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白昼-追加試練

全体公開 5235文字
2024-03-31 20:06:03


ー廃墟の遊園地、中央広場


クラヤ「しかし、物怪風情が自らのかつての姿を顕現するなんぞ考えられぬ」

ピカラ「現状、何かしら神がかり的な要因があるとしか」

イオ「みんなの笑顔が見たい、かぁ少なくとも、何も知らなかった俺たちは格好のターゲットだったんだな」

シモベ「願いを叶える白神の伝承と関係はあるのだろうか」

パーキー「白神!そうだヨ白神だ!」

マンシュ「私共は白い蛇を口にした事によって力が増幅され、ついでに霧の術を習得したのです」

ピカラ「やはり神がかり的なものでしたね」

イオ「だけどさ、霧ってー」


???「そこの旅人さん方!!」




クラヤ「む、誰か来たようだな」

シイラ「はぁ、はぁ皆様無事でしたか」

イオ「俺達は無事だが」

シイラ「至急、皆様のお力を借りたい!」

シモベ「とりあえず状況説明を」

シイラ「先程、妻と子供達の安否が確認できたのですが、連絡が途絶えたのです」

イオ「お前奥さんいたのか

シイラ「それでー、待ち合わせ場所に行っても居ませんでした」

ピカラ「要するに、手分けして探して欲しいって事ですか」

シイラ「はい、その通りです」

シモベ「善は急げですよ!二手に分かれ捜索するんだ!」

クラヤ「あいわかった、イオと我はこちら側を探す、貴様らはあちらを捜索せよ!」

ピカラ「はい、善処します」

イオ「俺たちも行こう!」




シイラ「私も探しにいきたいところですが、まだ早い」

シイラ「全く、私を呼ぼうたって魂胆か。見え透いて分かる、分かり易すぎる」

シイラ「今に見ているがいい」


捜索開始!


ピカラ/シモベ√ →2ページ

イオ/クラヤ√ →4ページ



《ピカラ、シモベ√ 》

追加試練
神の力を奪う者
〜廃墟の遊園地、入園ゲート付近


シモベ「はぁ、はぁピカラ殿〜置いて行かないで下さいよ〜」

ピカラ「あなたが遅いからです」

シモベ「飛ぶのが早いからって〜こっちはそこまで素早く飛べないんですから〜」

ピカラ「クヤラミ神の力の吸収量が少ないんじゃないですか?」

シモベ「ピカラ殿のいじわるーッ!」

ピカラ「そうですかね?事実を言ったまでですが」

シモベ「そういうところがイジワルなんでって、ん?」

ピカラ「シモベ殿?何か見つけました?」

シモベ「おい!何をしている!」

???「ちっ邪魔が入ったわね」





復讐のあべこべ人形
ルペル=ロルド rper=lold


ルペル「私に何の用事かしら?」

シモベ「そこで何をしているのか気になっただけだ」

ピカラ「意外と目はいいんですね、シモベ殿」

シモベ「あれあれピカラ殿ー?光ばっかり見て残像が染み付いちゃってたりしてー?」

ピカラ「で、あなたは何をしてらっしゃるのですか」

シモベ(無視かぁー)

ルペル「何って、見ての通りよ」

ルペル「餌を使って白神を呼び出すのよ」

シモベ「ほうそれは興味深い。で、やはり贄をお使いに?」

ルペル「勿論よ!神を呼び出すならそれ相応の贄じゃなくっちゃ!」

バサッ(ブルーシートを剥がす)

ピカラ「つかぬことをお伺いしますが、これは旅人の妻と子供達ですよね」

シモベ「うわぁ気絶してるぅ」

ルペル「ええ、そうよ。ぴったりの贄でしょう?」

シモベ「それはもう完璧ですよ!ですがそれを贄として与える事を我々は許可できません」

ピカラ「頼まれ事に、その三人が必要なのです。おとなしくこちらに寄越しなさい」

ルペル「あんた達が何を言おうとー、私は止めるつもりなんてないわ」

ルペル「全ては悲願の為よ」

ピカラ「悲願ですか」

ルペル「そうよ!その為には白神の身を喰らって、さらなる力を得ないとなのよ!」

ルペル「あの二人はポンコツだったし、私自らやらなきゃいけなくなっちゃったのは想定外だったけど」

シモベ「であらば尚更だ!我々の研究の邪魔になりそうなのでね!」

ピカラ「贄を残して、ここで消し飛びなさい!」


戦闘、開始!



