@torii_ichiko
復活のルルーシュ感想①(純粋なアホアホすちゃらか感想編)
https://privatter.net/p/4286959の続き
ここではモヤモヤしたことも正直にいうし、その気持ちがガラッと変わっていまはすべてが肯定的で一切もやもやしてないよ!ってことも言うし
当然それにたいするスザルル発言も沢山するよ!!その中で今特にC.C.大好きだよって気持ちだからそういうことも言うよ!
違う作品を例に出したりもしているよ!
いろいろ無理な人はみないほうがいいよ!
・当初のモヤモヤ
さて正直に言うと私は初見で見たときにもやもやしたというか
納得いかないというかそういう思いを感じたのはラストシーンだけでした。
それをみて「ちょっと待って」という思いがしてしまった部分です。
逆に言うとそれ意外はとくにヘイトもなく面白かったー!!と言えてたと思います。
とにかく納得いかないよ!って思ってしまったんだと思うんですね。
当初私は見た瞬間。
「ルルーシュは生きていて、これからを歩いていくこともできて、多くの人にそれを望まれていて、スザクやナナリーとも生きていけるのにC.C.だけを選んだ」
ということにショックを受けたんだと思います。
っていうかショックを受けたんだよね!!
そのショックって何重にもあらゆる意味でショックで。
まず私はメリバも好きなくせに公式に求めるのは圧倒的ハピエン厨なので
理不尽や切ない、どうしようもないことだけど悲しみを背負っていくのが悲しくて
でもさああああもうみんな幸せでいいじゃんさああああああ!!
ってすぐなる人だからというのが一番にありまして。
もう生き返ったんだから安易に
「ルルーシュもC.C.もナナリーとスザクと一緒に暮らせばいいやんけ」
っていう気持ちが沸いてしまったんですよね。
大好きな人同士が離れ離れにならなければいけない無情というか…理不尽なことにもやぁしてしまう所があるのがまず1点。
次にキャラクターの矛盾というか「え?そうなるかな?」という違和感を感じてしまって。
私のC.C.のとらえ方、ルルーシュのとらえ方と違ったような気がしてて。
C.C.って私の中では何千年も生きている魔女で、見た目は少女でも中身はロリババアどころじゃねぇぞっていう経験を積んでる人というイメージがあって。
だからいつも孤高で気高く、決して18年しか生きてないルルーシュと同じ目線ではないと思ってた。
同等の目線で物の見方をしてないし、こう…どうしてもルルーシュのことは坊やだと思っているふしがあってただその中でのお互いの共犯関係だと思ってたんですね。
それが今回見えたC.C.が異常に“少女”になってる気がして。
なんというか…そんな女の顔する子じゃなくない?っていうか女の顔でもいいけど、自分より何千歳も年下のガキなんて範囲にならなくない?みたいな所があったのでそれもすごく違和感で。
いきなり恋愛要素ぶっこんできたの!?みたいな所が受け入れがたかった。
ルルーシュについてはナナリー第一のアイデンティティが強い気がしたので、そのナナリーと暮らすという目的を振り切ってまで一人の女性を選ぶかな?という違和感があって。
お前も恋愛脳になったの?っていうのが出てしまって。
そんなC.C.も、そんなルルーシュも同人誌でならありなんだけど、公式でそうなったの…?
っていうショックが2点目。
そんでここからは非常に個人的な腐女子目線のあれだけど。
私お互いが唯一無二でお互いさえいればいい共依存大好きクソ腐女子なんですよね!!!!
