デシェレトと花神、カーヴェとアルハイゼン 考察の種(12/17更新)
花神とアルハイゼンについて
永遠(生命の循環を重視)
楽園の絶花 /凝結の刹那
リンク
「我が王よ
…なぜ砂丘の流れを止めるよう命じたの?なぜ流れる風に止むようにと呼びかけたの?」
「この時計のように砂晶が固まってしまえば、存在する意味もなくなるでしょう?」
「
『永遠』は楽園などではないわ…むしろ分解も再生もできない取れない汚れ。」
「花のように咲いて、花のように消滅する。そうして『死』の悩みを持たぬまま、花の季節によみがえる。」
楽園の絶花/紫晶の花冠
「
けれど、『永遠』なんて所詮虚言よ。ほろ酔いと歓愛は記憶をすり減らして、またそれを支離破裂な寝言へと変える。」
プスパカフェ伝言板
リンク
「
君の言葉は絵空事に過ぎない。すべての芸術は時期というものがあり、それが生み出す『実利』が狩り尽くされれば、淘汰される日が来るのも自明のこと。」
「
熟した果実は地に落ち、分解されて土壌となり、新しい植物の養分になる。そういうものだ。」
***
身分
楽園の絶花 /守秘の魔瓶
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「覚えていて。この世の万物に希望があるとしたら、その希望はきっと平凡な人々の身の上にある。」
「俺は賢者には向いてないし、やりたいとも思わない」
「代理賢者を長く務めるだけ、正式なものに推挙される可能性が高まってしまう。
それは困るんだ。俺は人生をそんなことに費やしたくはない」
(伝説任務より)
***
鍵
楽園の絶花/落謝の宴席
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ジンニーだけが涙を流す過去、オアシスの女主人は最後の決断をした。
彼女は、やっと気づいたのだ。自分の運命は謎ではなく、秘密の扉を開く鍵であることに。
***
権謀教戒
権謀:臨機応変のはかりごとをめぐらすこと。また、場に応じた策略。
教戒:教えいましめること。
楽園の絶花/守秘の魔瓶
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あの夜、キングデシェレトが露わにした欲求は誰一人覚えていない。
最も知恵ある神でさえ、震え慄いたのだ。
しかし、花の主はその中の深意を知った
——彼女の予想通り、そして彼女の計算通り。
「あなたのために秘密を守りましょう。
あなたには知恵の主と同じくらい、深い気持ちを抱いているから。」
「あなたのために橋を架けましょう。
その狂想は満たされるだろうけど、青い水晶の釘を恐れないで
…」
「幽邃なる知識を導きましょう。
たとえあなたがこれから多くを失うと警告しなければならないとしても
…」
「それでも、私の教えを肝に銘じておいて。
天から舞い降りた使者たちがかつて残酷な罰を受けたことを忘れないで
…」
「覚えていて。この世の万物に希望があるとしたら、その希望はきっと平凡な人々の身の上にある。」
楽園の絶花/紫晶の花冠
「私の警告を肝に銘じて。四つの影の持ち主を追ってはならない。
天空と深淵の秘密を覗いてはならない。」
「さもなければ、断罪の釘が示したように、次々と災難や苦痛がやってくる結末が訪れるだけ。」
花海甘露の光/久遠落花の時
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「我が友よ、一つの霊光をあなたに。どうか大切に保管して。」
「あの子は花の霊知と天空の血筋に由来するもの。生命の純粋さを持っているわ。」
「霊光は花の中心にある一点、千万の甘露の中で光を受ける一滴。」
「どうか私からの贈り物を大切にして。黒淵が生命を飲み込むその日まで
…」
花海甘露の光/喜楽無限の宴
「しかし、女主人の予言は忘れてはならない。あの方が、私をあなた様に託したのだから。」
「愚行は人を滅ぼすには至っていない。
だが、世界の外より訪れた漆黒の潮はすべてを飲み込むはずだ。」
「私は女主人が残した最後の魂であり、すべての花を浄化する要。」
「至純なる水と混ざり合えば、私はザクロのように幾千万の輝く光を放つだろう。」
砂漠に散らばる多くの遺跡構造体を取りまとめている永久不変の機械。
中には、孤独な君王の執念が留まっているようだ。
