X以外のSNSでの投稿にはPrivatter+がおすすめです

Stage5-B 俊里

全体公開 1754文字
2026-03-04 18:08:27

Stage5B
寂しい夜道にご用心
loc.異時空界、森の奥深く(北部寄り)

俊里「辺り一面真っ暗になっちまったわい」

俊里「こんな所に妖精の一匹もいるのか?」

???「やぁ、そこのジェントルマン」


楽園に誘う妖精界の濃煙
ディーン・カナッハ
Dean=Ceanach

ディーン「こんな夜更けに君一人だなんて、放っておけないよ」

俊里「誰だお前さんは、わしを心配するんならそいつは見当違いじゃ」

ディーン「そうなのかい、ならどうしてこんな寂しい場所に……

俊里「仕方なかろう、輪っかをくぐった先がここだったんだから」

俊里「お前さんはこの辺りで小さな妖精を見かけなかったか?」

ディーン「沢山見かけたよ、その子達はみんな妖精の楽園……妖精国にいる」

ディーン「こんな場所にずっといたら不安になっちゃうから、明るい場所に連れて行ってあげたんだ」

俊里「中々やるじゃないか若造め、わしもそこに向かおう」

ディーン「僕が君をエスコートするよ。
     さぁ、僕の手を取って」

俊里「断る、そんな恥ずかしい事をさせるな」

ディーン「こういうおもてなしは苦手だった?
     それとも、抱いて運ばれるのをご所望かな?」

俊里「……もういい、お前さんの手は借りん!
   自力で向かってやるわい」

ディーン「それは駄目ッ
     なんとしてでも止めないと!」

俊里「なぜ止める!
   全力で抗ってやるわい!」

ディーン「それなら好きなだけ足掻くがいいさ!抗って疲れて、僕の手の中に落ちてしまえ!」

戦闘開始!

===

Enemy: ディーン・カナッハ
design card×4

第一通常弾

誘想「言い寄る煙」E/N
誘想「躙り寄る煙」H/C

第二通常弾

惑想「リンボクの瞳」E/N
惑想「誘惑の的」H/C

第三通常弾

消失「ゴーストティング」E/N
消失「君はもう忘れられない」H/C

煙幕「チャーミングスモッグ」E/N/H/C

===

撃破!


俊里「まったく、老いぼれにも恥じらいくらいはあるってこった……

ディーン「……

俊里「む、どうした」




ディーン「ははっ、よくも派手にやってくれたな。おかげでこのザマだよ」

俊里「それがお前さんの本当の姿か、若造……いや、老いぼれよ」

ディーン「術を使って若造の姿に化けているだけなのさ、まさか暴かれるとはな……

ディーン「あぁ、恥ずかしいったらありゃしない……

俊里「おっと、少々やりすぎてしまったかのう」

俊里「だが、落ち込むな。
   化ける事もなくボロ装束のわしを見ろ」

俊里「こいつは歴戦の傷だ、成長の軌跡だ。
   己の醜態を恥じることなどない」

ディーン「……自分のこの姿を恥じた事など一度もなかった、はずなのだが」

ディーン「でも、妖精国は美しき妖精の“楽園くに”。あの世界に僕は相応しくない」

ディーン「僕みたいな愉快犯は、妖精社会の外で好き勝手やってる方が性に合ってるのさ」

俊里「……見た目のわりに鬱憤が溜まってそうな奴だ」

俊里「話でも聞いてやろうか?
   わしを妖精国に案内するついでにな」

ディーン「……それじゃあ僕の手を取って、君をエスコートさせとくれ」

ディーン「綺麗な僕が案内しないと、楽園は姿を現してくれないからね」

……

〜妖精国内、来客用宿場の一室


俊里「あー、よく寝た」

俊里「あいつ、今度ハーリングにでも誘ってみるか」

ぎゅいーん

俊里「なんじゃまだ現れるのか、この輪っかは」

俊里「……ここは輪っかの導く終着点ではない、という事か」

俊里「我が身を持って知ってやろう、迷い妖精達の行き着く場所をな!」

《どちらの輪っかに飛び込む?》
左の輪っか(Stage6A)
https://privatter.net/p/11881755

右の輪っか(Stage6B)
https://privatter.net/p/11881752


投稿にいいねする


© 2026 Privatter All Rights Reserved.