X以外のSNSでの投稿にはPrivatter+がおすすめです

「砂海外伝Embolium」企画裏話

全体公開 9650文字
2018-04-10 19:38:00

2018年エイプリルフールネタとして制作した砂海外伝「Embolium」についていろいろ語ってます。やたらと長文なので、お暇な方はどうぞ~!

Posted by @ohanamiz

【はじめに】

関係者の皆様からのご協力をいただき、おかげさまで今年でエイプリルフールネタ企画4作品目を公開することができました。

「砂ノ海 暁ノ宙 Embolium」特設サイトはこちら>https://ktmzsite.wixsite.com/sandsea

過去作品に関しましては、
1作目は同人SRPGのPV(https://www.youtube.com/watch?v=2ETcQOM58os
2作目は同人アンソロジー小説&ボイスドラマCDセットのPV(https://www.youtube.com/watch?v=tLVZxlrYytQ
3作目はオリジナルTRPGシステムの戦闘デモ動画 といった感じでなんとなーくゆるゆると毎年こさえてきました。

去年から今年のはじめはプライベートでいろいろあってじっくりと創作に手間暇をかけられず、去年の動画も別ネタで作っていたものを流用しただけといった不完全燃焼っぷりでしたので、今年も時間がない中ではありましたが鬱憤晴らしも兼ねた制作となりました。

おかげでいろいろと語るネタも豊富にありますので、ついでに今回の制作について裏話などつらつらと長文を並べたいと思います。
お時間があるときにゆるゆるとご覧ください。


【砂海外伝誕生】

動画の元ネタである「砂ノ海 暁ノ宙」(以下「砂海」)(http://privatter.net/u/ohanamiz)は主に小説で本編を公開している作品です。
キャラクターの設定を掘り下げるためにたまにSSも制作しておりました。
そのSS(http://privatter.net/p/2692897)に登場したのが動画にも出てきた双子の姉弟です。
弟のアルナウトというキャラクターは本編にも後々登場予定なので設定も作り込む必要があり、そこからいろいろな設定が生まれて彼を中心に本編とは舞台も時間軸も異なるお話が次々と浮かび、何かの折には彼らの話をもっと表に出せたらいいなと思ってました。

本編のほうのメインキャラクターのCV募集をしたところ、たくさんのご応募をいただき、その際に「あれ?これ双子のお姉ちゃんの声のイメージだ!」という演者さんがいらっしゃいました。
本当は本編のメインキャラクターの演者さんが全員決定したら、そのキャラクターが登場するネタで動画を作ろうと思っていたのですが、残念ながら全員の決定にまでは至らず保留に。
その代替案として外伝「Embolium」が生まれたのでした。


【動画制作着手】

CV募集とその後の諸々の作業と並行して2018年エイプリルフールネタ企画を立ち上げました。
構想に着手したのは年明けてからなので、例年よりもかなり遅いスタートです。
演者さんに打診できたのも2月も半ば過ぎ。
台詞数が少なくてキャラクター性やストーリーも掴みづらい状態で、CV依頼する時点でキャラデザインも決まってなくて、どうイメージを伝えるつもりなんだ?というアレっぷりでした。
2月の下旬にはざっくりとしたテスト動画をupして、なんとなーく雰囲気を演者さんにお伝えすることに。
この時点で使用するBGMは決めてあり、演出もほぼ決まっていましたが、とにかく素材がなさすぎてラフもラフ。尺のアタリに棒読みちゃんを使用してるにも関わらず実はシナリオがまだ完成状態ではなかったり。
それを叩き台にしてどんどん完成物に差し替えていくという説明はしてましたが、演者さんはさぞかし「これどうなっちゃうんだろう?」と不安に思われてたのではと。
キャラクターの色が着く前でほとんど収録が終わってしまった方ばかりだったので、非常に申し訳なかったです。一応簡単に色を着けたデザイン画をお見せしてはありましたが。

私の動画企画は毎回そんな感じでラフ動画を叩き台にどんどん素材を差し替えていきます。
内容を更新するたびに関係者に見せられるようにしてありまして、どんどん形になっていく様子をマメに見に来てくださった演者さんもおられました。とてもありがたいです!
今回は特に時間がなく、絵に関してはどうしても枚数の方を優先したかったため(外伝枠だからもうそんなにこのキャラたちは描けないだろうと思っていたので描きたい絵をできるだけ入れました)1枚のクオリティーを上げるよりも制作スピードのほうを重視した絵作りに。
全体にグランジ(汚し)テクスチャを入れて手軽に画面の密を上げる手法を取りました。
そのため出来上がるときは一気にバーッと素材が増えるといった状態だったので、短期間に動画がどんどん完成形に近づいていく様はなかなか新鮮だったのではないかなと思います。
なにより作ってる側が「どーよどーよ?」と誰も見てないかもだけどとりあえずupして満足するという状態でしたので(これくらいしかテンション保つ方法がない)