夢の中の友人による教戒のためか、あるいは天上の諸聖が有する権能を手にしようと考えてのことか
…王は地上に属すべきでない謎の機械たちを創り出し、これらをもって砂原に都市を拓いた。
千柱の都の廃墟にある古の晶石は、黄金の楽園の美しさを映し続ける
——
たとえ王の夢を誰一人、覚えていなくとも。(半永久統制マトリックス)
リンク
***
知論派、言語を専門としている
楽園の絶花/紫晶の花冠
リンク
「それはかつての、平和だった遥か昔の時代。多くの使者は凡人と交流し、天空からの言葉を伝えていた
…」
「けれどその後、侵入者は天空の外から来て、数えきれないほど多くを破壊した。川も海もひっくり返って、疫病が横行して
…」
「外から来た者たちは私の血族に戦争をもたらし、大地の枷をも破る妄想をもたらした
…」
「天の主は妄想と突破を恐れ、大地を補う天の釘を落とし、凡人の国を滅ぼした
…」
「私たちもそれぞれ追放という災いを身に受け、天空との連絡は途絶え、教化する力を失ってしまった
…」
教化する力を失う前、言葉を伝え人々を教え導く存在だった
***
カーペット 青みがかった輝く模様
品質が絶佳なカーペット。高価な「青緑」染料で染色し、スメールの建築によくある金色を足し、素晴らしく美しい模様を作った。
カーペットに使われる織物も最上級の品であり、やわらかくて丈夫、百年に使われても新品同然と称する。
噂によると、このカーペットはとある学者が謎を解明した時に使った補助の図形によるもので、少し調整しただけで、対称感のある美しい模様へと変わる。
かの学者は現在すでに教令院の書記官に任命され、この逸話についてはノーコメントのようだが、カーペット模様の輝かしさを強調するために、商人たちがこれを何回も主張していた。
古代エジプトの睡蓮を起源としてメソポタミア~イラン~中国へと伝わり、使用されていた蓮華文が元と思われる
リンク
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***
ナブ・マリカッタ
ナブー(メソポタミア神話の神)
書記、知恵、草木、水、科学の神、角のある帽子、運命の石板を持ち人類の運命を知る
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「Elm(علم)」=アラビア語で科学、知恵
リンク
ハルヴァタット(知論派)
ゾロアスター教七人の善神の一柱「ハルワタート」が元
水を司る女神
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OST selection 熟考と悟りの境地
リンク
知恵の運命は塵一つひとつの一生を知っている。
知恵は人々が一つの塵のように、各々の運命を語ることを許す。
***
リンク(砂中の遺事/1:28)
石が跳ねて沈んだ後に花が咲いている
同じ場所。草神、水、花。甘露花海と思われる
リンク(エピソード動画「疑問、そして沈黙」/0:37)
花海甘露の光/霊光明滅の心
リンク
遥か遠い昔、草木の女王は彼女の助言に従い、神鳥の姿を花の霊光に託すと、雨林の一角を守った。
花の運命が凋落するものであるように、シームルグの宿命は犠牲にある。
翠の主は花の王と共に眠った夜から、既にその理を悟っていた
…
「そして、翠色の神鳥は幾千万の霊光を放ち、ヤツガシラのように飛び散った…」
「霊光は甘露の主の澄んだ屍に降り注ぎ、華やかな花海を生み出した。」
「花海では百種もの霊が、草木と露の願いを胸に、すべての穢れを洗い落とす。」
「花海では百種もの霊が、草木、甘露、花の三人の母のことを謳っている。」
跳ねた石=霊光と仮定すると、胸の石と色と形が一致する
※デシェレトの死と国の崩壊は同時に起こっており、ムービーの描写とは噛み合わない(草神も関わっていない)
リンク
***
WEBイベント。草神の象徴と水の組み合わせ
***
【…霊光は無始無終、甘露は不生不滅と言えども…】(碑銘の研究より)
無始無終:始めも終わりもなく、限りなく続いていること。
生ある者があの世からこの世へと生まれ、苦しみを味わい、再び死んであの世へ戻っていくという輪廻が無限であること。
不生不滅:生じることも滅することもなく、常住不変であること。悟りの境界をいう。(どちらも仏教用語)
