【キューピット・パラサイト ネタバレあり全体感想】途中CERO:Dな内容が含まれますので、苦手な方はご注意ください。
・キュピの恋描写は神!
・エンディングの話
・個別ルート感想
・キュピってここが唯一無二!
@msom3sj2kic1
ゲーム感想記事一覧
キュピパラ全通!
満ち足りた~~~!2022年の締めがキュピでよかった。
❁ 好きだったところから書きます
まだ恋だと自覚する前の日常に散りばめられたささやかな恋の欠片描写するのうますぎんか!?!?!?
恋だと自覚した後の片想い期間や両片想い期間も大好きだけど、
それ以上に、恋を自覚する前の心の引っかかり描写が好きなんだわたしは!と再確認できた作品だった。
1番好きだったのがラウル√のこれ。
(そういえば、好きな食べ物ってなんなんだろ)
これだよ~~~!!!
リネットより先に起きちゃって、朝食を一緒に摂ることを想像したラウルのモノローグなんだけど。
この、一緒に過ごす日常を自然と想像して、
その中でふっと相手のことが気になる気持ち、まさに恋の萌芽やん。
自然と、何が好きなんだろ、何を食べたら喜ぶんだろって想像してるの恋じゃない!?!?!?
ドキドキするとか、モヤモヤするとか、
そういうわかりやすいのじゃなくってさ。
自分でも説明がつかないけど、なんだか自然と相手が自分の心に入り込んでいたり、
その占める面積が大きくなっていたり、
誰に咎められたわけでもないのに、自分の心の動きに言い訳や正当化理由を考えたり、
そういう、細やかな恋の心の動きを描写するのがめちゃくちゃ上手くて、、、
(ラウル√でも、マフィンが喉につっかえたみたい、みたいな描写あったけど、
そういうわかりやすいやつよりこのモノローグがめちゃくちゃ興奮した)
あとF√の、
尾行をやめようって言ったら一緒にいる理由がなくなっちゃう気がしたから言えなかった、って描写もめちゃくちゃ好きだし、
ギル√の、
ギルが他のものに時間を割くのを望んでいたはずなのに、その通りになったのに寂しいなんて、、、って思ってしまう描写も大好き。
どうにか理由をつけようとしたり、それらしい言い訳を用意したり、そこまでしなきゃいけない心の動きは恋じゃん!!!って描写が上手すぎて感動した。
あと音楽やUI含めて、洋画みたいな世界観でめっちゃおしゃれで。
フォントはこれが好きだったので変えた!

より洋画みたいでおしゃれ(o^^o)
久しぶりに鬱々とせず駆け抜けられる光の乙ゲで楽しかったな~~~!
サントラ買いました。
特にリネットのテーマと、ギルのテーマと、Fのテーマが好きなんだけど、
全体的にBGM好きです。
恋愛的重要シーンで流れるテーマ「It’s like a Romantic Movie」に関しては、
いいなって思うときもあったんだけど、
いやこのしっとりした場面ではちょっと大仰では?って思うこともあったかなぁ。
(素敵なドレス姿に変身したお姫様が登場してわぁあああって沸くシーン、みたいな音楽なんですよ。確かにロマンチックだしキュピの作風には合ってるんだけど、展開によってはたまに「ちょっと音楽だけが盛り上がりすぎでは?」って思うことがあった)
特にF√のエピローグとか。ここギルのテーマ曲の方が合ってたんじゃないかな~~~
❁ エンディングとラブタイプの話
まぁ、キュピは女神×婚活がテーマなので、
どのルートも婚約まで描く!って決めていたのかもしれない。
中途半端なところで終わらせてあとはFDね~って手法じゃなく、
初めからここでぜんぶ出し切ったる!!!って制作陣の気概が感じられたのもすごくいいと思う。
思う、んだけど。
そんなみんながみんな足並み揃えて婚約!結婚!ってしなくてもよかったんじゃないかな~~~とは思った。
社長はもとが偽装夫婦始まりだし、
ギルはブライダルカーの回収があったから、
この二人が結婚まで描かれるのはわかる。
でもFはまだ19歳だし、
ラウルは結婚するにはセンシティブな問題が多い職業だしさ、
無理繰り結婚まで描かなかくてもよかったんじゃないかな~と思った。
何より。
アランだけは人間界の婚約しないでほしかったよ!!!!!(後述)
あと、他エンドについて。
ふだん正規エンド以外はあまりこだわらないタイプなんですけど、
キュピは、せっかくラブタイプでエンディング分岐するなら、
ラブタイプが違うがゆえにそもそも恋が生まれないって結末がみたかったな。
現実でもさ、こいつ友だちとしてはめちゃくちゃ好きだけど、絶対恋愛対象にはならんな~~~!って異性いない?