【キャラクター&CVについて】

ここからはキャラクターたちと彼らを演じてくださった方々についてつらつらと。
以下は動画をご参照の上どうぞー。

[サリについて]
実は名前が何度も変更になった唯一のキャラ。私にしては珍しいです。
理由は単純に「字面はいいけど発音しにくい」「なんか合わない」とかそんな感じで。
そしてデザインもなかなか決まらず難産でした。
はじめはゴスロリ系でいこうと思いましたが、マルヘリートを小柄にする設定にしてしまったので、対照的に長身でスレンダー巨乳系でいこうと思い、シルエットをスマートにする方向性に。
それであのマーメイド風スカートが決め手になって顔立ちは温和っぽいのに、それ以外はわりとぴっしりとした感じにするという眼帯込みでギャップを狙いました。
あの髪型はインパクトがあったようで好きといっていただけてとても嬉しかったです。
作者の趣味でやや安産型寄りだけど、砂海作中でもっともプロポーションのいい女性キャラクター。
ライフルはもう二度と描けないデザインです。一発描きです。

とにかく薄幸の女性で、どんどん追い詰められていく儚さ……を絵にはなかなか反映できないような気がしたので(作風的に苦手な分野のため)これはもう演者さんに丸投げするしか!(他力本願)ということで、可愛らしいけれど儚さそうな声が出せそうな方をと霞月葵さんにお願いしました。
「コンセプトはずばり薄幸」とかいきなり指示まとめの冒頭に書いてましたw

『親ともうまくいってなくて、仕事もうまくいってなくて、恋愛も「こんな恋をしなければもっと楽に生きられるのに」という状態で、相手に嫌われてしまうのではないかという恐れを抱きつつ「大丈夫」とごまかし続けて日々をなんとか過ごしてる、という現代でもリアルに通じそうないろいろ苦悩を背負って疲弊している状態です』

と説明してました。
なんかこれ既婚者相手に不倫でもしてるOLさんみたいな流れじゃないですかね……たった3つの台詞に苦悩がにじみ出ている見事な演技、素晴らしかったです!
特に悲痛な叫びがとても良かったので、サリが叫ぶシーンの絵の表情を急遽変更しました。
フィードバックできて本当に良かった……

なお、動画内でサリの特徴的なサラサラの髪が冒頭と終盤でちょみっとアニメーションしてます。
これはもうこだわりで最初からそうするつもりで描きました。
終盤のアニメーションに至っては10秒にも満たない長さなのに、髪だけでパーツが4つも分かれているというアホみたいな仕様になってます。よぉーく見るとバラバラに動いてますので、じっくりご覧ください。

そして霞月さんにはサリ視点でのモノローグ調のナレーションもお願いしました。
サリが語っているけど声は低めで淡々と、という注文を見事にこなしていらっしゃいます。
男性でこういうナレーションというイメージは浮かびやすいけど、女性の場合だとどんな風になるのか少し予測ができず不安ではあったのですが、初めて聴いたときに心の中でガッツポーズを決めるほど「これやで!!!」と興奮しました。
そういえばナレーションについての説明で『ほら?なんか切ない雰囲気を出したくなったでしょう?出していきましょう!』とかもはや暗示なのか丸投げなのかよくわからない指示を出してて、よくこれであの音源になったなぁとものすごく感心しております。
どのへんで理解していただけたのでしょうかねぇ?想像力が大変豊かで非常に勘のいい演者さんなんだなと思いました。
霞月さんには本当に頭が上がらない上に足も向けられません。もう地中に埋まるしか!ありがとうございます!
本編の頃にはそれなりに幸せになっているだろうサリの様子や、アルナウトとの会話、スナイパーとしてカッコいい様子など、まだまだいろいろなお声を聴きたいです!
個人的にはアルナウトをたじたじさせるほど強くなったサリとか聴きたいですねぇ。
砂海の中で特に幸せになって欲しいキャラクターです。


