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【ネタバレプレイ雑記】妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ(後編) 第20節から第24節まで

全体公開 FGOプレイ雑記 75041文字
2021-07-28 02:03:58

長すぎてエラー出たので分割。
ロストベルトNo.6、妖精円卓領域(後編)のネタバレプレイ雑記。

Posted by @nonono_P

前編→https://privatter.net/p/7537032
後編・第10節から第19節まで→https://privatter.net/p/7666332
幕間、第25節からクリアまで→https://privatter.net/p/7752069

【第20節 チョコエンパイア・エディンバラ】
こちらの世界の地図にマッピングしてみたけど、ノクナレアが陣取ったというキャメロットから20km北って、マンチェスターより全然南なんだよね。そもそもサイズ感が全然違うのかな。もっと南北にギュッとしてるというか。
でもマップでも北部平原はマンチェスターより南だな

「鐘の音が聞こえる。骨の音が聞こえる。
"港は渚に戻るけど、厄災は遥かな空へ"
妖精たちの謝罪の証。罪を受け入れる魂の音。
"丸い砦はもえつきる。水の鐘はあらわれる"
その全てが鳴った時、
"罪を認めた罪人に、落とされるのは首切り刃"
楽園の妖精は、
"役目を終えた『予言の子』、元いた場所にさようなら"」
「『巡礼』を終えた証。あの玉座こそ、ブリテンを維持する要。楽園の楔、アヴァロン・ル・フェ」
そうか。モルガンが存在税を取っていたのは、もう空想樹の魔力が使えないから、大厄災の後にブリテンを蘇らせるためか。ある意味ブリテンを維持してる。
その割に、女王歴1000年の大厄災では滅ぼさなかったんだな。
「わたしは選ばれた。ブリテンの妖精とも、汎人類史の騎士王(わたし)とも違う」
「使命を放棄したモルガンを倒すしかない」
モルガンは本当に使命を放棄したのか?ただ、もう1万2000年も生きているから、無理が出てきて、次の役割をアルトリアに任せたいのでは?いや、でもそれじゃ「私のブリテン」じゃないしな。そもそも異星の神に天の川銀河はくれてやるけど、ブリテンは私のものだって言ってたし。
「やりたくもないことをやって、のぞまれてもいないことをやったあと、楽園の妖精(わたし)はどこに帰ればいいのでしょう……?」
アヴァロンには渡れないの?マーリンはどうやってかしらないけどアヴァロンにいるし。

しかし、アルトリア・キャスター、マジでアンパンマンの歌詞だ。
何のために生まれて、何をして生きるのか。
何がキミの幸せ、何をして喜ぶ。
そしてプレイヤーは主人公という、一般的高校生であったはずの人間と、選ばれた妖精であるアルトリアを重ねて第一章からを追体験させられている。
勝手に何かを背負わせて、誰からも賞賛されずに。
強がって、怖くないふりをして。立って進む以外の道がないから。
主人公は内面を語らないから、アルトリアが代わりに代弁している。
「何のために」「望まれたことを、望まれたように」「やだ!もうやだ!」
そういえば「全てを諦めてストームボーダーで逃げるかい?」とアルトリアには聞いたのに、同じ境遇のぐだにはそんな選択肢ないんだな。
今はカドックもいるから、地球最後のマスターじゃないのに。(カドックがカルデアとして戦うかは別)

エディンバラで合流するはずの、レッドラ・ビットは灰の海岸出口で待ってた。
「斑蕁麻疹」と「汎人類史」を間違えるんじゃないよ。
突然イベントとんちきなノリみたいなの挟まれたな。どうした。村正vsグリムかと思ったら、村正&グリムとこっちが戦うのね!?つまり喧嘩の仲裁(?)かこれ!
アルトリアはレベル110になってるし。
村正のクリティカルアップが痛すぎるんだよ。
「エディンバラには北の妖精たちの集落があったけど、女王歴になってからは知らない」
その「キャンプ場に毛が生えた程度の集まり」っていうの、フラグでめっちゃ凄い街がありますよ。私は詳しいんだ。
そもそも「北の妖精たちを虐殺して、皆殺しにしたと思ったら、女王は西の海に逃げていてそこに島を作っていた」というの、そこに北の妖精の次代は生まれてくるんだろうか。
次代の生まれる生まれないが良く分からない。氏族の長がいないともうダメな感じ?
でも大侵攻ってことは、北の妖精が発生してないとできないよな。
そういえば北で共存共栄していた人間たちも皆殺しにされたんだろうか。
それに別系統なら別概念かもしれないのに、北の妖精も殺すと倒木になるんだ。そこは不思議。共通概念なんだな。
北の妖精っていうのはピクト人のことだろうか。

「エディンバラ国民に告ぐ!ノクナレア様、ご帰還!一時ご帰還である!」
指揮官が最前線に行ってたのに、戻ってくるんだ。一応軍事演習のテイではあったからありなのかな。
「本日より数日、先代女王陛下の墓所にて英気を養い次第、前線に出立する」
妖精にも墓所がある?上級妖精は祀られるのかな。
「ノクナレア様は不夜の街を愛される!『王の氏族』、女王都市に繁栄あれ!」
『王の氏族』に入ると力を分けてもらえる。氏族に属するっていうのはそういうことなのか。だから氏族ではないその辺の妖精は下級妖精で力が弱い。
やっぱり軍事演習は本当に軍事演習ではあったんだな。
「第1師団長ゲルベイ語る。キャメロット攻略は容易い。開戦すれば陥落までおよそ1日、あるいは2日、よしんば3日、ともすれば4日でどうか」
ふわっとしすぎだろ!!!!
必勝の女王。勝てない戦いはしない。勝てない戦いはしないなら、必勝は当然。軍師どのたちが語りそうな話だ。
モース病は早期であれば治療可能。マジか。
「”生きよう"とする意志を尊重する方」
人間はいらない、以外は結構ブリテンの女王にはふさわしそうなんだよなぁ。労働意欲をよしとし、上級下級妖精の価値を気にせず、別け隔てなく施す。
ただ北の妖精が人間と共存共栄していたのはどこに行っちゃったんだろう。
王の氏族も翅の氏族みたいに、実質ひとりだし。
妖精を王とするのの欠点、王が死んだらリスポーンするまでに時間がかかることだよな。
お前が次!って指定しても、しばらく待てば先代と同じような妖精がリスポーンしてくるんだから、そっちに目が向くだろうし。ただ多分、楽園の妖精はリスポーンしない。『星の種』が運良く芽吹けば生まれてくるのが楽園の妖精。次代のリスポーンは確認されてない。誰も死んでないから。

妖精歴は北部の郡(むら)だった。多分マヴはB.M.1年の大厄災で死んで、女王歴になってからは、ノクナレアになって変わったんだろうなぁ
しかし『春の戦争』で、『王の氏族』はボコられなかったんだろうか。一番オークニーに近いが。
初代グリムが残した記録は「北部に住む妖精たちの暮らしは遊牧民族に近く、一つの土地に留まらない」。
「女王マヴが一代でこの都市を築き上げ、北部の妖精だけでなく、北部に流れてきた南部の妖精も受け入れて、汎人類史側のエディンバラにも恥じない、これほどの都市へと成長させた」
あれ、勘違いしてた?妖精歴で影の島から攻め込んできたのはマヴではない?それこそスカサハだったりする?
マヴは女王歴になってからの氏族長なの?
ここにも、汎人類史のエディンバラと同じように聖ジャイルズ大聖堂がある。そのあたりの人類史の収束。
「だが妖精國と汎人類史ではエディンバラの立地条件が違う。妖精國のエディンバラは岩山の上に築かれた都市」
汎人類史で『アーサー王の玉座』と呼ばれてる岩山(丘)だろうか。一応呼ばれてるには呼ばれてるけど、アーサー王伝説とは関係ないらしいね。ただイギリス鉄器時代のケルト系民族の砦の跡があるらしいから、それか?
「残念ながら、妖精國にはカールトン・ヒルもアーサーズシートもないようだ」
ないんかーーーーい!!
「ああ、主要な観光地には決まって顔を出す人気者だ。他にもウィンチェスターやグラストンベリー、コーンウォールのティンタジェルが有名――
「ところで、ノクナレアとの交渉ですが」
明らかに話題をぶち切ったな、アルトリア。そういえばティンタジェル出身なのは、誰にも言ってないんだっけ
有名な伝説の人、どこにでもいたことになるやつ、日本で言うなら弘法大師だな。
「このまま攻め込みます?」じゃないんだよ。確かに話し合いはオベロンが段取り組んでくれたから、今は誰かが猪突猛進ガールを制御せにゃならん。
「ついにノクナレアと激突かー!積年の恨み、晴らしちゃうぞー!」
『記者は見た!シュッシュとシャドーボクシングを嗜む予言の子!』じゃないんだよ。
アルトリア、どこまでが本音でしゃべってて、どこからが辛いのを誤魔化してるのか、わからないな。ノクナレアとは本当にぶつかりたいのか?
「ほらやっぱり、規律正しい街とか嘘くさいなーって思ってた!さっすがノクナレアの国、よそ者には問答無用で襲いかかるんでしょ、もうー!みんな、横線準備!まずは包囲網を突破して、王城を強襲しよう!」
でも余所者を氏族として受け入れる国なんだから、それはないのでは。
というか、アルトリアのそのノクナレアの評価はどこから来てるんだ。
「お待ちしておりました。『予言の子』アルトリア様と、そのご一行ですね?ノクナレア様がお待ちです。大聖堂までお越し戴けますでしょうか」
「おっとそうでした。私、事前にアポをとっていたのでした。"拝啓、北の女王ノクナレア陛下。明日にはわたしが行くぞ、覚悟しろ。  うまこ"」
レッドラはなんの文章を送ってるんだ。うまこ誰やねん。
「"『予言の子』に、王として礼節をもって応えます。  かしこ"」
あ、「かしこ」ね!?わかんねぇよ!!!大体レッドラ・ビットが行くって言ってもその文面じゃアルトリアが行くかどうか分からんよ!
北の妖精はなにごとも力で解決する野蛮妖精だと思っていたというけど、なんかこう、それは南の妖精では?北の妖精は少なくとも、アルビオンの大地を拡げることなくそこで生活していたわけだし
「え?おとなしく招待に応じた?ホントに?正面突破じゃなくて?やば――おまえたち、下がりなさい!2秒で裏口から出ていく!早く!」
ノクナレアの方がアルトリアのこと理解しとるやんけ。
「"4つも鐘を鳴らしてさぞ調子に乗っている『予言の子』を力で分からせてやるのよホホホ"と、さきほど聖堂に響くほど高らかに、ご機嫌良く宣言しておられましたが?」
こっちもこっちで同類だった。しかも一個小隊で待ってた。多いよ。
しかも外に聞こえとるんかい。
ガレスにチョコレート工場を見学させてあげようとしてたノクナレア優しい。
北部全体的に王の氏族の土地扱いで、オークニーも王の氏族の土地なのか。
そこ、モルガンの思い入れの地だと思うけど大丈夫?
ぐだを高級エステサロンに誘ってくれるノクナレア優しい。ここ性別男でもエステサロンなのかな。
「オークニーの鐘は『雨の氏族』のもの。『雨の氏族』から氏族の座を受けたのが『王の氏族』。対外的、モルガンから見れば『王の氏族』は『予言の子』を認めたってコトになる」
ああ、だから雨の氏族が滅びてもオークニーの鐘は存在したんだ。ということは、エディンバラには鐘がないのかな。
「こっちのブリテンにおいて、アンブロシウス・メルリヌスに代わり、オークニーの鐘を看取ったもの」
アンブロシウス・メルリヌス、マーリンのラテン語名だ。
オークニーの鐘を看取ったってどういうことだ?骨って、もしかして、各鐘が同じものからできてるんじゃなくて、各鐘がそれぞれの骨?氏族の一番最初の妖精の骨?
いや、でも妖精は死ぬと倒木になるんだった。
「先代女王から聞いていたわ。"あの冷酷な男は必ず現れる"。救世主トネリコの魔術の師匠だったんでしょう?グリムまで出てきたのなら、取り柄のない『救世主』も本物ってコトね」
先代女王から聞いていたってことは、長は死んだら次代が生まれてきてなるものじゃなくて、長が死ぬ前に次の長を決めておいて、死んだらその妖精が長になるっていう仕組みなのかな。
「今朝、モルガンから最後通告が届いた。"灰の海岸にて、オークニーから戻る『予言の子』を抹殺せよ。それができぬのであれば、先代の『王の氏族』との条約を破棄するものとする"」
先代との条約については教えてもらえない。要は戦争ということ、だけ。
ノクナレアからアルトリアに言われたのは「軍隊を持て。せめて二つ鐘を鳴らせ。威厳を持て」。ほぼクリアしているのでは?
「『王の氏族』と『予言の子の同盟。いいじゃない。悪くないわ」
「あの顔は、安心しきったカモをきゅっと舌なめずりしながら絞め殺す寸前の顔です!」
「したコトないわよ、そんな顔!」
仲がいいのか悪いのか分からん。ノクナレア、蜂蜜の妖精だったんだ。チョコ畑持ってるのに。
同盟は組むが、王はノクナレアだけ。指揮権はノクナレアに、『予言の子』はその下につくのが条件。同盟軍として迎えるのは妖精だけ。円卓軍の人間は蜂に変えてチョコレート工場で働かせる。
「どうせ戦争になったら真っ先に死ぬ役立たずだし。その方が幸せってものでしょう?」
この辺、ノクナレアとオーロラの下のコーラルと意見が似てるな。
人間なんて、妖精との戦争では何にもならずに死ぬだけ。実際パワーバランス違いすぎるからなぁ。
ただ王がノクナレアなのは別にいい気がする。『予言の子』が王とは一言も言ってないし、予言では。モルガンは言ってたけど。多分、本当に楽園の妖精でないと救えないんだとも思うけど。
結局アルトリアとノクナレアは戦うのか。と思ったらアルトリアが「一対一でね!」と分のいい勝負を出した。ついでみたいに『異邦の魔術師』を伴侶として召し抱える権まで挙げられたが、ぐだは人間ぞ?
『詰め領域』とかいう詰将棋みたいなワード出てきた。
「ここはエディンバラ。ブリテンに流通する甘味の総本山。『バレンタイン・マヴマッチ』由緒正しい、炎のお菓子作りで勝負よ!」
あれ???武力ではないの!?????ナンテ??????
「マヴマッチ。それは先代女王マヴが残した遺言。『誰よりも美味しそうなチョコを作ったものが女王』法よ。気魔ってるでしょ」
なにがだ。
「ジャッジはチョコレートの妖精こと、この私!デビルカレンが行うの、デス!」
そういえばカレンはバレンタインで出てきたキャラだった。でも召喚してないと、このデビル姿知らなくない?出てきたっけ?私は覚えがないのだけども。
普通にチョコレート戦士と化されたアガルタのヘラクレスとデビルカレンと戦うだけやんけ!!
デビルカレンは「チョコレートの妖精:攻撃を受けると中確率で敵単体に魅了状態(1T)を付与+自身の防御力をアップ」がついてて、常にタゲ集中状態。チャージゲージがない。
だけど、うちのアヴェンジャイズの敵ではないわ。3Tで撃破よ。
「この者たちに資格あり!チョコの妖精の名の下に、マヴマッチを開催します!」
あ、今のじゃなかったんだ??
「試合(コンテスト)は明日の正午!調理時間は今から、試合決着まで!両選手は大聖堂に備えられた厨房をお使いください。アシスタントは妖精1名までとします」
コンテスト開始までじゃなくて、決着までってのが気になるけども、なんかいきなりトンチキイベント始まっちゃったな。それより早く数々の謎を読ませてくれ。
エディンバラ1600年に亘るルール。
ということは、女王マヴは大厄災も春の戦争も生き抜いて、女王歴400年ごろまで生きてたってことか。

他の御一行様は宿屋へご案内。厨房に入らなければ自由にしてOK。
マシュは妖精扱いをされているので、アルトリアの手伝いに行く。
ここでカルデアメンバーの情報共有。
ブラックバレルはおそらくシェフィールドでベリルに回収されている。
「なに取り返せばいいさ」は分かるんだけど「切り札なんてその時にできるものだし」っていう選択肢はなんか怖いんですけど。
「オルテナウスは機能停止しているけど、その代わりキミの霊基は全盛期の、いやそれ以上の出力となっている。たぶん『妖精騎士』のルールだ。バーゲストたちは円卓の騎士の着名を受けていたけど、キミはもともと英霊ギャラハッドから力を借りており、妖精騎士ギャラハッドの恩恵(ギフト)も受けている。つまりギャラハッド二乗ってコト。ランスロットとも互角に渡り合える」
マシュ気づいてなかったの。妖精騎士ギャラハッドのギフトはあれか、モルガンがマシュに名付けたから、同じような状態になってるのかな。
「私の円卓が」って言ってから、その時の円卓の騎士の名前なのか、ブリテン島はそもそもその名前に対して円卓バフが具わってるものなのか。神代に近い妖精のルールなーんも分からんから何でもあり。
「今のマシュはハイ・サーヴァントに近い。一騎当千の中の一騎当千だよ」
「今のマシュはスーパーマシュ」

村正、グリム、ぐだは街へ情報収集。
ダヴィンチは宿で報告書。
「いざとなったら儂(オレ)が作っておこうかとも思ったが」
「おまえさん、アルトリアに甘すぎだろ。『異星の神』の使徒としてどうなのよそれ」
命競り落とされた借りよりも、思い入れの方が強い気がするんですよね。
多分一番アルトリアのことを理解してるの、村正じゃないか?
ノクナレアは似てるだけで別人。人類史の因縁に左右されず、ノクナレア自身の人生を送っている。ということは、サーヴァントじゃなくて、本当に妖精の女王マヴなんだ。というかその次代というか。

