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ヴァンパロプロット2部

全体公開 4413文字
2018-01-27 11:59:53

漫画予定。絶賛迷走爆走中。
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Posted by @acbh_dmc4

楽しそうな子供の笑い声が屋敷に木霊する。
エツィオ様!エツィオ様!どこにお出でですか?!とアネッタの声。
杖を突きながら、ゆっくり歩くBH。

「すまないアネッタ。またあの子が君の手を煩わせてしまって
「奥様。いいえ。元気なのは良いことですし!とても可愛らしいので、追いかけっこも楽しいですよ!」
「有難う。だが、俺も探そう」
BHを見つめて、頬を染めるアネッタ。本当にお綺麗な方と見蕩れる。
「エツィオ?どこだ?」
「マンマっ!」
直ぐ出てくる2。
「こら。あまり意地悪するんじゃない」
「してないよー」
ぎゅーっとだきつく。優しい手つきで2を撫でるBH。
「今日は父上について枢機卿に挨拶をするのだから、ちゃんとするんだ。ほら、アネッタに服を直してもらいなさい」
「はい!マンマ」
「マーデレだろ?」
「まーでれ!」
「パパは?」
「ぱーでれ!」
「よし」
屈んで2のおでこにキスするBH。2は嬉しそうに笑う。
「すまない。よろしく頼む」
「はい」にっこり笑うアネッタ。

玄関先でBHが見送りで佇む。

「やはり早すぎるのではこんなに早く貴方の仕事を教えることはないと思うのですが
「いいや、こういうのは大切なことだ。子供は直ぐに大きくなるし、今のうちに色々と見聞を広めねば。それに直ぐ帰すよ。私も今日は早く帰る」
……それは、嬉しいですが
「息子の成長を応援してくれ」
………
「旦那様、エツィオ様の準備が整いました」
「おお、アネッタ。すまないね。では、エツィオ。行ってくる」
「お気をつけて
RBHキスをして見送る。

「パパ、マンマひとりで大丈夫かなぁ?」
「エツィオ、今日はパーデレだろう?」
「そーだった!まーでれ、ひとりでさびしいって泣いてないかな?」
「アネッタもフェデリコも居る。マーデレは大丈夫だよ」
「でもまーでれかなしいかおしてたよ」
「全くアレはお前が大事すぎるからなぁ困ったものだ」
「こまるの?」
「お前も、いつまでもパーデレとマーデレが居なくて泣いてしまうのは困るだろう?」
「うーん、居ないのこまる
「フフ、それでは何処へも行けないぞ?」
「そっかぁ」
難しそうに悩む2。
「それにな、お前にはたくさん友達を作って欲しい」
「ともだち?なぁにそれ?」
「友達はな、一緒に居てとても楽しい人のことだ」
「ぱーでれとまーでれみたいに?」
「パーデレとマーデレとはまた違うかな。でもきっとお前も気に入る。とても頼りになるし、お前の世界を広げてくれる」
「ともだちかぁ!うん!おれ、ともだちつくるよ!」
花のように明るく可愛く笑顔になる2。R、思わず2を撫で撫で。
(あの子はきっとそれすら寂しがるのだろうな)やれやれと溜息。

可能な限り早く玄関に移動するBH。
玄関先でRと2を出迎える。
「マンマ!」花の咲くような笑顔で両腕を広げる。
膝を折り、2を抱きしめるBH。
「遅くなってすまない。なんというか、エツィオが大人気でな行く先々で呼び止められてえらい目にあった
「たいへんだったねー!」
「本当だなぁ」
「どういう事です?詳しくお話を伺いたいのですが
「そんな怖い顔をするな。マスコット状態だったのだ」
「いっぱいおかしもらったの!」
よかったなぁ、と2の頭を撫でるBH。
「疲れたろう?少し休みなさい」2を部屋へと帰す。

「それで、どういうことです?俺が今までどんな気持ちで居たのかお分かりで?」
「しかしな、あの子の世界を広げてやらねば確かに私達の元にずっと居られれば安全だが、エツィオも大きくなる。そのうち必ず外の世界に興味を持つだろう。そんな時にまるで世の中を知らなければ、それこそお前の言うように人々に良い様にされてしまう」
「しかし
「エツィオももう6つだ。外の世界を知る頃合だろう。少し遅いくらいだ」
……大人気とはどういうことです?変な虫が付いたらどうするのです。ただでさえ天使のように愛らしいのに
「いや、だがあの子は結構ちゃっかりしているぞ。ニコニコしているのは苦ではないのか、皆に愛想を振りまいていたし。皆メロメロだったな。まぁ、馬車では愚痴も言っていたがなフフ
恨めしそうにRを見つめるBH。
やれやれといった形で、BHを宥め抱きしめる。
「私は今回あの子の外での対応を見て心強く思ったぞ。物怖じせず、誰にでも砕けて接することが出来るのは強みだ。あの子は強い。あまり心配ばかりするな。喜んでやれ」
………