ラブタイプが違う異性って、『恋心を抱くけど実らない』じゃなく『そもそも恋愛対象にならない』ってパターンの方が多いと思うんだよね。
例えば現実のわたしは、たぶんエロス+アガぺだと思うんだけど(ちなみにキュピのラブタイプ診断の最初の結果はエロスでした)、
実際ルダスタイプの男性は、そもそも恋愛対象にならないのね。
好きになることすらないんよ。
でも、異性の友だちにはルダスタイプもそこそこいるし、
友だちとしては面白くて好きだったりする。
キュピも、せっかくラブタイプでエンディング分岐するなら、
単に恋が実らないって結末にするんじゃなく、
ラブタイプが違うからこそこういう結末になったんだ~って、納得感あるエンディングを作り込んでほしかったなと思った。
だからF√の、
Fのラブタイプ・エロス(外見主義)に対してバッドラブタイプのプラグマ(実利主義)でルート入るとビジネスパートナーになるエンディング、
「仕事仲間としては上手くハマるけど、恋愛観が合わないからそこから恋愛には発展しない」って結末に説得力があって、めちゃくちゃよかった。
正規ルートは「婚活だって外見が大事だからファッションを磨こう」から始まって、Fに連絡して仲を深めていって……って、ちゃんとリネットが「エロス」だから恋に発展したことがわかるストーリーになってるし、そことの対比も綺麗!
他のもそうしてほしかったな~~~。
アガペ(ギル)に対してルダスでルート入ると、
遊びの恋が楽しいリネットがギルを重たく感じちゃうエンドとか、
ルダス(ラウル)に対してアガペでルート入ると、
恋愛観が真逆のラウルに愛想を尽かしちゃうエンドとか。
ラブタイプの違いでエンディング分岐するのに、分岐した内容に別にラブタイプ関係なかったら、
エンディング回収が面倒なだけになってしまうやん。
そういうエンドが多いように感じたからもったいないなって。
(社長√のモデルになるエンドはラブタイプの違いを活かそうとしたようにも見えるけど、因果関係が逆なんだよね。
恋を失ってモデルになる、じゃなくて、
実利主義の社長に対してリネットは外見重視だからそもそも恋愛にならない、って因果を見たかったという意味です)
逆に、正規ルートは「ラブタイプが一致するからこそ恋愛が実った」って感じられるストーリーで新しかったし、面白かった!
F√はさっき言ったとおりだけど、
社長√も、プラグマのリネットだから「偽装結婚で誤魔化そう」って発想が出るんだろうし、
ラウル√も、ルダスのリネットだから「まずはセックスを試してみよう」ってなるんだろうし。
あとは、ルートによってはちょっとテーマを詰め込みすぎかなぁって感じるところもあった。
社長√とか、
・社長とリネットの偽装夫婦からの恋
・「社長は愛妻家」の嘘いつバレるか問題
・CCを没落させようとするライバルの存在
って、似ているようで異なるテーマが乱立しているので、
一つ解決したのにまた似た問題が発生しててんやわんや、ってちょっとごちゃごちゃして感じられた。
ギル√とかラウル√もそう。
まぁキュピ個別短めだからそこまでダレるわけでもないし、
単にわたしが「1本のテーマで貫いた物語が好き」ってだけの、好みの問題かもしれません。
❁ 個別感想!!!
