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闘囲展:プロローグ

全体公開 3689文字
2021-12-04 11:46:03

此処は郷邑の街。

まだ郷邑は冬で、夜声異変からまだ少ししかたっていない。

「全世界コッペパン協会」の厚生大弾頭、人形リベ。今日は自らの所有する闘儀場の清掃日である。

リベ「えーっと、掃除道具はこれで良しっと。」

リベ「さて、始めましょうか。」

闘儀場清掃中のこと。

リベ「おや、見たことないひび割れが。しかも、何やら違う空間が……なんでしょう?」



向こう側にいたのは見たことも噂に聞いたこともない人物であった。

???「あれ~、この施設にこんな場所あったかな?」

リベ「それはこちらも。この闘儀場にあなたのような方を招き入れた覚えはないのですが……。」

???「うーん、えっと~、とりあえずまずは名乗りましょうかね」

玉女「私は『雲手 玉女(うんじゅ たまめ)』と申します~。エンターテイメント施設のスタッフさんをしています」

リベ「ならば私も。『人形 リベ(ひとがた りべ)』です。この闘儀場の管理人、まあその他諸々やってはいますが、ここでは話す必要はないでしょう。」

玉女「リベさん、ですか管理人さん……って、ちょっとまてよ」

玉女「なんで、この場所に違う施設の関係者が二人、顔を合わせているのでしょうか

リベ「うーむ、私にもよくわかりませんが、そちらの言うエンターテインメント施設とは一体何をするのでしょう?」

玉女「この施設は簡単に言うと、『バトル施設』なんです」

玉女「二種類のバトルモードを用意してまして一つ目は通常の弾幕戦ですね」

玉女「通常の弾幕やデザカを使って、正々堂々と弾幕戦を繰り広げるんです!」

玉女「そういや、デザカって、ご存知ですよね?」

リベ「デザカ……いや聞いたことも見たこともありませんが、弾幕ならこちらもありますよ。『儀札』というんですけれど。」

玉女「ぎ、儀札……とはなんでしょうか」

リベ「そちらと同じく、弾幕を放てる武器のようなものですよ。」

リベ「そうですね……デザカと儀札で戦えるか一回試してみませんか?」

リベ「では、参りますよ?」

戦闘後……

玉女「むむっ、なかなかやりますね

リベ「そちらこそ、なかなかの腕の持ち主ではないですか。」

玉女「というか、私達普通に戦えてますね!!」

リベ「つまり……おや、私とあなた、同じこと考えてません?」

玉女「やっぱりですか?」

玉女「当てちゃっていいですか? もしかして

玉女「互いの世界のみなさんを呼んで、バトらせるとか!?」

リベ「ええ。こんな楽しいこと、私たちだけで終わらせるわけにはいきませんよね?」

玉女「そうと決まれば! やっちゃいましょー!!」

二人は異種弾幕勝負のルールを決めた後、メンバー集めへと向かうことにした……


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リベ「さて、人数集め、一体どうしましょうか。」

涼「人数集めなら私に任せて!」

そこに現れたのは天京界の賢者、高木涼であった。

リベ「話の速いことですねえ。じゃあ、よろしく頼みましたよ。」

そして涼は広報大弾頭ホーガン・メルカトルに手紙を発注すると
自らは防衛大弾頭、朱鷺野千鶴の家へと向かった。

涼「おっは~! 千鶴!」

千鶴「天人の衣装……何か異変でも?」

涼「今日闘儀場でイベントがあって、ペア組んで戦うんだけど……。」

千鶴「ペアの相手になれって話? 別に他の人でいいんじゃないの?」

涼「それが相手がですね……ゴニョゴニョ。」

千鶴「次元を超えてやってきた謎の人々だって!?」

千鶴「それならそうといいなさいよ。てっきり身内大会だと思ったじゃない。」

夜帖「どうしたんですか千鶴さん。」

千鶴「あー、えーと今から出かけてくる!留守番してて!」

夜帖「えー!」

「高木 涼」と「朱鷺野 千鶴」参戦!!

そしてそのころ、涼が発注した手紙は涼の指定した者たちの所と自宅(天京城)の郵便受けに入れられていた。

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――街の東、黒船

真八郎「なんだこの手紙。」

進三郎「招待状……。」

二人は中身を見て目を合わせるとお互いの意思を確認した。
おそらく「紋(さん)には内緒だ」だろう。

紋「あれ、二人ともどこ行くんですか?」

進三郎「ちょっと街の方に行く用事があって……

紋「遠出なら弁当でも渡しましょうか?」

真八郎「……街に『ネコネコケン』という定食屋があると聞いた。そこで済ませる。」

紋「あら、そうですか。とにかく気を付けてください!」

進三郎「じゃあ行ってきまーす。」

「平 真八郎」と「平 進三郎」参戦!!