***
ジュラバド遺跡の壁画。
背景と手元の花(人物はオルマズドとリルパァール)
・
デシェレトとカーヴェについて
盛典と慧業
「前に聞いたんだ!キングデシェレトにはたっくさん仲のいい動物の仲間もいたって!羊に、狼に、あと…あと何だっけ…」
「そんなに沢山の動物と仲良くなれるんだから、おれはキングデシェレトって優しい神だと思うんだ。」(アアル村/ナワーズ)
「キングデシェレト自体がいなくなったとしても、どこかに残された眷属がいたりしないかな…ドラゴンとか?」
「…狐だったりして?」(キャラバン宿駅/バハラカ)
参照:デシェレトの眷属ワルカシュナについて
ティナリ/キャラクターストーリー5
リンク
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楽園の絶花/紫晶の花冠
リンク
しかし、赤き君主は仲間の警告には賛同せず、胸の内に僭越な願望を抱いた。
月明かりの下で伴侶の涙を拭った彼は、自らの欲求を花の魔神に打ち明けた
…
オアシスガーデンの真諦
リンク
黄砂の無知の王が彼女の理屈を理解したことはなく、彼のものはただひたすらに、その無限の魅力と優しさに魅了されていた
——執着の追憶は道を踏み外してしまったが、それすらも花の女王の計算通りである。
その強い感受性のせいかカーヴェは敏感で繊細な心を持っている。
あいつは共感能力がとても高く異なる人間の感情や考えを理解できるんだ。
これもカーヴェの創作インスピレーションの源の一つかもしれない。
物を売るとき、これを買えば貧しい子供が助けられるとか、そういう話をでっち上げれば、カーヴェは必ず金を出してくれると聞いたことがある。
それで、あいつは品を大量に買ってしまうんだ。(3.6告知番組 11:29)
カーヴェは異なる人間の感情や考えを理解できるって話に戻るけど、理解できる=認めるじゃないからね。(13:15)
リンク
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永遠(停滞を重視)
パイリダエーザの理想(命の星座) Pairidaeza
永遠のオアシス The Orchard of Pairidaezaはデシェレトの意志により創られたもの
※時を止めた永遠は花神の思想に反している
金メッキの夢/甘露の終宴
リンク
「平和と安寧で一つになった、この悩みのない楽園の中には、互いを分け隔てるものも災禍も存在しない
…」
「
揺らめく蜃気楼のようなこの幸せの瞬間が永遠になれば、別れの苦しみもなくなるのに。」
「建築をデザインするときは、こう考えるといい――僕たちは今、天穹と星々をも越える永遠を構築しているのだと。」(名刺より)
エジプトの星(北天の周極星)は永遠の象徴
リンク
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リーダー気質
「院内にいる連中の頭がもっと正常だったら、君なんかより、僕を賢者にするほうがいいって分かるはずだけど」(伝説任務より)
「脚光を浴びるとしよう」(3.6PV)
鍛冶師のカーヴェ(Kaveh)は、名前からみて古代世界における「Ker-Bar」と呼ばれた太陽神から変化したもので、本来の名を非常に良く残した存在といえる。
山を神聖視して「神の拠り所」的な扱いをしているところにも、古い時代の太陽信仰の名残が覗えると感じる。
リンク
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「昔々、マハールッカデヴァータ様のお誕生日を祝うため、ご友人が宴を開いたの。宴の途中、何柱かの神様が酔っ払って、そのうちの一柱がノリに乗って演奏をし始めた。そしてマハールッカデヴァータ様は歌を歌い、花神様は踊り始めた」(魔神任務/ニィロウ)
「不思議に思ったクラクサナリデビ様が湖のほとりまで来ると、弦の響く音が聞こえてきた。アフマル様が演奏してたんだ…そしてマリカッタ様は旋律に合わせてしなやかに踊ってたんだってさ」(キャンディと薔薇の歌/セトス)
音楽、建築、彫刻に絵画芸術、どれも時間をかけて鑑賞する価値のあるものだ。
今すぐ全部となると難しいが
…興味さえ持っていれば、いつかすべてをマスターできるかもしれないな。
