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井宿奪還大作戦の夜の話、の前書き

全体公開 1 3 1715文字
2020-03-29 23:53:20

とるてさんの問答と都ちゃんの形見の話に触発された張宿クラスタの小話、の前書き。
話に入る前のメモが長くなったので一旦切りました。

Posted by @satomi8429

黒井宿フィーバーで滾っているタイムラインで、
とるてさんと「井宿奪還のため黒井宿に対して問答として楔を穿つ役割は張宿がよい」という話をし、その後に都ちゃんの以下ツイートを拝見して湧いてきた断片です。

都ちゃんのツイート:
翼宿や鬼宿の前にどさりと何かが放り出され、見れば袈裟に包まれた錫杖や僧衣で飛皋か天コウが「せめて形見はくれてやる」と言う場面が浮かんでる。形見!?と身構えたところに現れたのが黒衣に身を包んだ井宿で、安心しかけたけれど彼は敵の手に落ちていて。張宿が「でもまだ数珠をしています」と気付いて一縷の望みを持った瞬間、井宿が無表情に「なんだこれ。邪魔だな」と数珠を引きちぎって、仲間たちの足元に数珠の玉が音を立てて転がってくる

さとみのリプライ:
非常にショックだけどリアルです!一旦井宿たちが退いた後みんなで作戦会議するんだけど、皆が寝静まった後張宿が井宿の僧服に顔を埋めて声を殺してこっそり泣く姿まで妄想してしまいました。井宿不在の中、参謀役割をきちんと果たして一所懸命みんなで作戦立てる張宿だけど、いつもならいる井宿の肯きや励ましや意見がない寂しさや、不在の不安、安否の不安なんかがないまぜになっていて。数珠を投げた時の冷たい目も脳裏に焼き付いていて、胸がざわざわして苦しくて辛いです。

そしてパソコンの前に座るまでに消えないようにと書いたメモ書きが以下。長い。
(張宿が)乗っ取られた時の自分を振り返ると、たぶん諦めてじっとしている方が楽だったんですよね。自分が不甲斐ないために自分が仲間を攻撃しているなんて事実から、字がないから仕方ないと目を瞑る方が、諦めないで箕宿に挑むよりも。でも仲間の呼びかけに耳を傾けたらこれはいかんと。
だけど、状況を直視することは心がとても痛いし(マイルドな表現)、身体感覚的にも苦痛を伴ったんじゃないかな。でもそれをしないと状況は変えられないし。ということでえいっ!と奮起したのがあれでさ。
それを思い出して、井宿も同じかもしれないと思うと、芳准から井宿を引っ張り出すことは
本人にとって凄く痛いかもしれない。特に井宿は昔の幸せだった頃に留まろうとしているわけで、そんな温くて苦痛のない場所で微睡んでいるのかもしれない人に現実を突きつけることは、下手すると精神崩壊を招きかねないとも思うし。そんなことを想像したらさっきの寂しいや不安とは別の涙がこみ上げて。
でも、そこを乗り越えなければ得られなかった自分がいることを張宿は知っている。井宿が大事だから、好きだから戻ってきてほしい。
だから張宿は、井宿の苦痛や不確かな未来を引っ張り出すかもしれないことに「ごめんなさい」と言いつつ、でも「僕たちが、必ず助けます」と決意をするんではないかと。
だって箕宿の時は井宿やみんなに助けてもらったから。攻撃する自分に対して決して反撃せずひたすら呼びかけて呼び戻してくれたのだから。今度は自分の番。強力な攻撃に逃げ回り冷たい視線に見下ろされてメンタルフィジカル共にどれだけ痛かったとしても、必ず助けるから、と僧衣を抱きしめて誓うかな。
追記。作戦会議してる時、つとめて冷静に話をしようとするんだけど、上記のようなことが頭をちらついてともすると過呼吸みたいになりそうになるのを、横で軫宿が黙って背中をさすってくれてる風景も浮かびました。それで落ち着きを取り戻してまた話の続きをする張宿。井宿!みんな心配してるんだよー!
メモ書き終わり。

ちなみに、都ちゃんの上記のシーンはすでに小説として出力されていて(https://privatter.net/p/5654556)、これはそのお話を拝見する前に考えてたものなのですが、都ちゃんのお話からの続きとしても違和感ないかも嬉しい!と思って書いてます。打ち合わせたわけじゃないのに、リレーみたいになってるのって嬉しくないですか?いやー嬉しい嬉しい。
でも都ちゃんの最新作を読んでないので、読んだら全然違ったー!ということにもなりそうな気がしてハラハラドキドキしています。全然違ったら別物ですもの、と言おう。
書き上げたら拝読しに参ります!!!


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