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――言霊図書館

幸「今日は何やら言霊達が騒がしいわね。」

美郷「ええ、おそらく、この手紙のことでしょう。」

そういうと美郷は、手紙を幸に渡した。

幸「……何々、闘儀場で異次元の者たちと大会?」

幸「行きたいならどうぞ。私は行きませんよ。」

美郷「いやー、ばれてましたか。」

幸「外出用の日焼け止め塗ったでしょ。それに手紙の封も空いてるし。」

美郷「あはは……。」

幸「とにかく、わたしは行かないわ。」

美郷「うーむ、キノコ族ならワンチャンあるか……?」

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――迷いの森

矢場井「ねーねー! 行こうって!」

毒恨「行きたいのは山々なんだけどねえ、昼に起きてるのはどうも弱くてねえ。」

矢場井「えー。勿体ないよ~。」

???「おはよう。『招待状』の話をしたい。」

矢場井「あ、図書館の付喪神!」

美郷「ええ、美郷です。」

矢場井「『招待状』、これのことか!」

毒恨「その様子だと、相方探しのようね。ちょうど良かったわ。矢場井、行ってらっしゃい。」

美郷「おお、都合がいいことで。じゃあお借りしますよ。」

「矢場井 木之香」と「付喪神 美郷」参戦!!

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――聖耳界

句蛸「サンドレミクワ、ボンジョールノ!」

紫冠「サテルインダミア、ボンジョールノ?」

句蛸「モノイウカンドルニ、ボンジョールノ!」

紫冠「ササマテモヌイン、ボンジョールノ!」

句蛸「ヨアイハミダニ、ボンジョールノ!!」

「聖都 句蛸」と「斧芋 紫冠」参戦!!

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――砂池研究所

啓志「……なるほど。」

類「どうしたっすか?難しそうな顔して。」

啓志「ああ、この手紙によれば北の闘儀場で別次元の民と弾幕で戦いをするらしい。」

啓志「類、私と一緒に来てくれるか?」

類「なるほど、了解っす。」

「砂池 啓志」と「東原 類」参戦!!

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――天京界

埋根「今日は何が入ってるかな♪……手紙? 各世界の賢者様へ、だと? どれどれ先に読んでやるか。」

飛槍「お前ってホント凄いな。」

(読み込み中)

埋根「(ニヤリ)」

埋根「飛槍、闘儀場に向かうぞ! 面白いイベントだ!」

涼(あ! 先に読みやがって! 私も文章確認してないのに……。まあ天京界代表ははあんたらに任すか。)

涼(ほら、飛ばすよ!)

その様子を天京城の窓から眺めてた者が一人。天縛法 律である。

律「……久しぶりに掃除しようと思ったら、なんか起きてるみたいね。」

涼「見てた!?」

涼は仕方なく律に事情を話した。

律「なるほど、あなたはどうせアイツと組むんでしょ?じゃあ私はその片割れの鵺を連れてくわ。」

涼「オッケー。じゃあ私服でよろしく。」

律「そうね。」

――千鶴の家

律「すみませーん、夜帖さんいる?」

夜帖「あ、また天界の人だ。どちら様で?」

律「さっき来た青いのの友達。あいつが千鶴を連れてったせいで私も置いてけぼりになったの。」

夜帖「ということは私を連れてってくれるんですね!」

律「さ、闘儀場に行きましょう!」

夜帖「二人が行ったの闘儀場だったんだ……よし、行きましょう!」

「天縛法 律」と「閑邪 夜帖」参戦!!

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――狭間界

桔梗「……なるほど。」

鬼々「どうかしましたか?」

妖「その手紙、何?」

桔梗「こうこうこういうわけでね。二人には街に行ってもらいたいんだ、できるね?」

鬼々「そういうわけなら、何なりと。」

妖「わーい久しぶりの弾幕だ~!」

桔梗(多分夜帖も来るからやすやすと行けないんだよなぁ……。)

「鬼々」と「妖」参戦!!

こうして、色々なところから集まった八組が出場することになったのでした……
尚、順番は現時点での強さ順に並び変えられました。

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