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白昼-イオクラルート

全体公開 10587文字
2024-03-31 20:15:50

一ノ試練
船着場の旅人
蟒頭村ウハズムラの大沼周辺

イオ「はぁどんだけ広いんだよ沼の外周ーッ!」

クラヤ「人の子風情がそのくらいで音を上げるでないぞ〜?」

イオ「浮遊もけっこう疲れるんだよ!」

???「あれ、お困りですか」


蟒頭村の旅人
シイラ Shira


シイラ「どうかなさいました」

クラヤ「おお、丁度良い所に。そこの旅人よ、沼の中央に行く船を知らぬか?」

シイラ「乗り場なら半周先ですよ、この辺りはよく来るので」

イオ「ありがとう、同業者さん」

シイラ「あなたがたも旅人なのですか」

イオ「あっはい、そうなんです」

シイラ「私も船着場まで同行してもよろしいでしょうか、あの島に用事がありまして」

クラヤ「ほう、貴様もか」

シイラ「まだ船の出航まで時間はありますし、少しばかり遊んでいきませんか」

イオ「えっ、俺達そんな暇あるかな

クラヤ「あるぞ、存分に愉しむとしよう!」

シイラ「では、簡単な試練を言い渡します」

シイラ「これさえも突破できなければ、島での安全は保証されませんよ!」


試練、開始!

===

Enemy : シイラ
Bullet Trial × 4

一ノ試練 ー幸先ー

二ノ試練 ー行脚ー

三ノ試練 ー釣糸ー

四ノ試練 ー伝承ー

===

行動、止め!


シイラ「お見事です、只者ではありませんね」

イオ「あいにく、試練の突破には慣れてるからな」

クラヤ「我のせいで?」

イオ「まったくだ!」

シイラ「さて時間も丁度良いですし、乗船致しましょうよ」

イオ「楽しみだなぁ、わくわく」

クラヤ「ふむ、承知した」



二ノ試練
沼上の海域
〜孤島へ向かう船上

イオ「意外と大きな船だなぁ」

クラヤ「それだけ、孤島へ行く人の子らが多いのだろうな」

イオ「それにしても、いい景色だな。綺麗な水に、塩気の混じる風

クラヤ「イオよ、ここは海ではないぞ」

???「ざっぱーん!」




沼のシーサーペント
サージャ Sajya


サージャ「お命頂戴するわ!」

イオ「わあっ!なんなんだお前!」

クラヤ「シーサーペントが乗り上げて来おったか」

イオ「ここは海じゃないってツッコまれたばかりなんだけど!?」

サージャ「そんな事どーでもいいのよ!さっさと食わせなさい!」

サージャ「さっきの船でも食い損ねたからお腹が空いて仕方がないのよー!」

クラヤ「そんなに腹が減っているなら我の触手をやろう。うまいぞ?」

サージャ「あっ、あんたの触手なんかでほだされるものですか!新鮮な血肉が欲しいのよ!」

イオ「なんかお前ガリガリだなほんとになんも食えてないみたいだ」

サージャ「うっさいわねー、骨つきガリガリなのは元からよ!」

サージャ「もういいわ、あんたらじゃ話にならない。乗客全員食ってやるわ!」

イオ「乗客にはあの旅人さんもいるクラヤ、乗客を守るぞ!」

クラヤ「初めからそうするつもりだ!」


試練、開始!

===

Enemy : サージャ
Bullet Trial × 5

一ノ試練 ー繁茂ー

二ノ試練 ー合唱ー

三ノ試練 ー細網ー

四ノ試練 ー転覆ー

五ノ試練 ー海蛇ー

===

行動、止め!


