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【設定】血征術

全体公開 設定(能力者) 4815文字
2024-10-28 13:38:57

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血征術けっせいじゅつについて〕

血征術けっせいじゅつ
ABSOLUTEが有する能力はごく稀に「覚醒」することがあり、能力が進化して更なる性質が追加される。更なる進化を果たした能力は、術者の血を用いることで爆発的な威力の上昇や効果の変容をもたらし、そのことから「血征術」と呼ばれるようになった。血征術は明確な意思を持って自傷行為などの出血を伴う行為をし、外界に放出された血に含まれるAPを触発して発動する。但し、出血すれば誰でも血征術が使えるわけではなく、覚醒の意志を発現させた状態でないと血征術を行使できない。また、通常の能力よりも更に強大な力を扱えるようになるが、能力によっては体力をより大きく消耗し、血の使いすぎで失血死する可能性があるなど相応のリスクも抱えている。一方、生命のリミッターを外した状態で発動するためか、血征術をいくら行使しても使用過熱オーバーヒートが発生しないとも言われている。


【血征術の発動条件】
血征術を発動するためには覚醒の意志を発現させたうえで、能力解錠リジェクトキーのモードを「破錠バースト」にし、APを全身に隈なく染み渡らせる必要がある。不慣れな者は破錠バーストモードにした途端、血征術APと体力の消耗が激しくなることで体調を崩しやすいが、鍛錬を積むことで血征術の制御可能時間が延び、より安定した状態で血征術を行使できるとも言われている。また、血征術は天然の能力者であれば編み出し使えるものであり、一度死亡した死醒能力者レイズデッドも覚醒の意志が備わっていれば血征術を使用できる。したがって、あとは能力者当人が覚醒の意志を発現できるか否かが関わってくる。一方、第三者の能力に依存する同調能力者シンクロアルター屠奪能力者カットスローター、人工能力しか持たない人工能力者オルタナティブは血征術を使用できない。


【血征術の技名発声】
血征術を発動する際、意識を「術を発動すること」だけに全集中させ、かつ全身にAPを隅々まで流動させるという繊細な作業を要求されることとなる。そこで、多くの能力者は血征術の発動時に技名を声に出し、精神を統一させるといった手法が主流となっている。これは、誰しもが一度は憧れたことがある「必殺技の名前を叫ぶ行為」と同義であり、別に血征術の名前を発声する必要はないが、大半の能力者は発動時に技名を言う傾向にある。一方で、複数の血征術を持つ能力者は、発動する術を区別するために敢えて口に出すようにしているなど、合理的な理由から技名を発声するパターンもある。

▶「血征術の技名例」
血征術には特に決まった命名法則はなく、術者がそれぞれ考えたネーミングが採用される。その中でも特に用いられやすいのが、以下のパターンである。

①<技名に特殊な読み方が加わるパターン>
☆「紅血塗れの熱線ブリード・バースト
☆「冰輪舞曲・永劫の煌めきクリストロンド・エターニティ」など


②<技名をそのまま読むパターン>
☆「黒死錘墨こくしすいぼく錆血巡礼せいちじゅんれい」など

③<技名がある決まった文言や台詞となっているパターン>
☆「謳え、かの愚者に降り注ぐ絶望を」など


【絶縁貫通】
能力が真覚醒したことで行使できる血征術は、時に異能絶縁を貫通することがある。この現象は「絶縁貫通」と命名され、並大抵の絶縁体質エジェクションでは血征術を相殺しきれないことが後の実験で証明された。但し、極めて強大な異能絶縁の力を持つ絶縁体質エジェクションが相手だと血征術でさえガードされてしまうこともある他、能力の絶縁時に生じる衝撃でダメージを受けることも通常時と変わらない。


幻重げんじゅう血征術】
二つの能力を持つ二挺能力者ツインナチュラルは、それぞれの能力を覚醒させた血征術だけでなく、自身が持つ二つの能力の効果を混合させた血征術を使える可能性がある。しかし、能力の二重解放は肉体にかかる負荷が非常に大きく、極めて危険な自殺行為と言っても差し支えない。そのため、二つの能力を混合させた血征術を使える者はまずいないと言われており、ゆえに「幻重血征術」と命名された経緯がある。


〔覚醒の意志について〕

【覚醒の意志】
極めて稀な確率で発現する現象で、能力者が更なる進化を遂げ、次なる段階へ至った状態のこと。覚醒の意志を発現した能力者は目が仄かに発光し、流れ出た血を利用して血征術を発動できるようになる。覚醒の意志が発現する条件はまだ解き明かされていないが、心身共に「絶対的なものA B S O L U T E」になることが最も近い条件であると言われている。すなわち、心身を極限まで鍛え上げたうえで能力の性質を熟知し、経験を重ねて熟練したことでようやくスタートラインに立てるという意味でもある。


ウェイカー】
覚醒者とも呼ばれる。覚醒の意志を発現し、血征術を編み出した能力者のこと。ただ覚醒の意志を発現させただけではダメで、覚醒の意志を意識的に表出し、かつ血征術を意のままに制御できてはじめてウェイカーとして認められる。また、血征術は通常の能力と出力方法が異なるためか、血征術発動時に技名を発声するといいとされている。一方、技名の発声が血征術発動に必要というわけではないため、奇襲や不意打ちのために敢えて声に出さない場合もある。


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