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全体公開 創作話 153文字
2023-04-12 21:52:47

柳と湊

Posted by @lianmiso

 湊の足がコンクリートを侵す液体を叩く。
 飛沫を上げて靴を汚した。
「何を占ったの?」
「天気だよ。もうすぐ雨だと。」
 壁に背を預けた柳が息絶え絶えに答える。
 返事が返ってきた。
 湊は胸を撫で下ろす。
 生きている。間に合った。
「その前に鉄パイプの雨が降ったね。」
 柳の前に屈んで湊は傷を診た。


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