マヴが消えたのが女王歴400年。ノクナレアが生まれたのが1900年。1500年間空位。
1900年色々起こりすぎでは??
「いずれ"次代"の『王の氏族』が誕生する。その時までモルガンに従うがよい」
先代女王から聞いていた、とかが繋がらないけど、書物とかだろうか。
じゃあノクナレアはマヴのまんま次代なのかもな。
しかしマヴも6400年近く生きてたことになるけど、そんなに生きられるもんなの妖精。
「ノクナレアは100年かけて北の妖精たちに規律と教育をほどこし、軍隊に仕立て上げた」
じゃあちょうどその仕上がった年にエインセルの予言が来ちゃったんだなぁ。
与えられた責任の重さ、『女王の子』、『予言の子』、気兼ねなく罵り合える相手がいなかった。立場は違えど、対等の関係。

ハベトロットとレッドラに出会う。
風の氏族が多い。ここはエディンバラ開発区。まだノクナレアから"力"を分けてもらえていない難民の区画。市民権はあるので、仕事もテントもある。
「"王の氏族"にしてもらえる?」も「モース病って?」って聞いても、どっちみち「うわぁ、人間かい!?」って言われてたやつだな。聞ける内容がだいぶ違うんじゃないかと思う選択肢だったけど。
「まさかお前たちも……?」っていうのは、あれか?もしかしてソールズベリーからのスパイか?
「ここの住人じゃねえな。目つきに淫がありすぎる。モルガンの間者(スパイ)かねぇ?こんだけ大きい都ならネズミも多かろうよ」
「この区画の妖精はみんな脛に傷のあるヤツらばかり。南で居場所がなくなった妖精なんざ、"目的"を失ったか、あるいは南部で罪を犯した逃亡者、犯罪者」
罪人街かぁ。
「懐が深いのか、労働力がほしいのか」
「両方では?どのような妖精であれ、死ねば大地になる。その土地に根付いた妖精の数は、領土の拡大につながる。先代女王のマヴが消滅してから1600年。エディンバラはそうして街を築いてきたのでしょう」
「妖精歴と違って、女王歴じゃあ1600年もこのあたりで妖精は暮らしていたんなら、なんでブリテンの端は昔から何も変わってないんだ?」
そうだよね。もうオークニーとエディンバラが地続きになっててもおかしくないはずなんだよ。
というか、なんでオークニーは小島なんだ。マン島もだ。
どうやって死んだ妖精で大地を伸ばすのかよくわからんけど。投げ込むの?
「この都市もしかして、マヴならそれくらいやるよな。ただの荒れ地に一代で築かれた街。次代が生まれたのは100年前。辻褄あってきたぞ。モルガンが手を出さないワケだ。あのノクナレアって妖精、下手すると『厄災』になりかねないじゃん」
やっぱり厄災は妖精がなるんですね?
「北の妖精はブリテンで最初に人間と共存した妖精。『夏の戦争』の時とか。その末裔であるノクナレアが人間嫌いってのはどういうコトなんだ?」
「今からおよそ4000年前に起きた『夏の戦争』。西の島から女王マヴがブリテンに攻め込んできて、当時の氏族は壊滅寸前まで追い詰められた。それをトネリコが仲介にはいってマヴを説得して、氏族たちと和解させて、マヴを『王の氏族』として認めたって話は真実とちょっと違う。そもそも、勝ちが確定している状態で、マヴが和平に応じる訳がない」
私もそれは思いましたね。よっぽどトネリコが凄いか、トネリコが力を行使したんだと思ったけど。
「マヴは最後の最後で勝ちを逃した。右腕であり夫だった人間の戦士に裏切られて」
やっぱり裏切りのパターンかぁーーー。
「トネリコはのたうちまわるマヴを追い詰めて、徹底的にぶちのめした。そんで誓わせた」
力も行使してたわ。のたうちまわるってことは苦しむ何かがあったってことだよね。

夜。マシュ一時帰還。アルトリアのチョコ作りがたいへん激戦なので、すぐ戻る。
形の確認だけしにきたけど、やっぱり定番といえばハート型なんだろうか。
二人目のノック。
妖精さん「人間よ、驚くことはない。私はノクナレア様の忠実な戦士、エイケン」じゃないよ。
「Wooooooo↓↓Hoooooooooooooooo↑↑!!」って入ってきたら誰でも驚くんだよ。
現在休憩中のノクナレアの話し相手になって欲しいと。
どう考えても寝たいでしょ、ぐだ。ていうか、人間なんだけど良いのか。
「人間嫌いであるノクナレア様も妖精亡主ほど理不尽ではなし。呼吸を止め、物音を立てず、反論はせず、それでいて気の利いた相づちを心がければ、あるいは」
あるいは、じゃないよ。それは話し相手って言わねえんだよ。あるいは殺されないかもしれない、みたいな可能性を示唆するんじゃないよ。
ノクナレアの目的は、外の世界、汎人類史のことを聞きたい。

1時間近く話した。
「待って。ものすごく丁寧で滑舌よく朗々と説明してくれたから分かりやすかったけど、ちょっとキャパ超えちゃったからこのあたりで止めて。いったん整理させて」
ですよね。私も妖精國の事情をキャパ超えながら読んでましたし。
「されはこれ、いま考えても無駄ね?モルガンを倒した後の課題ってヤツ。でしょ?」
まあ、ノクナレアにとってはそう。
「為政者たるもの、政敵との戦いはもちろん、その後の政策が大切ですものね」
ノクナレアの株、とどまるところを知らんな。
「ブリテンの外は『無の海』じゃなく、本当はより広い世界がある。まあ。妖精は森に隠れていて、基本、人間の世界というのは気に食わないけど、そこはそれ、やりようはいくらでもあるでしょう!」
ブリテン、どこまで無の海なんだろう。魚は女王歴以降は外から入ってきてそうだな。チェンジリング的に。でも基本はブリテンの周りの概念は『無の海』なんだとは思う。
「そんなに資源がある世界なら、もう一度『西の島』を作って、北米大陸?に島ごと乗り上げて挨拶にいってあげる」
それは汎人類史の神秘の低さでは無理ではなかろうか。ていうか、北米神話対戦の話か。
「私の最期は恋人に裏切られなかった?最期まで、冷酷な女王でいられたり、した?」
「善悪はともかく、キミはとても格好良かったよ」
この最期はチーズに当たって死んだ時の話なんだろうか。ぐだの言ってるのはイ・プルーリバス・ウナムでの話にも見えるけど。そうするとクーちゃんか。
「失恋の痛みで死ぬ」??? もしかして、裏切られたって、失恋なんですか???
「そっちにはチーズの妖精がいるのね。エイケン・ドラムの親戚かしら」
エイケン・ドラム:スコットランド民謡によってよく知られている。チーズの帽子、ビーフの上着、パンのボタンというような、食べられる素材で身を覆っているという。
「チーズは手段。投げたのは人間だよ」
「つまり、そっちの私は人間に殺されたってコト?私が人間嫌いだって知った上で、そんな馬鹿げた話をしたの、あなた?」
「ぜんぜん馬鹿げた話じゃないよ。ひとりの、女王の結末の話だよ」
汎人類史のメイヴは人間として扱っていいんだろうか。
「恋人を失った痛みで戦えなくなって、トネリコに倒された。マヴは人間を信用しすぎた。"自分と同じ生き物"だと愛しすぎた。彼女は最愛の戦士と共に戦場を駆け抜けた。それに最愛の戦士も応えていたけど、最後の最後で死んでしまった」
全然失恋じゃなかった。
「氏族たちとの決戦に勝利し、マヴが喜びを分かち合おうと後ろに振り返った時、最愛の戦士は、マヴの勝利をかみしめたまま息を引き取っていた。人間が妖精の、亜鈴であるマヴの歩みについていけるはずがない」
普通に寿命の差だった。やっぱりマヴは亜鈴か。
「一緒にいるという約束は守られなかった。裏切られた、というのはそういうこと。
その傷心も女王歴になった頃には癒やされて、ブリテン制服の野心を持ってくれたけど」
前代の記憶みたいなのは、次代は受け継ぐもんなんだな。それとも北の妖精の特徴なのか、長の特徴なのか。
「2體目の『王の氏族』」
なんか國といい體といい、旧字体を唐突に使ってくるなぁ。
ノクナレアは人間が憎いという意味で嫌いなんじゃなくて、自分たち妖精と比べて脆弱で寿命が短くて、共に生きられないから、せめて労働力として守って保護して安全な場所で生きさせる、という方針なんだな。生き物として違う、ということを、先代で嫌というほど理解したんだ。だから、安全に福利厚生コミコミで働いてもらうとか言うんだ。
でもエディンバラにいないのはなんでだろ。
「人間はそこまでヤワじゃないよ」とは言うけど、女王歴の人間は30年、汎人類史の人間だって100年程度で死ぬんだから、妖精からしたら瞬きの間だよ。

オベロン!?そうか、鐘を鳴らしたのはブリテン全土に聞こえるから、それでエディンバラに来たのか。
というか、ふと思ったけど、オベロンの「ティターニアに会いたい」割とメイヴ近くない?
「今回はお忍びなので、後で口裏を合わせて欲しい」
キャメロット攻略はあと3日というところ。マヴマッチ→オックスフォードの鐘を2日でやるんですか。強行軍やんけ。まあ、モルガンもそろそろ許してくれないから、急がないといけないのはそうか。
6つ目の鐘はまだ見つかってない。
「『巡礼の鐘』は『氏族に認めてもらう』ためのもの。最後の6つ目、『鏡の氏族』に該当する鐘を鳴らしても意味がない。だって『鏡の氏族』はもういないんだから、鐘は5つ目までで十分」
そうか。オベロンはミラーの話知らないか。「新しい鐘を見つけてね」
多分最初も6人、6氏族体制、雨の氏族の代わりに王の氏族っていう6の数字には意味がある。そうじゃなきゃそもそも『氏族』に何の意味があるんだ。ただ似てるのが集まってるだけじゃないか。王の氏族なんか1人だし。
「鐘を鳴らすたびにアルトリアは『成長』じゃなくて『解除』されている。『楽園の妖精』は性能を制御されて生まれてくるのだと思う。『巡礼の鐘』はその制御を解除していくものなんだろう。それは同時に、本来持ち得ていた知識、記憶や宿命を呼び起こすんじゃないかな」
そうか、アルトリアが生まれた時に目的が曖昧だったっていうのはそれか。
聖槍の拘束解除に似てるな。氏族の承認。
「アルトリアは鐘を鳴らす度に、『自分の使命』と『自分の宿命』を知るようになる。僕たちが『名なしの森』で出会った彼女とは、もう別人といっていいだろう。使命感が強くなって、物事の優先順位が明確に変わっている筈だ。アルトリア個人の判断より、『予言の子』としての判断が強くなっていると思うけど」
「むしろどんどん自由になってますよ?」
「この異聞帯において、傍観者に過ぎない。見届ける事が役割だ。ブリテンは救えない、アルトリアの運命を変える事はできない。『異星の神』への対抗策を手に入れたら、速やかに立ち去るのが使命。でも君の決意を、意志を尊重する。カルデアにじゃない。君個人の、これまでの道のりにだ。モルガンを倒した後。アルトリアの助けになりたいと思うなら、僕はそれを応援しよう。汎人類史的には、あまりにも余分な寄り道だろうけどね」
「自分の我が儘を、言ってもいいのかな?」
いや!お前が!ほんの少しのわがままを言うのも許さない汎人類史なんて!なくていいよ!(言い過ぎ)
報われるべき人が報われず、与えられるべき報酬が与えられず、ほんの少しのわがままも許されないなら、それはもう人の歩みではないよ!
「最終的に大きな事をできるのは、"自分のため"に頑張る人間だよ、カルデアの君。頑張った分の1割くらい、自分を甘やかしてもいいんじゃない?」
そうだ!そうだぞ!!
「でもアルトリアは別だ。彼女、自己評価が低いクセに負けず嫌いだろ。かなり面倒くさい性格だ。使命感で背中を押さないと、おかしな方向に全力疾走しかねない」
アルトリアには辛辣なのは、アルトリアを好きだからだけど、これ以上使命感で背中を押しても、心は砕けないものなんだろうか。
「オベロンの王妃(ティターニア)って、アルトリアじゃないの?」
えっ、あっ、そっち!?
「あれは都合のいい物語の中ですら、都合よく打ち切られた物語の端の端。その場だけの、都合のいい舞台装置だ。誰も彼も、彼女の幸福(そのあと)は考えなかった。端役なんてそれでいいのさ。いちいち考えていたら現実がおぼつかなくなる。どうせ御伽噺。余分なものは一頁で忘れられる。彼女はそういうふうに生まれてきた。だから、僕の妃は、本当に在ってはいけないんだよ」
アルトリアの幸福(そのあと)のことは考えてるんですね。じゃあ、オベロンの探すティターニアってなんなんだろ。存在しない方がいいと思ってるのに、探し続けるもの。

ノクナレアのマシュの盾ほどあるデカイチョコ vs マシュの盾の方が食べ物に見えるアルトリアのチョコ。
あ、仕上げをこれからやるのか。制限時間一時間。
選手を見られるのは6万モルポンドのアリーナ席だけなのか。たっか。2階席の10倍の値段。
アルトリアの今の「隠し味をひとつまみ、っと!」バシンバシン!って何。
「今のうちに逃げるか?」「まだ可能性はあるでござる」
不安になってるでござる。
ノクナレアの19層の特殊コーティングで再現されたエディンバラ城の重いチョコ。
アルトリアの普通のハート型のチョコ。さっきのマシュしていたミリ単位の細工は一体どこに。
「まったく新しいチョコレートデザインが誕生したのです!」
ハート型はブリテン異聞帯には存在しない概念!?
いや、まあ冷静になったら、どこが心臓型だよって話なんだけど。
マシュはマシュでケーキを作っていたの一体どこに行ったのそれは。
「そのカタチは北の妖精に伝わる、"汝、最強を証明せよ"というシンボルマーク。それを、どんな発想をすればチョコに使おうなどと考えられたのでしょう?天才ですか?」
一応ハートマーク自体はあるんだ。
「シンプルだから作るのもカンタン!そのぶん、思いも込めやすいと思います!」
「なんという金言でしょう。チョコレートの妖精である私が、そんな、いちばん大切なコトを忘れていたなんて。そう、大切なのは材料費でもブランドでもありません!想い!なのです!」
異聞帯が異なる発展の仕方をしてきたせいで何も分からねぇ。
チョコレートとして美しいのはノクナレア。熱烈なのはアルトリア。よって、アルトリアの勝利。
「ふ、それでいい、アルトリア。ようやく自分の得手を掴んだな(後方師匠顔)」
味はいいのか、味は。というか、込められた想いとは一体。
「ここまで212個の試作品も報われるね!」
多い。
「妖精國には心臓のデフォルメがなかった?」とぐだは言ってるけど、さっきデビルカレンは「"汝、最強を証明せよ"というシンボルマーク」と言っているからあるんだよ。ダヴィンチちゃんの言うように『こころ』と結びつけてなかった方じゃないか?そもそも、妖精に心臓はあるのか?
ノクナレアの魔力のカタチがハートだそういえば。自分のオーラは見えない。
アルトリアのチョコ、なんでチョコなのにどくんどくん鳴動してるんですか?
「まさか火薬と砂糖を間違えるなんてコトは」
「ないね。うん、ない。ちゃんと味見して、美味しかったものだけ入れたから。全部」
「全部?」
「ここにある材料、全部。せっかく用意してもらったのに、使わないとか勿体ないでしょ?」
それは食べ物の味になってるのか?
マシュが釜の後片付けをしている時、アルトリアは術で材料を操作し、チョコレートにぎゅうぎゅうに詰め込んだ。結果、膨大な魔力が注ぎ込まれ、材料は融合し、新しい命となって、世界を滅ぼす『厄災』が誕生した。
『予言の子』の超兵器というか、もはやテロリストじゃん!妖精たちが次々とチョコに!?
「生まれるべきではなかった生命(ハート)。証拠隠滅!」
「優しくやっつけて!食べればちゃんと美味しいからー!」本当かー!?
アルトリア、自根評価が低いが、調子に乗りやすく、急に解放された自分の力の強さを理解しきってない感じかなぁ。

何がチョコ色で出てくるのかなーと思ったら普通に黎明の手!あとなんかバトルの曲がEDMみたいでかっこいい。
スキル使う時に「エネルギーイン!美味しいお店、紹介してください!」「やだなぁ」って会話になって笑った。
『作られるべきではなかった』とかいう悲しい名前の敵、「即死弾」とか使うんですけど!?通常攻撃に即死付与。一人にタゲ集中に即死耐性ダウン入れてくる。
フォーリナーに即死効かないっぽい?

『作られるべきではなかった』の即死弾からノクナレアをアルトリアがかばった!