*****

湖で写生しているレオナルド。後ろから興味心身で覗き込む2。
「すごぉい!」
「ひゃあああ!!!」ビクゥっと飛び上がるレオ。
振り返ると美ショタ。
キラキラしたエフェクト付きで2が見える。
「おえかきじょーずだね!」
「あ、え、あ、有難うございます」ドギマギするレオ。
「おれ、エツィオ!エツィオ・アウディトーレ!君は?」
「私はレオナルドです。レオナルド・ダ・ヴィンチ。よろしく」
「いつもここでおえかきしてるの?」
「ああ、いいえ。今日はたまたまほら、ここの湖の奥に白くて美しい鳥が居たので」
「んー、居ないよ?」
「ええ、さっきまでいたんですよ」
「ふぅん?」
ドギマギしつつ、2をガン見するレオ。
視線に気づいてニコッと笑う2。内心わあああと叫びだしたいレオ。
「あ、アウディトーレという事は、領主様の御子息で?」
「うん。そぉ。おれもいまぱーでれのおてつだいしてるの。今はきゅーけい中」
「そうなんですか!お若いのに感心ですね」
「ん、おれももう6歳だからね!かぞくのためにがんばってるの!」
「あはは。そうなんですか」
「でもみんなおおきいひとばっかりでつまんないんだー」
「それは大変ですね」
「ねー」
「レオナルドは明日もここに居る?」
ええ、貴方がここにいらっしゃるなら、私もまたここに来ますよ。」
「ほんと?」
「ええ、必ず」
「そっか、じゃあまたお話しできるね!」
近くの大きな建物から、付添人の2を呼ぶ声が聞こえる。2はそれに振りかえり、戻らなきゃ、と言い、レオに手を振り戻る。
2が去って行った方向をずっと眺めて、天使に出会ったと一人ごちる。
「ぱーでれ!今日は友達が出来たよ!」
「友達?一体いつの間に
「フェデリコとかくれんぼして遊んであげてたときにね、湖の前でまえすとろにあったんだよ!」
「マエストロか。それはいい出会いをしたな。だが、マーデレには内緒にしておこう。きっと煩いからね」
「そうなの?」
「ああ。お前に相応しいかどうか、きっとマーデレが審査する!とかおっかない顔して言ってくるよ」
「そっか、じゃあないしょ!」
「ああ、内緒だ」
息子の成長がくすぐったくなるR。


******


「おれもお仕事行く!」
「エツィオ、今日は大事な会議であまり着いてやることが出来ない。今日は母上のお手伝いをしなさい。これも立派なお仕事だよ?」
「でも!」
「エツィオ、エツィオは俺と一緒に居たくないのか?」
「ううん。ははうえといっしょにいたいよ。でも
「エツィオ。すまないな。また今度一緒にお仕事行こうな?」
「ちちうえ
泣きそうな顔になる2。
BH、そんなにRとの仕事見学が気に入ったのかと複雑な気持ちになる。
「ほら、エツィオまた今度連れて行って貰えば良いだろう?今日は父上は大事なお仕事があるんだ。もう少し大きくなったら、きっと一緒に難しいお仕事も出来るようになる」
………
……仕方ない。なら、今日は俺と一緒に街に出ようか」
「街に?ちちうえのお仕事の場所まで行く?」
「それは駄目だ。遠過ぎる。母の体力が持たないだろう」
「どうしてもダメ?いい子にしてるから」泣き始める
「エツィオ、どうして父上と一緒に行きたいんだ?何かあるのか?」凄く不服そうに聞くBH。
………」大きな目をRに向けてからBHをチラリと見る。そして俯く。
ピンとくるR。
「仕方ない。馬車を2つ手配してくれ。エツィオ、少しだけだぞ?心配ならお前も来なさい」
「お、俺は
「屋敷に何か忘れ物でもあるのだろう。お前は馬車から降りなくて良い。エツィオ、忘れ物を取ったら直ぐに帰って母上の言うことを聞くんだぞ?」
「はい!ちちうえ!」
2が着替えに下がる。
「少し甘いのではないですか?」
「お前の方が甘やかしてるだろう?私だって甘やかしたい時もある。たまには良いじゃないか」
移動し、馬車を降りるRと2。
「友達と約束しているのか?」
「うん。いつ会うとかは言ってないけどもし来てたらヤクソクやぶっちゃうから
「なら、居なかったらメッセージを残しておこう。どこで会う約束だったんだ?」
「むこうの湖!」駆け出す2。誰も居ないが周りをきょろきょろする。
居ないようだな。では、この場所にメッセージを刻んでおこう。エツィオ、友達に説明してあげなさい」
「はい!」

手にたくさんプレゼントを抱えて馬車に戻って来た2。
それを見て目を丸くするBH。
「どうしたんだ?それは
「ここに戻る間にまた枢機卿や屋敷の者たちからプレゼントの嵐を受けて。すまない、遅くなって」
「構いませんが
「ある意味連れて来て正解だったかもなこの後の議会はスムーズそうだ」
馬車が出発する。
「忘れ物はあったのか?」
「んーん、なかった。けどちゃんとごめんねしてきたから大丈夫!」
「ごめんね?一体何を忘れて来たんだ?」
「えーとえーと、ないしょ!」
「マンマに内緒ごとするのか?寂しいな
「でもないしょなのマンマごめんね」しょぼんとする

****

その頃のレオちゃん
『きょうはね、ぱーでれのお仕事についてこれないからあえなくてごめんね。またこんどあそぼうね!』
ホログラムのような2のメッセージ
「てっ天使っ!!!」震えるレオちゃん

****

その後の夫婦
「貴方のせいでっ!俺のエツィオが反抗期になったっ!!!!(泣)」ベッドに泣き伏せるBH。
「成長している証拠じゃないかっていうか子煩悩すぎるぞ。ちょっとは離れなさい(そして私を構え)」


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