか?……俺よりも?」「って、訊きたきゃ訊けばいいだろうが」イジってたのもめちゃくちゃ萌えた~~~~!!!ここのスチルの照れ顔!!!がああああああああああ!!!
時アポのユナカ×ラチア×ルデルのおさなな概念、破壊力が高すぎる。
ブローチの「……誕生日おめでとう」で泣き、「でも悪いけど、きみは隠し事に向いてないよ。特に俺の前ではね」で泣き、「いいよ。許してあげる」で泣き、ずっと泣いたまま、ルデル√最高頂点を迎えました。
「でも、これは伝えて欲しい……兄さんとは話せ。必ず。
本当の意味で分かり合えるまで」
「……?」
「就任式の、事故は……防げる。
――剣だ。剣を、確認……して。そう、伝えて」
一瞬ルデルが何の話をしているのか分からなくなった。
けど……『伝えて』。
そう言われて、分かった。
「――ルデルに?」
『伝えて』。
もうルデル√はこれ。これがすべて。
何の前置きも説明もなく唐突に「伝えて」って本題が始まる。
あ、ルデルの中では、ラチアが時間をやり直せるのはもう当然の前提なんだ、「信じるよ」なんてわざわざ言う必要もないくらい当たり前に前提にしてるんだ、だから本題から始まるんだ。
それに気づいてめちゃくちゃ泣いた。ルデルがあまりにも強く揺るぎないこころで信じてくれていることに泣いた。
無理だよ、こんな悲しい結末見たくないのに、この未来を消したくないよ。ここまで強い気持ちで信じてくれたルデルをなかったことにしたくない。
でも、ラチアはこの「伝えて」に込められたルデルの信じる心を受け取ったから、
次の時空で迷いなくルデルを信じて、すべてを打ち明ける決意ができたんだし、
ルデルはそんなラチアの信じる心を知って……自分を信じてすべてを打ち明けてくれたと知って、今まで手を伸ばそうとも思わなかったラチアに、手を伸ばしたいと思うようになる。ラチアが「自分の世界で、自分が手を伸ばして一緒の未来にいたい人」になっていく、、、
相手から信じる気持ちを受け取り、こころが動いて、また信じる気持ちを返す。二人の信じるこころが時空を超えて連鎖して、二人一緒にいる未来を引き寄せたんだ、、、そう思うと涙が止まらない。
こんなに美しい想い合いはないよ、、、
その始まりがルデルの「伝えて」なんだよ。
あの時空でのルデルはなかったことになんてならなかった。ラチアちゃんがそれを次の時空へ引き継いだ。だからこそ二人が結ばれる運命に繋がった。
尊すぎて苦しいいくらでも泣けるこんなものは。
しかもわたし、クアト→リアン→ルデルと進めてて、ルデルは三人目で。
クアトとリアンは、ラチアの「時間をやり直している」話に懐疑的で、どちらかというと、ラチアが一人相手の想いを背負って、強い意志で未来を切り拓いていく話だったじゃん。(まぁそれも大好きですけども)
その二人の分があるから余計に、ルデルがこんなにも強く信じてくれて、「よくがんばったね」って言ってくれて、張りつめていた糸が切れ堰をきったように泣かせてくれたのがめちゃくちゃ刺さった。二人のルート分がんばってきた時間があったからこそ余計に刺さった。ルデルを三番目にやってよかったって心から思った。
ルデルは幼なじみではあるけど、
元々片想いしてました、幼なじみの絆があるからすぐ信じてくれました、力を合わせて未来を掴みました、結ばれました、ちゃんちゃん♪
ではない。
さっきちらっと書いたけど、ルデルの中で「ラチアとの未来」は最初から選択肢にもなかったんですよ。そのスタートがめちゃくちゃ秀逸!!!!!!