ほら、少なくとも僕は演奏ができるぞ。
リンク
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古代エジプトの色
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赤
…肥沃な黒い土地と反対の砂漠(deshret)の色、破壊、火、怒り
アフマル=アラビア語で「赤」
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キャンディスを知る・4
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私の盾?うーん
…村の外の人曰く、この盾には「ベンヌ」の加護が与えられているそうですよ。
この盾を持てば、砂漠の砂利はみな私の斥候と化し、砂嵐も好き放題に操れると
…まあ、全部よそ者の妄想に過ぎないのですが。
そうですね
…でも、なんだかんだ言って私にとっては
…なかなか使い勝手のいい盾です。
ベンヌ
ラーの魂 エジプトの太陽神
主に長い嘴をした黄金色に輝く青鷺で、他に爪長鶺鴒、赤と金の羽がある鷲とも言う。
古代エジプト美術では、後頭部から伸びる2本の長い羽根が特徴的な、鷺の姿で表現されることが多い。
聖なる鳥「ベンヌ」(フェニックス)は、炎の中で自らを破壊し、灰の中から蘇る。
リンク

カーヴェの衣装名「火を浴びた金羽」
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天穹の鏡/天穹の織り手
砂漠に散らばる多くの遺跡構造体を取りまとめている永久不変の機械。
中には、孤独な君王の執念が留まっているようだ。
夢の中の友人による教戒のためか、あるいは天上の諸聖が有する権能を手にしようと考えてのことか
…王は地上に属すべきでない謎の機械たちを創り出し、これらをもって砂原に都市を拓いた。
千柱の都の廃墟にある古の晶石は、黄金の楽園の美しさを映し続ける——
たとえ王の夢を誰一人、覚えていなくとも。(半永久統制マトリックス)
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謎めいた機械を倒して獲得したコアの部品。
今になっても、古の機械は主の夢と己の責務を忘れたことがない──
千の宮殿を築き、三千の機械を統制し、万の今では咲けぬ花を植え、地上にある全ての意識あるもののために、砂海に埋もれた「楽園」を再現したい──
砂漠の王が消え、夢までが深き罪の囁きによって腐敗したとしても。
全ての魔柱が完全に打ち壊され、王に愛された巨獣が熱砂の嵐に姿を隠したとしても。(導光四面体)
リンク

アルハイゼンの模様(青みがかった輝く模様)を地に映している(3.6告知番組 9:38)
リンク
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天路遥々 Empyrean Stairway(実戦紹介曲)
リンク
遠路はるばる:長く遠い道のりのよって隔てられているさま、および、そのような長距離を苦労を押して移動する様子。
empyrean:(古代宇宙論でいう五天中の)最高天、天空、大空。
stairway:通路階段、階段。
力が多ければ多いほど、できることも増える。
たとえ、そのために代償を払うことになっても
…たとえ、それが苦しみの上にしか成り立たない理想だとしても
…僕は、引き下がりたくない。
リンク
キングデシェレトの言葉と夢を通じて、彼女は世界のおかしな規則を超越する可能性を見据えた。
神の座が授けた恩恵を辞し、赤冠の君主は己の意志で新しい通路を切り開いた
…
たとえ彼女が示した未来の風景が、恐ろしく惨憺なものであっても、執着の君主は一歩も退かなかった。
危険な旅に出ると分かっていても、愛する人が消えるときを目の当たりにすると分かっていても
…
赤き大君主は尊い虚言を選び、自分の信者を導きながら、必然的な滅亡へと歩み出した。
リンク
研究課題の失敗は、カーヴェの人生における、消せない過去になった。
あれから数年間、何度も挫折を経験したカーヴェは、独りよがりの考えを堅持することが必ずしも役に立つとは限らないことをようやく認めた。