攻略順です。
思うがままにラブタイプテストやったら『エロス』が出たので、初手はそのままFへ。
最愛候補は真ん中、攻略制限は制限なしが終わってからと決めているので、
F→社長→ギル→ラウル→アラン でした。
苗字も名前も変換が大変なのでいつもFって呼んでてごめんなさい。
螢彩院・F・琉輝 CV:榎木淳弥

とりあえずシナリオ構成が美しすぎて逆に言うことがない。
お祖母さまに認められたくて、自分を追い込んでストイックに努力している若く発展途上な青年が、
恋をして、デザイナーとして大切な感性や感情を知り、お祖母さまと心を通わせる王道成長恋物語。
F√はさ、5人の中で唯一といっていいくらい、
共通ルートが恋愛の重要な土台になってるって思えるところが好きなんだよね。
構成が美しい。
ただ知り合いになっただけじゃなくて。
リネットからFへは「仕事に対してストイックなだけで嫌な人ではないんだ」って知って、
Fからリネットへも「仕事を頑張っている人は嫌いじゃない」って認める描写があって、
共通から個別序盤にかけて、一足飛びに恋愛になるんじゃなく、
まず「お互いに仕事に対する姿勢を尊敬している」って、人と人との根本的な信頼関係を築くところから始まっているのがめちゃくちゃ好き。
その土台があるから、個別序盤に仕事関連で声をかけるっていうとっかかりが自然で。
そうやって仕事の用事で会っている中で、初めは仕事に対してだけだった信頼が、少しずつ少しずつパーソナルな部分にもにじみ出ていって、恋になっていく。
この、まず人としての信頼関係を築いて、それが少しずつ恋愛に広がっていくって過程がめちゃくちゃ好きなの!!!!!
さっきも挙げたけど、
お互い「仕事に活かすためだから」ってデートの尾行を始めたのに、だんだん二人一緒にいたいって気持ちの方が大きくなってきて、
でも「仕事のため」って言って始めてる分、尾行をやめようって言ったら解散しなきゃいけない、それは嫌だな、一緒にいたいな、って気持ちに引きずられて尾行のやめどき見失ったのが、
めちゃくちゃ萌えすぎて死ぬかと思った!!!
「仕事関係なく話せるのなんて、あんたくらいだから」とか、
もう仕事の用事は終わったのに帰らないでほしそうにしているところとか、
レディース服のデッサンを見つけちゃったとき、隠すでも突き放すでもなく過去の自分の話をしてくれたのとか、
仕事を理由に会っていたのが、だんだんプライベートに滲み出ていく感じ、、、
めっちゃ、、、こころ開いてくれてるやんって実感できて、、、
たくさんのキャンドルを灯して一緒の毛布に包まるスチルなんてもう、
二人の恋心もひとつひとつ点火してあったかくなって盛り上がっていく最高にロマンチックな絵で死ねましたね!!!!!!
そのあとの「どうしよう♯f4b3c2~♯bce2e8のグラデーションに見える!」も爆萌えした。
恋をすると、その人のことがそれまでと全然違ってきらきら可愛く見える、って誰もが経験ある文脈を、こんなにロマンチックに描写してくれるなんて、、、って感動した。
いや~~~~~キュピパラやってよかった!!!!!!
仕事に対してストイックで、
でも脆いところもあって、
一人称「僕」、CVえのき氏の年下男子。
完璧にわたしの男やんって感じなんですが!!!!!
F、最愛じゃなかったんだよな~~~~~!!!!!
これは共通から思っていたことなんですけど、
わたし、字が綺麗じゃない男萎えちゃうんだ。
あまり人に理解されない男の萎えポイントそのいち。
字が綺麗だったらなぁ~~~~~。
あと、久しぶりに自分の恋愛観語るんですけど、
男の都合でキス強奪する展開ダメなんですよ!!!
いやこれが乙女ゲームだからね、最後Fと結ばれて、結果的に「ファーストキスは好きな男性とでした」になるからいいけどさ、
ふつうに考えたら、まだ好きじゃない、恋愛対象として意識していない男性にキスされるのめっちゃこわくない???
めっちゃ嫌悪感ない???
性犯罪すれすれですよ???
(そういうこと言い出すから勝てない?
それはそう)
わたしのいち個人としての意思を!女性としての貞操を!尊重して!!!
って思うんですよね、、、
だからギルが好きなんだよわたしは。
許せるのは愛が重く闇の深いおさななが異性と意識してほしくてするキス強奪だけです。
だから2回目の、
「キスしていい?」
「即答しないなら、遠慮しないよ」
って言ってされるキスの方が断然よかった~~~~~!!!!!
これが初キスでいいだろ!!!!!