だからルルーシュがスザクを捨て、自分の人生を永遠に共に生きる相手として最後に選んだのはC.C.という事実に
あ、もう筆を折るしかない
って思った脆弱でしたwwwwそれこそなんという体たらくwwwww
私はキスをしようと、恋人宣言があろうと一番大事なのは本人たち同士の相手を思う思いの強さの説得性だと思ってるので
シャーリーのかるくお付き合いとかもさほどダメージはなくて。キスしようが恋人と言おうが人生かけて愛し合ってる強い絆が一番正義って思ってたからこそ
キスもしてないし恋人と明言してなくても今回のルルーシュの選択に心底ダメージをうけて。
しかもそれを選んだのがルルーシュだったからもうなんのへりくつも捏ねられなくて。
ルルーシュが選んだ人がそうなら…もうスザルルは成り立たないのだ…
と一時そんな風に思ってしまったのが3点目
だから自分のなかで「え~~~~やだぁああ」って思った点が軽く三点も重なってて。
でもそんな自分を受け入れることも最初できなくて。
あんな綺麗に終わった物語をそんな…腐都合でやだとか言ってんの…私はファン失格か?失格だな?って思ってしまってて。
でもいろんな人の感想を後から見たら同じ気持ちを抱えてたり、同じ違和感を抱えている人が多くて。
あ、なんだ思っていいんじゃん。ってそこで少し軽くなりました。
一人で抱えて家に帰ったあの時がたぶん私のピーク…ガチで頭がおかしくなってました。
当初はもやもやの理由が3つも重なってるという整理もできてなくて余計苦しかったのかも。
・解脱した経緯
でこのモヤモヤが結局解消できた最初のきっかけは一つの考え方と、ギアスがジャンルじゃない二人の友達の言葉が大きくて、それで私は一気に目が覚めました。
一つの考え方は
前回まとめた「復活の落としどころ」で書いた通りの事で。
・今の層に受け入れられるものを…直観的でわかりやすいものを作っている。
・コードギアスは今後10年続くような作品として作る必要があった。
・その中でギアスはルルーシュあってのものだよねというこの感じと、絶対的完成度で終わったテレビ版があるからこそ他の人がめちゃくちゃ作りにくくなった。
・テレビ版からの続きというようなニュアンスはあったのに、結局テレビ版とは全然別物だよ!って言っていた。
ていうことを踏まえて新しい三道+復活を創る意図が色んな視点からあって。もちろん監督が魂を込めて作ってくださった作品ではあるけれど、商業的目線も絡むよというのがちらついたのは事実なのだろうから。
これら総じてつまり「察して」っていうことだったのかなって。言うので納得できたのが一番最初の落としどころ。(今はちょっと違ってるけど最初はね)
そういう部分があれば多少の違和感もあるだろうなって考えて。
逆に監督的に「これ自分の中で完璧なラスト」で創った話をさらに再構築して今後にバトンタッチできるようなニュアンスも入れて作る。
ってどれだけ大変なことだろうと。
で、その時はその考えに至ったことで自分の好きだったC.C.がなんか別物みたいになってしまった、ルルーシュが別物みたいになってしまったことを
だって別物なんだもの!!と気づき。あのC.C.は商業用C.C.だったのだ…と納得することで気持ちが落ち着いたのでした(今はそうは思っていないのでそれは後述に)
その時はそれが精いっぱいでその新しく頂いたC.C.やルルーシュをどう愛していこうっていう模索状態でした。
ここまでが思想の話。
あとは私を救った友人の名言集なんですが。
まず私は一人でもやもやして家に帰った初見直後。
一人の友人に泣きつきました(以下友人A)
彼女は同じオタクだけどギアスはちゃんと見たことはなく、スザクとルルーシュの名前と顔を知っている程度。
この時は、スザルラーはみんな自分の感情でいっぱいいっぱいで誰にも連絡できないと思っていたし、かといってギアスを知っているリア友はこれから全員映画みるのでネタバレするわけにもいかず、でも一人で抱えきれない気持ちを誰かにきいてもらいたくて。
絶対ギアスの映画を見に行かない以前ジャンルを一緒にひた走った歴戦の友である彼女に泣きついたわけで。
その時に彼女からは私が一番引っ掛かってたラストについて、腐方向のありがたいアドバイスをもらいました。
いちこ「ルルーシュがね、スザクを選ばず旅にでちゃったうあうあうあああああああん私はスザクがコード引き継いでルルーシュと永遠を生きるのを夢見てたのんだようあうあうああああ」
友人A「それはルルーシュがスザクといたら、スザクの事を不老不死にしたくなっちゃうからじゃないの?」
天才かと思いました。
それだわ………完全にそれじゃん。
耐え切れないよね…寂しいよね…もう同じ時間を生きられなくなったスザクの傍にいるのは…ナナリーもそうだ…
どんなに自分を律してもスザクと生きていきたいって思ってしまうわそれは…でもスザクを巻き込みたくない…ルルーシュならそうするわ…だから離れた…!!
