@satomi8429
※注意
二部後妄想です。
グロテスクな表現等はありませんが、心身ともに幸せな井宿がお好きな方は回れ右をおすすめします。
どんな井宿でもどんとこい!な方のみお進みくださいませ。
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突然かつての仲間が訪ねてきたのは、秋も半ばにさしかかった頃だった。
「なんや久しぶりやな」
「不惑なのだ」
「そうなんか。その面してるとわからんな」
「翼宿は大きくなったのだ」
「なるかボケ」
最後に会ってから何年経ったのかも思い出せないほどだったが、昨日も会って今日も会ったような気軽さで会話ができることは単純に嬉しかった。寄っていけと半ば強引に勧めたが、井宿は今日中に村を出ると言う。ではと村外れまで送る道々、翼宿は違和感に気づいた。
錫杖の使い方がおかしい。
「なあ、足でも痛めたんか」
歩みを止め、言った瞬間気がついた。振り向いた奴の目。
「おま……」
自分の目が丸くなっているのが自分でもわかる。
「大げさにしないでほしいのだ」
ふざけた面の内側は、翼宿の知る限り隻眼だった。
「軫宿のあれは」
井宿は答えず、そっと面を外した。
「たいしたことないのだ。視力がない、それだけなのだ」
続き→https://privatter.net/p/285920
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実は鹿島茂氏の本を読んでいて湧いてきた話です。
匂いの記憶の話だったのに、そこまでたどり着かず視力の話になってしまいました。そっちはそのうち書こうかなと思ってます。
不惑越え井宿は以前張宿BDでやりましたが、これはまた別の展開バージョンです。
っていうか、不惑って言うのかな?まあそのへんはご容赦ください(^^;)