サージャ「キーッ!なんであんたら二人に食い止められなきゃならないワケ!?」

クラヤ「食うなら我の触手を食え、イカとかタコとかそこら辺の味がすると思うぞ」

サージャ「マズそうだから嫌よ!」

イオ「じゃあ俺たちを襲ったの、空腹以外になんか理由あんのか!?」

サージャ「あんたたちを食えば、目覚められると思ったからよ。」

サージャ「それじゃ、今日はもう暗いから勘弁してあげる」

イオ「おい!まだ気になる事がー」

ザパーンッ

クラヤ「我の触手、美味いのに

イオ「はいはい、もうすぐ島に着くから」

クラヤ「おっと、そうであるな……はて」

イオ「ん、どうした?」

クラヤ「あの島にあんな建物の影なんてあったか?」

イオ「わかんない」



三ノ試練
宿場の怪人
〜孤島、大きなホテル

イオ「なんだこの建物は!?」

クラヤ「見た事もない素材であるな、しかも縦に長い」

イオ「所々明かりがついてるし人でもいるのか?」

???「イラッシャイマセー!」




孤島のホテルオーナー
マンシュ Mansh


マンシュ「2名さまでいらっしゃいますか?ご宿泊のご予定は?」

イオ「宿泊ってことは、ここって宿屋なのか?」

マンシュ「ええ、宿屋ですねぇ。」

クラヤ「もしや我らをここに泊めさせようとでも言うのか?」

マンシュ「勿論その通りです!なにせこの孤島はここ以外泊まる場所はございません、明日も滞在するならオススメですよ〜?」

イオ「だけどさ、俺たち日帰りの予定だったからそこに回す金ないんだよねハハ」

クラヤ「そうであるな、ここに着く前に日没になってしまったのは想定外であったの」

マンシュ「ではでは、こういうのはどうでしょう!私が言い渡す試練を全て突破すれば必須料金はゼロ!」

マンシュ「お夕食や朝食も付けて、全て無料で宿泊させて差し上げます!」

クラヤ「そんな美味い話があるものか」

マンシュ「いえいえ、私めは本気です。この目を見て下さいよ、嘘偽り無い本気の目を!」

イオ「本気だって言うなら挑戦しようじゃないか!な、クラヤ!」

クラヤ「仕方がない、付き合ってやろう」

マンシュ「ウンウン、そうでなくっちゃ!」

マンシュ「それではどうぞ、不思議なパーティーをお楽しみあれ!」


試練、開始!

===

Enemy : マンシュ
Bullet Trial × 6

一ノ試練 ー弾幕絨毯バレットカーペット

二ノ試練 ー食器飛来フライングオーナメント

三ノ試練 ー洋物電灯アンティークランプ

四ノ試練 ー跳躍綿枕バウンドクッション

五ノ試練 ー長帯横断カーテンリール

六ノ試練 ー経営者特権オネスティオーナー

===

行動、止め!


