映画の感想を書いたものになります。
ネタバレを含みますので、未見の方は見ない事をオススメします。
@harumacadia
ストーリーとしては、公式サイトに書いてある通りでした。本がつなぐ縁がテーマですね。
リベロさんがエシエンくんと本の話をする時は本当に良い表情をされるのですよね……。
本屋さんというのは本を売る場所であって貸し出す場所ではないのですが、「お金がないから本が買えないんだ。でも、本は読みたい」というエシエンくんの好奇心を満たすのがリベロさんの本屋なのです。
本を愛するからこそ、同じような気持ちを持つ人の心がわかるのでしょうね。
村の雰囲気も良いですね。音楽も全体的にゆったりとしていて、村の雰囲気に合っていたと思います。
あと、映画で出て来た本を同じ施設内の本屋で特設コーナーみたいな感じで置いてあるのは良いと思いました(今回見た劇場が商業施設内にあったからこそ出来た取り組みだと思います)
(この先、ネタバレ含みます)
だからこそ、ラストがね……。あの形にもっていく必要があったのかな?と思うのです。
確かに、出会った以上いつかは別れが来るものです。
だけど、ようやく自分の好奇心を満たしてくれる、理解してくれるリベロさんに出会って、本を読む幸せや本屋に通う楽しみを知ったエシエンくんにとって、最後が永遠の別れというのはあまりにも辛すぎるのでは……と思いました。
確かにリベロさんは高齢者だから、そういう事があってもおかしくないと思いますが、この物語のラストがそれで良いのか……?という疑問がどうしても拭えません。
物語がハッピーエンドで終わるとは限らないとは言っても、いきなり永遠の別れが来るラストはね……と思いました。
あと、個人が捨てた日記を読むのって……どうなの?
そこは、そっと閉じましょうよ……と冷静に突っ込みたくなりました。ストーリーが進むにつれて、日記の中での出来事も進展していくけど、果たしてその演出はメインストーリーに必要だったの?と思います。
結構、辛辣に言っていますが、劇中のセリフに共感できる部分もありました。本に限らず、様々なものを見聞きする事=経験する事の大切さを教えてくれる映画だと思います。