5年前のグロスター、妖精舞踏会でさんざんな目にあった後の、数日間のできごと。
「『王の氏族』の妖精初めて見た!」
「今に見てなさい。南部の主要都市、全部に『王の氏族』を住まわせるから。それが私の宿命。先代女王から引き継いだ、北の妖精たちの悲願」
「『王の氏族』は増えないのでは?」
「私が血を与えたものは『王の氏族』になるんだから」
これはメイヴの「自分の血を配合した赤い蜂蜜酒を配り、その支配権を分け与えたといわれる」から来てるのかな。
「『女王蜂と鉢』、『王と従者』。昔から王の氏族はひとりだけ。マヴは多くの妖精たちの屍の中から生まれた。『春の戦争』で生命を落とした北の妖精たち、遺体はブリテンの大地になったけど、彼らは"次代"として生まれる事を拒んだ。生まれたところで大地がないから、生まれてすぐ死んで、また生まれて、そんな繰り返しをするくらいなら、自分たちの命、すべてを使ってひとりの王を生もうと考えた。それが大妖精マヴ」
死んだ後にそんなこと考えるのが可能なんですか!妖精は!
じゃあ雨の氏族だって、鏡の氏族だって、翅の氏族だって可能なはずでは。
「マヴはひとりで『北の妖精すべて』。その"掟"(ルール)は『支配と繁栄』。自分に忠誠を誓った相手なら、『力』を分け与える事のできる妖精だった。求める妖精(もの)に力を与え、『西の島』をいう生存圏を作り上げた。その代償として、島ができた頃には随分と力も弱っていた。弱くなったマヴは護衛をつけるようになって、その結果、愛を誓った伴侶を得た」
力を分け与えるって、分割するのかな。そうすると、王の氏族が増えるごとに王の力が弱まるよね。そうじゃない場合は、いいけど。
「地を与えられた妖精は、その忠誠が消えるまで『王の氏族』。統率者として北部を纏めれば纏めるほど、『王の氏族』は増えていく」
じゃあ、嘘をついて王の氏族になることはできないのかな。
「力は貸し与えるんじゃない。分けた力は返ってこない。氏族を作れば作るほど『女王蜂』は退化していく。それじゃ自滅するのが目に見えてるので、マヴは自分の妖精領域をブリテン全土に拡大して、ひとつの掟(ルール)を作った。"妖精(しんか)が『王の氏族』であるかぎり、氏族全体の力が女王の力になる"」
都合良すぎないか。なんでもありか。
「国そのものが女王のものなんだから損はしてない。マヴは自分個人の力より、国力をとった。ひとりの価値観じゃ国は発展しない。たくさんの労働力と才能があってこそ、より豊かで美しい国になる。このグロスターみたいにね。ここはちょっと歪んでるけど」
じゃあ、一度に殺されるか裏切られるかしたら、王の氏族、ハチャメチャに弱体するのか。
ブリテンで一番の努力家。それがノクナレアという妖精。
「そんな全身で、氏族なんかみんな死ねー!みたいな空気出して」
アルトリアそんな空気出てんの。
「私もたいがいだと思うけど、あなたも大したものよ。基本的に『自分』と『他の妖精』をはっきり別のものと捉えてるでしょ、存在自体が普通じゃない感じ。根底からして違う生き物の気がする」
バレバレじゃん。はっきり別のものだしね。普通じゃないしね。
でも、ということは王の氏族はたまたまいたのがアルビオンの上だったってだけで、ブリテンの妖精とは同じ生き物なのか。
「要するに、ブリテンの妖精すべてを見下してる、ってコトだけど」
「見下してるかアホー!私が見下されてるんですけどぉ!」
「そうそう、それくらいの覇気がないとね。聞き分けのいいスタイルも結構だけど、やりすぎると心が死ぬわよ。私みたいに」
「ノクナレア死んでるの?そのふてぶてしさで?」
ノクナレアの心、もう死んでるの。エインセルの予言で折れちゃったのかな。
違った。昔の話だった。マヴとその恋人のことか。
「連れの妖精に『弱くてごめんなさい、がんばります、がんばります』。あれ、ムカつくから二度と口にしないで。少なくとも私の前では絶対にやめて。弱くてなにが悪いのよ。できなかったからって誰が損するのよ。弱くて悔しいのは他人じゃなくて自分だし、次に頑張るのは他人じゃなくて自分でしょ。反省はいいけど、弱いこと自体に謝らないで。これほど勿体ないことはないから」
でも『予言の子』に失敗は許されてるのかなぁ。弱くて、許されるのかなぁ
でもノクナレアは良いこと言うね。どこにいても女王メイヴの魂を持ってる。
「自分の弱さを他人に謝っても何にもならないから、私は怒ってるの。そんなパワーがあるなら顔をあげて。もっと自分の利益のためにガンガン消費して。あなた、音は火山みたいな妖精でしょ?ネコかぶってるドラゴンでしょ?周りなんて気にしないで夢を食いちぎりなさい。世の中には、そんな力さえ持てない者もいるんだから」
夢、あるのかなぁ。アルトリアに。何かしたいことある?
ノクナレアは恵まれた環境に生まれたのに、自分たちがどれほど恵まれているのかを、骨の髄まで理解してた。
ノクナレアの夢、恋なんですか!?「魂レベルでビビッと来た相手と、国が傾くくらいのすっっっっごい恋をするの!」マヴと一緒じゃん!
恋をするのはブリテンの王になってから、という願掛けをしている。
目的と夢が逆でアルトリアは笑った。
「彼女は王になって恋がしたいんじゃなくて、恋がしたいが故に、先代から押し付けられた"悲願"をとっとと終わらせようとしているんだ!」
アルトリアの夢は上級妖精になって街を歩いてみたい。ノクナレアみたいに堂々と格好良く。そんな夢でいいのか。それが夢なのか。それに必要なのは、自己肯定力だぞ。
まずはお互い重い荷物をおろしたあと、とは言うけれど、アルトリアに、終わったあとの未来はあるんだろうか。

そうか。アルトリアと同じなのって、ぐだじゃなくて、マシュなのか。
第二部振り返りフルボイスのまとめが、マシュが戦う理由をちゃんと確立しなさいってみんなが言ってくれてて良かった。
何のために生まれて、何をして生きるのか。勝手に生み出されて、やることは最初から決まっていて、戦いたくなくても戦わざるを得ないから戦って、逃げる道はなくて、終わったら帰る場所はどこにあるのか。
それはぐだよりマシュの方だわ。アルトリアも、マシュと話したら分かるんじゃなかろうか。

ノクナレアは同盟としてアルトリアの下につくことが決まった。
アルトリアは急いで南部に戻りオックスフォードの鐘を鳴らす。
円卓軍とその他、手勢の兵をノクナレアの野営地まで連れてくる。
ノクナレアはそれまでに、キャメロット正門前まで野営地を前進させておく。
これ、さっさとオックスフォードの鐘鳴らしておいた方が良かったんじゃないか?戻るの手間じゃん?でも円卓軍を連れてくる必要があるから、どのみち南部には戻らないといけないのか。
ノクナレアが人間嫌いなのは、氏族にできないので目の前で死なれても責任は取れないから。人間の騎士が女王の騎士に有効なのは認めている。モース毒の武器は妖精には使えないから。
グリムは北部との連絡用に残って、兵たちの盾にルーンを時間いっぱい刻む。モルガンの魔術を一撃くらいは耐えれるように。
「次は戦場でお会いしましょう」

というか、オックスフォードに行くには、キャメロットの横を通らないといけないんだよなぁ。
マシュの使ったシェフィールドの穴使えないのかな。

徹夜をしたおかげで夢を見なかったから落ち込んでないアルトリア。
夢の話、誰かにした方がいいと思うよ。
結局マシュが出会った「ちょっと怖かったライネックさん」というのがどういう人なのかわからないままだな。
女王歴1000年の『モース戦役』までは生きてモルガンに仕えてたらしいから、ロンディニウムで死ななかった仲間の一翅なんだろうけど。「ゴミのように殺された私の円卓」というのは、全員人間だったんだろうか。それとも、黒騎士やライネックやトトロットも含まれる?
マシュはハベトロットだけじゃなくて、トトロットのことも思い出せないのか。まあ、不都合が生じてしまうよな。

敵襲。待ち伏せされていた。人型のモース
「ありゃおまえさんが手を出ていいモンじゃねえ」とぐだに言う村正。
人間も、モース化するの?いや、しないから、人間が対モースの戦力になってたはず。
逆に、人間に感染するモース病で、ハベトロットが駆り出されるってことは、妖精には感染しないっぽい。
「死亡時発動(毒付与&呪い付与)」「被ダメージ時発動(呪い付与)」「モース病:HPがゼロになった時、毒&呪い&毒&呪い&毒&呪い付与」
モース病の毒と呪いの数が多いー!しかも殴っても呪い、倒しても毒と呪い。えぐい。
村正がスリップダメージ5300受け取る。ていうかよく見たら20体いるじゃん!こんなの倒してる内に全滅なんだわ!ハベにゃんの弱体無効を先につけておくべきだった。
あ、2ターンで終わったわ。ハベトロットの宝具で回復して耐久するのを考えてた。

モースの呪いに侵された、生きた人間。生きた人間!?
モースの呪いが人に感染するようになるのが、今回の大厄災か?
バーヴァン・シーの魔術を防ぐアルトリア。バーヴァン・シー、目がイッてるんですけど
「せっかくゴミ人間どもバラまいたのにさぁ……なんでオマエたちだけ安全圏に逃げてんのぅ……?」
ってことは、大厄災じゃなくて、バーヴァン・シーの魔術か呪術か
「私がお母様の娘!妖精國でただひとり、お母様の魔術を引き継ぐ妖精!だから、ここで死んどけクソガキども!妖精(オマエ)たちなんかに、私の居場所を奪わせるかぁ!」

バトル開始ボイス「ほら、こっち来なさいよ。私を殺してみなさいよ。ほら、ほら!」
「妖精魔女:通常攻撃時に呪い付与」
妖精騎士じゃなくて、もう妖精魔女なんだなぁ
エルキドゥの人類の脅威特攻が刺さってる気がする。1ターンでブレイクしたら、宝具封印、スキル封印。呪いと解除不能の呪厄2つ付与。
スリップダメージ4000はなかなか痛いんですけど、これ、アルトリアの宝具に弱体状態解除がついてるの、本当にストーリーとバトルにきっちり綺麗に当てはまりますね
フェッチ・フェイルノート「私みたいな雑魚に殺されるのって、どんな気持ち?まあ……どうでもいっかぁ!」

「あー、負けちゃった。負けちゃった、負けちゃった。あわれなあわれなバーヴァン・シー。みんなに好かれる、バーヴァン・シー。そうよね、『予言の子』だもの。私なんかと、違うんだもの。実力じゃ勝てないんだもの。だから、だから、狙うなら人間(こっち)だろ。オマエ、私のオモチャ決定な?」
いきなり元気になったんですけど。
『庭』って取り外し可能な礼装なの!?
ぐだとアルトリアが消えた。
人間の方を狙って嬲るつもりだったが、アルトリアから罠にハマったのでお得。まとめてゴミ箱。
「その壺ですね!」
あれ壺なんだ。
今回、マシュと離れ離れになってばかりだなぁ。


【第21節 ロストウィル】
マップ東の星形要塞がニューダーリントンだったんだ。
実際のダーリントンは、蜂の巣のちょっと南なので、だいぶ位置が違う。
そもそも「ニューダーリントン」だもんね。国立殺戮劇場。

6番街のアパルトメントに棲んでいた妖精がみんな戻ってこない。またトリスタン様。"笑っているのが気に食わない""黙っているのが気に食わない"何をしても殺される。誰でもいいからあのいかれた小娘を処罰して欲しい。ソールズベリーが羨ましい。
誰があの妖精騎士トリスタンという小娘を敬うのか。女王陛下の娘と口にしているのは本人だけ。モルガンが彼女に優しい言葉をかけたことは一度もない。教養も品位も持っていない、豪華なドレスを着ているだけの田舎娘。ケンブリッジが街ごとなくなったのもトリスタンが原因。あんな毒蛾を放置しているなんて、女王も年で翳ったか。妖精騎士でなければ
ニュー・ダーリントンはもう街として機能していない。街から逃げようとした妖精は地下牢獄行き。犯罪者が代わりにやってくる。まともな妖精なんていない。毎夜、殺戮劇場でどちらかが死ぬ。プレストンの街が『王の氏族』派になったのも、例の球技大会が原因。各都市からフットボールのチームを集めて大会をすると言っておいて、負けたチームは即処刑、優勝したプレストンのチームも。ランスロットやガウェインのように実力が伴っているなら、まだ耐えようもあるが、魔力は下級妖精と変わらない。着名がなければ三流以下。女王の加護がなければあっても三流。女王騎士にも劣る。女王の娘でさえなくなれば、キャメロットじゅうの妖精が叩き殺しにくるだろう。

思ったより街、結構あるんだな。ただオークニー、鏡の氏族の街、シェフィールド、ケンブリッジ、、容赦なく潰してるけど、街の数どんどん減っていかない?どうせい大厄災で一度無に帰すからどうでもいいのかな。
国立殺戮劇場は、地下牢獄行きの妖精と犯罪者を殺し合わせるコロシアムかぁ。いい趣味してんな。最近なかなかいないタイプの分かりやすい悪役キャラだ。

「お母様は私に魔術を教えてくれた。服をくれた。着名をくれた」
あ、ちゃんと魔術教えてるんだ。
「私が好きなようにいじって、こわして、もてあそべるニュー・ダーリントンを与えてくれた。それって"ムカツク妖精を殺せ"ってコトでしょ?それって"イラツク幸福を壊せ"ってコトでしょ?」
いや、どうでもいいんだと思うよ。妖精のことが。
「なのにうまくいかない。お母様は褒めてくれない。私はこんなにも真剣なのに、お母様が何を望んでいるのか、分からない」
「なぜおまえはいつもそうなのだバーヴァン・シー!」
「ごめんなさいモルガン様!次はちゃんとしてみせるから。次はもっと殺してみせるから。私は自由(ワガママ)で、優雅(ザンコク)で、冷酷(カワイイ)、ブリテンの人気者。みんなに愛されたバーヴァン・シー。その通りに振る舞うから。女王の後継者らしく振る舞うから。ごめんなさい。ごめんなさい。いつもこんな目にあってごめんなさい」
冷酷で誰も彼も殺したいのが、妖精としての在り方なのかな。
でもバーヴァン・シーは、「死の前触れをする妖精・死神」「吸血して人間を殺す妖精」でしかないんだよな。不吉な妖精ではあるんだけど、それなら黒犬も同じだし。まあ、黒犬も妖精國では嫌われてますけども
「わからないなりにがんばってるの!私なんかを拾い上げてくれた、誰よりも優しい、お母様」
どうしてモルガンがバーヴァン・シーを娘としようとしたのかも残ってる謎の一つ。「次の楽園の妖精にブリテンを渡したくない」とかなら分かるけど、それだと結局「私のブリテン」ではなくなるし。「魔術を使えて、生贄なり何かに使い捨てても良さそうな妖精が必要だった」とかかなぁ。それなら服を与えてニュー・ダーリントンを与えて、ちゃんと振る舞えって、甘やかしすぎたって言うかなぁ。もしくはベリルに与えるためか?

二人を『庭』に閉じ込めて、鏡に入ったはずなのに、自分の部屋のベッドの上にいて、体が重くて起きられないバーヴァン・シー。
「無理すんなよレディ・スピネル。目の下が真っ黒だぜ。玉座から宝をくすねてきたんだ。モルガンはカンカンだが、オレは評価してやるぜ!子どもは親を困らせて大きくなるもんだ!」
やっぱりモルガン怒るよな。どうしてバーヴァン・シーはそれをヨシと思ったんだ。そこら辺の判断能力が欠如してる?
何かがボトッて落ちる音。「体が腐って、指先が落ちただけ。痛くないだろ?」
「『失意の庭』を使ったからじゃないか?すげえ呪物なんだろ、それ。いよいよ愛想つかされて、モルガンの魔力が切れたのかな?」
『庭』ではなくて、『失意の庭』?呪物?
魂が腐る呪術とか、体が腐る呪物とか、やはりバーヴァン・シー、ベリルのおもちゃか?
もしくは、バーヴァン・シー、死んでいたのをモルガンの魔力で動かしていた?
「安全なところに保管しておいてやるよ」
「でもベリル、それは私が、大切に」
「こいつは地下聖堂に置いてくるぜ。それが一番だ。おまえはそこで休んでな。"ひとりで立ち上がれるようになるまで”な?」
「なんで地下聖堂なの?動かないの。私の手足、これっぽっちも、動かないの」
ぐぉぉ……可哀想なバーヴァン・シー。憐れな哀れなバーヴァン・シー。純粋無垢なバーヴァン・シー。

『失意の庭』内。
「胸の奥。心臓に重なった『心』を削っていく音で目が覚めた」
あ、妖精にも心臓ある。そういえばウッドワスの心臓っぽいもの、ベリル食べてたな。
「遠いどこか。地上にあるブリテンと、星の内海の中間にある、"どこでもない"位相みたい。これが噂の『庭』(ガーデン)。マーリンを幽閉してるっていうアレ。庭にはいくつか種類がある。『甘き夢』『暗い淵』『失意』『罪なきもの』」
そんなにいろいろあったんだ!?『庭』は『庭』かと思っていたよ。マーリンは『罪なきもの』だね。
「この『庭』の特性は『失意の庭』(ロストウィル)。訪れた者の心を削り、なくしていく自傷の責め苦。あたたかな欺瞞をはがす冷たいガーデン。最後まで耐えられれば庭から出られるが、その前に心が無くなるようになっている、悪辣な仕掛け」
そもそも閉じ込めておくためのものに、「出られるようになっている」なんていう仕組みがあるものなのか?あえてそれを用意しておくことで強度を増すとか、そういう概念はありそう。マーリンのも、罪なきものは出入りできるし。
「適当なところで回線を切れば心が砕けるコトはない。脱出はできなくなるけど、バーヴァン・シーの魔力量じゃ『庭』なんて維持できる筈もないし。どのみち、時間が経てば解放される」
回線を切る?『庭』の維持には魔力が必要?
マーリンのいる『庭』って、今もモルガンの魔力で維持され続けてるの?それともマーリン自らが己の罪を顧み続けるために自主的に維持してるの?
「それまでこうして、見たくもないものを見るだけだ」
アルトリア、夢の中で心を削られてるから、なんか耐性ありそう。