マンシュ「あー思ったより強い!合格デス!」

イオ「それじゃ、無料で泊めてくれるんだよな!」

マンシュ「勿論です、それと本日はご予約様がいませんので、一番豪華な部屋にご案内いたしましょう!」

イオ「ところで……ごにょごにょ(布団のサイズはいくつだ?)」

マンシュ「ごにょ(お二人様が余裕で寝られる大きさのものをご用意してあります)」

イオ「よっしゃー!ほら行くぞクラヤ!」

クラヤ「待て貴様さっき何を話していた!」

イオ「いや?なにも?」

クラヤ「何もないわけなかろうに!!」

マンシュ「ウーン、随分とお熱いそれではご案内いたしましょうねぇ」



ー幕間ー




イオ「わぁ、なんだこれ珍しい内装だな」

クラヤ「たまに耳にする『洋物』ってやつであるか?」

イオ「クラヤ見てくれ!風呂があるぞ!」

クラヤ「表面がツルツルしておるな、木の浴槽ではないみたいだが石か?」

イオ「ベッドの周りにはカーテンがあるぞ!朝日が眩しくても平気だな!」

クラヤ「我は早速風呂に入らせてもらうぞ、ジメジメしたのを取り払いたいのでな」

イオ「折角浴槽広いんだし一緒に入ろうぜ?」

クラヤ「むぅ仕方がない」

イオ「やったーぁ!」

マンシュ「スミマセーン!お夕食をお持ち致しましたよーッ!」

クラヤ「ほう、夕食とな!今行く!」

イオ「あっ……この調子じゃ、風呂は飯の後だな。」

クラヤ「あいにくだが、美味そうな飯を前にされては逆らえぬ!食わせてもらうぞ!」

イオ「はいはい」

〜食事運び中〜

マンシュ「と、こ、ろ、でこの孤島には遊園地がある事をご存知ですか?」

クラヤ「知らぬぞ」

イオ「ってか、遊園地ってなんだ?」




マンシュ「そ〜れは勿体無い!遊園地を知らないなんて!」

マンシュ「観覧車に回るカップ、メリーゴーランドにジェットコースター!大人も子供も楽しめる、大型の遊戯施設をご存知ないなんてッ!」

イオ「わぁ、聞いた事ないものの名前がずらずらと

クラヤ「あいもかわらずぺらぺらと喋る口であるな」

マンシュ「まぁまぁ、ひとまず行ってみればいいんですよ」

マンシュ「ここの遊園地は当ホテルと同じ団体が運営しておりますので、私の紹介だと言えば入場料が無料になりますゆえ」

マンシュ「孤島旅行の選択肢のひとつとして、頭の隅に置いてもらえればと」

イオ「ふーん

クラヤ「ふむ、この飯美味いな」

イオ「いつの間に!ちゃんといただきますはしたのか!?」

クラヤ「したぞ?」

マンシュ「それではごゆっくりどうぞ〜」

ガタン

クラヤ「美味いのう、美味いのう」

イオ「神をもうならせる味なら、きっと美味しいんだろうな。はもっうん、うまい」



クラヤ「はぁ、さっぱりさっぱり」

イオ「気持ちいい風呂だったな」

クラヤ「我は満足であるぞ!」

イオ「クラヤと一緒に入れたらもっと良かったんだけどな」

クラヤ「あの浴槽、二人で入るには狭かろう」

イオ「そうだけどさぁまぁいっか。二人おんなじベッドで寝られるから帳消しだよ」

クラヤ「少々狭いがな」

イオ「んじゃ、おやすみ

クラヤ「うむお休み、イオよ」

イオ「zzz

クラヤ「寝たようであるな」

クラヤ(それにしても、やはり少しばかり不可解であるな)

クラヤ(孤島には白神の社があるとしか聞いておらぬ)

クラヤ(ここのように豪華な宿屋や遊技場があればドーゲンにも伝わっているはず

クラヤ(なぁイオよ、我々は何か可笑しな事に巻き込まれてやいないかの?)

むぎゅ

クラヤ(むっ、イオ……待て、待て待て)

クラヤ「イオ!起きているであろう!?」

イオ「あー、ばれちゃった」

クラヤ「ここぞとばかりに我を抱き枕のようにするでない!」

イオ「べつにいいじゃないかー、カーテン下ろしてるから」

クラヤ「そういう話ではなくてだな、」

イオ「だめか?」

クラヤ「ダメではない、ダメではないが

イオ「じゃあいいよなっ!実は俺抱き枕ないとよく眠れないんだよね〜むぎゅむぎゅ」

クラヤ「あーもう!それを先に言わぬか!」






マンシュ(あー、ベッドをギシギシいわせちゃって防音性は高めたはずなのになぁ)

マンシュ(イヤイヤそんなことより夜までお盛んではこちらの目論見は失敗するじゃないか!)←勘違い

マンシュ(でも、あの子に任せれば、きっと



四ノ試練
二人組達の真剣勝負
〜孤島、ホテルロビー

イオ「チェックアウトも終わったし、出発するかー!」

クラヤ「目的地は遊園地で良いな?」

イオ「だって気になるじゃないか、あそこまで言われちまったらさ」

???「あれ、お二人もここに来られていたのですか」

クラヤ「む、どこかで聞き覚えがあるような声が

イオ「はっ、お前達は!」





神話伝承の研究者達
ピカラ/“シモベ” Picra / "Shimobe"


