@nainieymugen
『白い灰だけで満たされた世界を管理する魔王。動き回っているのは分身であり、本体は白く固い殻の中に閉じ籠っている。かつては緑豊かなとても美しい世界を統治する「緑の魔王」と呼ばれていた。』
一人称:僕
二人称:君
三人称:彼、彼女
勇者/魔王は○○さん/○さんと呼ぶ事が多い
表情豊かで無邪気な魔王。
つねに一人きりの世界で非常に退屈しており、来客があれば快く出迎える。勇者魔王問わず自分の殻を破壊できる人物を探しているが、自分の世界から出られない身ではそれが難しい事も自覚しており、半ば諦めたような態度を取る事も多い。
従僕の勇者の精神的バックアップの役目を果たしている。
◆生い立ち
SSを参照。
『灰の魔王が生まれた話』
http://privatter.net/p/995573
◆容姿
分身:白い髪に白い肌、灰色の瞳を持つ幼い少年。ぶかぶかの白いローブを纏っている。本来よりも幼い姿を取っているのは本人の意思ではなく、分身を作る魔力が足りないため。
本体:殻に閉じこもっているため、現在の姿を見る事はできない。本人も鏡を見たことがなく自分の姿を知らないのだが、記憶によれば「髪は白と黒で」「肌はもっと肌色に近く」「視線はとても高かった」らしい。
◆目的
自分の殻を壊してくれる人物を見つけること。また、自分の退屈を紛らわすこと。
◆性格
明るく無邪気。純粋でもあるが知識は豊富なため、騙されるようなことはあまり無い。攻撃される事を非常に恐れており、襲われるような事があれば分身を消して殻の中に閉じ籠る。敵意の無い相手とは積極的に交流しようとする。
知識欲が強く、また世界の外に出られないため人の話を良く聞きたがる。食事の必要はないが、娯楽として美味しいものを食べる事を好む。
◆能力
かつては強大な魔力を自由自在に操る魔王だったが、現在はそのほとんどが失われており、残った魔力もほぼすべてが分身の形成のために使われている。僅かな魔力で作られた分身は一般的な人間よりも力が弱く、脆い。同時に作り出せるのは一体のみだが、倒されるなどして消えた場合は即座に作り直す事ができ、また本人の意思で消す事も出来る。
分身が活動している間は灰の魔王の精神は分身の中にあり、分身と本体が同時に目覚めることはできない。本人の精神による特徴は分身に反映されるので、卓越した記憶力や高い思考力はそのままである。
◆殻
灰の魔王の本体を覆っている殻。曇りガラスのような質感をしており、中で眠る灰の魔王がぼんやりと見える。非常に厚く、固い。
本来世界の維持に使われるはずの魔力を全てつぎ込んで作られた物であるため、物理的・魔術的に非常に強固な物になっている。また殻そのものが灰の魔王から魔力を吸い上げ殻の状態を維持しているため、少しづつ削っていくという方法も通じない。並の勇者・魔王による破壊はほぼ不可能であろう。
『魔力によって作り出された物』というよりは『魔力の流れそのもの』なので、殻を破壊すれば世界と自身に魔力が戻るのではないかと灰の魔王は考えている。
◆灰の世界
一面にただ真っ白な灰が広がっている世界。多少起伏はあるが空も真っ白で、灰の魔王とその殻と、殻の側に咲く数輪の真っ白な花以外は何もない。
歩くと灰が舞い上がり、風も無いので非常に視界が悪い。迷ったらまず帰れないが、灰の魔王は世界の魔力の流れをなんとなく感知できるのでお願いすればゲートまで案内してくれる。
◆備考
従僕の勇者の能力を使って、彼の人格及び記憶を自分の中に保存している。彼が記憶喪失・発狂などの状態に陥った場合に保存していた人格を彼に戻し、正常に戻すのが彼の役目である。言わば精神セーブデータ。
灰の魔王はあまりいい事だとは思っておらず、何度か精神の復旧を行う機会もあったが、現状彼が唯一継続的に世界を訪れてくれる人物であるためついつい望みを聞き入れてしまっている。