「予言は本当だった。私たちは救われる。私たちは許される。アルトリアという名前とともに、海岸に流れ着いた救世主。どうか16歳まですこやかに育ちますように。女王の兵士に見つかりませんように。早く、早く、早く、早く、16歳を迎えなさい。私たちは貴女のすべてを信じています。だから、貴女のすべてを私たちのために使うのです」
妖精は無邪気に残酷だなぁ。
各妖精の名前って、生まれた時から自分で分かってるものなんだっけ。親がいないから名付けられようがないもんな。
あと、アルトリアっていう名前とともに来たのに、キャスターって呼ぶのは、一応隠してるのかな?でも『予言の子』の名前までは予言で知らされてないよな。
母「キャスター、今日は新しい本をもらってきたのよ。上級妖精たちの礼儀作法の本なんですって。貴女はいずれお城に出向くのですもの。今から練習しておきましょう」
上級妖精、下級妖精は、モルガンが決めたルールなのに、それを打ち破る予言の子にそれを教えるのは、なんかこう、あれだな。
村長「キャスター。今日も立派に働いているね。ほんとうにお前は勤勉で、純粋で、無駄がない。遊びにうつつを抜かさないし、いつも村のために足りないものを見つけてくれる。おまえが身につけていた装飾品も、舟にあった宝も、ほとんど売ってしまったし、村の妖精たちはお前が偽物ではないかと疑い始めている」
えっ!?鏡の氏族が入れてくれたであろう宝を!?装飾品も!?税の取り立てが厳しいからってなんで売ったのさ!税って、魔力のことではないの!?
「こんなことではとても冬は越せないぞ。なんでお前は、そんなにも、弱くて頼りないのだろうね?」
お前、前半で褒めて、中間で売り飛ばしておいて、後半で責めるな。
みんなデリカシーがないという友人ですら、デリカシーがない。
「特別に扱われるのはイヤでしょう?私はちゃんと扱ってあげる。奴隷は奴隷でしょ」
奴隷なの!?だから売りさばかれてたの!?
「予言の子、予言の子、馬小屋で飼われていた予言の子。村の奴隷だった予言の子」
扱いが思った以上に酷い。『母』とはなんだったのか。
「やりたくないことをやれと言われても、まかせてください、と笑顔で返す予言の子。だって逆らえば殺されるし、断る方がいろいろしんどい。それなら黙って流される方が疲れない。わたしはそれでいいと思った」
助けてね、救ってねって言う割に奴隷なの!?そこは特別扱いしろよ!16歳になるまで大切に育てろよ!大切に育てられてたと思ってたわ。
「16歳になってしまえば、どんなに無理難題の使命であっても、あの村を出て行けると」
じゃあなんで村が焼かれた時、私も残りたかったって思ったの。
「『予言の子』である証を見せて。だってあの崖に住む鍛冶師は■■■なの。あの鍛冶師はおまえだけは警戒しない。あの鍛冶師はおまえにだけ心を開いている。ブリテンを救える妖精なら、あの鍛冶師を■してみせて。お願い、お願い。不安なの。毎日が不安なの。だから、アイツをきちんと始末して、私たちを守ってみせて!」
エクターだ!!!!やっぱりエクターだったんだ!「鍛冶師は不死身なの」かな。
えぐい!妖精えぐい!!村にいい思い出なんか一つもないじゃん!なんであのまま村にいたかったの。ただ死にたかっただけなの?
「もういいや。もういいでしょ。回線を切って出口への路をシャットアウト。
かくして予言の子はティンタジェルを後にした。落ち込んでもすぐ立ち直るのが私の特技。その後は色々あって、まあ大した出来事もなくて、『名無しの森』に入り込んで、いま目の前で、『失意』の仕掛けで倒れる寸前の、ぐだに出会ったのだ」

げぇーーー、ぐだもしんどいものを見せられるの、こっちの心が失意で削れるんだが。
でもぐだの夢には巌窟王がいるはずでは。さすがにここだと無理か?
「いま一瞬、壁の向こうに彼女(アルトリア)の姿が見えた気がした。しかしそれはあり得ない。だって壁の向こうだ。壁の向こうは見える筈がないので、見えた、というコト自体がおかしいので」
ダ・ヴィンチ「代わりなんていくらでも用意できるけど、キミは人類最後のマスターなんだからね」
人類最後のマスターと、代わりなんていくらでも用意できる、の矛盾。
「え……代わり、用意できるんですか?他のレイシフト候補者が見つかった、とか?」
「あれ、気づいてなかったの。異聞帯の攻略にレイシフトは関係ないだろ?マスター候補もカドックが確保できたんだ。彼の治療が終わればキミひとりじゃなくなる。マスター候補という呼び方は正しくないね。だって本来、候補だったのはキミなんだし。カドックが目覚めた?健康状態も良好?至急、管制室に呼んでくれ!これでキミも『予備』に戻れる!我々もナビが楽になるというものさ!」
それはそれで、ぐだには救いじゃないのか。ろくに魔術も使えなくて、礼装でなんとかやっていて、人類最後だから踏ん張っていて、その重い荷物を下ろせるんだから。
「あんなに持ち上げておいて、わりとあっさり、『もういい』って言われるんだ」
まあ、言うなら「お疲れ様」だよね。

ムニエル「いつまでマスター気分なんだよ。自室待機だろ。自由に歩き回ると怒られるぞ」
「でも万が一に備えて体を鍛えておかないと」
「トレーニングもミッションも過去の話だろ。おまえ、素養のない一般人なんだから、もう無理に頑張らなくていいんだって。あとのことは俺たちにまかせて、部屋でのんびりすごしてな」
いや、それはおかしいだろ。予備はいつでも万全に予備じゃないと、いざというときに稼働できないんだぞ。
「のんびりって、具体的には?目の前で死んでいく誰かとか、目の前で飛び散る人体とか、逃げ出したくなる足を支える訓練とか、心を透明にする練習とか、(これまであんなに強要しておいて)それ以外の過ごし方とか、もう思い出せないよ?」
マジか。もう戻れないのか。一般人にしては心が強いんじゃなくて、「心を透明にして」ここまで走ってきたのか。終わったら、普通の生活に戻れないのか。やり直してよ、学園生活を、進んでよ、大学なりその先に。
「分からない。本当に"これ"でいいのかな、わたしは」

ホームズ「現状の理解が、世界の解析が怖いというんだね。分かるよ。実のところ、私もつねづね考えてはいた。『この事件を本当に解決していいのだろうか?』とね。バッドエンドを回避できたとしても、それで失われたものが戻るわけでもない。事件解決後、キミの目の前に広がっているのは何もかも壊れた後の、絶望的な地球の姿だ。それなら、まだ希望的解釈の残されているげ『現状』の方が、生存圏としてはまだ優れている。先は見えないが、一問ずつ問題をクリアしていけば報われる可能性がある。今の方が、キミにとっても楽だろう?」
それはそう。終わった後、誰も何も知らないまま数年の年月を重ねてしまって、サーヴァントも退去したら、何もない、何をしたかも知らない人ひとりが残される。
「取り戻しようがない以上、失われたものを思い出さなくてもいい。誰もキミを責めない。なぜならキミを責める人類は、キミが知っていた人々は、とうの昔に消えているのだから」
それは違う。失った人を思い出すのは自由だ。思い出さないのも、自由だけども。忘れたいかって言ったら、忘れたくないだろ。ドクター、ロマニ・アーキマン。

「そろそろ止めてあげるべきかな。ぐだじゃ回線切れないし。というか失意(コレ)、他人事でもわりときつい。見てられない」
あ、見えてるんだ。恥ずかしいじゃん。
「どんどん目の焦点が合わなくなっていって、胸を押さえて、真空の中にいるみたいに、呼吸ができなくなりつつある」

ゴルドルフ「いちいちロストベルトの住人の意見を聞くな。だいたい、辛さで言うなら我々の方が上田!我々は汎人類史、正しいルートの勝者だ。失敗するワケにはいかないんだ」
そうかな。何が正しいかって、結局分からないんじゃないかな。我々だって、気づかないうちに剪定事象に入り込んでいる可能性だってあるんじゃない?漂白された時点が分岐で、もう袋小路に入り込んでたら、人理焼却した方のIFが、編纂事象なのかもしれないよ。
「だが12人だけで何ができる?復興も繁栄も、とっくに不可能なんだよ!お先真っ暗だと分かっているだろう!こんな孤独が、重圧がヤツらにあるか!譲歩するのはヤツらの方だ!消え去るのはヤツらの方だ!"あの程度の痛み、我々に比べれば小さいのだから"!」
痛みを勝手に大きい小さい語っちゃダメでしょ。ゴッフはそんなこと言わない。
本当に地球に12人しか残存していないなら、たしかに絶望的だけど、上からテクスチャ貼られただけなら、まだなんとかなるかもしれない。デイビット・ブルーブックは少なくとも漂白された大地で生きてた。

「所詮、マイナスの押し付け合い。畢竟、自分の都合が世界の都合。ああ。現実(イマ)だけの事と言い聞かせて、日常を取り戻すためだと言い聞かせて、ここまでやってきたんだね。でも本当は」

オベロン「うん、キミさあ、ちょっとおかしいよ。何度も死ぬ思いをして、そのたび幸運に助けられて、何度も世界を見捨ててきて、そのたび悪運に助けられて、多くの命を見殺しにして、多くの世界を殺してきた。"そこまでやってまだ健常でいるなんて"」
それは、そう。
「それとも、こんなの『今だけ』だって我慢してる?戦うしかないのは自分のせいじゃない。誰も助けられないのも仕方ない。今は泣き言を言ってる場合じゃない。泣き顔がバレないように両手で覆っていればいい。だいじょうぶ。人理が戻れば、世界が戻れば、自分も『元』に戻れる筈だって」
それはそうじゃないか。仕方ないじゃないか。それ以外になにがあるんだ。なにができたんだ。どうすれば良かったんだ。
「でも、人間の心というのは変化しやすいだけで、元のカタチには戻れないものだ。戦いが終われば日常も戻る?そんな都合のいい話があるもんか。君の心はどこにも行けない。焼き付いた光景は消え去らない。染み付いた匂いは拭いとれない」
それは、そう。人が目の前で死んだのも、見殺しにしたのも、全部、覚えて生きていかなきゃいけない。その上で、この日常が成り立ってるんだって、噛み締めて生きていかなきゃいけない。
「戻れる道はもうないんだよ。なのにキミだけが、そう信じようとしているんじゃない?」
そうなんだけど、それを今認めてしまうと、もう足が動かなくなるんだよ。

「ほら、とっくに限界だった。そんなこと、わりと前から気づいてた」

「それが汎人類史のいいところだからね。誰もが平等であり、誰もが特別じゃない。妖精のように『永遠』も『変動』もない分、つねに変化していくのが外の世界なんだよ」
「うわあ、そっかぁ。本当に人間らしいくになんですね、そちらは!」
「あのとき思ったのは真逆のこと。『嘘つきばっかりなんですね。気持ち悪いなぁ』。誰もが平等で、誰もが特別じゃない、とか、きれい事を通り越しておぞましい。生きていれば優劣はできるものだし、優劣ができる以上、特別なものは発生する。なのにオベロンは言った。汎人類史では話し合いでそれを解決する、と。誰にでもチャンスを与えながら、誰であろうと成功は許さない。ねたみ、ひがみ、いかり、おそれ。足の引っ張り合いばかり。みんながみんな、地の底で誰も抜け出さないよう、だまし合っている。そんなものが汎人類史だと、オベロンは逆説的に語っていた。だからわたしは訊いたんだ。あなたはそれでいいのかって。そんな世界のために働かされて、そんな世界に生きる自分をどう思っているかを。
「ちょっとだけ不安かも」
あまりにあまりで、私は苦笑いで誤魔化すしかなかった。ほんと。ボロボロのくせに、何を強がっているんだか」

「彼女の体は膝から崩れ落ちて、コナゴナに砕け散る寸前だ。余計なお世話と分かっているけど、その前に『失意』の再生を止めなくちゃ。壁で隔てられたわたしたちだけど、魔術の働きを止める事くらいはでき」
「いや。だとしても、まだ」
「え?そこで立ち上がるとか、ある?」

「もう楽になっていいんだ。君の行動は、カルデアの冠位指定(グランドオーダー)とやらは、ちょっと荷が重すぎた」
「彼の言葉はわたしを気遣ってのものだった。そうだ。ずっと誰かにそう言ってほしかった。もういいと。あらゆる出来事はすべて、別に、途中で終わってもいいのだと」
うわぁ、ぐだの『失意』なんか私が前に書いたことに似てる。うえええ、ごめんなさい。

ロマニ「種全体の視点でいえば、善とは『生き続ける』ことだ。でも人間の視点だとちょっと違う。続けたい気持ち(コンティニュー)と、終了したい気持ち(ゲームオーバー)。この二つが常に変動するのが人間だ。ゲームオーバーは悪じゃない。だって、物事は必ずおわるものだからね。そこを否定しちゃあ、そもそも生命は立ち行かない。受け入れる準備はしておかないと。どんなに勝ち続けた者も、いつかは終わる側になるんだから。
え?それだとスッキリしない?何を目指せばいいのか、だって?はは。ぐだちゃんらしい、前向きな質問だなぁ。簡単だよ。ゲーム終了(オーバー)じゃなくて、ゲーム完了(セット)を目指すんだ。ボクにもキミにも、いつか終わりはやってくる。その時までたくさんのタスクをこなすんだ。歓びでも悲しみでも、成功でも挫折でも、まだ見ていない事なら、何でも。そういうの、まだキミには沢山あるだろう?もうやり残しはない、と心から言える人生を。それが種全体じゃなく個人にとっての善だとボクは信じているし、なにより、キミがそうであってくれるのなら、ボクも最高に誇らしい。
と、休憩時間だったのに、おかしな話をしてしまったね。行ってらっしゃい。今日もよい一日を。相談ごとがあったら、また今度」
ここだけは優しいんだ。あ、違う。これ、ロマニとの思い出だ。見せられてるものじゃない。
そうなんだよな、種としての善ならば、ゲーティアはやっぱり善だったんだよな

「だとしても、投げ出す事は、まだできない。
はじめは呪いだった。もう戦うしかないと思った。でも今は違う。多くのものを踏みつけて、多くものを置き去りにして、それでも、自分を肯定できる『何か』がある。
あの時(ゲーティア戦)、自分は『生きるため』と叫んだ。その言葉であの『善』を打倒した。なら、自分なりに、その答えを出さないと。
今は分からない。ただ、生きたい、という願望しかない。そうだ。悪いか。願いなんて、たいてい都合のいいものだ。その都合のいいものが見たくて、ここまで積み重ねてきたんだ。どうしてそう思うのかを知るために、これからも走り続けるんだ。それを今更、"自信がない"とか"割が合わない"とか、そんな弱音(りゆう)で終われるか!!」
こんなにぐだが自分を語ったの、ここまでで初めてじゃなかろうか。
どうして生きたいと思うのかを知るために、まだ戦い続ける、それでいいんだなぁ。自分勝手でもいいんだと思う。でも自分勝手でいいと肯定するのは難しいよね。「人理を救いたいから異聞帯を消す」じゃなくて「まだ自分が生きたいから異聞帯を消す」の方が、まだ健全な気がする。十代の少年少女的というか。そんな重いもの背負わなくて、自分の願望だけ背負ってる方が。
これがぐだの、これからの戦う理由になるんだな。
マシュは、自分の命の使い所をあそこで知ってしまったから、生きる理由をまだ見つけられてないかもしれない。というか、本当にマシュは「生きたい」と思ってるんだろうか。「守りたい」とは思っているけど。そもそももうすぐ終わる命だと思ったから、あそこで使い果たそうと思ったのかもしれないし。
ロマニはどうして人理焼却を阻止しようと思ったんだろう。今まで感情らしい感情を持つことが許されなかった・できなかったソロモンが、受肉した途端に人間らしさを得た?でもだからって積み上げてきたものがなく、生まれたばかりなんだから、残りの10年間を好きに生きたって良かったはずなんだ。世界が終わるから、好きなことをして、それで終わろうって。

『失意の庭』って自分から破れるものなんだ。
あ、マシュがコナゴナに壊してた。国宝級の呪具。
「いえ、素晴らしい判断でした。わたしでは勝ちに戸惑って壊せなかった。『失意の庭(ロストウィル)は閉じ込めた者の意思を奪っていく、自死の呪具。
わたしは、もとから『そういうもの』はなかったから大した傷ではなかったけど、ぐだはもう少し長居してたら、あるいは」
アルトリアは大した傷ではなかったの?あれが?
アルトリア、持ち物ほぼ売り払われたのに、選定の杖だけは売り払われなかった?
そういえば、オベロンが『鐘』で拘束が解けて、アルトリアじゃなくてより『予言の子』に近づいてるはずだって言ってたけど、「回線を切ってシャットアウト」っていうのがサラッと出てくるあたりはそうかもなぁ。最初のアルトリアじゃそんなことできない!ってなってそうだし。
「あるいは、じゃないんだわ。なんか、ひとりで立ち上がってたし!精神がバゲ子並みに図太いの!?」
「突然怒られたんだわ」
ふたりともハベトロット口調なんだわ。
「この人どこまで本気?って疑いたくなるっていうか」
「先輩はマスターである時も、先輩である時も精神状態が変わりません。食事の時ものんびり食べてるように見えて、その実、本気を出していたり。とても不思議です」
命かけてる時も日常も変わらないのかこいつ。怖いぞ。いや、常に生きることに真摯なのか?
「逃げないんだよね、なんか。ノリッジの時も」
「でもキミだって逃げなかった」
「わたしは港には行かなかったけど!」
「いや、そうじゃなくて。それよりずっと前から、『予言の子』である事に」
やっぱり港には来てなかったんだね。でも、アルトリアはいつも嫌だなぁ、しんどいなぁって思いながらもそれでも『予言の子』をやっていたよね。
「これは敬愛(ラブ)の気配ね!」
なんでペペさんもここに。というか、ここ聖堂とかではないのか。