ここでまず初日にかなり救われました。
その理論が私の腐妄想的にはかなり合致していて、かなり納得してしまい。
(私は所詮腐女子なので腐的に納得できればわりと生きていける)
まだ物凄い大混乱の初日をなんとか生きることができた言葉でした。
でも例のパンフのプロポーズのやつもこの時はまだもやもやしていたのでそれについても泣きついて
いちこ「プロポーズとかゆってる~~~なんか監督がそう指示出したとか書いてて…うえうえうえうええええ」
友人A「そんなの監督が言ってるだけじゃん!!!」
なんというパワーワードか。
この言葉聞いた時クッソ笑いましたwwwwwすげぇなwwwwお前すごいよwwwwどんな理屈だよwwwwww
あまりの力技にこの時すごい力を貰ったんですが。
でもそうなんですよね。冷静に考えても。
監督の言葉を全否定するとかそういう意味ではなくて。作品が作品として世に出た以上その作品の中から感じ取る答えはもはや視聴者に委ねられたもの。
それをどうとるか、どう感じるかは我々の心を大事にすればいいわけで。
私はそれからさらにいろいろ考えてあのプロポーズについても一般的なそういう意味ではなかったんだなということが腑に落ち今はなんとも思っていないのですが、そのヒントは確実にこの言葉でもらってとても元気になりました。
初日はその友達の言葉で気分を大分持ち直し、そのあとさっきの前述の「思想」について思い当たり悟りが開けて大分頭が整理できたころ。
私はまだ心だけがついていってない状態でした。
そこに来て私の相方であり、脳を半分分けたと言っても過言ではないほどオタク的に「お前は俺」という友人が復活のルルーシュを見たというのでまたその友人に泣きつきました(以下友人B)
その友人は現在ジャンルはギアスでないものの、テレビ版を一緒に視聴し駆け抜けて、当然ギアスならスザルルという脳を持ってる別ジャンルスザルラーです。
いろんなことをその友人Bとは話して細かい感想も話あって、友人Bもいろいろ思う所を話してくれて私はまた正直にいいました
「理屈はわかるけどどうしてもルルーシュが一人の女性だけを選んだっていうのがさ~~~~」
そう言ったところ友人Bは私は全くそうは思わなかったと言ってきたんですね。
「ルルーシュはC.C.を“選んだ”ってわけじゃなく、もともとナナリーとスザクから離れるつもりというか…本当にそこにいるべきじゃないと思ったからだと思うよ。なんていうかポーの一族みたいな感じの…」
!!!!!
ポーの一族!!!
ガッテン!!!!
(ポーの一族は萩尾望都大先生の素晴らしい少女漫画です)
ちょっとこれはもうポーの一族にピンとこないとなんにも言えなくて申し訳ないんですが簡単に言うと不老不死である吸血鬼の一族の話で、年を取らないこの一族は同じ場所にいつまでもいることはできない。世界を転々と旅してまわることが定めの一族。
え…そうかルルーシュは…不老不死となったからポーの一族的なアレになったのか…
そう思うとめちゃくちゃ腑に落ちる。もうルルーシュポーの一族説でだいたいのことが腑に落ちる。それはナナリーとスザクの元にはいれないわ。
そして目からうろこが落ちてる私に彼女は畳みかけるようにいうのです
「それでさ、たまに(スザクに)めちゃくちゃに抱かれたくなって窓辺に現れたりするんだよ」
天才かと思いました(二回目)
もうこのたった一言で全てを納得というかそういう萌えにシフトしてしまって本当に心の底からすっきりしてしまいました。
もう性欲を持て余したルルーシュが耽美に窓辺にいつのまにか現れて、満月の夜月明りがさす窓のカーテンがはためいている様子が一気に脳内に浮かびます。
友人B「それでさ文庫片手にスザクに“…もう寝るのか?”なんて言ったりして」
ああああああああああそれだ…それだ…窓辺に現れるわ…ルルーシュ窓辺に現れる…唐突に…あああああああああ!!!!!
そのまま獣のような一夜を過ごす!!美しい獣たちじゃないか!!!!!