シモベ「お久しぶりですなー、お二人共!」

ピカラ「まさか再び会い見えることができるとは」

イオ「そんな事思っても無いくせに!」

ピカラ「それはどうでしょうね」

クラヤ「で、貴様らはなぜここにいる」

シモベ「我々はですねぇ、この地に伝わる白神の伝説を確かめに来たのです」

シモベ「クヤラミ様、あなたと白神の記述が混在している資料が多々ありましてねぇ」

ピカラ「そういう貴方方は何をしになさったのです?」

イオ「お前ら二人に比べたら、浅い理由だ。観光だ観光」

クラヤ「ついでに美味い食い物探しだ」

ピカラ「本当に浅い理由でしたね」

イオ「だけどさ、まさか一泊することになるなんて思わなかったよ」

シモベ「なんかちょっと強引じゃあありませんでした?あの自称スタッフさん」

クラヤ「あの言い草からするに、何としてでも我々を泊めたかったらしいな」

イオ「何か変な意味でもなけりゃあいいんだけど」

ピカラ「さて、私達はそろそろ行かなければなりませんよね?」

シモベ「えっ、もう行くんですかピカラ殿いやまだクヤラミ様のスリーサイズ測れてないし」

イオ「お前!俺もまだ知らないってのに抜け駆けする気か!?」

クラヤ「我のスリーサイズなど測って何をする気なのだろうな

シモベ「ここは、どちらが先にクヤラミ様のスリーサイズを測るかで勝負しようじゃないか!」

イオ「のぞむところだ!試練に打ち勝った方が測る権利を獲得する!それでいいだろ!?」

シモベ「勿論だ、負けてられないねぇ!」

ピカラ「暫くあの二人に付き合ってあげましょうか」

クラヤ「うむ、それが得策であるな」

ピカラ「では遊びとはいえ容赦致しませんよ?」

シモベ「クヤラミ様、あなたより賜りしこの力で!あなたを蹴散らしてやりましょう!」

クラヤ「できるものならかかって来い、貴様の中途半端な力でな!」

イオ「さぁ、真剣勝負の始まりだ!」


試練、開始!

===

Enemy : ピカラ&シモべ
Bullet Trial × 7

一ノ試練 ー偶像[容赦]ー

二ノ試練 ー最果[簡易]ー

三ノ試練 ー族長[小数]ー

四ノ試練 ー預言[曖昧]ー

五ノ試練 ー偽神[安危]ー

六ノ試練 ー宵闇[明方]ー

七ノ試練 ー光闇双極ー

===

行動、止め!