バーヴァン・シーを追いかけたものの居場所を特定できないマシュの前にペペさんが現れて、おかげで発見できた。
「手を貸すか悩んだんだけど、マシュちゃんがあまりにも暴走特急だったから。エディンバラからニュー・ダーリントンに向けて、もの凄いスピードで土煙をあげて走ってるんだもの」
それは凄い。凄いっていうか、ヤバイっていうか。さすが妖精騎士ギャラハッドっていうか。
え、ここニュー・ダーリントンなの!?
ペペさんは近くの丘から監視してたからマシュに気づいた。ニュー・ダーリントンはベリルの居城だから、忍び込める機会をずっと探ってた。モルガンのかけた監視の魔術が多すぎて、今までは突破口さえ見つからなかったが、マシュが正面突破しかねなかったので、呼び止めて一緒に忍び込んだ。
え、突破口見つからなかったのに?
あと、第二部の予告でベリルの後ろに映ってたのはニュー・ダーリントンかぁ。
修験道でぐだを見つけてくれた。マシュとぐだの縁の糸を手繰ったら、ニュー・ダーリントンの郊外の地下に作られた聖堂があった。海岸の近くにある森にひっそりと教会があって、そこから入ってきた。
突破口はニュー・ダーリントンじゃなくて、ニュー・ダーリントンの外の森の教会か。
あ。じゃあ、バーヴァン・シーの部屋ってキャメロットじゃなくてニュー・ダーリントンだったの。勝手にキャメロットにあると思いこんでた。キャメロット地下の聖堂なのかとばっかり。
だから鏡に入ったはずなのにニュー・ダーリントンにいたことにびっくりしたのか。しかしベリルにモルガンは「次はない」と釘を刺せと言っとけっていってたから、これはもう次はないのでは。次はないというか、もう動けないのでは
教会は今はよくないもので溢れている?そもそも、神がいないブリテンにおける教会ってやっぱり真似して作った大聖堂みたいなもん?
ここは最下層、地下80mにある牢屋。
「(肩ガッチガチねぇ。アルトリアちゃんにも余裕ができるといいんだけど)。ま、それはおいおい。お節介はいらないみたい。時間が解決するとみたわ」
というかなんで聖堂に牢屋が。
よく見たら、マシュもレベル100なんだなぁ。
うわ、敵が出るって羽虫系だけかと思ったらモースも巣食ってるのかここ。

ベリルが派遣された時のブリテン島は、一面の荒野と空想樹。国なんてどこにもなく、"異聞"(もしも)は完膚なきまでに終わっていた。キリシュタリアの心配は杞憂だったと思ったが、サーヴァントの一騎は召喚しようと思い、ルーラーモルガンを召喚。
一目でベリルのバックボーン(端の魔女の裔)を見破ったので、第一印象は最悪。
モルガン。アーサー王を呪った女。キャメロットを地に落とした破滅の魔女。
退屈しのぎにはもってこいと、モルガンを連れて他の異聞帯を茶化しに行こうかと考える。
「なんであれ、殺しができるなら文句はない」っていうこいつマジで何なんだ。快楽殺人者か?
荒野で一晩寝ていたはずが、起きたら豪華なベッドで寝ていた。
「妖精國にようこそ、ベリル・ガット。空想樹は既に枯らした。『異星の神』の思惑なぞ、私には関わりのない事だ。このブリテンは異聞帯ではなくなった。私も、既にサーヴァントではないが、我が夫として貴様を歓迎しよう。あくまで体面上のものだが、その方がお互い都合がよかろう」
『一夜明けたら、荒野だった島に文明と国ができていた』こんな話、ヴォーダイムに報告できないと観念して、モルガンの夫の地位を受け入れた。
いや、しろよ。ベリルが一晩寝ている間に、モルガン、4000年と2000年をやり直してきたな?到着した時は空想樹があるから、まだIFで、トネリコとしてやり直してきた後はもう枯らしてきたから、ベリルが到着した時のIFはなくなって、妖精國が確定事項として存在するんだ。

バーヴァン・シーに汎人類史の話をしたら懐かれた。妖精國のどこにも好きな場所がなかったから、『外の世界』の話をせがみ、その中でもファッション、靴を気に入った。シケた歓楽街だったニュー・ダーリントンに国立殺戮劇場を作って、思いつく限りのショウを開いた。
つまりベリルが来る前からニュー・ダーリントンはあったのかー。
もとから嫌われていたバーヴァン・シーへの反感は、ベリルが来て爆発した。ということは、ベリルがやった遊びも全部バーヴァン・シーへの反感として溜まっていってる。可哀想に。

ベリルは到着後、汎人類史のモルガンを召喚したが、翌朝にいたのは異聞帯のモルガンだった。モルガンはどこかのタイミングで、異聞帯のモルガンに変身した。
「貴様に召喚された『私』は、ブリテン異聞帯の末路を目の当たりにした。異聞帯というIFですら、2000年前に滅びるブリテン。そのような事実、断じて許せるものではない。私は即座に異聞帯の歴史と、私を召喚したカルデアの術式から、レイシフトを解明し、実行した」
ギャー、やっぱり天才だーーー。
「化け物の中の化け物、天才の中の天才だな!」
レイシフトで自分を過去に送り、歴史を作り直した。召喚されてからわずか数時間で状況を把握、方法を探して、考案、実行した。ベリルが、"以前の異聞帯"をよく知ってしまったら成立しなかったので、意識が停止しているうちに過去を改竄する必要があった。
あー、IFの中からいきなり確定世界になる時に意識があるとまずいのか。
「レイシフトで送れるものは情報のみ。実体のある人間を棺(コフィン)で情報体、疑似霊子化し、『特異点』に転移させる。『特異点』が正常な時空間ではないからこそ可能となる、よく出来た魔術理論だ。あくまで『ひずみ』の修正、特異点の範囲でだけ辻褄を合わせるシステム。過去改竄はできない。時間旅行ではないから」
時間旅行は魔法の範囲内だもんなぁ。
「だがこの異聞帯には『私』がいた。妖精歴4000年。アヴァロンから遣わされた、楽園の妖精が」
サーヴァントは境界記録体、情報だから自分を『情報』として送れる。レイシフト先が『特異点』ではないのでサーヴァントは瞬時に霧散するが、その情報を受け取る者がいれば良い。汎人類史のモルガンの情報を、サーヴァントのモルガンは異聞帯のモルガンに託した。
「レイシフトを行った事で、おまえが召喚した『汎人類史のモルガン』は消滅した」
ああああああ、そういうこと!?ていうか、レイシフトって「情報しか送れないもの」だったの!?だからモルガンが常に一人なのか。死んだ後に辿り着いたのでも、入れ替わったのでもなく、そもそもモルガンは情報だけを送って消滅してたのか。だから、異聞帯のモルガンは汎人類史のモルガンの記憶も情報も持っているけど、存在としてはサーヴァントではない異聞帯の妖精モルガンなのか。
うわーー、なるほどなぁ。それはわかんないよ(わからなくていいよ)。
記憶が二倍じゃん。

異聞帯のモルガンは、自分が殺される事、4000年後の大厄災でおもだった妖精が死に絶えて滅び去る事を、サーヴァントモルガンから教えられ、死の運命を回避した。
あとはトネリコとして頑張ってきたけど、何もかも無駄だったとして冬の戦争。ここはベリルには言わないんだな。
「空想樹が枯死すれば異聞帯は霧散するが、その後の『世界』を維持できる者がいれば、それは空想ではなく現実となる。それがこの世界。私が作り上げた、私の所有物。もはや誰にも奪われる事のない、妖精國ブリテンだ」
その時点でベリルは一度消えている。『空想樹が健在だった頃の2017年、ブリテン』を見てしまったから。ベリルはあの夜に死んで、次の朝モルガンの手で用意された『そっくりさん』。
えええええええ、2000年前の大厄災の後にブリテンを新生したのと同じ仕組みか。いや、記憶が続いていれば同じなのか?モルガンのその意思が、汎人類史のモルガンでもあり、異聞帯のモルガンでもあるように。
「他人の都合で生き返るのはこれで2度目だ」
そういえばそうだった。
女王歴が確定してしまったから、辻褄合わせで死人を蘇らせる事もできない。この後やってくる来訪者もいじれない。カルデアはモルガンにとって取るに足らない。敵視するのは惑星を覆うまで空想樹を育てた、オリュンポス異聞帯のみ。
キリシュタリアの言った通り、脅威になってるじゃん。
「ヴォーダイムはべつに可哀想でも面白そうでもないしなぁ。殺し相手としちゃリスクとリターンが合わないんだよ」
「全てのクリプターは競争相手だとお前は語った。この星の王になるためにお前たちは蘇ったのではなかったか」
「いや。他の連中はともかく、オレは違う。王サマになりたいなんて微塵も思わない。気がついたら自分(テメエ)は死んでて、誘いに乗らなきゃ死んだままだって言うんだぜ?生き返る可能性に賭けるのが人情ってもんだ」
「貴様は自分の命に固執していない。自分も他人も、命は特別なものだと思っていない。刹那を楽しむ事だけが貴様の人間性だ。刹那であるからこそ、その次は求めない。"いつ終わってもいい"男が、"ただ生きるため"に目を覚ますまい」
ベリルは自称、ただの快楽主義者。生きるのは面倒だがその『面倒さ』を上回る『面白さ』があるうちは張り切る。妖精騎士ガウェインは『面白そう』。スプリガンは『つまらなさそう』。モルガンは『つまらなさそう』。
「レディ・スピネル。美しい紅玉。可愛いお嬢さんだ。大切にするとも。ただ、アレは『もう終わってる』。可哀想でもなければ、面白そうなものでもない。その手足を傷つけるだけで胸が苦しくなる。その未来が輝かしいほど台無しにしたくなる。いま殺す、という事がただ『可哀想なもの』それが、オレにとっての愛ってヤツらしい」
ゆ、歪んでるーーーー!!!ということは、キリシュタリアを殺したのは愛じゃん!!いや、でも可哀想でも面白そうでもないのか。
マシュは?マシュは対象にはならないの?「マシュが死ぬよりベリルが先に死ぬ」って言ってたけど。
汎人類史のモルガンは多分ベリルにとって『面白そう』なんだろうな。異聞帯のモルガンはトネリコ時代を知ったらまた変わるかもだけど『もう面白くなくなったもの』。

異聞帯の女王モルガンは、なんでベリルを夫ポジに据えたんだろ。もう用はなさそうなのに。まだ令呪を持ってるからか?シリウスライトを。

汎人類史のモルガンは様々な側面を持ち、ルーラーだけど、異聞帯のモルガンはあの時、ロンディニウムの悲劇で変わってしまったからもうバーサーカーなんだ。B.M.1年にまた4000年前からやり直すという選択肢はなかったのかなぁ。何度も何度も何度も何度も失敗し続けてもう折れてしまったから、情報だけ送るにしてももう無理なのかな。
しかしレイシフトを利用して、厄災を過去に送っていたというのは、厄災は情報なのか?それとも汎人類史のモルガンみたいに霧散するのか?
あと、厄災は呪い=情報だとしても、マシュが生身のまま送られた理由がつかない。ギャラハッドの護りのおかげなのかな。
「女王歴になったらマシュのことも忘れる」と言ってたから「厄災は過去に送りつければいい」というのを聞いてたのも忘れてて、自分で思いついてるんだろなぁ。そんで、統治しても結局争い続ける妖精たちにうんざりして、女王歴2回目の大厄災でもう一度リセットをかけようとしている?
ベリルは本当に令呪を持ったまま、契約サーヴァントがない状態なんだなぁ。契約切ったアルトリアに即殺された士郎を思い出す。
しかし、『異聞帯の王が生まれた瞬間に死んだ異聞帯』って、失敗そのものじゃないのか?2017年時点で異聞帯の王がいないし。なんでそんな歴史に空想樹を立てたんだろ。それともベリルがモルガンを召喚して、モルガンがレイシフトして異聞帯の王が生き残るっていう2周目が想定された上での異聞帯なのか?
空想樹の種が蒔かれるポイントが分からないし、どこから分岐させるっていうポイントも分からない。そもそもブリテン異聞帯、異聞帯の王モルガンが生まれる8000年前から分岐してるし。

地震のような揺れ。虫の知らせで少し悲しくなったペペ。
「まだ途中だものね、アナタたちは」ペペさんは、もうすぐ終わりってこと
そういえば村正とかハベトロットやダヴィンチちゃんはどうなったんだ。置き去り?
「この人たち、体が腐ってる!ダーリントンの屍です!100年前ダーリントンを襲った『厄災』、蘇りの屍人たち!そっか、ここ人間たちの墓地だったんだ!」
ダーリントンの"蘇り"かぁ。グレイマルキンが妖精亡主になったっていう。
うえええ!???クイック、アーツ、バスター、宝具、スキル封印封印されたんですけどぉ!?というか見た目がモース病に感染した人間と同じなんですけどぉ!?
こっちも何も出来ないし、向こうも何もしてこないが、何だったんだ
「なんだよ、手を出さないのかよ。ガッカリだぜ。せっかく観察室の鍵を明けて、モース人間たちを解放したってのにな?」
ベリルぅ!やっぱりモース化した人間じゃん!
「ブリテンに屍人はもうひとりしかいない。コイツらはこの半年のオレの研究成果だよ」
屍人って、まさかとは思いますが、バーヴァン・シーではないですよね?妖精だもんね?
「モースの呪いを人間に移したらどうなるかってな。結果はご覧の通りだ。生きながら死んでいる。死にながら生きている。生きるのが苦しすぎて、近くにいるヤツに助けを求めるくらいしかできないが、『置き土産』としちゃそれなりに有効だ。本来、妖精しか殺さないモース毒が、妖精にも人間にも効くようになったからな?」
近くにいるヤツに助けを求めるから、寄って来てたの?助けを求めた結果、感染してしまうの?妖精モースもそうなの?そういう非人道兵器はジュネーブ条約で禁止されてますよ!!
マシュが来るのは予定の範疇だったが、ペペはは予定外。
「わざわざヴォーダイムの仇討ちで、ブリテンくんだりまで来るとはねぇ」
生きてたらオフェリアも来てたと思うよ。
「どっちかっていうとオレと同類だろ?」
「アナタは始末屋。私は殺し屋。もともと"いい人"なんかじゃないわ。だから善悪とか関係なく、損得なしで殺しにきたの。人でなしなんだもの。ムカついたから殺す、で理由は充分でしょう?」
ペペさんのいいとこ出ちゃってるんだが。あくまで悪ぶろう、悪ぶろう、自分は悪い人間なんだから、と振る舞おうというか、そう称しようとするよなぁ。まあ、一門殺しをして、魔術師殺しとして生きてきたらそうなんだけど、なんかこう、それでもいい人間であるところは否定できないんだけどなぁ。切嗣だってそうじゃん。
でも「善悪関係なくムカついたから殺しに来た」の方が、綺麗事を述べて罵られるよりマシではあるんだよな。言い訳しなくていいっていうか。
「実験をやりすぎちまったんで、モルガンにバレる前の証拠隠滅さ!」
モルガンには内緒だったんかーい!このブリテンでモルガンにバレないこととかそうそうなくない?
「黙っていても良かったんだが、Aチームの仲間としてこれくらいはな?残っていると生き埋めになるぜ、ペペロンチーノ、マシュ」
って言うベリルにAチームの仲間意識なんてあるんだろうか。
「この人たちも外に連れ出さないと!」に対して「そこ、近寄らない!助けられない事を分かりなさい!」ってマジ怒りしてくれるペペさんはやっぱりいい人なんだよ。
助けられないし、助けようとすると感染するからね。
牢獄の上階が人間の墓所、その上が聖堂、聖堂の上が地上。
「戻りなさい!階段に戻って! ふう、あっぶない、ギリギリ間に合ったわぁ」
階段の扉を閉めた?
「みんな、蹴り飛ばしちゃったけど怪我はない?ない?よかった。長い脚でごめんなさいね♡」
いや、これペペさんここで死ぬパターンじゃん!
「毒ガスっぽいのが散布されている。ガスの栓を閉めてくるから、ちょっと待っていね」
マシュはギャラハッドの加護があるし、ぐだに毒は効かない(これは未だに謎)し、アルトリアは魔術で防げるのでは?まさかモース化する呪い?
「だいじょうぶ。私は修験道(おやま)で鍛えている。業には強いの。何人分かは耐えられる」
何人分かの業っていうのが、もうそれこのブリテンで何度も言われてきた『呪い』なんだよ。
何人分かの呪いには耐えられるから、信じて3分待っていて欲しい。って言われたら待つしかないじゃん。
そうだよな。ベリルが「Aチームのよしみ」なんてことで、「早く上に上がったほうがいい」なんて言わないよな。罠だよね。「なぁんだ、残念。オレは早く上がれって忠告したのに」とか言いそう。
しかし呪いの栓を閉めるってどうするんだ。

3分経ったらペペさんが来るんじゃなくて、中から開けるんだ。
あ、ペペさん無事だ!
「ご覧の通り、清浄は終わったわ。さあ、崩れる前に地上に出ましょうか」
40m近く上には天窓もある。空気より重い気体だったのか、とマシュ。
「墓地の地下だもの、色々、淀んでいたんでしょう」
っていう言い方をするあたり、やっぱり毒じゃなくて呪いだな。アルトリアも心配そうな顔をしてるし。
何か言いかけるアルトリアと恋バナかと聞くペペ、黙るアルトリア。
「アルトリアちゃんは、今までずっとそういう生き方してきたのねぇ。どうかと思うけど今回は助かったわ」
言わないでいてほしいんだな。
地下が完全に埋まり出口にたどり着く寸前に、強い魔力反応、敵性個体。
「おいおい、なんで無事に辿り着いてんだよ!?どうなってんだ一体!?」
逆にベリルはここで待ってたんだ。さっさとどっか行ったかと思った。結構用心深いんだね。快楽殺人者のフリをして、ちゃんと死んだか見届けないと離れないんだ。
「ひとりかふたりは減ってるもんだろ!?なんだその顔(ツラ)、見損なったぜ!それでも人理を守る正義のマスターかよ!?」
ってことは、呪いじゃなくていたのはモース人間かな。ペペさんなら容赦なく殺せるけど、ぐだやマシュには生きてると言われた人間を殺す勇気がない、とか。
「ホントは私が片付けたかったけど、アイツ、蹴飛ばしてくれる?再起不能レベルの、きっついの。二度と悪さができないくらいにね」
「ゲームはお気に召さなかったんだな」とアルトリアの表情が気になる。
「こっちも奥の手を出すしかないか」
「(マシュの盾を弾き返すなんて、人間の筋力じゃない!?)」ウッドワスになるのか。
「この魔力の色!みんな下がって!あいつは!」
「悪いねぇ。オレもこんな姿を見せたくはないんだが。いいかげん、マシュとふたりっきりになりたいんだ。他の連中はここで退場してもらおう」
「ウッドワス!アレは『牙の氏族』、ウッドワスの霊基です!」
こいつのマシュへの執着心何なんだ。殺したい訳じゃなさそうだし。
いや、ウッドワス戦再びって、今回は選定の槍がないんですけども。選定の杖でどうにかなるもん?

