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囚獄の勇者(設定)

全体公開 2 3798文字
2015-12-14 18:26:21

囚獄の勇者の設定です。随時勇者様魔王様との関係性募集中ですのでよろしければお声かけください。
2025/07/07最終更新

【基本設定】
囚獄の勇者。弱き人々を助け、理不尽な悪を裁き人々に希望を振りまいていく勇者。しかしその体は仮のもので、本当の体は深い牢獄の中で延々と繋がれ続け、絶望に暮れている 。


【追加設定】
☆キャラクター背景
・本名はカイ。15で故郷を出てから人助けをして生計を立てている冒険者。
・エセ大阪弁口調(セレニタ国の山間にある故郷のトレアンドット村なまり)の気のいい兄ちゃん。おおらかで優しいお節介焼き。
・あらゆる生の上に降りかかる、避ける事を選ぶことすら許されない理不尽な出来事、「運命」を覆したい。「勇者と魔王の盤上遊戯」によって世界が女神と邪神の掌の上にある状態こそが、この「運命」を覆すことができないものにしているはずだが……
・勇者の証を得て覚醒能力が発現するまでの経緯から、力不足は実感しており、なにか旅の途中で困難に直面したときには人の力を広く頼る。

☆外見
・男性。よく絞られたやせ形で、背も170センチ程度でさほどは高くない。23歳。
・目と宝石の色はグレー。髪色は雪をかぶったレンガのような灰色かかった赤毛。ピンキーアッシュとアッシュブラウンの間のような、淡く柔らかな色合い。
・勇者の証はチョーカー。
・現在は常時覚醒状態であり、「分身」の能力を行使している。分身体は通常の外見と同じ。本体は白髪になり、勇者の証は首枷に変化。
(外見詳細決定のアンケートご協力ありがとうございました)

☆戦闘能力
・魔法も使えず特殊な能力も必殺技もない。ただの身体能力が高く経験豊かなだけの戦士。
・身軽で回避能力が高い。また、器用な方で武器を選ばす、剣撃は軽いが速い。
・いつも資金にとぼしく、装備はコートで隠せてしまう程度の軽装。武器もどこで拾ったんだか分からないような数打ちの刀剣をつかっている。
・利き腕には細身の片刃、逆腕には受け流し用の両刃が基本だが、何を使うかはそのときの懐事情とめぐりあわせ次第。

☆覚醒状態
・現状つねに覚醒状態で、「分身」の能力を行使している。
・「分身」は「勇者である自分自身」と全く同じ見た目と性能をもつ者(アバター)を生じさせる能力。場所、数は本体の任意。
・ただし思考は本体に委ねられているため、本体と同時に複数体動かすとかなり本体の脳や思考に負担がかかる。
・アバターの受けたダメージの何割かは本体にフィードバックする。また、アバターは実体をもつため、殺す以外に消したり処分したりする手段はないし、死ねば死体が残る。
・本体がアバターに集中するために自分から意識を手放したのではなく、他人の手によって不慮に気絶させられたとき、あるいは本体が意識を分身に移していないとき、アバターはただ生命活動をしているだけの抜け殻となる。また本体が死亡した場合、意識をどちらの身体に置いていたとしても、本体とアバターは両方ともに死亡する。

・理論的には道教の魂魄の解釈をベースにしたずっきぃさんの説を採用。
「囚獄の分身は本体から魄を削って器を作り、魂を用いて同期をとって使用する能力だった。しかし本体が投獄されたことで魂による情報同期をする際に目減りする本体の魄を維持するためにパケットを圧迫してまで分身側から魄を供給している」
「本体からは魂の情報、記憶や精神面のFBはほぼ完全なもので送れる。分身からは魄が相乗りしてしまうために記憶などのFBは不完全である上に、魄に刻まれた肉体的FBも受け取ってしまう。という結論をいったん提示してみるにとどめよう」

・この理屈だと、現在のように分身⇔本体がリアルタイム連携でなく情報を蓄積してから送信しており、そのうえ牢獄で衰弱している本体の維持のために分身から魄を供給する必要がでている場合、魂の情報に加えて魄に刻まれた情報もおくられることとなり、一度に膨大な情報を分身から送っていることになる。

・そのため、分身→本体の移動はすべての記憶を送り切れず取りこぼしがでて、身体的なものも英気だけでなくダメージも情報として送られる。本体→分身は魂の情報のみ送るため取りこぼしはなく、本体の衰弱も分身には反映されない。