なにもかもがスッと落ちていきました。
そりゃC.C.とも旅にでるわ。同じ一族になったんだもの。そういうやつだわ。
友人Bにルルーシュは自分を終わった存在としてとらえているから、だから世界に関わらないようにした、いい意味でとても潔いい所がルルーシュらしいといわれて確かになって。
でもそうヒントを貰ってから自分なりにも新たな答えがでました。
ルルーシュはスザクとゼロレクにて罪を分け合った。
ルルーシュは死んで償うこと、スザクは生きて世界に貢献することで償うこと。
でもルルーシュからしたら生き返ってしまった。だから自分もちゃんと罪を負うために自分は世界に関与せず、あくまでも終わった人間として存在することを決めたんだなと。
そしてその自分がスザクの傍にいてサポートしたりゼロをやったりすることは、スザクにとっての罰にもならない。
だからスザクへは今後も一人でゼロをやっていくのが罰。
そこでナナリー。
ナナリーはちゃんとルルーシュと話て言った。「兄だけが罪を背負うことはない、自分も一緒に背負うと」
そこでルルーシュは初めてナナリーを“妹”ではなく“対等な一人の人間”として認めたのかなって。
始めてナナリーの成長を感じてハッとした顔をしていたし。
今までは一方的に守る存在だったナナリーの成長をみて。あのダモクレスの所から。
だからナナリーにも贔屓せず、甘やかさずスザクと自分と同じ罪を背負わせる。
一緒に背負っていく。
そのための罰がナナリーは自分と暮らさずに生きていくこと。
この三人にとって三人で暮らすことはおそらく共通で一番の幸せなんだと思う。あの夏が大切だったからこそ三人にはそれが一番尊い。
それをしないことが三人のけじめであり、共通の罰なんだと。
三人はその“罪と罰”という絆で繋がっていくんだなと。
そのためにルルーシュは二人から離れなければならなかったんだなという思いに至りました。
もうそれ死ぬほど切なくて悲しくて苦しいです。
けどすごく納得してしまいました。でも公式はこうあってくれて嬉しいです。
一緒に暮らすハピエンは二次創作が叶えるものだから。
だからスザクも「でもゼロは君がやればいいのになー」という思いは多少あっても納得はしたのかなって。衣装を返すやりとりは男同士の感覚のドライさ。
お互いの仲の良さからの雑さなのかなって感じがしたというか。
でも櫻井さんのインタビューの「でもルルーシュ生きてるんだよなぁ」ってスザクが思ってるっていうのが死ぬほど萌えました。
そう思いながらスザクも明日を見ていく。最後のエンドロールのスザクはそうみると、ルルーシュと一緒に作った光にあふれる世界を縦横無尽に飛び回り、その約束を果たし続ける。約束が絆となっている感じがしてとても前向きに見えました。
最後のナナリーの涙も、寂しさ、切なさはあれど兄に認められた嬉しさと本当の意味で罪をこれからみんなで分かち合う決意。そんなものから口元がほほ笑んでいると見えました。
この時はそれでルルーシュは合理的だからC.C.が旅にでるなら、同じギアスのアレな存在だし一緒に行ったほうが何かと都合がいいからだよね。
くらにに思ってました。でもそれはちょっと今は考えが変わっています。(後述)
友人Bにプロポーズの事も話しましたが
「元々二人の間にそう言う関係性が一切見られないから、私はそれを言われてもそれがストレートにプロポーズの意味があると全然思えない。なんというか二人は共犯者で永遠にそれは変わらないっていうのをその関係を声優に指示するときに最も伝わりやすい言い方としてそれを使っただけだととらえる」
と言っててそうかーーー!と。
いやそうなんですよねよく考えたら。
私はたぶんこのときギアスがジャンルであまりにも近すぎて見えてなかった根本的な部分だなって思いました。
彼女はギアスを知っていて、好きでいてくれて、でも今別のジャンルにいる。離れた所にいるからこそ見えた考え方だと思ってすごく助けられました。
なんというかこの二人、全然面識はない二人ですが私の本当に大事な友達です。持つべきものは理解の深い友達だなとつくづく助けられたことに感謝しました。
この辺りで私は完全に解脱というかもうかなりすっきりしていました。
友達と話して新しいスザルルの方向性もさらに出てきてとても安心したところで
今日の2回目。
もう今日はすごい素直に見ようと思いました。いろんな萌えを探したりスザルルをしっかり見ようと。
もちろんそれも見たんですが、新たに感じたことでC.C.への想いが物凄く変わりました。
・今回のC.C.についての想い
結論からいうとこの復活のルルーシュはもちろんルルーシュが復活するけど
C.C.が世界に参加する物語だった。
C.C.の止まっていた時間が動き出す物語だった。
強くそれを感じました。すごくいい意味で。
そういう意味で「C.C.を幸せにしたかった」という大河内さんの言葉がすごくしみました。