イオ「勝ったぁーっ!勝ったぞ勝ったぞ、ヒャッホーい!」

シモベ「あぁなんたること……

イオ「それじゃ、早速メジャーで測らせていただきますよーっと」

クラヤ「仕方がないの、約束であるからな




クヤラミ「ホレ、測れるものなら測ってみるがいい」

イオ「あーっ!ずるいぞ!こういう時に限って本来の姿に戻るんだから!」

シモベ「なん、だっ、てぇ……?」

ピカラ「はぁ仕方ありませんねぇ、私も協力しましょう。貴方を押さえることぐらいはできますよ」

クヤラミ「ほらほら測ってみろぃ」

シモベ「わぁー、腕ながーい」

イオ「えーっと?胸囲は【秘密】、胴はうわぁ、お腹にも口があるや」

ピカラ「大食いですねぇ」

クヤラミ「さっさと測らぬか、喰らうぞ?」

イオ「えーっと、胴が【秘密】、ケツが【秘密】だな」

ピカラ「シモベ殿ー、しっかり記録しましたか?」

シモベ「ええ、ここにしっかりとしたためました」

クヤラミ「もう戻ってよいか?」

シモベ「ドゾ」

クラヤ「ふぅ、あの姿に戻るのも中々に疲れるものよ」

イオ「さーて色々測り終えた訳だし、遊園地に行こうか!」

ピカラ「我々と目的地は同じようですね」

クラヤ「そうであったか。しかし貴様らのことだ、すぐに別行動になるに違いない」

ピカラ「それもそうですね。シモベ殿、私達はもう少しこの場で情報を整理してから向かうとしましょう」

シモベ「あいわかった、調査リストをまとめなければね」

イオ「それじゃ、またあとでなー」

クラヤ「会えると良いが、のう」






マンシュ「あの白い旅人、クラヤだっけ?あんな姿を隠し持っていたとは!」

マンシュ「なんか色々とやばくない?」



五ノ試練
非現実的ワンダアランド
〜孤島、遊園地

イオ「すっげ〜、規模が大きいな!」

クラヤ「あれらは全て遊具なのだろうな、鉄製の、機械仕掛けのように見える」

イオ「機械にゃあんまり詳しくないけどー、なんだかすごいことだけは分かるよ」

???「ヨーコソ!私の遊園地へーっ!」




可愛らしいマスコット
パーキー Parky


パーキー「ココは楽しい楽しい遊園地!存分に楽しんでいってネ!」

クラヤ「貴様は何奴か?」

パーキー「私はね、この遊園地のシンボル的マスコット、パーキーだヨ!」

パーキー「この遊園地のことならなーんでも知ってるの!お困り事があったらなーんでも聞いてネ!」

イオ「じゃあ、どうしてこんな場所に遊園地ができたんだ?」

パーキー「じつはネ、この遊園地は移動式遊園地なのー!どこに現れるかは一切不明、出会えたあなたはラッキーボーイアンドガールズ!」

パーキー「今回の出没先がたまたまここだっただけで、数日後にはもう移動しちゃうんだー。あのホテルと一緒にね!」

クラヤ「なんと!あの宿屋も移動式だったのか!」

パーキー「だってこの遊園地とおんなじ系列だよー?ワクワクしちゃうよね!」

イオ「にしても、こんなでっかい施設が一晩で建って、一晩でなくなっちまうなんて

パーキー「すっごいよね!すっごいでしょー!」

パーキー「だからさ、ここに来れたのはラッキーなんだよ☆」

パーキー「折角アシ運んでくれたんだから、いっぱい遊んでいっぱい楽しもうよー!」

イオ「そうだな、ここはめいっぱい楽しもうじゃないか!」

クラヤ「何か引っかからんでもないがそうするかの」

クラヤ「それにしても広い園だ、何から乗るか迷うのう」

パーキー「それなら、私のイチオシを教えてあげよーか?」

イオ「いいのか!?教えてくれよ!」

パーキー「それは私の試練を突破したら教えてあげるー!」

イオ「えー!またそれかよ〜」

クラヤ「どうやらマスコットは戦いもお好きなようであるな」

パーキー「なんたって試練はパフォーマンスの一部だもの!そりゃあもう、磨きに磨きあげたよー!」

イオ「それなら尚更楽しみだな!交渉成立、受けて立つ!」

パーキー「そんじゃ、☆死なない程度に☆楽しんでってネーッ!」


試練、開始!

===

Enemy : パーキー
Bullet Trial × 7

一ノ試練 ー入場門オープニングバリケード

二ノ試練 ー路面列車カラフルパレード

三ノ試練 ー回転木馬メリーゴーランド

四ノ試練 ー石積要塞ガーディアンキャッスル

五ノ試練 ー高速発進ジェットコースター

六ノ試練 ー大観覧車フェリスウィール

七ノ試練 ー白昼遊戯ー

===


行動、止め!