[マルヘリートについて]
砂海作中最強キャラです。あまりにも強すぎて本編に登場するとパワーバランスが崩れてしまうので、よくて名前と武勇伝くらいしか語られないというコ◯ンボの「うちのカミさん」とかスレイ◯ーズの「郷里の姉ちゃん」みたいな存在です(例えが古い)
うっかりSSに登場させたら(しかも登場シーンもアドリブでいきなり書き出した)気に入ってしまったキャラクターで、こっそりいろいろと設定を生やしまくってました。
ゆえに、Emboliumを作るきっかけともなったキャラクターとも言えます。
小柄な女性キャラクターがデカい武器を振り回してやたらと強いというのは大好物なので、無駄にデカい剣を持たせました。でもこれでも小さくしたんですよ……最初はもっとデカかったです……でも画面に収めるのが大変だと気づきまして……小さくしてもなお大変でしたが(結論)
砂海本編にはマルヘリートのように小柄で大人な女性がすでに登場しているのですが、差別化として顔立ちがちょっとキリッとなって、お胸が……絶壁…………
ちなみにお胸がチョモランマのほうはデリアというキャラクターなのですが、彼女はマルヘリートの父とつながりがある設定なので、マルヘリートとも知人である設定になってます。
SSでちょっと外見の描写を入れていたのと、双子の弟と父親のほうはデザインがすでに決定していたので、そこからいろいろ設定を拾ってあまり迷わずにデザインが決まりました。

これは本編にもちょっと関わる設定ですが。
マルヘリートの武器である大剣は、見た目よりもかなり軽いです。
そもそも刃がなくて斬るとか叩くといった本来の剣の働きはなく、特殊な力のある声と共鳴するデバイス(音叉みたいなもの)なので、少しでも敵に当てられればいいという設定になってます。これは本編のメインキャラであるジーンが持つ槍も同様です。
そしてサリのライフルと同様に一発描きなので同じデザインは描けま(ry

前述の声を聴いてマルヘリートのイメージだ!と思ったのがming-ziさんでした。
別のキャラクターのCV募集にご応募くださったのですが、それが演者さんとしては初挑戦!という「え?なんでウチの企画をお初に選んじゃったの?」といまだに不思議でならない経緯を経て、是非マルヘリート役でとオファーさせていただきました。さぞかし驚かれたことだろうとw
普段は歌唱活動をされていて、その真っ直ぐのびやかでいてときにパワフルときに繊細な抜群のコントロールを披露されている歌声に魅了され、これが演技になったらどうなるんだろう?という興味がものすごく湧きまして、音源をいただくのがとても楽しみでした。
声の質からしてそのまま自然に出してもらえれば問題なし、と指示もシンプルに。
……が。
いただいた音源は予想をはるかに超えて品性と優しさを伴った強い女性のイメージでした。
弟へのツッコミは厳しいけど(ここも予想以上に品のあるツッコミで素晴らしく)大人の配慮が見える優しい声にはじめ戸惑いまして、進めていた絵の表情のままでは合わないなぁと慌てて表情を改めました。もっとツンとした顔立ちだったのですが少し柔らかくなりました。
このお声がなければ私の中でマルヘリートはずっと傍若無人な姉キャラになっていたかもしれません。
声の力ってすごいなぁと改めてしみじみ思いました。

個人的にming-ziさんの歌声の大ファンなので、いつかマルヘリートが謳う勲詩を実際に作って歌っていただきたいと願っております。
動画内では最強の双子というフレーズが出てますが、なぜ双子が最強なのかという裏設定はここでは内緒にしておいて、いつかこの願いが叶ったときにじっくり語りたいと思います。

しかしming-ziさん、声もよくて歌も演技も素晴らしくて絵までとても達者とか何者でしょうね?ますますのご活躍、期待しておりますというかもっと姉上ボイス聴きたい!(ド本音)


[アルナウトについて]
本編にも登場予定なのでデザインが先に決まっていたため、逆算でデザインをするという特殊な作業をしました。
本編のデザインのほうがカッコよく見えるように、ベースをできるだけ変えずにわざとデザインのツボを微妙にはずすという妙な縛りをしてます。こちらのほうが好きという方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的には本編版のほうが好きです。