それはルルーシュの介護をするC.C.から見え始めたことだったんですが。
C.C.はもうずっとあんなに長い時間を生きたのに、「愛すること」が出来なくて苦しんでいたのではないだろうか。
考えたら幼い頃は奴隷みたいな扱いを受けて愛されることはなく。
ギアスを手に入れたら歪んだ形で愛情だけを押し付けられることになって。
本当の“愛”というのを体感しないままに来てしまった。
人は愛されないと愛することができません。そして愛したいのに愛せないという苦しみは、愛されない苦しみと同等かそれ以上に苦しい事なんじゃないかと思います。
でもC.C.はそれをもうあきらめて生きていた。何も求めず。ただ求めることは自分の人生を終える事だけ。それだけを目標に生きてきたのだとしたら本当に悲しいことなんだと思います。
でもその流れのなかでルルーシュが初めてかはわからないけど、確かにルルーシュは
「それはとても悲しいことだ」と気付いてくれた。
それでしたあの約束。「笑顔で死ぬこと」それに心を動かされてC.C.はもう何百年と目標にしてきた「自分の人生を終えること」を改めたんですよね。
ここでもうずっと捨ててきた「希望」と「望み」を持ったんだと思いました。
自分の人生が本当にもう終わっている…終わりそこなってるだけの代物かどうか…もう一度だけ考え直そうとした。
あのダモクレス戦のときにカレンに言われた
「人間らしいことを言うのね」ってまさにそれで、C.C.がもう一度人間になろうとしたということなんだろうなって。
他の方が書かれていたことにでとても恐縮ですが、そんなC.C.がずっと見ていたルルーシュとナナリーとスザクの無性の愛の絆はどれほど羨ましかったことでしょうね。その考え方がすごく共感しすとんと落ちて、私も本当にそう思いました。
そこであの虚無になったルルーシュを介護する形で傍にいた事。これが彼女にどんな形であれ“愛”を取り戻させたものの一つではないかと。
それを恋愛と見るか、家族愛に近いものとみるか、母性と見るかは人それぞれでいいと思います。私は家族愛や母性に近いものと見ていますがそういった“自分がいなければ死んでしまうかもしれない。自分が守るべき対象”という無性の愛を知ることができた。人に“愛”を向けることができたのではないかと。
そういうことになったのも、改めてみるとこの状況。言えなかったのかな?と見えてきました。
あの虚無のルルーシュは躰を運び込まれたあと勝手に蘇生したのか、C.C.が蘇生したのかははっきりと私には考察できないのですが、もともとゼロレクの段階でC.C.はこの可能性は知っていた。
でも言わなかったのはもうああいう状況になって、スザクとルルーシュがあんな決意を二人で固めてことが進んでる中、言えなかったのかなって。
そもそも不確定な状態でどうなるかもわからない不安要素のある話だから言えなかったとのかと。
はっきりしてないをいってこのルルーシュが命をかけてやるっていってるプロジェクトに水をさせなかったのかなと。
もちろん可能性が万に一つでもあるなら言うべきだったかもしれないけど、それは結果論で、結局復活しないじゃん?ってなったときに周りの期待にも答えられないし
「復活するかもって言ったじゃん」て言われても困るし。
だからとりあえずギアス関連の不思議事象可能性ベースの話についてはいったん自分の胸にしまった。
それでルルーシュの復活については彼女も彼女で約束約束言ってたのは事実だと思うけど、どこか憤りのようなものも感じたのかなと。
上記の状態からC.C.はやっと死ねるチャンスを蹴ってでも数百年、もしくは数千年越しに「人として生きてみる」という「希望」と「望み」を抱くことができた。抱いた。それはC.C.にとってもある意味決意だったのかと。自分の人生についての。
その可能性がもう0ならあきらめもつくけどまだ望みがあるのなら…そこにかけてみたいと思う気持ちはよくわかる。
それにそのことが自分以外を不幸にするものならそれもしないだろうけどC.C.はルルーシュが多くの人に愛されていたことも知っていた。
ナナリーもスザクもカレンもみんながルルーシュを心の底では求めていて、みんなが心の底では「なぜ彼が死ななければならなかった」という憤りを感じていたのも知っていたと思う。
自分もそうだっただろうから。
ゼロレクは必要なことだったし、それがこの新しい世界を創った。絶対に間違いであるはずがないし、みんなの望んだ未来だ。納得もしている。
でも理論上そうでも感情ではあいつはこんなところで死んでいいやつじゃないって誰もが思っていたはず。
それをC.C.はわかってて復活に乗り切ったのだろうと思っています。
そしてその再構築、ギアスのうんちゃらに関わることはもはや自分でなければできない。自分が動いてやるしかできない。