初キスのシチュエーションめちゃくちゃ大事にするタイプのプレイヤーなので、
これがなぁ、もうちょっとなぁ、、、ってなってしまった。
(お互い好きなんだ、両想いなんだって心を通わせた直後にその多幸感に包まれながらキスする展開が1番好きです)
あと単純に、Fはちょっと結ばれてからが甘すぎたかな。
わたし、塩対応には結ばれてからも塩対応でいてほしいんですよ。
いくら天才デザイナーでも19歳じゃなかったら自作ウェディングドレス持参許しとらんからな?????
ベストスチル発表!!!

これしかないやろ。キュピどころか乙女ゲームぜんぶ合わせてもベスト3に入るくらい最高のスチルだよ。
シェルビー・スネイル CV:KENN

わたし、初見推しがオーウェンだったので、
社長√って実質オーウェン√じゃね!?!?って沸いてたんです。
ソッコーバラすんかーーーーーい!!!!!
え、共通ルートの存在意義 is 何?????
オーウェンとの代理婚活をこなすうちにオーウェンがリネットに惹かれていって、社長とは全然別口から信頼関係を築いていって、オーウェンの想いに気付いた社長が、リネットは譲らん!S氏は自分だ!とカミングアウトして三角関係!んでバドエンのひとつがオーウェンエンド、でよかったのでは~~~!?(早口)(一息)
てかさぁ、初見オーウェン推しのわたし、
F√ではメラニーとくっつきあまつさえキスまで見せられ、
社長√では裏切り者だと明かされ、
ガチで酷い目に遭いましたね。
もう最愛候補カード切り尽くしたが!?勝率0.001%くらいだが!?って思ってたもんね。
オーウェン推しに救いをくれよ。
社長√はさっきちらっと言ったけど、
ちょっとテーマが多めでごちゃバタっと感じられたくらいかなぁ。
仕事に一生懸命な二人が、偽装結婚を通して惹かれ合っていく王道展開でした。
まぁ偽装結婚案については、
「それ社長がリネット以外と結婚したら何て説明すんの!?離婚した言うんか!?!?」
とか、
「いやイチ社員が社長と付き合ってるって思われる方が問題では!?!?!?」
とか、
全プレイヤーが入れたであろうツッコミをわたしも入れずにはいられませんでしたが。
まぁこれは乙女ゲームだし、最終的には社長と結婚してシャンシャン♪するからいいんだ。
あとはもうわたしの好みの問題です。
いい年齢して報連相できずモダモダすれ違う展開に萌えを見出せないんだよ~~~!!!
いやギルと付き合うことになったの?って一言聞けば済む話やんけ!聞けや!高校生じゃあるまいし!
と思ってしまいましたね。
わたし、攻略対象にとって自分が初恋であれって願望があまりなくて、
むしろ、それなりの年齢ならそれなりの恋愛経験があってくれと思うタイプなので、
32歳でこれカンベンしてくれや~~~が勝ってしまいました。
いやストーリーは綺麗だったんだよ!
だから好みの問題だよ!
同僚に当てこすりされたときに社長室で泣かせてくれたところが最高に萌えた。
あと、最後拳銃を構えての「――すべてSSだ」でめったくそに笑ってしまったんだけどこれ笑いどころだよね???
ときめきポイントなのか???わからん。
ベストスチル。

一緒に2号店出すエンドの方が好きです。
ギル・ラヴクラフト CV:木村良平

今作の最愛。
たぶんギルがいなかったら、全通後冷静に振り返って「まぁ~~~Fかなぁ~~~」みたいなテンションで最萌えを選んでいたんだろう。
ルート終えた瞬間に「これもう今後誰がどう萌え殺そうとしてきても超えられん!!!優勝!!!」って思える突き抜けた存在に出会えるのってほんとしあわせだよね。
詳細はド長い個別感想を書いたのでこれを読んでください。
でもとりあえず言っておきたいことをもう一度まとめておく。
・わたしは「普段情けない感じのギルが夜はS」っていうギャップで落ちたわけではない!!!
・アラン・メルヴィル√やった後「ギルとアランじゃ想ってきた時間の長さが違う」とか比べるのやめよ???
・ギルの魅力は「大好きな人と4年間ひとつ屋根の下に暮らしながら決して手を出さなかった尊重の愛」だから。
わたしの意思と貞操を尊重してくれるギルまじでまじでまじでまじで愛。
ラウル・アコニット CV:八代拓

CERO:Dでやるべきはコレなんだよ。アンダスタァン???