===

Enemy : ルペル=ロルド
Bullet Trial × 9

一ノ試練 ー人形ー

二ノ試練 ー組替ー

三ノ試練 ー研磨ー

四ノ試練 ー俊敏ー

五ノ試練 ー赤色ー

六ノ試練 ー停止ー

七ノ試練 ー解体ー

八ノ試練 ー結合ー

九ノ試練 ー彼辺此辺ー


===

試練終了、撃破ならず


シモベ「ぐっ、我々でも及ばぬとは!」

ピカラ「戦闘を始めた時よりも、力が弱まっているようなうっ」

ルペル「何よ〜、さっきまでの威勢はどうしたのかしらぁ?」

シモベ「お前我々に何を!」

ルペル「あんた達の攻撃手段を見て分かったのよ、あんた達も神の力を頼ってるんだって」

ルペル「そっちの黄色いのは光神の力、こっちの黒いのは対極の闇でしょ?」

ピカラ「ご、ご名答です

ルペル「こっちだって、それくらいは調べてるんだから。」

ルペル「それにしても、力を盗める可能性がいっちばん低そうな二神の力を得られるなんて、思ってなかったわぁ」

シュンッ!




シモベ「わぁっ、鉄糸が!」

ピカラ「これでは蜘蛛の巣に捕まった蝶じゃありませんか惨めな姿になってしまったものです」

ルペル「折角だから二人の力も頂くわね?これでもっっっと強くなれちゃうわ!」

シモベ「ぐ、ぐぅーッ無念……

ピカラ「何をへこたれているんですか、増援を信じて待ちましょう」

シモベ「あーもう、誰でもいいから助けて下さーーーいッ!!!」

ルペル「叫ぶな。殺すわよ?」

シモベ「もっ、モウサケビマセン



イオ/クラヤ√

追加試練
神の力を奪う者
〜廃墟の遊園地、入園ゲート付近


クラヤ「む、何か聞こえたような」

イオ「入園口近くだ、行こう!」

クラヤ「ああ!」



クラヤ「イオ、あそこだ」

イオ「って、あの二人やられてやがる!」

クラヤ「惨めな姿であるなwww」

イオ「草を生やすな」

???「あー、また来やがったのね」





復讐のあべこべ人形
ルペル=ロルド rper=lold


ルペル「あんた達はお呼びでないわ」

イオ「ンな事重々承知だよ」

クラヤ「あの二人が虫の息になっているという事は、妻と子供らはこやつが隠し持っているという事であるな?」

ルペル「虫の息ってのはあの二人に失礼じゃなーい?」

イオ「さては、虐めてるな?」

ルペル「そーよ、折角だしあの二人の力も吸収させていただいてるのよ」

ルペル「まさか光の神と闇の神、対極の力が得られるなんてね」

クラヤ「ほーう、貴様はそれで満足か」

ルペル「そら満足よ。これに加えて白神の力も得られるんだから私の悲願を達成するのも近いわぁ」

イオ「そのー、お前の悲願ってなんなんだ?」

ルペル「復讐よ、人間共への復讐」

ルペル「だってこんな筈じゃなかったんだもの!元々私は完璧な人形だったのに!」

ルペル「人間共のせいで、私はあるべき姿を失ったのよ!好き勝手私を動かすだけ動かして、元に戻してやくれなかったんですもの!」

ルペル「他の私は幸せそうだったわぁお洋服を持ち主に作ってもらった子もいたし、ホコリを被らず丁寧に飾られている子も見かけたの」

ルペル「なのに飽きたらすーぐポイされるのよ、皮肉よねぇ」

ルペル「でも、同じような仲間はたっくさんいたの。街の再開発が始まって、自分はいらない子なんだってことを受け入れられない物怪達が、裏路地にたむろしていたわ」

ルペル「私は決意したの、あの子達を救うって。私の力はまだ弱かったならもっと力をつけてあの人間どもに復讐してやろうって!」

イオ「宿屋のオーナーと遊園地のマスコットも、目的は違えどお前に勇気を与えられた物怪の一人だったんだな」

イオ「だからといって、あの妻子を犠牲にするのは納得できない!」

ルペル「世の中は理不尽なのよ、私達が理不尽に淘汰されたのと同じよ!」