だからルルーシュを復活させて「こいつ生き返れたよ」ってみんなの所に連れていくはずが、まさかのあんな虚無状態になっちゃって。
うまくいかなくて失敗に。
それこそC.C.からしたらどの面下げてみんなにそれを見せに行ける?っていう思いだったんじゃないかと。
ルルーシュのコード云々の事を誰にも言わずにゼロレクやったあげく、蘇生は失敗。こんな誰がみても“こんなのルルーシュじゃない”って思うようなルルーシュが出来ちゃってもうこんなの絶対みんなに「なんで言わなかった」「なんでこんなことした」って言われるにきまってるじゃん。
これがカレンだったら「ほんとごめん」っていって皆に協力を頼むんだろうけど、C.C.はもともとコミュ章だよなって思うのです。
そんなさらっとできないし、みんなにやいやい言わて怒られるのわかってるのに言えるわけない。
怒られたくないもん。わがままな女ってそういう所だなって思います。
これはまずいぞと。こんな赤ちゃんになっちゃったルルーシュをなんとかしてもとのルルーシュに戻さないとみんなにいよいよ言えなくなっちゃって。
その中でも死体運びに協力してくれたシャーリーには相談できてたんならそれは一つSOSを出せた所だったのかなと。
だから必死に介護した。守った。それでどれだけ苦労したと…ってなったんだろうなと思う。
精神的に挫けそうなこともあったけどどうにかしないとってふんばってたんだろうなと心から思った。
だからカレンたちと偶然会ったときルルーシュを隠そうとはしなかった。
「いやー実は復活させたけどこんなんなっちゃっててへぺろ…みんな怒ると思っていえなかった」というバツの悪さを感じました。
本当はずっと言いたかったんじゃないかと、助けてって言いたくて言えなかったからうまいことバレてよかったと思ったのかなって。
C.C.はルルーシュよりも人に頭をさげて頼むことができないと思うから。
そしてあの戦闘の時、ルルーシュを奮い立たせるの時の涙。
鉄砲を突きつけて「私はあきらめなかった」と泣いたのは今まですべてをあきらめて世界から自分を切り離して生きてきたC.C.が「何かを求める」「望む」ことを頑張っている所
と今回解釈できました。
自分とはもうなんにもなくて、ただ死ねる時を待つだけの存在と思っていたC.C.がもう一度人生頑張ろうとするときに「望み」を持つ。世界に関わって自分も介入しようと頑張っているのが今作だとしたら、このシーンはその望みのために必死にあがいて、手に入れようと努力しようとしてる所なんだなって思えました。
ルルーシュが弱気になるのはシコかったけど、C.C.の視点からみると絞り出すように見せることができた勇気のようにも見えて。
だからあとから「お前に無理強いはしない」と意地を張ってみせた。
大げさかもしれないけど人として苦しむ事をやりなおしているようにも見えました。
そしてくるラスト。
ここにルルーシュのあの決断もここに繋がってくるんだなと。
ルルーシュとナナリーとスザクは罪で繋がっている絶対の関係。もう誰にも介入できないような絆が昔からあって、それがさらに今回強化された。
それでもルルーシュが離れるという選択をした後に出てくることが、C.C.をその中に入れてあげること。
いれてあげるというのも上からでなんかしっくりこないのですが。
結局ルルーシュが復活して、C.C.も求めたルルーシュがかえってきたけど、やっぱりルルーシュはみんなのもので。みんなといるのが正しい。と、また「諦めるC.C.」の手をルルーシュがとった。
スザクと作った世界の中に、「お前もこい」と世界に入っておいでと差し伸べたのがあのラスト、あの言葉、最後の手をつないだシーンなのだと思って。
だから最後のはルルーシュがC.C.だけを選んだのでもなく、ただの利害の一致というのでもなく。
この世界に、スザクと自分が作った優しい世界にC.C.も入ろうという…スザルルナナにC.C.もおいでよというラストなんだと思ったら
C.C.のあの最後の顔もすごく感動して。
だからC.C.が世界に参加する話なんだと。止まっていたC.C.の時間が動き出した話なんだと心のそこから思えました。
やっともう一人じゃない。人じゃない存在として永遠に経験を積み重ねるだけの止まった時間は終わりで、これから世界と関わっていく。これからまた始められる。
そういう意味での笑顔で、そういう意味でのプロポーズがLLだとしたらとても腑に落ちる。
だからギアスは愛の物語。みんなの愛が溢れて、分かち合ってできた、誰も一人にしない。誰も孤独にしない物語。
最後に手をつないでいくシーンはルルーシュという世界を守った象徴が、C.C.をその世界に繋ぎ止めて共に歩むというふうに取れて
それを見ながら流れるリバイブ。リバイブの歌詞が完全にスザクというのをTLで見てたのでそう思って聞いたらもう…涙が溢れて
リバァーーーーーーーーーイブ!!!!!!