今回の企画で十分主役を張れるほどの設定とバックボーンのあるキャラクターとしてさらに掘り下げることができたので、かなり愛着がわいております。
さらに過去を遡って士官学校時代から語ってみたいほどです。さすがに本編を食ってしまいそうなのでなかなか手が出せませんが。
これから本編で出番があるため詳しくは語りませんが、周囲からは環境にも才能にも恵まれているように見えて、その実かなり複雑な立場でもしかしたらサリ以上に過酷な運命を背負っているかもしれないキャラクターであるとも言えます。
本編ではそこまで語られませんが、いつか何らかの形で語ってあげたいエピソードであります。

そんなアルナウト役を引き受けてくださったのは如意棒さんです。
以前にアルナウトの試作ショートアニメ動画に積極的に声をあててくださり、そのときのイメージが非常に印象深く、これはもう演じていただくしか!とオファーさせていただきました。
如意棒さんはとても声に力があり、前述のアニメ動画ではかなり凛々しい印象だったので、そこを控えめにして優しい声をお願いしました。
予想以上に優しく軽やかさとしなやかさが加わり、しかし嫌味にはまったく聴こえないという伊達男っぷりに磨きがかかった音源をいただきました。これだけでごはん3杯くらい軽くいけるという勢いのグッジョブっぷりです。
そんな中でも特筆すべき点として、とても耳に心地よい抑揚が本当に素晴らしいです!
設定上、台詞としてはちょっと持って回った言い方だけど字幕もあるからなんとかフォローできるかなぁと姑息にも視覚情報に頼るつもりでしたが、自分の脚本がとてもいいものに聴こえてしまう魔法のボイスなのでは?と思ってしまったくらいでした。これが如意棒さんの技術……!すごく勉強になりました。
そしてマルヘリートと一緒に言う台詞に関しては、やはり声を張った演技がお上手だなぁとしみじみ思うような素晴らしくカッコいい出来でした。アルナウトってカッコいいキャラだったんだなぁと作者いまさらながら実感。
如意棒さんのほうが音源提出が先だったので、後から同じ台詞を収録することになったming-ziさんが不安がられてましたが、とても頑張ってくださいました。
おふたりの相乗効果マシマシ絶対負けない強キャラ感満載の台詞、是非じっくりお聴きください!

ちなみに、男女が同じ台詞を同時に言うというネタは過去の動画でもやっていたのですが。
すごく好きなんですよ。むちゃくちゃテンション上がります。少年漫画ノリ大好きです。
今回も編集したときに高揚感がすごくて、いろいろおかしなことになってましたw
もうちょっと動画の尺と編集時間に余裕があれば、あの台詞の前の溜めをもっとじっくり入れる調整をしたかったです。そこはちょっと心残り……
ボイスドラマのPVで3分超という時点で問題がある上に、いろいろと入れたい要素を詰め込み過ぎてしまったツケですね。
本物のボイドラPVの制作を検討されている方は3分はさすがに長いのでお気をつけください。
あとボイドラCDのPVにあんなに絵素材を入れてしまってはダメです。あくまで声が主役なので。
ボイドラPVとして当動画は反面教師の要素だらけなのでご注意を。

あ、如意棒さん、アルナウトの出番は本編ではこれからですから、機会がありましたら是非本編のメインキャストさんと一緒にご出演よろしくお願いします!
Emboliumでは弟感バリバリでしたが、本編では兄感バリバリな演技を拝聴したいです!


[ルーヌについて]
砂海キャラとしては異色のデザインになりました。
ちょっと年齢的に絵をちゃんと調整できなかったのであえて動画内では全キャラ年齢設定を出しませんでしたが。ルーヌは4人の中で最年少の19歳です……デキる男感を出したかった模様。
とにかく真面目な若手軍人さんです。思い切って角刈りにでもしようかと思ったけど、さらに浮いてしまいそうだったので後ろに流すことに。
サングラスみたいなものをかけてますが、どちらかというとゴーグルの役割で、度は入っていない防塵装備です。
訓練中に目を傷めてしばらく保護のためにかけていたら、完治してもはずしにくくなってしまってずっとかけ続けているという設定です。7年後にあたる本編の時間軸ではさすがにはずしている設定になっております。
異色のデザインではあるけれど、デザインそのものはそんなに二転三転せずに済みました。
尺の都合で台詞も絵もかなり少なめになってしまったのが残念です。

ルーヌの設定はアルナウトありきなところがあり、やはり同様にあまり語れないのですが、まあとにかくアルナウトによく振り回されている苦労性キャラだと思っていただければ。
苦労性キャラスキーな作者としては非常に愛着があって動かしやすいキャラクターです。残念ながらそういうキャラクターに限って主役にはなれない名脇役ポジションなのですが……
本編ではちょろっと登場する予定です。7年を経ても相変わらずアルナウトに振り回されて真面目に働いてます。砂海は普通の良識人ほど苦労する羽目に……w

