@Ferin_L
※この記事は2020年6月に書かれたものです。2020年12月に二度目の再販をBOOTHの倉庫サービス委託を使ったP4Pで行いましたので、その時の体験を交え、P4Pのやり方について更に詳細に纏めた最新記事はこちらです。
私は物々交換を経験しましたが、いろいろな面で負担が大きかった&二次創作をされない方が参加しづらかったこともあり、次回やるなら別の方法をと考えていました。私が発行した忘羨小説の同人誌「雲紋蓮花」の再販についてアンケートを取ったところ、ありがたいことに予想以上の希望をいただきました。そこで、P4Pを小規模で行い再販をすることにしました。
※P4P=Pay for Production の略で、印刷費や諸経費(梱包代など)を希望者人数で割り、二次創作物の制作にかかる費用と送料を注文者が共同で負担する方法です。
こちらは私が現在やっているP4Pについて、私の経験をまとめたものです。まだ発行まで至っていないのですが、P4Pを検討中の方の参考になればと、ひとまず私の現在のやり方と配布方法のプランについて書きたいと思います。P4Pを今後検討されている方は、ぜひ皆様ご自身にあったやり方を見つけて実行されてください。
①募集
私はツイッター上で再販アンケートをとりました。アンケートフォームを作り、参加者の情報(メルアドなど)を直接集めるやり方もあると思います。P4Pは私にとって初めて試みだったため、人数を絞る目的で今回はまず相互フォロワーさんにのみ限定し希望者を集いました(フォロワーさん&FF外の方も含めた希望者の再販も現在検討中です)。再販希望者の方にプライベッター記事のP4Pの詳細な内容を送り、了承された方には私宛にメールを送ってもらいました。
②P4P参加者とのやりとり
メールのBCC一括送信でやりとりしています。メールに連絡事項を記載することもあれば、ぷらいべったーの記事を送っている場合もあります。
③参加者の負担額の決定
参加人数が決まった後、まず印刷所の見積もりを希望者全員に公開しました(公開するしないは配布者次第かと思います)。配布方法は事務作業の軽減を図るため、BOOTHの委託販売を利用することにしました。印刷所から在庫を直接BOOTHの書庫に送り、実際の梱包や発送(匿名発送)はBOOTHの書庫がやってくれるという制度です。また、参加者にのみ同人誌の注文ページを公開するため、BOOTHの「シークレット公開」制度を利用する予定です(月額550円、配布時にのみ使用予定)。今回は初めてのP4Pの試みということもあり、私が再販にかかる費用の一部を負担し赤字になるよう設定しました。印刷代は早割を最大限に利用することで費用を抑えました(そのかわり発行まで2か月かかります)。
●私の負担額=印刷代5%+シークレット公開費用
●参加者負担額=印刷代95%÷参加人数+BOOTH手数料+書庫手数料+送料
P4P経験者のお話を伺うと、中韓では印刷代全額+諸経費(梱包代もしくは委託手数料)を全て参加者に負担してもらう事がほとんどで、配布者が一部の印刷代を負担することは稀だそうです。また、中韓ではBOOTHなどの委託制度が一般的でないため、自家通販で全ての作業をやっている配布者が多いそうです。
④注文→発送までの流れ
現在は入稿済みで印刷所から本が出来上がるのを待っている段階です。早割を利用したため発行は8月になり、今後の流れは以下の通りです
●BOOTHが印刷所から本を受け取りBOOTHに在庫が入りましたら、シークレット公開でP4P参加者にBOOTHの注文ページとパスワードを送ります。
●メールを受け取ったら必ず2週間以内にサイトの指示通りに従って注文を完了してもらうようお願いしてあります。BOOTHでの支払いは日本国内発行のクレカ、銀行振込、ペイパルの利用可
●BOOTHが匿名発送で参加者のもとに本を発送いたします(転送コム利用により海外発送も可)
●P4P全員の皆様の注文・BOOTHからの発送がすべて完了したら、シークレット公開制度をすみやかに解除し注文ページを削除します。ひと月分以上の月額請求+倉庫代の負担を避けるためです
以上が私のP4Pでの同人誌発行予定です。この他にも受注印刷ができる「製本直送」というところがあり、そこでは販売利益を0円に設定し販売することが出来るのですが、装丁がかなり限られる&私が希望するクオリティの同人誌になるかわからなかったため今回は見送りました。P4P参加人数が多い場合はこういう方法もありではないかと思います。ただ、販売利益が0円であることをどうやって参加者のみに証明したらいいのかは考えないといけないかもしれません。