すべてを失って初めて、彼は過去の友人の言葉に含まれた深意を理解した。
――何にも頼らず天上の花園へと登ろうとすれば、足を踏み外して落ちて死ぬことは避けられない。
リンク
***
妙論派、建築・ギミックに長けている
「前に砂漠で仕事をしてたとき、あるキャラバンに出会ったんだ。
彼らが、墓から掘り出した機械のコアだっていう宝物持っていてね。
そのコアはどう見てもキングデシェレト文明のものだった。
キングデシェレトの技術の由来は未だに判明してないし、妙論派内部でも色んな説があるんだ。
僕たちの現在の理論では、まだそれらの謎を解明できていない。
それで、こんなに完全なパーツを見られたのも何かの縁だと思って、あり金をはたいて買ったんだ。
少し前、手ぶらで持ち歩けるオート工具箱が欲しくなってさ。
ちょうど手元にそのパーツがあったから、それをコアにメラックを作ったんだ。」
(盛典と慧業 第二幕より)
クシャレワー(妙論派)
ゾロアスター教七人の善神の一柱「クシャスラ(フシャスラ・ワルヤ)」が元
理想的統治を神格化したもの
リンク
烈日権威の残光
リンク
幾千もの思いを紡ぎ、幾千もの魂を統制する。
これがいわゆる「権威の道」である。
しかし、権威の道とは冷酷な暴政ではない。
その目的はまさに、最も深層なるところ
――誰も苦しまない、迫害がなく、奴隷を必要としない、真の楽土を作ること。
沈黙の王が水晶の秘密を通して目にしたすべてのように、また、すでに消え去った伴侶からの教えのように。
玄色の虫の印章と鉄色の裁決は、こうして王国の規則の礎となったのである。
***
「そして最後、砂漠の孤高なる我らの王は、自己犠牲を選んだ」
リンク(砂中の遺事/1:21)
***
アフマルの物語内に「永遠の沈黙」の記述有
「永遠に答えの見つからない疑問も、多くある。永遠の沈黙のみが、永遠の問いに対する答えだ。」
リンク(エピソード動画「疑問、そして沈黙」/1:01)
話では、その夜が訪れた時、砂漠は激しく揺れ、アフマルの宮殿にある数多くの宝石の壁が崩れたという。
千一本の柱は強風の中で震え、その上に立つ雄牛と鷲獅子は、生気のない砂丘をかつて見下していたものの、今では不服ながらも平伏し、金色に輝く懐に抱かれている。
その夜、無数の住民が、賢者も愚者も、英雄も臆病者の、吹き上げられた砂嵐の中に姿を消した。
生き残った人たちは、永遠の沈黙に陥った。
禁断の知識の恩恵を受けた罪、その罰として彼らは盲人や唖者となってしまった。
賢者たちは言う、知識を自分のものにしようとする行為は蒙昧な愚行であり、その罰は愚かさそのものであると。
*****
おまけ①
アルハイゼンの目とコードの青色について
イタリアの自転車メーカービアンキのブランドカラー、チェレステ(Celeste)という色があります。
「(神のいる)天空の色」だそうです。
(緑がかった青色で、年によって色のニュアンスが少し変わります)
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原神にはセレスティア(Celestia)が存在し、またこの色は天空シリーズや天空のライアーでも使用されていることから、天空を指す色として意図的に使用されている可能性が高いのではないかと思われます。
モンドの翼と同じ星模様が入っています
おまけ②
命ノ星座がワープポイントで描けると聞いて探してみました
(命ノ星座の星屑は概念ではなく、実際に存在する星とのことです。帰らぬ熄星より)
山部分が綺麗に入るのですが反転して合うのが不穏ですね
…
おまけ③
霊光の神=クヴァレナ(Khvarena)について
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アヴェスター語でKhvarenah、アフラ・マズダーまたはミスラが王に授ける光輪、イランにおける王位の象徴、カウィの光輪と呼ばれるものが存在します。
Khvarenahは王が暴政や虚言などで失脚寸前になると、隼の姿で飛び去ったと言われています。
隼を象徴する有翼の太陽円盤が由来ですが、エジプトから東地中海岸地域及びアナトリアに伝わる過程で日月の表現に変化しているとのこと。
こちらのKhvarenah、鷲の姿であるとの説もあるのですが、アルハイゼンの星座も国により、隼であったり鷲であったりします。
