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【設定】人工能力

全体公開 設定(能力者) 5362文字
2026-01-27 08:09:33

1ページ⇨人工能力者について
2ページ⇨人工能力「ARFA」について
3ページ⇨トライ・エボリューションについて
4ページ⇨その他の設定について

人工能力者オルタナティブについて〕

人工能力者オルタナティブ
人工的に開発されたAPを注入し、能力を植え付けられた者のことを指す。A.O.G.2900に今の「ABSOLUTE」が制式化した後、その力を再現できるかどうかを確かめるべく始まった実験、その産物とも言われている。意外なことのように思われるが、人工能力者オルタナティブについて社会的認知度は低い。なぜならば、その実験内容が倫理に反するものが多いためであり、そもそも人工能力者オルタナティブの人数が相対的に少ないのも一因と言えよう。


〔人工能力について〕

【人工能力「ARFAアルファ」】
人工能力者オルタナティブが行使する能力の正式名称で、一般的には「人工能力」という名前で知れ渡っている。ARFAとは「Alternative and Relative Force of ABSOLUTE」の略称である。その名の通り「人為的」に生み出された異能であり、ABSOLUTEが行使する能力は覚醒した当人の手でしか発現できないのに対し、ARFAは人工的に幾らでも生成できるのが大きな違いである。他にも、注入された人工APによって同じARFAでも性能が変わるという「相対的」な側面を有しており、肉体との適合率や能力との相性によって思わぬシナジーを発揮することもあれば、逆に弱体化するケースもある。また、ARFAの異能強度も人工APの質などによって変動する。一方、人工的に作られたとはいえ仮にも「異能」の一種であるため、一度に所有できるARFAも二つまでとなっており、かつ同じARFAを同時に持つことも、天然の能力と併用することもできない。たとえ全く同じARFAであっても、人工APの質や人工APとの相性、AAスケールの形状、アルファ・アドオンの種類など、ARFAを取り巻く各種要素のカスタマイズ次第で性能が変化し、これがARFAの「相対的側面」であると言われている。


【人工AP「A2Pエートゥーピー」】
ARFAを発動する際に用いられる専用のエネルギーで、擬似的にAPを再現したものとなっている。A2Pには二つのタイプが存在し、人工能力の情報を宿した「スターター」こと「S型A2P」と、スターターと組み合わせて能力を補強したり変化させる「アフター」こと「A型A2P」がある。ARFAを使うためにはまずS型A2Pを体内に浸透させ、肉体がそれに適合してはじめて人工能力者オルタナティブになれる。体内で生成できないので外部から直接体内に注入する必要があり、それが尽きるとARFAが使えなくなる。A2Pは液状型やガス型など様々な形状があり、A2P自体の質や、注入した術者との相性によって性能が変化し、それが発動する異能効果に直結する。また、A2Pは単なる人工能力発動用のエネルギーとして用いられるだけでなく、使用する能力にアルファ・アドオンを付与し、能力を強化するといった役割を果たすこともある。A2Pを生成するうえで必ず必要とされる素材が異能原石パワーストーンであり、素材にした原石の種類によって発現するアルファ・アドオンや注入時の副次効果が変わってくる。


〔トライ・エボリューションについて〕

【トライ・エボリューション】
ARFAを使い続けることで発生する三つの現象の総称。三現象のうちどれが発生するかは完全にランダムであるため、該当するARFAを使用する術者自身にも分からないものとされている。ただし、ARFA発動の核となるS型A2Pを調整し、三現象のうちいずれか一つが発生しやすくするよう設定することは可能である。

《進化》
人工能力が独自の進化を遂げたもの。総じて既存の人工能力がパワーアップするため有利に働くが、どのような進化を遂げるかについては、実際に進化させてからでないと分からない。また、進化後の形態や能力効果も人それぞれ異なる。

《新化》
人工能力が新たなる生命体と化したもの。A2オブジェクトが一つの意志を持った「A2レイス」として具現化し、術者の傍に立ち現れるようになる。新化後は人工能力を使えなくなるが、再び同じS型A2Pを注入すればその問題も解決する。

《真化》
人工能力が天然の能力に変化したもの。体内の人工APとの親和性が一定の基準を超えることで天然の能力者として覚醒する。また、人工能力が特定の能力型式を模倣していた場合、真化時にモデルにした能力型式を得る可能性も高くなる。