言葉にすると「どこか諦めていた」と表現するしかないんだけど、個人的にはそれも微妙に不正確な気がしてて。
「自分よりユナカの方が相応しいと諦めてた」とか「恋心を押し殺して好きじゃないふりをしてた」とかじゃないんだよ。そういう苦しい片想いじゃない。
そうじゃなくて……たぶん二人のことを大切に想いつつも、自分が指導役の家の跡取り候補であることとか、ユナカとラチアが家族みたいに育ったこととか、そういう……「大切な幼なじみだけど、どこか生きる世界が違う二人なんだ」って感覚をなんとなく持っていたというか……まぁはっきりと言葉にして思っていたわけじゃないだろうけど、感覚的に。
だからラチアのことも、好きだけど諦めていたんじゃなく、最初から選択肢にも上げてなかった、意識したことも望んだこともなかった、って感じだと思うんだよね。
「諦めた」って表現だと、どうしても「一度望んだ」ことが前提になってしまうけど、そうじゃなくて……最初から、なんとなく自分とあの二人とは違う世界にいるんだと感覚的にわかっていて、土台に上げるという発想すらなかったという感じ。
ルデル√以外だとルデルは失恋すらしないんだよ、初めからラチアと結ばれることを望んでないから。
繰り返す時空の中でルデルがラチアを信じ、それを受け止めてラチアもルデルを信じ……信じるこころを少しずつ積み重ねたルデル√じゃないと、ルデルと結ばれる未来は来ない。
ルデルとの未来が、本当に細い細い糸を手繰り寄せないと得られない未来だって事実がめちゃくちゃ尊い。まさに自分で選んで掴み取ったって思える。
幼なじみの根底にある絆を活かしながら、
ルートの中でそれをもっともっと強めていって、関係や想いが変化して、だからこそ結ばれることができたって思える物語。おさななルートの理想形。
いや~~~~共通で愛したotmitのおさなな、個別で100%負けてたからね。初めてだよこんな満たされているのは。わたしはこれを待っていた。
でさ~~~~~ルデル√のゲーム設計がもう芸術なのよ。
ルデル√の選択肢ってぜんぶ「ルデルを信じるか・信じないか」だけ。そして中途BADがない。
正しい選択肢を選び続けることによって、選択肢の内容的にも、ストーリー的にも、信じる心を積み増していく設計になってる。
これはラチアとルデルの関係はもちろん、アンバーさんもそう。正しい選択をして「人を信じる心」を育てていったからこそ、最後にルデルとアンバーさんを信じて即興の謀略に乗れる。物語の結末の分岐までずっと、ルデルのアンバーさんを信じる気持ち、アンバーさんのルデルを想う気持ち、人が人を信じる気持ちを『ラチアが信じ通せるか』が鍵になってる。
BADは信じる心が足りなかった結果なんだ、、、足りなかったから、アンバーさんを信じ切れなかった。
まさに因果。もう、シナリオ構成が、めっっちゃくちゃ綺麗。
あ~~~~~~~~最高。ストーリーどころか、選択肢も、エンディング分岐も、ルート全体が「信じる心の連鎖でしか未来を掴めない」って設計になってる。
ゲームシステムぜんぶ使った説得力の暴力。
BADさぁ、『前回』の自分に対抗心燃やして、もうやり直さないでくれって言ってたルデルから出た「きみが戻ってくるのを、ずっと待ってるよ」、震えたね、、、
ルデルほど頑固に自分の信じたことをやり通す人が自分の考えを曲げる瞬間、めちゃくちゃ愛、、、
そしてそれ以上に「忘れないから……ルデルが言ってくれたこと、全部……ぜんぶ……この、気持ちも……」が最高すぎた、、、、、、時空跳躍もののお手本だよ。
次の時空があったとしても、そのルデルは何も覚えていない。でも、ラチアさえ覚えていれば変わる何かがある。ちゃんと信じる心を積み重ねていけば、次はきっとあのtrueエンドに辿り着けると思わせてくれるところが好き。
このBADで知った分の想いを抱えてやり直し、ルデルを信じられたらtrueエンドへ行ける。BADエンドの続きがtrueエンドに繋がってるって、BADまで含めて1本の物語だって思える設計がめちゃくちゃ巧い。中途BADがないからより美しい。信じる心が育つまでずっとこのBADをループする、、、
「時間を繰り返した分だけ増していく想いがある」っていうのが、時空跳躍ものの醍醐味だと思う。
それでいて、『今回』のルデルと築いた想いを覚えているのは自分だけ、『今回』のルデルとの未来はここで終わるんだって悲しさ、信じられなかった因果を突きつけ、苦い心の傷を残していく結末なのがちゃんと『BADエンド』で言うことない、、、ルートすべての構成が綺麗すぎる。
ルデルの「俺と一緒に、生きてくれ――」こころ痛くなった。告白セリフをここで、、、
この時空に残されたルデルは、何を思って生きるんだろう。
わたしこういう、選択肢とか、エンド分岐とか、ゲームのメタ設定にまでそのルートテーマが反映されている設計大好き、、、「信じる」一本で物語を貫き通したルデル√、最高に好き、、、
余談。
なんとなく両想いなのに言えなくて、もじもじ絶妙に甘酸っぱいのとかド萌えして転がった。
ラチアちゃんの前ではちゃんとグリーンピース食べるのかわいい〜〜〜! ルデルにもそういう格好つけたい男心があるのかわいい!
まぁ、告白からの初キスはもっと盛り上げてほしかったなとか思ったけど。
わたしは二人の想いがぐわああああああああああって盛り上がって最高頂点を迎えたときにそれを伝え合い、想いが通じ合った幸福感に満たされたまま初キスを迎えたい人種なので、、、「俺と一緒に生きてくれ」でうををををブチ上がった直後に「でも、俺と一緒にいてきみが幸せだとは思えない」とか言い出したからやや萎えしてしまった。笑
そのやり取りいる???(殴りかけた)もっと勢いよく結ばれんかいいいいい!!!笑
あ~~~~でもさ~~~~クアトにいらんこと言われたルデルの「ラチア、俺達付き合っていると思う?」は時アポ史上最高にブチ上がりましたね、、、たぶん時アポでこれを超える大興奮はもうないだろう。
ありうる未来を想像してこころの防御力上げてる。