沙明が出てきてしまった。笑
ただ糖度を提供するためだけのセックス描写はあんまり好きじゃなくて。
ギル個別感想でも書いたけど、せっかくCERO:Dでセックス描写入れるなら、
セックスで変わる価値観とか、セックスで人のリアルな感情――特に綺麗じゃない感情を露わにしようとする描写とか、
そういうのを入れてほしいんですよ。
ラウル√の最初、
セックス気持ちいいよ?合意のうえだよ?なんでダメなの???に対して、
「たった一人の好きな人としかセックスしちゃだめな理由」誰も説明できないでしょ。
だからリネットが「確かに経験したこともないのに一方的にダメ出しするのはよくない、何事も経験や!」ってセックスしてみちゃう展開最高におもろかった!!!
いや、新しいから面白いっていうのもあるんだけど、
自分がやってもいないこと、知りもしないことを頭ごなしに否定しない!やってみてから物言おう!ってリネットの態度がとても好きだった。自分もそうなので。
が。
わたしは大好きな人と心まで丸裸にするセックスに喜びを見出すタイプなので(ほらアガペだろぉ???)、
何でもないことのようにさらっと済まされるファーストキス、
カフェでのおしゃべりのような特別感のなさ、
「やめる?」
「そっか。
まあ、無理そうだったら言って」
やってもいいしやらなくてもいいよ~みたいな瑣末な扱い、
ほんとうに心が壊れましたね!!!
しんどかった。笑
いや~~~もう安易に芸能人と寝る安上がりな女扱いに感じられてつらかった。笑
てかギル√でギル最愛や!!!尊重の愛こそ至高!!!なった直後にラウル√やったのは極めてドMでしたね。
でもここからの描写がまじで神がかってたんだよな~~~!!!
セックスの有無で女の態度が変わるって真理だと思うんですよ。
だからラウルが「セックスした女の子はだいたいワガママになるか独占欲出してくるかなのにな」って思うのめっちゃ女わかってる~~~!!!って興奮した(ライターに)。
CERO:Dでセックス描写入れるなら、こういうセックスで変わっていく価値観をちゃんと描いてほしいと思うのね!
神話ガチャガチャにゴールデンレトリバーみたいにきゃいきゃいするカワイイ男なのに、
自分と仲良くなりたいがために神話討論会来ようとする女は軽蔑した表情で拒絶する、
セックスのハードルは低いのに、自分の大切なテリトリーを簡単には汚させないその温度差とかめちゃ良!!!なったし、
嫉妬と独占欲に駆られてセックスするラウルガチ!!!!!血液沸騰した。
自分でもなんでこんな感情になるのか整理できてない、
でもその独占欲を発散して心を満たす手段がこれしかない、っていう本能に任せたセックス最高か?????
感情の伴わない丁寧なセックスより、昂って理性を失ってただただ本能的感情をぶつけたセックスの方が快感なんだよ当然!!!
それを乙女ゲームで明確に描いてくれたのがもうほんとうにほんとうに最高でした。
いや~~~~ぶち上がって血液沸騰した!
あとはさっきも書いたとおり、
ラウルが恋心を自覚していく描写が上手すぎて興奮した。
こっそり名前を呼んで、嬉しいようなしっくりこないようなざわざわした居心地になるのとかもう超!!!いいな!!!って。
キュピ、毎ルート毎ルート日常に散りばめられたごくごく小さな恋の欠片を丁寧に描写できるの天才の所業としか言いようがない。
それから個人的に、体の関係がある男女が、その空気を微塵も出さずにふっつーーーの顔して一緒に仕事したり、先生と生徒の会話したりってシチュエーションが大好きなんですよ。
ラウルとリネットがふつうの会話するたびに「こいつらこんなしらこい顔して会話してるけどあんなどちゃくそにエロいセックスしてたんだよな~~~」って盛り上がってました(最低)。
「嫉妬とか、独占欲とかはちょっと分かった気がするんだ」
――私に向けているのだと言われた気がして、ドキリとした。
とかもう最高にエロくて興奮したwww
あと、
オレが最初、軽率に彼女を抱いたりしたから。
警戒されてるし、大切な行為を軽んじる男として多分軽蔑されている。
――彼女には、軽蔑されたくない。
だからもう、手を出しちゃ駄目だ。
とか、
最初に最後の一線を超えてしまっているがために、
それ以外での好意の伝え方がわからずドツボにハマるのも最高だったね。
軽率に寝たツケがまわってくる展開美味しすぎる~~~!!!