〔その他の設定について〕

【A2オブジェクト】
ARFAの発動に伴い具現化した能力効果の総称。火炎や水流をはじめ、武器やその他の物品、術者が変異した形態など多種多様なものを指す。本質的な要素は天然の能力効果と大差ないが、A2オブジェクトの特徴として、同一のA2オブジェクトが付近に存在することで効果が上がる「共同性シナジー」と、A2オブジェクト同士を融合して新たな何かを生み出す「融合性シナジー」の二つが存在する。共同性シナジーは周囲に存在するA2オブジェクトの数が多いほど効果が上がることから、人工能力者は複数人または大多数で能力を同時使用するケースが多く見受けられる。一方、融合性シナジーはA2オブジェクト同士の相性によって融合後のオブジェクトの性能や品質が変動するため、無闇に融合を行えばむしろ戦力が低下するリスクもある。


【AAビジュアライズとAAスケール】
ARFAが発動される際、APフィールドや能力効果の軌道などが可視化される現象のこと、それが「AAビジュアライズ」である。更に、拡張現実のように投影されたものは「AAスケール」と呼ばれ、APフィールドを可視化して能力発動の補助を行ったり、偽の軌道を表示して相手を撹乱させるといった使い方もできる。AAビジュアライズはどんなARFAでも発生するものとされており、人工能力と悟られないようAAビジュアライズの発生を抑えることはできない。一方、AAビジュアライズに伴い発生するAAスケールは後からカスタマイズ可能なので、術者にとって有利に働くよう調整するのがほとんどである。AAスケールは異能絶縁を受けると一時的に消滅するが、時間が経てば復活し、仮に消されても能力効果に影響を及ぼすこともない。


【AAクラスとAAライブラリ】
ARFAの雛型である「AAクラス」を纏めたデータベースのこと。AAクラスとはARFAを生成する際に用いられるプリセットであり、その内容を操作して人工能力を作り出すのが主流となっている。たとえば炎熱系のプリセットが設定されたAAクラスを使用する場合、燃焼する対象を絞ったり、火炎が発生する条件を決めるなどして独自性を付け加えてひとつの人工能力を生成する。そして、AAクラスには数多くのバリエーションが存在し、それらを一元的に管理できるよう纏めたデータベースのことを「AAライブラリ」と呼ぶ。一般的に配布されているAAライブラリは、収録されているAAクラスの内容が限定されているが、AP-LABが持つとされる「マスターガイド」には全てのAAクラスが網羅されていると言われている。


【アルファ・アドオン】
ARFAの能力効果に副次効果やその他の要素をもたらし、変化を及ぼす追加パッチのようなもの。ARFAは天然の能力と異なりカスタマイズが可能であるのが大きな特徴だが、それを実現しているのがアルファ・アドオンであり、A型A2Pを注入することでアドオンを獲得できる。能力型式を人工的に再現したものや、特定の人工能力に追加効果をもたらすものなど様々な種類が存在し、具体的には能力効果を武器化して操る、ファントムを生成するか自らがファントム化するなどといったものがある。ただし、全てのアドオンが全てのARFAに対応しているわけではなく、対応するARFAを確認したうえでアドオンを追加しなければならない。更に、ARFAとアドオンの組み合わせが不適切だった場合、体内で拒絶反応が発生してダメージを負うこととなり、下手すれば死に至る危険性もある。


【A2レイス】
ARFAを「新化」させたことで発生した特殊なA2オブジェクトのこと。人工能力を擬人化させたような存在であり、その外見は個々によって様々だが、召喚獣や怪人とでも呼ぶべき異形のものが多い。A2レイスは創造主である術者と共に行動し、術者からの呼びかけに応じていつでもどこでも具現化できる。また、A2レイスが行使する人工能力も独自の進化を遂げており、基本的に異能の内容が同一であることはない。A2レイス化したA2オブジェクトは特定の物体に収容でき、生命線であるS型A2Pの供給さえ絶たなければ半永久的に存続させられる。そのため、創造主以外の人間に貸し与えて使役することも可能で、時には相性の良さから普段以上のポテンシャルを発揮するケースもある。


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