@acbh_dmc4
屋敷の前でレオナルドがうろうろ。
召使がそんなレオちゃんにどうしたのか尋ねる。
「い、いえっ!そ、その…エツィオ様に…もしかしたら会えないかなと」
「奥様ですか?奥様は今…」
「い、いえっ!その、ご子息のほうです」
「ああ!エツィオ様ですね。呼んで参りましょうか?」
「えっ、良いんですか?」
「ええ。少々お待ちになってください」
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「レオナルド!」
「エツィオさん!」
レオちゃんに駆け寄る2。
その後ろにはBH。
「遊びに来てくれたの?」
「はい。あの、どうしても貴方に会いたくなって…」
「君は?エツィオとどういう関係だ?」
「あっ!すみません。申し遅れました。私はレオナルド・ダ・ビンチと申します。エツィオさんにはこの間、湖でお会いして」
「……ほぅ?では君が、エツィオが会議に着いて行きたかった元凶という訳か」負のオーラを放出するBH。
「母上…おこった?レオナルドはすごい子なんだよ!お絵かきがとっても上手なの」
「……ここでは何だ。どうぞ。奥でたっぷりお話を伺おうじゃないか」臨戦態勢
「…えっ!?…は、はい……」緊張するレオ
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「それで?君はエツィオとどういう関係なのかな?」
「はい。この間湖で絵を描いていましたら、彼が声をかけてくださったのです」
「ともだちだよ!父上もおともだちは大切だって言ってたよ!」
「はい。それで…あの日の絵が出来たので持ってきたのです。友達になってくださった記念にと思いまして…どうぞ」
「わあ!すごーい!」
「……む、…確かに、凄いな…その年でこの腕とは…」葛藤中
「それにしてもエツィオさんはお母上似なのですね。とてもそっくりです」
「そ、そうか?…俺は、領主に似てると思っているが…」
「両方に似ているのかもしれませんね。ですが、きっとエツィオさんはお母上のようにお美しく成長なさるのでしょう」
「………」(美しいとか領主にしか言われたことない…)
「心配になるのは分かる気がします。本当にエツィオさんは天使のように愛らしいですから。私のような者がお近づきになっても良いものか…」
「………い、いや…君のような聡明な者であれば…まぁ、認めてやらなくもない、が…」
「おれレオナルド好きだよ!ね、レオナルドならお友達になってもいいでしょ?」上目遣いで心配そうにBH見上げる。
「………う、……そ、そうだな…こ、この者なら…」凄く複雑そうな顔
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「パパー!」
「おお。エツィオ。どうした?何か嬉しいことでもあったのか?」2を抱き上げる。
「マンマがレオナルドと友達になっても良いって!」
「マンマが?どういうことだ?」
「今日、そのレオナルドと言う輩がここに来たのです…」ギリギリ…
「そ、そうなのか…」
「あのね。レオナルドが絵をくれたんだよ!ほら!これお部屋に飾っていい?」
「!……なんと!レオナルドは大人なのか?」
「いいえ。エツィオより一回り上位です。まだ子供でしたが、素晴らしい才能を持っているようだ」
「ふむ。私もレオナルドに会ってみたいな…」
「お会いになったことは無かったのですか」
「ああ。マエストロと友達になったとだけ聞いていたが」
「………」物言いた気BH。
「うん!いいよ!そしたらレオナルドにお手紙書くね!」
「そうか。では次の休みにでも食事に誘っておいてくれ」
部屋に戻るRBH。
「……てっきり貴方はもうレオナルドとお会いした事があるのかと思っていました」
「先々週かな。あの子を連れて行ったときに、湖でマエストロに会ったとそれだけ聞いた。いつか会わせてくれるだろうと思ったのでな」
「……今回はまともな人間だったから良かったものの…あの子を外に連れ出すなら、ちゃんと見ていてください!もし変な輩があの子を気に入って、攫われでもしたらどうするのです?」
「………エツィオ…あの子は相当強いぞ?それこそ確かな実力を持ったヴァンピーロカッチャトーレ相手でも返り討ちに出切る程に。まず並みの人間では太刀打ちできないから、あの子が身の危険を覚えることは滅多に無いだろう。ヴァンピーロとてそうだ。長い年月を生きた高い魔力を誇るヴァンピーロでもなければ、まず負かされることは無いだろう」
「そんなの分かりません!まだ小さな子供なのですよ?!付け入る隙なんていくらでもあるでしょう!とにかく、外に連れて行く際は、目の届くところに置いて下さい!でなければあの子を連れ出すのには反対です!」
「…エツィオ」
「貴方と俺の大事な子供なのです。あの子が傷つくようなことは絶対に駄目です」
「大事な息子だからこそ、強く逞しく育って欲しいと思うのだ」
「………」
「君との間の子だ。君に似て聡明なあの子だから、私はあの子を信頼している。お前も信じてやれ」
不貞腐れるBH。やれやれと苦笑するR。
****
「レオナルド~!いらっしゃい!」
「御呼ばれに預かりまして、有難うございます」
「やぁ、君がレオナルドか。この間は素晴らしい絵を有難う。とても感心したよ」
「とんでもない!私はまだ見習いで…でも今回はとても気合を入れて描きました!エツィオさんにプレゼントしたくて…」
「レオナルドの絵、おれの部屋にかざってるんだよ!」
「本当ですか?嬉しいです」
3人ともニコニコ。BHはちょっと面白くない。
「君は将来画家になるのかな?」
「ええ、画家も良いのですが、私はもっと色々なものに興味があります。もっと実用的な…建築もいいですし、医術も…」
キラキラと目を輝かせて語るレオに、感心しながら話を聞くR。
「君は本当に多彩な才能を持っていそうだな。とても良い子じゃないか。なぁ、エツィオ」BHを向いて。
「……ええ」
「君が良ければだが、息子の家庭教師をしてもらえないかな?」
「エツィオさんの…家庭教師?」
「何を言い出すのです?!」驚くBH
「年が近いほうが遊びながら学べるし、勿論家庭教師なのでそれなりの報酬を出させてもらうよ。それと、君の向学心も支援したい。ヴェロッキオに推薦しよう。エツィオのことは週1回でも、話し相手になってくれれば良い」
「ほんとに?やったぁ!」
「領主!」2とBH同時に声を上げる。
「そ、そんなっ?!そこまでしていただかなくても!」
「投資と思って欲しい。一人前になったら肖像画を描いてもらえるかな?」
「は、はい!それはもう!」あわあわ
「よかったね!レオナルド」
「はい」
***
「今日はとても楽しい時間を過ごせたよ。これから息子を頼む」
「こちらこそ!…その、便宜まで図っていただけて…ご期待に沿えるよう、頑張ります」
「ああ。だがまぁ、息子の事はあまり肩肘張らずとも良い。子守のようなものだが…」
「いえ、私もエツィオさんが大好きなので、寧ろ嬉しいです」
「俺もレオナルド大好きだよ!」
「有難うございます。これからよろしくお願いしますね」
「よろしく!レオナルド」2にっこにこ。
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