ベリル「もともとこういう家系でねぇ。送り狼には気をつけろって、教わらなかったか?」「余裕がないぜ!」「落ち着けよ、兄弟」「おっと」「おぉら!」「死んでな」「ちょいと喉が乾いたな」。エリミネイション「おねんねだ」
ペペ「捉えられるかしら?」味方1騎に回避3回付与。「酔いしれなさい」防御ダウン。
ブラックウルフ「女王への忠誠」「牙の王」付いとるやないか!!これ星のバックアップもついてるでしょ!勝てないやつだ!
あ。ブレイクしたら終わった。ブレイクゲージは復活しないんだ。
「どうした、息があがってきたか?そいつは困る。オレはここからが本調子だ。せっかくウッドワスの霊基を写したんだ。激しくいこうぜ、激しく」
「今の姿はウッドワスのものなのですか!?ライネックさんではなく!?」
あ。名前が出てきた。ライネック、トネリコの仲間。女王歴1000年まで生きた妖精。
1000年の大厄災でライネックが死んだから、ウッドワスが『牙の氏族』の長になったのか?
「『予言の子』は賢いなァ。抵抗しても無駄だと分かってる。自分の運命くらい分かっていてほしいぜ。"もうここで死ぬしかない"ってな。そうだろ、ペペロンチーノ!背後(うしろ)から狙ってんのは分かってんだよ!」
自分の運命を一番分かってるのは、ペペさんと思うんだが、知らないだろうから皮肉な話だ。
「そぅら、ひとり脱落だ!あばよペペロンチーノ!まあ、テメェなんぞいつでも殺せたけどな!今までは同業のよしみで見逃して――なに?」
同業のよしみ、とかやっぱりあるのか?よくわからんな、ベリル。
突然気持ち悪がってウッドワスの姿になるベリル。血まみれのペペさん。
「何って、よく知ってるでしょう?アナタがさんざん他人で実験したアレよ、アレ。たっぷり500人分、纏めて受けていたから。それを今、アナタが引き継いだのよ」
何人分かって量じゃないじゃん!!500人分はさ!天狗道を修めるってそういうもんなの?
「そうよぉ!もう死にかけだったの、私!"殺した相手に転移する呪い"ですものねぇ!自分で作ったクソッタレな呪い、おいしいかしらぁ!」
なるほど。呪いは呪いでも、「殺した相手に転移する」から、地下で「手を出してこなかった」ことに舌打ちしてたのか。通常の「触ると移る」モースとは違うんだな。そんで500人聖堂にそのモース人間がいたのをペペさんが殺して回った、と。

「地下でいじられてた人間、みんなここに集めたって感じ。
ベリルが修めていたのは植物学。魔女の薬物、魔術に詳しいのは知ってた。ここまで呪いを濫用できるなんて。イギリスの魔女はほんと、おっかない」
そういえばクリプター紹介で植物学って言ってたな
「これを避けて出口に行くのは無理。近寄れば助けを求めて追いすがる。触れたら毒が移る、殺しても呪われる」
触れたら毒、殺したら呪いなのか。じゃあ、モース病って言われていたのは呪いか?牙の氏族はモース退治はできてたわけだし。
「マシュに毒は効かないから効果はないが、肝は"何の罪もない、無抵抗の人間を殺させる"。ただの嫌がらせだけど一番効く。人でなしでも先輩。これはアナタたちには任せられない」
やっぱりそうか。人間を500人殺しておいて、正義のマスターがそんな顔してるのかってことだよな。もしかしてベリルはマシュの無垢性を穢したいのか?
「あとは幻術。端に寄せて、飛び散ったモノは隠して。ひとり殺したら、背負うのもひとり分。内臓メチャクチャ、肌チリチリ。マトモな人間ならここで退場なんでしょうけど、ごめんなさい。お迎え、ちょっとだけ待ってくれる?目の前のやり残しくらい、済ませておきたいじゃない?」
だから蹴り飛ばしてくれる?ってぐだたちに頼んだんだな。自分ではもう動けないから。あとはベリルに殺されるためだけに。

『牙の氏族』の長でもモースの呪いは効く。ペペさんの呪詛返しもミックスされてる。
治療はいらない、それよりもベリルを倒せ。
ブラックウルフ、バフなし、デバフ「モース病」。
バフがないので柔らかい。ブレイクでゲージフルになるかと思ったが、「攻撃時に低確率で呪い付与」だった。モース毒に感染してるからかな。
ベリル「おいおい、こんなのありかよ!」

「ドジをしたのはオレの方だ、負けを認めて逃げてやるさ」って言ったけど、生き伸びられるのかあれ。
「あ。寝てた、私!?もう、せっかくの戦闘(シーン)を見逃しちゃうなんて!」
それは寝てたんじゃなくて、もう意識が朦朧としてるんだよなぁ
「うまくいったみたいね。顔を見れば分かるわ。ふたりとも、泣きそうだけど。だめよ、勝ったなら笑顔でハイタッチしないと。せっかくのムードが台無しじゃない」
「ペペさんがひとりでわたしたちを、助けてくれいたのにも、気づかないで!」
違うよ、マシュ。ペペさんは気づかないでいて欲しかったんだよ。ぐだにもマシュにも、汚れないでいて欲しかったんだよ。その心を曇らせないで欲しかったんだよ。今までだって、無抵抗な罪のない人を異聞帯ごと消し去ってきたけど、わけが違うんだよ。
「私、ベリルに不意打ちを仕掛けて失敗しただけの男よ。自分がしたコトの責任は、やっぱり、自分に返ってこないとね?」
「私はここまで。もう死んでいるから、気にしないで」
「せめて外へ。気にするよ、こんなの!」
「死人を荷物になんてしても重いだけ。それが呪いまみれなら特に、ね」
やっぱり死は背負っていくものじゃなくて、乗り越えていくものってことなのかなぁ。
「そもそも敵同士でしょ。いつお別れしてもいい関係だったし、私、ほんと酷い人殺しなのよ?今回はたまたま、マトモな目的だっただけ。アナタたちに惜しまれるような人生まったく送ってないんだから」
そういう問題じゃないんだよなぁ。
「でも、わたしは、そのあなたを知らない」
ぐだは良いこと言う。そうなんだよ。どんなにペペさんから「酷い人間だ」って語られても、私たちはいい人であるあなたしか知らない。お人好しで、見捨てられなくて、でもキリシュタリアは裏切れなくて、敵討ちしにきて、でもかばっちゃって、悪い人悪い人ということで、別れが辛くないようにしようと腐心するペペさんしか知らない。
「そう。知られなくて、よかった。かわいい後輩たちに、嫌われなくて、良かったわ」
そういえば、お山を皆殺しにして出てきたのは、ダヴィンチちゃんとの秘密だったね。でもそれを知っても、ぐだもマシュも嫌わなかったと思うよ。
「だから泣かないの。私とベリルは基本的にロクデナシ。"続ける事"より"終わる事"を考えていた。私たちみたいな人間がどうして法を犯すか、悪いコトをしたいから、じゃないの。ただ『続けること』から外れたかっただけ。人間の布く法は、より長く、より効率よく繁栄するためのもの、人理と一緒。だからこれに逆らったり、無視したり、壊したり、その因果(ツケ)が回ってきた。でもアナタたちは"続けたい"側の人でしょう?なら、それを完遂なさい。走って、走って、走り続けて、私みたいな人間に、その背中が見えなくなるくらい、遠くまで走っていって。そこまでしないとひとりで死ねないの。臆病だから。ほら、マシュを連れていってあげて、マスターでしょ?」
「うん、ありがとう、ペペさん。今まで、楽しかった!」
「ええ、楽しかったわ。ここまできたんですもの。ブリテンを、アルトリアを助けてあげなさい。ふふ。同じ穴の狢てね。ブリテンに蔓延してる呪いの種類(たち)くらい感じ取れる。いい。アナタたちの本当の敵は、"終わらせよう"としている誰か。それを肝に銘じておきなさい。最後の最後まで、油断しないでね?」
ということは、続けたい側のモルガンではない、ということを示唆している。

ペペさんの名前表記が妙蓮寺鴉郎になってる
「ああ、ちゃんと出口に辿り着いた。やり残しは、これでおしまい。今更、怖くも、痛くもないけれど。思い出は、ちょっと辛いかも」
「みなが寝静まったころ、月が雲に隠れた数分の間。御山にいる一族400名、ひとり残らず絶命させた。先ほどの病人たちと同じように。無抵抗の人間を、草を刈るように処理したのだ」
だから3分って言ってたのか。戦闘能力が物凄い。
「10歳の頃、将来を嘱望された。『始祖』以来の天才と持てはやされた。その期待に応えたくはあったが、根本的に無理だった。生まれつき嗜好が違っていた。体と心が一致していなかった。世間一般が"そうであれ"と定るフォーマットに、精神が反していた。一族は優秀な遺伝子を残すため、父親になってたくさんの子供をもうけるよう望んでいたが、それはどうあっても無理だった。理解者はいてくれたものの、同じものはいなかった。"いっそ無能であれば諦めもついたのに"そういう囁きも、別に気にはならなかった。恨みや不満はなかった。"
ほーんと、なーんで私、こう生まれたのかしらー?"誰も恨まず、憎まず、悲しまなかった。自分はこのような在り方で生まれたが、それはまあ仕方のない事。誰に文句を言うものではないし、自分の権利を主張するほどでもない。ただ、少しだけ憐れに想ったのは。"私の転生(いのち)って、これで終わりなのね。この先はもうないんだわ"『漏尽通』とは宿命を覚る神通力。今生が『最後の生まれ変わり』である事を、彼は10歳の時に悟っていた。これが途中であればまだ悲しかったのかもしれない。しかし『終わり』がこのような自分である事に、人間に与えられる運命というもの、俗世の不完全さに、憐れみを覚えたのだ。」
漏尽通で知っていたのって、自分の最後じゃなくて、その魂の最後なのか!
そうか、天狗道も道だから、輪廻転生の概念の中か。元が修験僧なので仏教の知識があるため人間道には戻れず、特に罪を犯したわけではないため地獄道、餓鬼道、阿修羅道、畜生道には堕ちず、かといって信心には無縁であるため天道にも行けず、天狗道に堕ちる、その天狗道にいるのがこの御山の人たちだから、全員ここで終わりなのでは?
もしくは延々と天狗道?それって憐れむことなのか?自分がそう生まれてきたなら、そういうもんじゃないのか。
「それから10年。もう山から学ぶことがなくなったので、御山を下りる事を決めた。御山を下りる前にやるべきことをやった。死の間際、みな"なぜ"という顔をしていた。苦楽を共にした同胞。外道ではあったが家族同然の者たち。妙蓮寺の者たちは、みな大好きだったけど。"あの子は芽がない。いっそ楽にしてやるべきだ"”なにを言う、まだ性根が甘いだけだ。片目を潰せ、弟を殺させろ。それで目も覚める""うむ、そうだな。ふたり潰すより、ひとり残る可能性にかけてみよう""ああ、それがいい。だいたい、オレたちの時もそうだっただろう?"その会話を聞いた時、涙を流しながら、現代社会において、この因果は断つべきだと考えた。それが妙蓮寺鴉郎の最後の記憶だ。それ以来、御山の出来事は完全に忘却した。罪と思う事。自分の過去と考える事を、止めたのだ」
げ、外道の作り方ーーー。まあ天狗道に堕とすっていうのはそういうことなんだろうけども!
少年兵や暗殺者の作り方じゃん。
逆に、鴉郎少年は、どうしてそこに堕ちずに、現代社会の真っ当さを理解して育ったの。ずっと御山にいたはずなのに。やっぱり本家の跡取りだったから?それとも天狗道にきれいに堕とすには、現代社会も、真っ当な在り方も全て知った上で、外道に堕ちなきゃ『堕ちる』とは言わないのか?ただ無垢なままじゃ、『堕ちた』ことにはならないから?
「あれだけのコトをしておいて、ぜーんぶ、キレイな思い出になってるんだもの。そりゃひとりで死ぬのが因果よねぇ。自分でみんな殺しておいて。最期くらいはいい目を見たい、なんて、バチあたりにも程が――あ。だから、だったのね。今ここに来ても、遅いってコト。いくらなんでも、唐突だと思ったの。ありがとう、デイビット。あの時、一度きりの特急券を使って、私が一番キレイな時に、会いに来てくれたのね」

「私は伯爵とは短い付き合いでしたが、ご自分で申告されていたように、彼が多くの人々を殺めていた事は分かっていました。殺す相手に同情はしない。死ぬ自分にも同情はしない。そういう類の、冷徹な人物です。ここでわたしたちが気を病む必要はないほどの。でも、同時に、あの人には迷いも欺瞞もありませんでした。ただの一度も、みなさんに嘘はつかなかった。怖いくらい自分の心に正直で、好きなことを、思うままに行っていたんです」
そうか、アルトリアには妖精眼があるから、嘘をついていないことも「毒が蔓延してる」なんて嘘をついてることも分かってたのか。すっかり忘れてた。何が嘘で嘘じゃないのか、見破られるのは怖いなぁ。
「だから、今回も、なんていうか」
「好きなことを、しただけなんだね」「面倒見のいい、妙蓮寺さん、だもんね」
どっちの選択肢も、そう。
「はい。伯爵なら、そう笑っていたでしょう。とても、とても不思議な方でした。わたしが出会ってきた中で、一番、自分と周りに対して、平等な方だったのです」
それはそれで凄いんだよな。自分可愛いもない。他人にも自分にも好きなように生きる。
でも悪い人間だって言いまくってたけど、そんなに悪いのか。いや、人殺しは悪いんだけど。御山を終わらせるのは、そんなに悪いことなのかって思っちゃう。

レッドラの馬車組合流。
オベロンから緊急連絡。円卓軍がオックスフォードを制圧した。"巡礼の鐘を鳴らす準備はできている。女王軍が取り戻しに来る前に来て欲しい"。
北部の巡礼の間にパーシヴァルは『牙の氏族』に勝利。


【第22節 最後の騎士】
半日でニュー・ダーリントンからオックスフォードへ。
ガレスはロンディニウム。パーシヴァルは街を包囲した後、何度か話し合いの席を設けたが受け入れてもらえず長期戦になっていた時にオークニーの鐘が響いた。
実のところあと数日で街は落とせたが、パーシヴァルは謙遜している。オックスフォードには『牙の氏族』だけではなく『風の氏族』も『土の氏族』も住んでおり、その不満で爆発寸前だった。『牙の氏族』への憤慨。女王に心酔していたのはウッドワスだけで、『牙の氏族』はそれに従っていただけだったから、どうしていいか分からなくなっていた。
「『牙の氏族』は戦闘に特化した氏族なので、和平や同盟はそう簡単には結べないのでは」
「円卓軍はともかく、他の街からの志願兵には『牙の氏族』に恨みを持つ妖精も多い。とりわけ、ウッドワス軍の士官の何人かは多くの森(むら)で私的な略奪を行っていました。仇討ちをさせてほしい、という嘆願も多く届いています」
ば、蛮族。
「現状では『牙の氏族』を反乱軍に取り込むのは難しい」
「捕虜としてロンディニウムに収容するのも現実的じゃないよ?」
「ムリアン殿から提案がありまして。『牙の氏族』の安全を保証するなら、グロスターは反乱軍側につく、と」
う、嘘くさーーーー!!!『牙の氏族』の戦力が欲しいだけじゃないですかぁー?いざとなったら裏切るんじゃないですかぁー?
「戦争時の緊急措置ということで、グロスターで行き場のない『牙の氏族』も受け入れてくださいます。『投降した兵士はグロスターでの安全を保証する』それが無血開城の決め手となりました」
兵士たちの手前、投降した『牙の氏族』には手枷を付けたが、グロスターに到着次第、手枷は外し、捕虜から自由の身になる。ムリアンはそれらを傭兵として雇用し、軍を持たないグロスターの警備隊にする。
いやぁー、一挙両得なの逆に怖くない?まあ、無血開城はありがたいけど。
「そもそも鐘を鳴らしている以上、グロスターは半分こっち側だったからね」
まあ、そうなんだけど、ソールズベリーも然り、言い訳は如何様にでもできるんじゃないかなぁ
『牙の氏族』はオックスフォードで投降した全員、ロンディニウムに収容していた捕虜、各地に点在していた者も、キャメロットに住むもの以外はみんなグロスターに歓迎状態。
ウッドワスは氏族たちにレストラン以外の娯楽を禁じていた。
いやぁ、これ到着した途端にグロスターの捕虜みたいな形になるのでは