恋愛過程の最初にセックスがくることによる特有の問題を丁寧に描写してくれて、ラウル√はほんとうに希少価値!!!
もうね、CERO:Dやるならこれ描いて!って思うものをこれでもかと詰め込んでくれて最高のルートだった。
そこからの展開はまぁ、べつに盛り上がりはしなかったけど、そんなめためたこき下ろすほど萎えたわけでもなかった。
淡々と進めていたって感じ。
前半が唯一無二に良すぎて、後半多少ふざけたくらいではラウル√の価値は落ちませんでした。
アレキサンダー大王から戻ってきたとき(文字にするとやばすぎるな)の、
「ね、君はオレのことが苦手だったんだね」
「……苦手だったって本当? って、君に聞きたいなって」
とか、声が優しくて優しくて、、、あかんめっちゃ好き、ってなったし、
好きとか、もう一度会いたいとか、そういうありきたりな感情じゃなくて、
えっそんな面白そうなこと聞いてみなきゃ死にきれない!って気持ちで戻ってこられるのが、いかにも好奇心旺盛なラウル~~~!って感じられて、めっちゃ好きだった。
これが見られたので、アレキサンダー大王超展開も悪くなかったなって思えたよ。
それより最後、リネットが会社員やりながら女優になっていた方が萎えましたね。
ラウルが全裸でモンスターと戦おうが、
アレキサンダー大王に乗っ取られて街壊そうがまったく萎えなかったんだけど、
これには萎えた。
なんかさ、作品によって、
ここは設定こだわってほしいなってラインと、
ここはご都合主義でもべつに気にならないなってラインが、
それぞれ違うと思うのね。
個人的には、キュピは、
キューピットとしての矜持を持って恋結びに励む、そんな応援したくなる可愛らしいリネットが、恋愛の当事者になったらどう変わっていくのかっていう等身大な悩みや恋愛過程が核の作品だと思うの。
だから、べつに空飛ぶ車で神界いこうが、
アレキサンダー大王に精神乗っ取られようが、
そういうところはべつに気にならないんだよ。
でもさ、リネットが結婚相談所の社員としてお仕事をがんばる姿っていうのは、
この作品の核の一部じゃん。
そういう大事な部分について、
「会社員やりながら女優もやって成功しました〜」
ってチープなものに落とされるのは許せないんだよな〜〜〜
そういうことされると、
「恋結びにひたむきだったリネットが、恋愛の当事者になって変わっていく姿」っていう恋愛過程の尊さが、刺さってこなくなっちゃうじゃん。
だからこれは萎えましたね〜〜〜この話は次のアラン√でもします。
ベストスチル。

図書館エンドが1番好きでした。
アラン・メルヴィル CV:古川慎

オトメイトはマコトフルカワをどうしたいの???????
わたしは運命男と相性が悪いので、
アランには落ちんやろな〜と思ってたけど、
元は一対だったのに、この世で誰よりも大切な存在だったのに、
恋を結ぶ神と恋を奪う悪魔に引き裂かれて、
自分のことを忘れてしまった彼女が、キューピットの矢で生まれた恋心を向けてくる。
アラン・メルヴィルの心情、いかばかりか。
優しく包み込むように甘やかしてくれるアランから、
天使時代どれだけリネットを愛しく想っていたのか、400年の時空を超えて伝わってきて切なくなった。
歩く18禁みたいなビジュ、ねっとりした喋り方、
「他人に恋してる女の子じゃないとそそられないんだ」とか言って夢の中でアレヤコレヤしてるくせに、
ちょっとリネットに押されると頬染めてタジタジするアラン・メルヴィル、
可愛すぎてふつうに萌えたわ!!!!!


え?「可愛いよ」って言うのにおまえがその顔するのはズルじゃん。
アランに矢を放った後、
やばい!ってその放たれた矢に追いついて掴んだリネットの反射神経ヤバくね?????
とか、
???キューピットの矢って相性がいいもの同士をくっつけるか、キューピットが相手を選んでくっつけるんじゃなかったっけ???
目の前の人に恋する効果だっけか???
とは思ったが、面白そうだったのでヨシ!