ルペル「人間共にも理不尽を味わって貰わなきゃ気が済まないんだから!」

クラヤ「であれば、力が不足しているな」

イオ「クラヤ?お前、何を言って

クラヤ「聞こえなかったか、貴様に協力してやると言ったのだ。救えぬ人形よ」

イオ「は?」

ルペル「まさか、あんたが神だとでもいうの?冗談言ってからかわないで!」

クラヤ「その通りだ、目の前に神がいるのだから人質を取る必要もなかろう」

ルペル「だからこの人達を解放しろって?無理な相談よ。だいたいあんたはーッ!」

クラヤ「いかにも。我こそは闇を司る神、クヤラミぞ?」

ルペル「え?」




クヤラミ「貴様の願いは聞き入れた。貴様に我の力をやろう」

クヤラミ「思う存分、な」

ルペル「え、いいの?」

クヤラミ「その代わり、条件がある」

クヤラミ「貴様には我々からの試練を受けてもらう。我が攻撃を全て受け止めよ、反撃しても構わぬ」

イオ「クラヤ!どうしてこんなことを!」

クヤラミ(なに、作戦はある)

イオ「お前に勝ち筋が見えてるってんなら、協力してやる」

クヤラミ(感謝するぞ、愛しい人間よ)

イオ「お前今なんて言っ」

ルペル「分かったわ、その試練受けてあげる!一滴も漏らさず吸収してやるんだから!」


試練、開始!



===

Target : ルペル=ロルド
Bullet counter × 9

一ノ反撃 ー人形ー

二ノ反撃 ー組替ー

三ノ反撃 ー研磨ー

四ノ反撃 ー俊敏ー

五ノ反撃 ー赤色ー

六ノ反撃 ー停止ー

七ノ反撃 ー解体ー

八ノ反撃 ー結合ー

九ノ反撃 ー彼辺此辺ー


===


クヤラミ「行動、止め」

ルペル「ぐっ、はぁー……ッ、」

クヤラミ「どうした、苦しいか」

ルペル「何よ、まだ、まだァっ、!」

クヤラミ「であらばもっと送ってやろう、貴様はきっと耐えられないだろうがな!」

ルペル「!?」


パキィン……




ルペル「うっ、あなんでよ、なんで、」

イオ「見事にバラバラになってやがる

クラヤ「ふう、このくらいでいいかの」

ルペル「壊れ、ちゃった……私壊れちゃったのね」

クラヤ「話を聞く限り、貴様は白神の力を全て奪おうとしていたようだな」

クラヤ「人形が元となったその体では、負荷に耐えきれずいずれ壊れていただろう」

イオ「まさか、それを見越してあんなことをしたのか?」

クラヤ「イオよ、心配させてすまない。これが一番効くと考えたのだよ」

ルペル「なーんか、随分と親切な神様ね。闇の神って言うんだからもっと悪どいのかと思っていたわ」

クラヤ「貴様をバラバラにし、吸収した全ての力を抜いたのだから十分悪どいだろう」

ルペル「はぁこんなんじゃ、私……


???「へこたれるのはまだ早いですよ」

イオ「あっ、ピカラとシモベだ」

ピカラ「力が戻ってきたおかげで無事抜け出せましたよ」

シモベ「ご覧の通りピンッピンさぁ!」

ピカラ「さて、貴方にはまだ仕事が残っています」

ルペル「なによ、負けたくせに偉そうに」

ピカラ「この一連の騒動で、一番被害を被ったのは誰なのでしょうね」

クラヤ「そういや、まだあの三人は息を吹き返していないんだっけか」

イオ「気絶してるだけだってばとりあえず、旅人さんに報告しなきゃだね」

シモベ「あのー、どうやらその心配はなさそうですよ」

クラヤ「ほう」


ピカラ「貴方、こう言ってたんですってね。大きな悲しみと酷い憎しみはいいスパイスになるのだと」

ルペル「言ったわ」

ピカラ「それは物怪も、人間も、神も同じです」




ピカラ「さ、責任は取ってもらいますよ」

ルペル「……嘘でしょ?」



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