またコヤンスカヤがムリアンと一緒にいる。
「お顔の色が優れませんが」
「こんなに体が軽いのは応急の図書館にいた時以来、ムリアンちゃん、めっちゃノッってます!」
ムリアンは本当に書物が好きなんだな。
「私のコレ、見ます?」「見ます見ます、未知のテクノロジーとか大好きなので」って何?
「水質まで完全再現。建物は細かく、ベッドまでダブル」
「思わず嫉妬するほど。目を奪われるようなクオリティ、目を疑うようなオリジナリティ。精巧、精妙、美麗で秀逸。これほど……に徹底した道具は、我が社にございません」
いや、何。
「いつでもできることなら、後回しにしてもいいのでは?」
「アナタらしくもない。チャンスが来たら即実行、でしょう?」の会話も何。
「愚者が愚行を犯すのは当然のこと。大局は何も揺るぎません。賢者が愚行を犯すのは破滅の前兆。分かっておられます、ムリアン様?」

あ、ちゃんと『牙の氏族』の手枷外した。
「我々を雇いたい、と懇願してきた貴様の顔を立てたまでだ、分かっているな?」
ま、負け犬が偉そうーーー。
「グロスターは中立の街ですが、お腹をすかした暴徒にそのような道理は通じません。『翅の氏族』の理には反しますが、グロスターにはいっときで戦う力が必要なのです」
あー、基本『翅の氏族』は争わないものだから、トトロットが乱暴者扱いだったのかな。
の、割に『雨の氏族』を滅ぼすのには加担してるんだよな、『翅の氏族』。
「おまえたちは昔から、強者に寄生して生き残るしかないからな。翅の氏族はも滅んでいるも同然だ。その上でまだ『氏族』の誇りにすがるとは。欲深い虫もいたもの。虫は虫らしく、踏み潰されて息絶えるのがお似合いだというのにな!」
こいつ本当に偉そうな口がよくきけるな。ムリアンのおかげで生きてそこにおるんやぞ。
このデカイ口を叩いてるベイガンがウッドワスの死後、事実上の長になったのか。
『6輪の氏族』っていうんだ。6氏族体制のこと。
牙の氏族って数え方1爪2爪なの。みんな1翅2翅かと思ってた。
「先行していた皆さん解放済みです。先ほどから会場でご歓談なさっています。どうぞ、そちらの扉にお進みください。パーティの準備が整っておりますので」
いや、これ、扉を開くと殺戮劇場だったりしない?平気?
「グロスターにも、とても珍しい調理法がありますの」
ウッドワスは菜食主義だったとは言うが、そもそも妖精に食事は不要で、心の栄養的なやつでは。
「グロスターはいずれ我らのものになる。浅はかなムリアンめ。我々を保護したつもりだろうが、保護されるのはヤツの方よ」
フラグフラグ。
「はあ、心底あきれます。1200年経っても、何も変わっていません。こーんな怪しい会場なのに、誰ひとりおかしいと思わないなんて。あ、サイズに合わせて頭の出来まで小さくなっちゃいました?もともと自分の行いすら覚えていないゴミなんですもの」
亜鈴のウッドワスのサイズが元々だったけど、人間の生活模倣に合わせて人間サイズに小さくなったのかな『牙の氏族』。
窓の外に満月と巨大なムリアン。というか、多分牙の氏族が縮んでる。
でも、満月は見えるんだな。やはり夜は晴れてる、ブリテン。
「ムリアンのゲーム盤にようこそ。グロスターの街は1000年かけて"掟"(ルール)を固定させた、私の妖精領域です。ここでは外界の常識は通じません。私のジャッジがすべてです。弱いものは強いものに。強いものは弱いものに。その中でもここはより私の精神を反映させた異界常識、訪れたものは例外なく"縮む"虫空間。私が大きいんじゃありません。皆さんが小さくなったんです」
まあ、そうですよね。小さくすればグロスターで数千の『牙の氏族』を収容するのも余裕!
というか、BGMがBBちゃんのテーマのアレンジで怖い。
あ、ベイガンは人差し指でぐちゃって潰されてしまった。
外に出れば元の強靭な『牙の氏族』に戻れるが、外に出るにはムリアンを殺すしかない。
「この感触、たまんない!指先で悲鳴をあげる間もないなんて!」
うわぁ、趣味の悪さが凄い。邪悪じゃん。
「"外"なんてないって分からないんですかぁ?森に逃げても人撫でで轢死。湖に逃げてもかき回されて溺死。たとえ月まで逃げられても、月ごと私が食べてあげます」
よくこんな妖精の招待にあれだけの人選が応じてたな。流石に牙の氏族じゃなければ誰かが気づくか?
「死んでも死んでも、"次の代"が目覚めるのはこの箱のなか。魂がすり減るまで、もう"次の代"が生まれないほど、念入りに駆除してあげます。慈悲をあげるとしても一匹だけですけど」
そうか、妖精歴800年に翅の氏族は牙の氏族に滅ぼされてるんだ。ムリアン、その仕返しに1200年かけたんだな。だからあんなに牙の氏族を欲しがったんだ。戦力にするためじゃなくて、オモチャにするために。
「無抵抗でもダメ、従ってもダメ、逃げてもダメ!みんな、みんな、殺された!生きたまま、手足から食べられた!何がブリテンの守護戦士だ!何も作れない、何も生み出さない!生まれつき強いだけで権利を主張して!毎日、やりたい事しかやらないで!それで私たちに追い抜かれたら、遊び気分で狩りはじめて!後の始末に困ったから、全部なくしてしまえばいい、なんて、なによりそれが許せない!思いつきだけで生きてる狼ども!思い知らせてやる、必ず、必ず!何年かかっても、必ず、同じ目にあわせてやる!一方的な強者として根絶してやる!それまで、私は絶対に死なない!最後のひとりになっても必ず『牙の氏族』を、アイツらを、このブリテンから消してやる!」
この「生きたまま手足から食べられた」は牙の氏族に?ブラックドッグに?殺しても食べるのはブラックドッグとバーゲストだけなはずだから、ブラックドッグかなぁ。
妖精國の妖精はいいね。死んで、次に生まれてくるのが、何の罪もない子供じゃなくて、罪を犯した相手のほぼそのものだから、復讐にはもってこいなんだ。
「(モルガンが勝とうと『予言の子』が勝とうと、ブリテンが存続することは変わらない。けれど『牙の氏族』を失えば、ブリテンの運命は大きく変わる。貴女は自分が何をしているのか分かった上で、その愚行を止められなかった)。悲しいですわね、ムリアン。貴女ほど賢く、正しい生き物であっても、過去の憎しみからは逃れられないとは。それではまるで人間です」
それは、まあ、そうなのでは。南に皆殺しにされた北の妖精だって許してないし、モルガンも妖精も人間も変わりない愚かな存在だって言ってる。
でもキャメロットにまだ『牙の氏族』は残っているのでは?翅の氏族が全滅していないように、牙の氏族も全滅しないことにはならない?
雨の氏族、翅の氏族が生まれて来ないのが謎なんだよなぁ。次代が生まれてこなくなルールが分からない。
北の妖精みたいに魂レベルの時に意思疎通できるもんなのかな。その上で「もう生まれてくるのやめよう」ってなるもんなの?ムリアンがさっき言ってたように「魂がすり減」ったら、次代が生まれてこないっぽいけど。つまり絶望したら生まれてこなくなる?
妖精の本質は魂(情報)で、肉体があるのはこの世に現界している時だけ?

アルトリア、オックスフォードの鐘を鳴らす。
パーシヴァルもオベロンも、6つ目の鐘を発見できず。
「エインセルの予言も全てではないから、6つ目の鐘は諦めよう」
「氏族の長たちがまもっているのは分かっちゃいるが、何か特別な品なのか、アレ。ブリテン全土に響くわ、鳴らす度にアルトリアは調子に乗るわ。鐘ってのは刻を告げるもんだろ。なんだってそれが『巡礼』になるんだよ」
汎人類史では、本来鐘は妖精除けに使われるもの。
「神のいないブリテンにおいて、なぜエインセルは『巡礼』という言葉を使ったのか。あの鐘はいつから存在するのか。知る妖精は今までひとりもいなかった」
「巡礼の鐘は『命を終えた氏族の長』の遺体が変化したもの。『楽園の妖精』への従順と、『ブリテンを解放する』という使命への同意。その時代における『6の氏族』は亜鈴の仔である事を放棄し、大地の妖精になる。そういう取り決めを示す、謝罪の音(うた)だと聞きました」
モルガンなら知っている知識を知っているマシュー!!!!
マジで!?骨の鐘とは言ってたけど、本当に遺体なんだあれ!じゃあ本来は氏族の長を殺して鳴らすもの?じゃあトネリコは誰の骨の鐘をウーサーに渡そうとしていたの。
逆に、現在誰も知らないなら、それ誰の遺体なんだよ。
ブリテンでは巡礼とは謝罪。
始祖の妖精の遺体ではなく、氏族の長の遺体。はじめは始祖のものだったが『厄災』で破壊される事もあるので、その場合今の長の遺体が鐘になる。あるいは最後の。
あるいは、最後の氏族の遺体
つまり殺さなくていいけど、いま存在する鐘はいつかの長の遺体で、破壊された場合は今の長の遺体が鐘になる。長がいない場合は、最後の氏族の遺体が鐘になる。
つまり、鏡の氏族は全員いなくなって、長と一緒に鐘も焼けてしまったけど、ガレスだけは生き残ってるから、ガレスが死亡した場合は、ガレスの遺体が鐘になる
ロンディニウムが女王軍の攻撃を受けて、火災。
マップの移動で思ったけど、オックスフォードからロンディニウムに行くのって、涙の河の橋が壊れてるから、わざわざ北の大穴東の橋まで回り道してから行かなきゃいけないんだね。
いや、直線で行けない?無理なのか?

反乱軍がロンディニウムを攻めている。スパイか。人数が多くなってくると、どうしても身元が確かか分からなくなってくる上に、元々行く宛のない人たちの集まりだったりするから、余計に。
「第3小隊は衛生兵の部隊だ、戦闘訓練を受けてきた我々の敵ではない!ロンディニウムにいる者はひとりも逃がすな!女子供もだ!傷ものなぞ、我らのブリテンに不要である!」
我らのブリテン?妖精か?風の氏族ならなりすませる?
鍛冶師の婆ちゃん殺されちゃった。子供も5人殺されちゃった
完全に人数を把握してる。ずっといたんだな。
「臆病者はおまえたちだ!不意打ちでみんなを殺した卑怯者!」
え、ここで、妖精騎士ランスロットが来るの。そんな絶望あるかよ。

「みな殺しだ!尊き方の温情を無視し続けた罪である!」
「何が『人間と妖精の共存』だ!どこまでいっても家畜根性の奴隷どもめ!」
ああ、トネリコもこういう気持ちだったのかなぁ。なら、もうみんな殺しちゃおっかって。
もうすぐってところで、全部ダメにして。大切に守ってきたものを壊されて。ゴミみたいに殺されて。
「人間であればたやすく信頼する。愚か者に相応しい末路だ」
人間、だったんだ。妖精じゃなくて、人間だったんだ。家畜根性の奴隷は、お前たちもじゃないか。
「落ちこぼれに故郷など必要ない。燃やし尽くせ。ロンディニウムがなくなれば、円卓軍の寄る辺も、『予言の子』の威信も落ちる。司令室は念入りに破壊しろ。生意気なパーシヴァルに思い知らせてやれ」
ランスロット

ガレス、右目潰れちゃったけど生きてたんだ。
「また、また、こんな。何度、何度、見れば。あれ、でも、何度も、見たの?わたし、こんな風景を、何度、も。あ、そっか。そうだったんだ。分かっちゃった。わたし『鏡の氏族』、なんだ。みんなを、滅びの未来から、守ろうとして、結局、誰も救えなかった、エインセル。ごめん、ごめんね、ミラー。せっかくわたしの代わりになってくれたのに。わたし、今度も」
ただの生き残りじゃなくて、エインセルの次代!生まれるのが早い!
「でもね、ミラー。わたし、次の代に生まれ変わって、良かった、よ。ロンディニウムの日々は、理想だった。夢のような、世界だった。誰もが助け合い、認め合って、許し合って。自分を大切にして、まわりのひとたちも大切にする、そんなひとたちで。それがぐだには当たり前なんだって。だからわたしたちのブリテンも、そうなるんだって。そんな世界、本当に来るのかな。そんな未来を持つ妖精は、でてくるのかな。ぐだを見るのが好きだったよ。あっちの世界には、沢山の、幸福があって、"何をしてもここで終わり"なんて、残酷な未来像は、ないみたいなの」
そうなの?汎人類史はまだ終わらないの?
「いいなあ。わたしたちには、そういうの、無かったよね。守るべきものは、分かっていたの。『予言の子』を、導くということだけは。そのために、それ以外のものが失われるのがイヤだった。氏族のみんなが死んじゃうのがイヤだった。わからず屋のガレス(エインセル)。未来(うんめい)が見えているのに、なぜ未来を受け入れないの。そんなの、なぜもなにも、ないよねぇ?」
おひいさま、早く生まれてきたの、予言の子を助けるためなのか?自分が残した予言で、辛い旅をするであろう予言の子を守るために、先代の意思も記憶も戻る前に使命だけ持って生まれてきたの?
エインセルの遺体は燃えちゃったから鐘にならなかったのかな。
「パーシヴァルの兵士風情が、騎士を語るな」
「お前たちのどこが騎士だ!わたしはガレス、円卓軍の騎士、ガレス!がんばる『予言の子』の一番の従者で、誉れ高いパーシヴァルの一番弟子だ!」

ガレス、「ロンディニウムの騎士:ガッツ。消去不可」
バトルの立ち絵が血まみれだよガレス。カードを選択しても無言だよガレス
宝具カットインもボロボロだよガレス。立ち絵とはまた違うイラストだよ。
HP1で耐え続けて延々と戦うガレス見るの辛いなぁ。しかも敵、倒れてないで、撤退してる。
「あともうひとふんばり。私はロンディニウムの騎士だもん。みんなの居場所を守らなくちゃ」
じゃないんだよ。もう十分踏ん張ってるんだよ。でもそうだよね。ここが壊れちゃ、ダメなんだよね。
ああ、もしかして、ガレスがこれで元鐘撞き堂な司令室に行くから、ここがロンディニウムの鐘撞き堂になるのか
瀕死で油樽を投げるの凄いな。
え、ここで鐘が鳴るの。ここでオックスフォードの鐘が鳴ったところなの。まだ。
「結局予言通りになっちゃうんだ。でも不思議。今回は悲しくないや」
"丸い砦はもえつきる。水の鐘はあらわれる。"って、丸い砦、シェフィールドじゃなくて、ロンディニウムのことだったのか。あとやっぱり"あらわれる"は「洗われる」じゃなくて「現れる」だった。
良かったね、ミラー。今度は悲しくないってさ
「負けないでね、アルトリア。みんな、ごめんね。こんな立派な鎧を贈ってもらったのに」
「なに謝ってんだよ。オレたち、みんな感謝してるのにさ。すごかったぜ、ガレス姉ちゃん!」
「悪いヤツには負けないぞ!なんたって、わたし、円卓の騎士だから!」
謝って、謝らなくていいって言われて、死んでいくのまで、先代と同じなんだね

夕刻、鎮火作業完了。妖精の亡骸はブリテンの丘に。人間の遺体は共同墓地へ。生存者はなし。
アルトリアはガレスの遺体(もくへん)を持って、鐘撞き堂へ。
ガレスの鎧は子どもたちの墓に埋めた。槍はパーシヴァルが持ち、返すべき者に返す。
ランスロットだって、パーシヴァル気づいてるな。
「ひとりで頑張ったんだね。でも。(やっぱり、わたしには無理だよガレス。なんでロンディニウムが襲われたか、分かるもん。こんな世界、大切なんて思えない。あなたみたいに、守りたいものなんて)」
覚悟はしてたから心配は不要。だけど鐘を鳴らすのは一人でしたい。みっともない姿を見せたくないから。
6つ目の鐘が鳴った。
あとの予言は「玉座につくのは真(まこと)の王。血染めの冠おひとつどうぞ。
[削られた10.5節目]"罪を認めた罪人に、落とされるのは首切り刃。"
ならせ、ならせ、雷(いかり)のように、火(なげき)のように。六つの鐘をならして示せ。真の王の道を作れ。
あかい災いが追いつく前に。くろい災いが追いつく前に。
[削られた12.5節目]"役目を終えた『予言の子』、元いた場所にさようなら。"」か。
「本当の敵を間違えないで」「2回目は死ぬために湖水地方へ行く」モルガンを倒して終わりじゃないよ、の堂々としすぎてる伏線なんだよなぁ。