リンク
リンク
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また、メソポタミア神話の中に、王を背に乗せ天界へと飛翔して導く鷲の話があります。
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アルハイゼンの星座(各国)
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おまけ④
砂漠を離れたあるエルマイト旅団のメンバーはかつて仲間に対し、アアル村の恐ろしい「ガーディアン」キャンディスこそ真のキングデシェレトの末裔だと警告した。(キャラクターストーリー4)
真相はわかりませんが、目の造形は近しいように思います
おまけ⑤
カーヴェの衣装の形は、こちらのページの6や28、古代エジプトの王を元にデザインされていると考えられます。
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おまけ⑥
「命ノ星座」にはその者の過去、現在、未来の全てがあると言われています。
カーヴェの第3重「ジッグラトへの供物」、ジッグラトとはバベルの塔に代表される神殿、天国と地上を行き来するための階段です。
>ジッグラトは空にそびえる階段状のステージと形容することができる。
ジッグラトの持つ意義はさまざまな論争の種となってきたが、神々が天国と地上を行き来するための階段を象徴しているという見解で概ね一致されている。
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第6重「パイリダエーザの理想」は天梯を登ったあとの出来事になるため、これがThe Orchard of Pairidaeza(永遠のオアシス)を指しているのであれば、「天梯を登る」が中間にあり、そのあとに「パイリダエーザ」を作ることが出来るのはデシェレトだけではないでしょうか。
また、永遠のオアシスに初めて辿り着いた際の任務名は「永遠に青々しき夢」
流れている曲のタイトルは「青々しき夢 Pairidaeza」となっています。
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烈日権威の夢想
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白銀の月光と青く澄んだ泉は、かつてオアシスと言う名の楽園の美しい景色を彩っていた。
しかし、花の主が空を覆う砂嵐の中に落ちた時、悩みなどなかった黄金の楽園も死に埋もれてしまった。
エルマイト一族の詩歌曰く、銀白色の月光が緋色のトレーンを照らし、悲しみの王であるアフマルを狂わせた。
切なき砂漠の歌はこう歌う
——往日の思い出に執着するあまり、孤独な君主は砂漠の真ん中に古びぬ夢の世界を作り上げた。
そこには一糸乱れぬ純粋な泉と、永遠に黄昏時で止まった露の光が凝縮されている。
おまけ⑦
アルハイゼンの体全体を回転させながら双剣で戦う攻撃モーションは、シャムシールの舞という剣舞が元になっているのではないかと思われます
(持ち武器もシャムシールの形をしています)
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シャムシールの踊りについて
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シャムシールの舞(スメール戦闘BGM)
リンク
おまけ⑦
白夜国館蔵「太陽の比喩」「忘憂蓮の比喩」について
カーヴェとアルハイゼンの立ち絵は「アテナイの学堂」における理想主義者・プラトン(天を指している方)と、現実主義者・アリストテレス(地を指している方)に相似していると言われています。
実際カーヴェは自らを「理想主義者」と言っており、アルハイゼンについても、スキル・爆発、発言(性格は運命を決める/運命は性格なり)、在り方、立ち絵の文字などアリストテレスがモデルとなっている箇所が多数見られます。
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プラトンは、魂が永遠不滅であり、輪廻するということを説いています。