最初は、キューピットの矢の効果で恋始まるの微妙だなぁって思ってたの。
キュピの素晴らしいところは、リネットや攻略対象が恋を自覚するまでの「めちゃくちゃほのかだけどそれは恋!!」って欠片の描写だと思っているので。
でもリネットが「始まりこそキューピットの矢だったけど、今では本物の恋だって言える。早く30日が経った後にそれでも好きだよって伝えたい」って思うようになっていったのがめちゃくちゃ尊くて。めちゃくちゃ共感できたので、こういう始まりもアリなのかなって思えた。
「……本物の感情だって、突き詰めればきっと気の迷いよ」は確かにそうだし。
リネットを救うためには自分じゃダメなんだ、って想いを押し殺してるのに、
まっすぐに気持ちをぶつけてくれるリネットに少しずつタガが緩んでくるアランにめちゃ萌えたし、
雨の中のキスシーンがめちゃくちゃ好きだ~~~!!!
ここがアラン・メルヴィル√最大の興奮ポイントでした。
自分の都合で気持ちを押し殺していた優しい優しい男が、ついに我慢できなくなってめちゃくちゃに欲ぶつけてくる展開がこの世で1番好きなんです!!!
「悪魔」と「神様」という障害だらけの恋で、
アランがどう苦しんで、どう折れてリネットを愛するのか、
めちゃくちゃ楽しみで止まれなかったんだよ~!!!
で、ここからお決まりの(?)スーパー物申しタイム入ります。笑
堕天の設定、ガバすぎんか!?!?!?!?
わたしはね、乙女ゲームにおいて、
「ヒロインや攻略対象の想いの礎になる設定」は、
絶対手を抜いちゃいけないと思ってるんですよ!!!!!
(某絶望乙女げーむでもこれでキレてましたね、そうです)
アランはさ、ずっと大事に想っていた対の天使が、
神界の一方的都合で、突然、神に昇格させられることになって、
別れを告げる間もなく(告げられないけど)連れていかれ引き裂かれた、その怒りや悲しみで堕天したわけじゃん。
アランの『堕天』はリネットへの想いの礎なんですよ。
どういう罪を犯したら、どういう罰で堕天させられるのか、
どれほど異様で苦しいことなのかが描かれないと、
それを乗り越え堕天したアランの気持ちがどれほど激しかったのかって、伝わらないじゃん。
アランはまだいいよ。
禁書を読んで手がかりを得るために、悪事に手を染めて上級悪魔になって、
リネットを生かす方法を知ってさ、
悪魔の自分じゃ恋をしてもリネットを人間にはできない、
だから他の男と結ばれてもいい、それでもいいから生きていてほしいって、
たったそれだけのために400年近く捧げてきたわけで、、、
想いの強さが伝わってくるよ。
でもね、同じように、
『堕天』がどれほど心理的ハードルを抱かせるものなのか、しっかり描かれないと、
最後『堕天』を選んでまでアランと一緒にいることを選んだリネットの想いの強さも刺さってこないんだよ。
ゆるーく天から落ちたら堕天って、
心理的ハードル低すぎんか!?!?!?
せっかくアランの何百年にも及ぶ想いが実を結ぶ瞬間なんだから、
そういうところはしっかりと作り込んでほしいよ!!!!!
何をしたら堕天するのかしっかり定めて、それをあらかじめ示しておくからこそ、
最後の「それをやってでも堕天したい!アランと一緒にいたいから!」ってリネットの想いがわたしたちに刺さるんじゃんか。違うかなぁ?泣
以上、物申しポイントそのいちでした。
そのに。
最後は花の指輪を贈ってよ!!!!!!!
なんで金属の指輪を贈ってしまうんだよ、、、そこは花の指輪やろ、、、
悪魔になった二人が、天使の頃していた結婚式ごっこをそのままなぞるからこそ、
どんな立場になっても変わらない二人の想いが感じられて尊いんじゃんか、、、
たぶん初めから、どのルートも最後は「人間としての結婚」って決めてたんだろうなぁ。
まぁ、攻略対象によって結婚したり結婚の話がまったく出なかったりするの、不平等って言われるかもしれないもんね、、、
でもさぁ、相手が違ったら、歩む道のりも違うのが当然で、
まだ若いFと結婚の話が出なかったり、
俳優のラウルとの結婚に躊躇ったり、
悪魔のアランとは人間としての結婚ができないのって、
だからこそいいんじゃないか???泣
そんな足並み揃えて人間の夫婦にならなくたっていいのに。
わたしはその二人だけの、唯一無二の関係性だって思える物語が好きだから、
あえて人間の夫婦の形に落とし込まない方が特別感があってよかったのになって思っちゃった。
最後に。
アランとリネットの間にあるのが、ありふれた激しい恋愛じゃなく、
庇護欲とか、友愛とか、そういうゆったりと穏やかなものがたくさん含まれた「名前はつけられないけど間違いなく愛」っていう感情だったの最高に最高に好きだった。
いろいろ物申したけど笑、
アランとリネットのカプはめちゃくちゃ好きです。
運命男には落ちないけど、
客観カプだとふつうに運命カプが好きなのかもしれない。笑
ベストスチルラバーブレスレット作ってるときのやつとまよう!でもこれ!ブチ上がったから!!!