パーキー「へぇ、へぇ二人ともつよーい!」

イオ「試練にはもう慣れてるからな!」

クラヤ「飛行術もだいぶサマになってきておるではないか」

パーキー「それじゃあ、お約束通りイチオシアトラクションを教えてあげるね!」

パーキー「あなたたちのラッキーアトラクションは観覧車だよーっ!」

イオ「観覧車か、高い所から景色を見下ろすのもいいかもな!」

クラヤ「頂上からあの里は見えるだろうか早速行ってみるとしよう」

パーキー「イってらっしゃーい!」



ー観覧車のゴンドラ

イオ「どんどん高く上がっていくぞ

クラヤ「どこまで上がるか見ものであるな」

イオ「そういやさここ、二人っきりだな」

クラヤ「そうであるな。して、それがどうしたというのか」

イオ「気づかないのか?誰も見てないんだぜ?」

クラヤ「全く、貴様という奴は隙あらば

ガタンッ

イオ「なんだ!?」

クラヤ「イオ、あれを見よ!」




ーゴンドラから外を覗くと、乗り物に乗り天高く空を飛ぶ少年が見えたー

イオ「なっ、なんだあれ!危ないじゃないか!」

クラヤ「イオよ、高所を飛ぶのに抵抗はないか!?」

イオ「大丈夫、クラヤといれば平気だ!」



最終試練
天高く昇る小将
〜遊園地、観覧車の上

イオ「ぐあっ、風が強い!」

クラヤ「振り落とされるでないぞ、この高さから落ちれば大怪我間違い無しだ!」

イオ「ええいおーい!そこのお前!」

クラヤ「危ないぞ!早く降りて来んか!」

???「誰か呼んでる?」




白蛇の子供達
コハク/ザクロ Kohaku / Zakuro


コハク「間違いない、僕らのことを呼んでたんだよね」

イオ「そうだ!こんな子供が空高くなんて、危ないじゃないか!」

コハク「だってさ、お姉ちゃん」

ザクロ「でも降りたらだめだよ

クラヤ「そこの蛇が姉であるのか」

ザクロ「うん、弟が観覧車のもっと上まで行きたいって言ったから」

コハク「そうだよ。もっと上まで行けば、きっと目覚められるから」

イオ「目覚められるどこかで聞いたような文言だ」

コハク「そう。だってこんな光景、夢じゃなきゃおかしいもん。僕たちの家の前に突然こんな楽しいところが現れたんだよ!」

ザクロ「でもこれは現実だよ、コハク。昨日も一昨日もたくさん遊んだじゃない」

クラヤ「ふーむ、怪しいのう」

クラヤ「移動式遊園地であれば、予め移動する場所に許可をとるような気がするのだが」

イオ「確かに、じゃないと混乱するよな」

ザクロ「だから、お外に出て村のみんなに伝えるんだよ」

コハク「なのに、どこまで空高く飛んでも村が見えないんだ」

イオ「一面もやがかかっているような雲の上ではないしもしや、霧か?」

クラヤ「えいっ、えいっ簡単には払い除けられなさそうであるな」

イオ「何かしら大きなアクションを起こせれば、モヤっとしたものが晴れるはずそうだ!」

イオ「ねぇねぇ二人とも、俺たちで試練ごっこしないか?」

コハク「いいよ?でもなんで?」

イオ「成功するかは分からないけど、俺たちが戦う時って弾を張るだろ?その沢山の流れ弾を霧に直撃させれば!」

コハク「いいね、やってみる。どっちが避ける?」

クラヤ「ここは我々に任せておけ、怪我の心配も無用ぞ」

コハク「わかった、僕たちが試練を出すね」

ザクロ「あんまり動きすぎて落ちないでね、わたしから落ちたら飛べないでしょ」

コハク「うん、きをつけるよ!」

クラヤ「さぁ、本気でかかって来い!」

イオ「いつでもいいぞ!」

コハク「それじゃあ

コハク&ザクロ「お空の上でもいっぱい遊ぼうね!」



試練、開始!

===

Enemy : コハク&ザクロ
Bullet Trial × 8

一ノ試練 ー層雲ー

二ノ試練 ー琥珀石眼ー

三ノ試練 ー乱層雲ー

四ノ試練 ー紅玉石眼ー

五ノ試練 ー高層雲ー

六ノ試練 ー輝鱗ー

七ノ試練 ー巻雲ー

八ノ試練 ー積乱蛇行ー

===

行動、止め!



ー観覧車の真上、遥か上空

戦いの結果はイオとクラヤの勝利に終わった。

喜ぶのも束の間、天空を覆う霧はふっとなくなり、沼を囲む村々が姿を現した。

イオ「よっしゃー!霧が晴れたぞ!」

コハク「ほんとだきれいだなぁ」

ザクロ「うんきれい」

クラヤ「さぁて、遊園地に戻るとするか。足元注意であるぞ」

イオ「はぁーい」

雄大な景色を見下ろしながら、四人は遊園地の中央広場にゆっくりと着陸した。

イオ「よっと。さーて、霧も晴れた事だし、次は何に乗るか?」

クラヤ「

イオ「クラヤ?いったいどうし




クラヤの指差す先に、おそるおそる首を向ける。


茶色く錆びついた景色が、広がっていた。

彼らは、夢から覚めることができたのだ。


イオ「……どういうことだ?」

クラヤ「さながら夢の跡地であるな」

コハク「お姉ちゃんこわいよ

ザクロ「だいじょうぶだいじょうぶだからね」

イオ「とりあえずここで待機していてくれ、あのマスコットと話をつけて来る!」

クラヤ「そう焦るでない!誰かこちらに来るぞ!」

イオ「でもっ!」


(おーい!誰かいるなら応答して下さーい!)

(誰か、誰か!)


クラヤ「あの声はっ!」

イオ「間違いない、あいつらだ!」


二人は遠くから呼ぶ声を信頼し、ここだ、ここだと応答を続けた。



Ending No.1
白昼夢からの脱出




この地にいるのは彼らだけではない。

彼ら・・の声に応える前に、

もう一つの側面を辿る必要があるだろう。

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