@Rom_Dagashiya
第八章 事実の墓場とタコ ――朝堂院聖耳堂 隠されし空間
♪夜の忍び足
千鶴「あんたがぶっ壊した跡から議場の下に入れるようになってるわね。」
涼「確かに、議場の場所とは別に空洞になってる。まるで隠してるみたいだ。」
千鶴「そうね。」
涼「さて、怪しげなものたくさん発見。」
千鶴「……十字の木がいっぱい。そして一際大きな石が一つ。え?まさか、ここって……。」
涼「墓場っぽいね。」
千鶴「にしても、なんでこんなところに墓を隠したんだろ。」
涼(……!)
涼「本だ。」
千鶴「『イカルクオン伝説』」
千鶴「読んでみましょ。」
千鶴「……翻訳機でも読めないね。」
涼「ホントだ。読めない。」
?「誰かいるのか。」
千鶴「ひぇ!」
句蛸「……やはりあなたたちですか。」
涼「はい……。」
句蛸「ということは、あなたたちが伝説上の『破壊者』となるわけですが……。」
涼「伝説に?私たちが?」
句蛸「ええ、誰も破壊出来なかったものを破壊する者として記載が。」
句蛸「一つは『ナカトミノ塊』、もう一つは……この墓場です。」
千鶴「なるほどねえ。」
句蛸「さあ、伝説の瞬間を私に見せてくださいな。」
涼「じゃあ、遠慮なく。」
千鶴「一つ、聞きたいことがあるのだけど。」
句蛸「何でしょう。」
千鶴「これを破壊したらどうなるの?」
句蛸「それは私も知りません。」
千鶴「……そう。」
涼「もう大丈夫かな、千鶴。」
千鶴「ええ、早く家に帰りたいもの。それじゃあ!」
ドカーン!