ルーヌを演じていただいたのは優しいお声が特徴的なジョン・ドウさん。
音源を聴いた他の演者さんが「すごく真面目!」と感想をおっしゃってたのが印象的なほどがっつり真面目な軍人さんを演じてくださいました。
それなのに台詞の中身としては「アンタ」や「阿呆」といった敬語を使ってるとは思えない単語が飛び出るというギャップがさらに際立っていて、これは狙い通り!と音源を聴いてニヤリとしてしまいました。
最後の台詞の「辛い」の一言が真に迫っていてものすごくお気に入りです。ごめん!ルーヌつらいよね、ごめん!!と思いながら編集してました。
台詞としてはアルナウトと非常に親しい感じなのに、声としてはどこか微妙に距離感を感じるようなところがとてもいいですね。真面目なルーヌらしい距離感だと思います。
BL要素的にその距離感がどんどん縮んでいく演技とか聴いてみたい気がします……が、作者としてはそりゃ一筋縄ではいかんなーこいつらの話だけで文庫1冊分は必要になるなーと思っているので、なかなか実現は難しそうではありますね。2人のやり取りは非常に興味深いです。
機会がありましたらまたルーヌのつらくてしんどそうだけどしょうがないなーという演技をじっくり聴きたいです!


各キャラクターに関しては以上です。
ご出演くださった皆様、まことにありがとうございます!


【音楽について】

最後に私の動画制作においてはずせない要素である音楽について。
今回はBGMを先に決めて演出の構成を考えました。
2曲の音楽素材を組み合わせて、前半はタイトルを出すタイミング、後半は双子が声を揃えるクライマックスのタイミングにはまるようにパズルをはめ込むような作業でした。
いい曲に巡り会えたおかげでブレない動画づくりができたと思います。お借りしました曲の作曲家さんに多大な感謝を!

最後のバーボンハウスですが。
そもそもバーボンハウスというネタが通じないだろうというジェネレーションギャップに悶えつつ(わからない人は調べてみようね!)
こちらも最初は素材をお借りしてましたが微妙に尺が足りず、ウチのエイプリルフールネタ動画ではおなじみの作曲家かじゆりさんが、いつものように軽い調子でやるよーとおっしゃってくださって、新曲を作ってくださいました。本当にいつもいつもお世話になっております。ありがとう!
ネタがネタなので、ここはやはりジャズで!といつもの感じでざっくり丸投げ注文をしたら(秒数指定だけしてました)オチにぴったりな可愛らしくもカッコいい曲がスポーン!と投げ込まれました。毎度のことながらかじゆりさんのこの手の短い曲の汎用性の高さたるや!素晴らしい!

御本人もおっしゃってましたが、お互いのスケジュールの都合で全部の曲をお願いすることができなくてとても残念でした。
もしお願いしていたら構成がかなり変わっていただろうなと思います。
それほど自分にとって動画で使用する曲というのは意味合いが非常に深く、内容にかなり反映されるものです。曲も変われば演出も変わるし、場合によってはやりたいことも変わってしまう、音楽は創作においてとても大事な要素です。普段もいろいろな曲に影響を受けていたりします。
砂海では歌が要素の一つとして登場します。
メインの題材ではないですが、世界観に基づく大事な要素であるので、いつか曲も手がけられたらいいなと思います。
そのときにはかじゆりさんをはじめ、ご協力いただける方々のお力を拝借できましたら幸いです。ご興味のある方、よろしくお願いしますー!


長々と語ってしまいましたが。
砂海自体はまだまだたくさん語ることがあるお話です。
「Embolium」も含め「砂ノ海 暁ノ宙」の世界とキャラクターに少しでも興味を持ってくださる方が増えるととても嬉しいです。
作品も制作陣も今後ともよろしくお願いします!


そして最後の最後にうっかり語り忘れてしまったことをひとつだけ。

「Embolium(エンボリウム)」は「間奏曲」という意味です。
サリ視点からの双子の話を本編につながる間奏部分に見立ててタイトルをつけました。
ナレーションで唐突に間奏曲と言わせてしまったのですが、字幕で「エンボリウム」とルビを振るのをうっかり忘(ry


おあとがよろしいようで!(っω;`)



投稿にいいねする


© 2026 Privatter All Rights Reserved.