@i_tenmonooki
Stage5B
寂しい夜道にご用心
loc.異時空界、森の奥深く(北部寄り)
俊里「辺り一面真っ暗になっちまったわい」
俊里「こんな所に妖精の一匹もいるのか?」
???「やぁ、そこのジェントルマン」

楽園に誘う妖精界の濃煙
ディーン・カナッハ
Dean=Ceanach
ディーン「こんな夜更けに君一人だなんて、放っておけないよ」
俊里「誰だお前さんは、わしを心配するんならそいつは見当違いじゃ」
ディーン「そうなのかい、ならどうしてこんな寂しい場所に……」
俊里「仕方なかろう、輪っかをくぐった先がここだったんだから」
俊里「お前さんはこの辺りで小さな妖精を見かけなかったか?」
ディーン「沢山見かけたよ、その子達はみんな妖精の楽園……妖精国にいる」
ディーン「こんな場所にずっといたら不安になっちゃうから、明るい場所に連れて行ってあげたんだ」
俊里「中々やるじゃないか若造め、わしもそこに向かおう」
ディーン「僕が君をエスコートするよ。
さぁ、僕の手を取って」
俊里「断る、そんな恥ずかしい事をさせるな」
ディーン「こういうおもてなしは苦手だった?
それとも、抱いて運ばれるのをご所望かな?」
俊里「……もういい、お前さんの手は借りん!
自力で向かってやるわい」
ディーン「それは駄目ッ…!
なんとしてでも止めないと…!」
俊里「なぜ止める!
全力で抗ってやるわい!」
ディーン「それなら好きなだけ足掻くがいいさ!抗って疲れて、僕の手の中に落ちてしまえ!」
戦闘開始!
===
Enemy: ディーン・カナッハ
design card×4
第一通常弾
誘想「言い寄る煙」E/N
誘想「躙り寄る煙」H/C
第二通常弾
惑想「リンボクの瞳」E/N
惑想「誘惑の的」H/C
第三通常弾
消失「ゴーストティング」E/N
消失「君はもう忘れられない」H/C
煙幕「チャーミングスモッグ」E/N/H/C
===
撃破!
俊里「まったく、老いぼれにも恥じらいくらいはあるってこった……」
ディーン「……」
俊里「む、どうした」

ディーン「…ははっ、よくも派手にやってくれたな。おかげでこのザマだよ」
俊里「それがお前さんの本当の姿か、若造……いや、老いぼれよ」
ディーン「術を使って若造の姿に化けているだけなのさ、まさか暴かれるとはな……」
ディーン「あぁ、恥ずかしいったらありゃしない……」
俊里「おっと、少々やりすぎてしまったかのう」
俊里「だが、落ち込むな。
化ける事もなくボロ装束のわしを見ろ」
俊里「こいつは歴戦の傷だ、成長の軌跡だ。
己の醜態を恥じることなどない」
ディーン「……自分のこの姿を恥じた事など一度もなかった、はずなのだが」
ディーン「でも、妖精国は美しき妖精の“楽園”。あの世界に僕は相応しくない」
ディーン「僕みたいな愉快犯は、妖精社会の外で好き勝手やってる方が性に合ってるのさ」
俊里「……見た目のわりに鬱憤が溜まってそうな奴だ」
俊里「話でも聞いてやろうか?
わしを妖精国に案内するついでにな」
ディーン「……それじゃあ僕の手を取って、君をエスコートさせとくれ」
ディーン「綺麗な僕が案内しないと、楽園は姿を現してくれないからね」
……
〜妖精国内、来客用宿場の一室
俊里「あー、よく寝た」
俊里「あいつ、今度ハーリングにでも誘ってみるか」
ぎゅいーん
俊里「なんじゃまだ現れるのか、この輪っかは」
俊里「……ここは輪っかの導く終着点ではない、という事か」
俊里「我が身を持って知ってやろう、迷い妖精達の行き着く場所をな!」
《どちらの輪っかに飛び込む?》
左の輪っか(Stage6A)
https://privatter.net/p/11881755
右の輪っか(Stage6B)
https://privatter.net/p/11881752