てかさ、アランだけラブタイプの違いによるエンド分岐がないのめっっっちゃ好き。
アランだけは、『マニア』を選ばないと、つまりリネットの中にも『熱狂性』がないとそもそも個別にも入れないって意味なのかなと思った。
アランは他の男と結ばれるリネットで満足しちゃうから、
まずリネットが熱狂的といえるほどの興味関心をアランに向けないと、そもそも恋愛関係を築くスタート地点にも立てないって意味なのかなって。
こういうラブタイプの使い方というか、メタ設定にもキャラクター性が絡んでるって感じられる設計がめっちゃ好き。
(まぁ、もしかしたら別のタイプでもアラン個別入れるかもしれないし、ただのわたしの解釈ですが笑)
大切に想い合っているのは変わらないけど、二度と言葉では伝えられなくなってしまう天界エンドが、
意外と1番好きかも。
優しくてきらきらと温かいのに、切ない余韻が。
どのエンドも好きだけどね。
隠しルート CV:岡本信彦
ジュピター様のアイコンなかった。笑
ちーちゃん=ジュピター様は予想外すぎた!!!
いや、、、ピーター=ちーちゃんは声で、
ジュピター=ピーターは立ち絵トレースでなんとなく予想ついていたけど、、、
まぁそれでいうならA=B、B=CでA=Cなので、
ジュピター=ちーちゃんが繋がらないとおかしいけど。笑
もう先入観で、あんな厳格そうな神界のトップが「ちぃー!」って言ってるとは思わんかった。笑
ジュピター様との恋可愛すぎた~!!!
人型と獣型をいったりきたりするドタバタラブコメディ大好き!
某ピンクもふもふ個別で見たかったものが満たされた。
(……寂しい?)
―ちーちゃんを抱っこして寝たいのに、いないから。
ピーター君と一緒にホットミルクを飲みたかったのに部屋に帰っちゃったから。
とか、ストルゲっぽい恋の育ち方なのもよかったな~。
ジュピター様可愛くて萌えたが、長い!!!笑
隠しルートだし、
人型⇔獣型ドタバタラブコメディ+αでちょっと真相、くらいでもよかったかも?
でも、真相部分でポップなリネットBGMが流れるっていう、いかにもキュピパラ!って成分を浴びて終われたのでよかった。どんな展開でもずっと明るく前向きな気持ちでプレイできるのがキュピのいいところ!
しかも最後の最後にゼウスとかいうくっっっそ性癖ど真ん中の男(男?)出てきてわろた。
ベストスチルはこれかなぁ。

ちーちゃんのスチルが結構あってうれしい~!
ギャラリーで映画館の席ぴょんこするちーちゃん激かわ。飼いたい。
リネット、可愛くて一生懸命で頑張り屋さんで、
大好きヒロインでした。
最愛ギル、アラリネ萌えで完勝!!!
恋愛過程を丁寧に描く乙女ゲって結構あるとは思うけど、
たいていは、どちらかが片想いを自覚した後の描写がメインだと思うんですよね。
キュピは、そのもっともっと前の、
なんてことない日常に散りばめられた、まだ恋とは自覚できないような小さな小さな欠片にふと目を向けさせる描写が神すぎた。
意外と、お互い恋を自覚する前の過程をここまで丁寧に描いている作品って珍しいような。
しかもCERO:Dの、オトナの世界観の中で。
他の作品では浴びられない要素が詰まったげーむって強いよね。
心の底からきらきらした気持ちになれる作品でした!
お疲れさまでした!FD絶対やる!楽しみ!
ゲーム感想記事一覧