また白夜国館蔵「太陽の比喩」はプラトンの「洞窟の比喩」が元となっています。
洞窟の比喩
リンク
【太陽の比喩】
リンク
暗黒の洞窟の中で、光を見たことのない人々が暮らしていた。
太陽を見たことのある賢者が、光の下での生活と太陽の偉大さを洞窟の人々に伝えた。
人々が理解に苦しむのを見て、彼は光を灯した。
やがて人々が火を崇拝するようになると、それを太陽と見なした。
そうして、人々は闇と光の生活に慣れていく。
賢者が死した後、ある者が火を独占した。
火を通して、自らの巨大な影を作ったのだ。
一方、アリストテレスは魂の消滅が肉体の消滅だと考えています。
「忘憂蓮の比喩」の「憂鬱を忘れる蓮花」はロートスの木から来ていると思われますが、アリストテレスは身体を船に、魂を船員に例えており、「長き旅」「帰り道」は人の一生のことなのでしょう。
ロートスの木
リンク
【忘憂蓮の比喩】
リンク
一目見れば憂鬱を忘れられる蓮花。
長き旅の中、帰り道を探していた船長は、この蓮花を食する人々に出会った。
あるものは残り、あるものはその誘惑に耐えた。
生きることそのものが、無限の苦しみなのだ。
我々は帰り道を探しているに過ぎない。
アルハイゼンのこの台詞も、忘憂蓮の比喩にかかっているかもしれません。
「俺の観察によると、悩める者のほとんどは自らそれを生み出してしまっているケースが多い。
ただでさえ生きていくのは大変なんだ、これ以上悩みを増やしてどうする」
おまけ⑧
アルハイゼンの命ノ星座の隼について
ソカルとオシリスが融合したソカル・オシリスの面もあるのではないかと思います。
ソカルは元々は豊穣の性質はなかったようなのですが、冥界の神繋がりでオシリスと融合し、豊穣の神の性質を獲得しています。
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オシリスは植物の死と再生を象徴とする神であったとされています。
リンク
おまけ⑨
アルハイゼンのヘッドホン他、衣装に点在する模様にについて
解説ページにより読み方に揺れがありますが、Vesica Piscisという幾何学模様がモチーフと思われます。
リンク
こちらの模様は、生命の花という神聖幾何学模様の元になっており、生命の花は生命の樹、セフィロトの樹の象徴図を内包しています。
生命の花(Flower of Life)
花は開花、実は結実、種は終わりと復活、木は成長という生命の循環を意味しています。
最古はオシリスの神殿、イスラエルの古代シナゴーグ、インド、日本の仏教寺院など世界中の様々な建築物で見られるそうです。
リンク
生命の樹(Tree of Life)
エデンの園の中央に植えられた木。
起源はシュメール文明にみられ、
永劫の思想はなく、冬になれば生命力を失い、春になると若々しい姿となって復活するという再生の象徴としての木であって、大地を巡る水の源泉が湧き出している西の果ての、復活した者の住む極楽(出典まま)に生えるとされていたという。
リンク
リンク
※ナブー神はアッシリアとバビロニアで信仰されていた神ですが、アッシリアで神のシンボルとして描写されている木が生命の樹の起源であるとの説があります。
アッシリアでは生命の樹を囲む有翼の精霊という図が多く描かれています。
リンク
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原神には崩壊3rdの同位体が存在します。
(ウェンティ、雷電将軍、八重神子、ナヒーダなど)
アルハイゼンはスウの同位体ではないか、と言われています。

スウには女性の同位体が存在します。
ヴィタという名前ですが、ラテン語で生命という意味です。
死生ゼーレの衣装解説より、花は生と死を完璧に解釈できる植物だと語られており、また作中でヴィタという名は「芽」であるという台詞があります。
リンク
・聖遺物「生の花」=Flower of Life(Fiore della Vita)です。
ヴィタとの戦闘がある「生の花」という名のステージ(ヴィタの領域)には蓮の花が咲いています。
リンク
崩壊3rd側も合わせての情報は下記にまとめています。
***
スウ・ヴィタ・アルハイゼン・花神 共通点(更新中)
娑は「根」、七人のヴィタは「種」、ヴィタは「芽」、スウとアルハイゼンは「葉」