ルルーシュがC.C.を世界に引き入れ、その姿を守るようにスザクが歌い上げる…なんていう完成された世界…そしてなんて完成されたスザルル…もう感無量すぎて
本当に本当に素晴らしい作品と思って心が浄化されました。
コードギアスは何も変わっていなかった。
特定の誰かと誰かをくっつけるだけの物語じゃなかった。
沢山の愛が溢れている中で誰がどんな愛を持つかは視聴者に委ねられる…その作品スタンスはまるでかわってなかった…
そう思えて本当にみんなに優しい作品でした。
あと超絶蛇足なんですが
私本当に結構本気でCカレが好きなので最後にカレンと話たことで、C.C.を追いかけてカレンが来ると本気で思ってました。カレンワンチャンって本気で。
そしたら来たのがルルーシュで「なんでお前が来るんだよ!!!!」ってかなり本気で思ってしまったけど今回のこの考えに思い至れてよかったです。でもCカレは懲りずに好きです。
☆最後にスザルル女の戯言
と言うのが公式を大事にする私の感想でそれに嘘偽りはありません。公式は公式として大好きで、それでこそ公式はそうでいてほしい。
が、ここからは腐女子の私の話ね(今までも散々腐視点の話を繰り広げまくりましたが)
っていってもスザルルだからさ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
永遠の愛を誓い合ってるのは私の中ではスザルルだから。
ギアスは愛の物語でそれぞれの好きなギアスを愛していいっていうからさ。
だから私はスザクとルルーシュはお互いだけを思い合うエゴにまみれた共依存でいて欲しいんだよおおおおおおお
とも思うのでそれは二次創作で見たり書いたりしますね!!!
公式は公式として大好きなのでその気持ちは私のなかに確かに大事にあるんですが、ぶっちゃけ私の中の(というか私の創作している)スザルルは二人ともそんな物分かりよくないんですよ。
映画本編で「ルルーシュが生き返った意味や存在を一番肯定し切望したのはこの僕」と言い出してもおかしくないほどマウントをとっておきながら
「じゃあ僕はSKだね!」って言って旅にしれっとついてきそうな図々しいスザクがすでに脳内にいます。
なんならポーの一族ルルーシュとか
自力で不老不死になってくるスザクとか
Cの世界で都合よくあれこれするスザルルとか
生まれ変わって何度でもルルーシュに会いに来る永遠のストーカースザクとか
淫紋のルルーシュとか
公式はそれはそれとして
力いっぱい自分勝手なスザルルが私の脳内に芽生え始めています。
それはなんかしらの形で本とか作品とかにできたらいいなーと思っています。
スザルル創作、いつまでできるかは自分でも本当にわかりませんがまだもう少し書き続けていきたい気持ちや妄想があるのでみなさまのスザルルも死ぬほどお待ちしております。
はーーーーーーーー!!!長い!!ながいなぁ!!!
前半の感想と合わせてどちゃ長い!!!こんなの全部読んだ人はいないと思うので最後は腐った話を書きましたが万が一にも読んだ人がいたら、本当にお疲れ様でした。
ゆっくり休んでくださいね!