・分身と本体を同時に使用するときは、思考の負担は大きいもののダメージフィードバックは比較的軽く、記憶の取りこぼしもない。

☆キャラクター詳細
・セレニタ(読心の勇者の国)のなかの、山あいの里、トレアンドットの出身。訛りもこの里特有のもの。ときおり自然災害や野性動物に悩まされるけれど、人々は優しく、助け合いをするのが日常のような里。人の善意を信じて外からも力を借りるため、冒険者も出入りし閉鎖的ではない。

・村では若い男手も少ないため、他の若い衆と同様に村を野生動物から守れる程度には訓練を積んで育つ。しかし教えが不十分なわりにそこそこできるようになったため、里で動物を追い払うためだけで終わらせるよりも、外で冒険者として人様の助けになったほうが良いのでは、と里の人々にすすめられ、15歳で旅立つ。

・その後、色々な土地で様々な戦士に師事しながら冒険者として中堅程度まで実力をあげていき、人助けの依頼を請け負う冒険者として生活をするようになる。その道のりでたくさんの苦しむ人々と出会い、また役に立てないことも多く、できることには限りがあることも痛感している。

・女神の神託と勇者の証を得たのは、まさに自分の力では助けられない人たちを見捨てた日の夜だった。そのためしばらくは神託も証も、力不足を悔いる自分の悪夢であることを疑って半信半疑だった。

・牢の魔王の討伐は、ある谷合の集落を訪れたときの依頼を受けてのもの。ぼろぼろに傷ついた悲惨な集落で、どうか一刻もはやくこの被害をとめてくれと助けを乞われた。これをうけて、彼らのいう加害者に一番外見が一致する魔王である牢の魔王の討伐にでかける。覚醒能力は、魔王との戦闘中に力不足を嘆く気持ちに呼応してのものであった。

・しかし、実力不足で敗北し、本体は大牢獄に捕らえられた。かろうじて隠れ逃れた分身で依頼を受けた集落を訪れると、そのような集落はどこにもなかった。

・調べたところ、その谷は「嘆きの谷」と呼ばれる、魔族により凄惨なやり方で全滅させられた集落のあった場所であった。その魔族は現在の牢の魔王とは直接かかわりのない人物。ただなぶり殺しにするわけではなく、谷に呪いをかけ、人々の怨嗟の声を楽しむために魂を死の前の苦痛と共にそこに縛り付けた。その魔族はすでに死んでいるが、呪いはとけず、人々は苦しめられ続けたまま、悲しみに共感してくれる人間が訪れると、まるで生前のようにふるまい救ってほしいと訴えてくるらしい。

・彼は絶望した。完全に、はき違えていた。彼らの訴えの真実を、自分はまるで理解できていなかった。彼らは救ってほしかったのだ。しかしそれは自分にはしてやれることではなかったのだ。牢の魔王を倒す実力以前の問題だ。どれほど苦しいかわかってやれるのに、苦しみの中にある彼らを本当の意味で助けるには、自分の知恵も、力も、判断も、何もかもが足りなかったのだ。

・そしてはじめて、人間の生の理不尽さを呪った。人間は運命という牢獄に繋がれた囚人だ。彼らも、自分も、だれもかも、なぜ人の生はこんなにもままならないのだろう。

・大牢獄の中で彼は考えた。あらがえない運命や、どうしようもない困難が、自分の人生を戦うためではないところから訪れるとき、人は理不尽な悲しみに打ちのめされるのだ。だれもが充分に自分の人生と向き合える「平和」な世界こそ、自分が望むものだと。自分が分身を生み出し、動かせるのはきっとそのためだろうと。そしてそれは、いままで自分が自然にやってきたことの延長線上にある。

・二度と自分の人生を戦うことができない獄中の彼は、あたえられた唯一の自由で、人々の希望を購うことを選択した。現在は旅の途中で世界の秘密を明かしてくれた災の魔王と一緒に、世界や神々をも縛る運命をなんとか覆せないものか画策している。

・絶望の中に希望を見出す。この選択に対する代償はいかなるものなのか、それは彼の生が終わってみるまでわからない。


以下それぞれのページで随時更新
【お話と時系列】
↓時系列メモと囚獄の勇者関連のお話をまとめています。
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【関係】
↓公式や他所のキャラクターの皆さんとの関係をまとめています。
http://privatter.net/p/1954928

【ムゲンWARSオリジナルキャラメモ】
↓囚獄の勇者の関連するお話の導入なんかによく出てくる名もなき一般人たち。
http://privatter.net/p/2012734

【描いて頂いたイラストのブックマーク代わりURLメモ】
http://privatter.net/p/1944597


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