ノクナレアとキャメロットはどちらも開戦準備。招集された妖精騎士はバーゲストとランスロット。バーヴァン・シーは後継者から外されて、キャメロットで軟禁中。スプリガンはキャメロットへ。ムリアンはグロスターから動かず。オーロラは義勇兵を連れて『予言の子』に合流予定。モースたちに動きはない。
「モルガンさえ倒せば、この物語は決着さ。勝ちさえすれば共倒れだっていいんだ。実のところ、アルトリアの生死は妖精國(このはなし)の主題じゃない。鏡の氏族長(エインセル)もイヤな引っかけを残したものだよ。何に警戒していたのか、実に意地が悪い」
『予言の子』が王になる、と言っている訳じゃないってとこかな?「謝罪の唄」っていうのも気になるんだよな。これは楽園の妖精が謝罪してるの?妖精たちが謝罪してるの?謝罪を受けいてる旅なの?
本来ならこのブリテンは楽天の妖精のものであったが、亜鈴の仔として繁栄してしまい、大地の妖精として生きることを誓う。大地の妖精ってなんだ?『ブリテンの解放』ってやっぱりここまで延々と、何だ。
楽園の妖精がどちらもいなくなったら、またあの荒野に戻るのか?だって、あの荒野にアルトリアは芽吹かなかったもんね。
「汎人類史としては、ぐださえ生きていればいい。妖精國をめぐる物語はあと少しで完結だ。いよいよ大詰め」
とは言うけど、本当に地球まるごと壊れるのはモルガンのせいなのか?うーん、でもカルデアの者もそんな感じのことは言ってたしなぁ。でも神造兵器は持って帰りたいんですけど。


【第23節 決戦前夜(Ⅱ)】
アルトリアがモルガンと同じようにロンディニウムを焼かれて、「こんなブリテン、救うべきだなんて思えない」というところまで来たのは、モルガンの手のひらの上なのか、それとも本当に救うに値しないのか。
エディンバラの難民街、マヴとモルガンの条約、1500年間の北の女王の空位、拡がっていないブリテン島、創世神話とそこにいた巫女、大穴の中のケルヌンノスの死体、当初からこの枝の詰み要因だった厄災、ランスロットとモルガンの取引、モルガンがバーヴァン・シーを娘にした理由、ブリテン内の人間のクローン元のオリジナル、ブリテンの妖精全員の罪、『ブリテンを解放する』の真の意味、ダーリントンの"蘇り"でたった一人残っている者。まだまだ謎がいっぱいだ!

バーゲスト、ランスロット、キャメロット城壁に布陣。オーロラ軍、ソールズベリーを出立、明日にはキャメロット着。スプリガン軍到着済み。ムリアン招集拒否、叛意。各地の直属騎士105名中80名はキャメロットに帰還、25名招集拒否、領地に留まっている。
西門は開けず、オーロラ軍は招き入れない。
招集に応じない騎士は、官司が領地没収に行くまでもなく、モルガンが処断した。
いつ?一晩で?
「『予言の子』と私を秤にかけた事自体、死に値する冒涜である」
騎士を招集したのは戦力のためではなく、忠誠心を見せる機会を与えただけ。
反乱軍は8度目の厄災程度。ひとりで事足りる。
8度目の厄災って、牙の氏族が翅の氏族を滅ぼした年かな?あんまり関係ないかな?
モルガンは「『巡礼の鐘』をすべて鳴らす」のを何度も終わらせた。たった一度の巡礼では届かない。
巡礼って何度でも行えるものなの。一回鳴らしたら終わりかと思った。厄災で鐘が失われたら、もう一回鳴らせるドン!みたいなもんなの?
『空鏡』テレビ電話みたいなもん。多分各氏族の長に持たせて、直接来られない時に使ってるんだろうなー。前の時とかも。
ノクナレアからの空鏡での通信。「ま、アンタは誰も信用してないんだから、最初から期待してなかったでしょうけど」
期待してないひとが、軍を持ったりしてるの謎なんだよなぁ。全部自分で動くのめんどくさいっていうのはあるんだろうけど。
「ノクナレアの名において、現キャメロット王権に幸福の自由を与えます。明朝をもって城を明け渡しなさい。それができないというなら、力ずくでその玉座を戴くわ。貴女と先代女王の条約もここまで」
北の妖精の宣戦布告だー!!「女王マヴから受け継いだ正当なる王権」っていうのが、妖精の世界にも存在するのかどうか良く分からないけど。人間なら大体血族関係で存在するから。
「これが私たちの『女王の子』と『予言の』の宣戦布告よ!」

ロンディニウム襲撃から1日半後、ブリテン滞在44日目。
結構経ったな、ブリテンに来てから。そろそろ限界時間な気もする。まあ、モルガンからロンゴミニアドを借りないといけないんですけど。
ノクナレアの宣戦布告は円卓軍の到着と同時。どうせ降伏なんてしないので、降伏勧告の義理は先に果たしておいた。戦いは明朝。平原に軍はいない。
明朝かなぁ。夜のうちにモルガン一人に片付けられて終わったりしない?
キャメロットの門は、正門、東門、西門がある。巨人兵団の一点突破で正門を抜き、城下町を制圧する。王城を落とした後に城下町の占領はしたいが、ノクナレアは王城、特に玉座は傷をつけずにきれいなまま手に入れたい。
玉座が壊れたら何の意味もない。特別な意味があるか問われて、黙ってからないと言ったけど、絶対にあるよね。あれが多分ブリテンの要石的なものだよね。
『予言の子』も『異邦の魔術師』もどちらかが死ねばエインセルの予言も絶対ではなくなるから、円卓軍の士気がガタ落ちするから気をつけねばならない。後方待機もできない。『楽園の妖精』の加護なしで正門は落とせない。妖精騎士もいる。
妖精騎士はアルトリア、ぐだ、マシュではないと対抗できない。アルトリアは分かるし、マシュもギャラハッドなので分かるけど、ぐだいる?まあ、マシュのマスターだからいるか。
「ノクナレア、高いところに行きたがるから、戦争に勝った直後に落ちて死ぬとか、妖精史に残る珍事だけは避けてね」
一応、マヴは戦争に勝った直後に絶望してボコボコにされてるが、妖精史には残ってないから平気だよ。
「そもそも私、北軍がある限り不死身だから」
これまた妙な発言をされた。女王の魔力は与えた妖精が死んでも戻らないけど、北軍全体で群体だから、「死ぬ」という概念を打ち消せるのか?
2000年拡がってないブリテンの大地もそうだけど、作為的に地形を作ってるってことは、山とかも妖精の死体を積み上げてわざわざ作ったんか?
「予言の子アルトリア。円卓軍団長パーシヴァル。北軍魔術顧問グリム。外の世界の賢人ダヴィンチ。4名は軍議。村正とぐだは解散」

カルデアの目的は「ロンゴミニアドの入手」「ブリテン異聞帯から広がる"崩落"の阻止」。女王モルガンを倒すことでその二つがクリアされる。
マシュはトネリコだったモルガンを知ってるから話し合いで解決したいだろうけど、モルガンはマシュを覚えていないと宣言してるからなぁ。
「女王モルガンは2000年間、自分の信じる方法でブリテンを支配してきました。その正義を、信念を、言葉で曲げる事はできません。なによりモルガンが、望んでいない。信念を曲げるとしたら、自分を上回る力で倒された時だけ。自分の望みを、願いを叶えるなら、最強を以て証明しろ、と。それが優しくも厳しい、わたしの見てきた、救世主トネリコの在り方です。」
そういえば、アルトリアと違って何かあるとすぐ倒しに行って、行動力抜群だったな。
戦いに乗じてキャメロットに侵入し、ロンゴミニアドを入手するのも可能だけど、自分で戦うと決めたからには戦う。
そもそもロンゴミニアドを手に入れられても崩落は起きるしね。
「多くの異聞帯を看取ってきた、汎人類史としての責任。ここまで旅をしてきた、予言の子の仲間としての希望。その二つをもって、女王モルガンに挑みましょう。この美しいブリテンの、未来のために」
本当にこれは未来のための戦いなのかなぁ。ブリテンを終わらせるための戦いではなく?ケルヌンノスに全てをお返ししたりしない?
アルトリアが玉座に付いても、ノクナレアが玉座に付いても、大厄災はやってくる。
そういえば妖精歴の大厄災については特に何も言及されていない。ダヴィンチちゃんが「妖精歴が始まって1000年、ここで一回目の大厄災があったんだろう」とは言っていたけど、その後春の戦争も、トネリコ誕生時も、夏の戦争も、1000年の節目なのに、大厄災が起きたとは言われていない。あくまで戦争が起きただけ。トネリコは厄災は祓ってたらしいけど。
明確に言われてる一番古い大厄災が女王歴0年の、大厄災『獣の厄災』『炎の厄災』。

ハベトロットはモルガンとは戦わない。事の成り行きを見守ってる。
「でも戦うなら、正面から打ち負かしてやってほしい。言い訳のできないくらいにね。負けず嫌いの王女様だから、それくらいしないと、自分から膝は折れない」
グリムの目的は『楽園の妖精』に使命を果たさせることであり、どっちが勝とうと関係ない。アルトリアが生きてさえいれば挽回はきく。
やっぱり「使命」は「モルガンに勝って真の王になること」じゃないよな。
ハベトロットの見る限りアルトリアとモルガンの霊基は互角。さっきモルガンは話にならないって言ってたような。
「血染めの冠」は本当に王を指してるんだろうか。玉座こそが王の証な気がする。
オベロンも言ってたけど、そのままの意味じゃないのは、誰かを騙したかったんだろうか。本当の結末を知られたくない。
グリムからパーシヴァルに伝言、「円卓軍の盾にもルーンを刻むが100人が限度なので、よりすぐりの100人を集めて欲しい」。

パーシヴァルの過去。
『妖精の騎士』ではなく『人間の騎士』を育ててみればいいのでは?という思いつきで作られた養育院。院長はウッドワス。「その年に生まれた子供たちはみな買い取った。もう他に候補はいない。成人するまでに見込みのある者が出なければこの計画は失敗だ。厳しい毎日だが、頼んだぞ」
ウッドワスは粗放な性格だったが、残忍でも、非道でもなかった。レストラン業を始めた理由。『牙の氏族』は野生に流されがちで、かつて些細な理由で氏族をひとつ滅ぼすという大きな罪を犯した。『牙の氏族』にはマナーと嗜好の調整が必要。肉食より、菜食がいい。せめて同じ過ちは繰り返さないよう努力したい。
訓練で脱落した子供たちは他の妖精の奴隷として貰われていった。パーシヴァルが残ったのは体格に恵まれたこと、ブリテンでもっとも強く、穏やかな、湖の騎士がいたから。
「いま左腕が熱くなったでしょう?それが魔術回路。パーシヴァルの才能。人間でも魔力は生成できる。後は使い方。私のマネでいいから、やってみて。焦らなくて良いんだ。パーシヴァルには私がついている。ウッドワスももう来なくなったし、あの計画はなくなったんだ。だからゆっくり成長して。無茶はしないで。怪我とかもしないで。私の知らないところで面白いコトもダメ。私のはじめての教え子。はじめての子供。はじめての弟。はじめての友人。私の大切なパーシヴァル。どうか健やかに育ちますように」
自分に向けられていたのは愛ではなく慈しみだった。愛とは運命であり、喜びであり、死で、どうしようもない呪いだった。愛は賢者が愚者になる。善人が悪人になる。うつくしいものが、その形を失っていく。利用されていると分かっていても、その愛に縋ってしまう。
本来約束されていた幸福。彼女に相応しい未来まで奪われていく。
この愛って、つまりメリュジーヌからオーロラへの愛かな。メリュジーヌはオーロラに利用されていると?
「僕があの人を救ってみせる」女王を倒すのは、彼女を自由にするため。
パーシヴァルはランスロットを引きつける。勝てずとも、戦いが終わるまでは。
「結局、子供の僕には、愛は分からなかった、という事です」
10歳だったということは、パーシヴァル、アルトリアと同い年なんだ。
寿命が30歳くらいだったから、あと半分かと思ったけど、多分選定の槍を使ってるから、そなに残ってない

アルトリアは人混みが苦手。妖精が苦手。人間もあまり得意そうではない。
「アルトリアには他人の嘘が見えるから?」
やっとここでアルトリアの妖精眼の話が出てきた。村正は気づいてたけど、ダヴィンチちゃんは気づいてなかったのか。
「"本来、妖精に嘘は通じない。感情が実際に見えていたから"。ムリアンは言っていたし、少しは妖精眼(ちから)が残っているようだだった」
人間社会を模倣するようになってから、ブリテンの妖精に妖精眼の神秘はもうないとオベロンが言っていたが、アルトリアはブリテンの妖精ではない。アヴァロンから来た妖精。
嘘が見える。他人の本音が分かる。もっと本質的なものが見えているかもしれない。
「もし、業が見えてしまう者がいるあなら、それは酷い、いや惨い話だ」
汎人類史において妖精が姿を消した理由のひとつは、『人間の悪意』が見るに耐えなく鳴ったからではないか。人間は賢くなったと同時に、話術、本音と建前ができた。妖精たちにはそれが耐えられなかった。だから人間と関わることはなくなっていった。
この異聞帯では妖精も本音と建前を持ってる。嘘を見せつけられ、それを醜いものと感じたのはアルトリアとモルガンだけ。この二人だけが汎人類史のいう『妖精』だった。
「嘘だと分かっていても騙されたい時がある。それで円滑に進むならと目をつむれる。妖精眼を持つものはできない。目をつむれない。その嘘と本音と向き合うしかない。貶めるための嘘は、分かっているから対処のしようがある。見えている者にとって、一番辛いのは『相手を気遣って嘘をつく』場合。思いやりや気遣いですら、妖精眼には濁ったものに見えてしまうとしたら、『楽園の妖精』にとって今のブリテンは人間社会と変わらない」
そんなブリテンを楽園の妖精は救いたいと考えるか。アルトリアは逃げない。何故そこまで頑固なのかは知らないが、最後まで自分の信念にいきる者。
それは、モルガンと同じじゃないか。

アルターエゴ千子村正は仲間になれる。『異星の神』はサーヴァントを喚んで役割を与えただけ。「もっとも強いものが目をかけてるんだから、離反する道理がない。よって裏切らない」。人間の機微が分からない。損得だけで物事を選んでいる。今は違うかもしれないが。仲間になるのは別の村正に譲っておく。
嘘も気負いもないぐだだから、アルトリアがここまで旅を続けられた。

北の妖精は難しいこと考えないから、兵士のひとりひとりにまで指令書を作るのはノクナレアがやる。頭脳労働はできるヤツに集中してしまう。
その分素直で、色が統一されている。ノクナレアへの忠誠心でいっぱい。女王蜂と働き蜂の関係だなぁ。
「旅の仲間からも脱落者は出なかった」と、オベロンは残酷なことを言うな。「ガレスの結末は予言に記されていた。脱落したわけではない。なるべくしてなった運命」。
オベロンも嘘をつくからなぁ。アルトリアは苦手だろうな。
「いま、なんの犠牲もなくモルガンは倒されると言ったけど、反乱軍の勝ち目は薄い。円卓軍のみんな、特に人間は戦死する。そう思ってるのに"犠牲はない"って私を安心させている。
女王軍のように隠し事をする者は一人もいないって、オベロン、本当はノクナレアとずっと前から顔見知りでしょ。ノクナレアに捕まった時、初対面のフリしていたけど」
「ノクナレアと交友関係があると知ったら、君、僕を信用しなかっただろ?」
オベロンは優しい嘘をたくさんつくから、アルトリアとの相性が悪すぎる。
「ノリッジでマシュを見た時、マシュを知っていた。知っていて、初めて見るフリをした。シェフィールドにマシュがいた事を知っていたのに黙っていた。ぐだが知ったらシェフィールドに行ってしまうから、隠していた」
「ぐだにはカルデアの使命ではなく、あくまで自分の意思で『予言の子』に協力して欲しかった。不誠実だったのは認める。マシュが強力な妖精騎士であるのを考慮しても、ひとりで北部にいるのは危険」
アルトリアの無限オベロン追撃タイム!!!もう妖精眼隠さないぞ!!
「ウッドワス軍と戦いの後、どこかに行って何かをした結果女王軍の援軍がなかった。
あなたは正直で誠実だけど、本当の事を口にしない。大事なことは誰にも話さない。どうして何度も嘘をついたの?本当はモルガンを倒したくないんじゃない?」
「僕ほモルガン打倒に力を尽くしてきた妖精は他にいない。全身全霊で妖精國を打倒する。そのためなら嘘もつく。だいたい、嘘つきなのはキミも同じだろ、アルトリア」
ブリテンを救うという動機の話。アルトリアは人間のためとか、妖精のためとか、そんな理由で戦ったことは一度もない。本心は別のところにある。ただ口にしないだけ。"救い"とは何を指すのか。
やっと「救い」とは何なのかの話になったぞ。ぜーはー、一歩ずつ謎が解けていく。
「妖精はみな許しを求めている」「誰も彼も、滅びたがっている」どの街に行っても、どんな妖精であっても、心の底にある願いは同じだった。村正は妖精眼はないけど、心の痛みに敏感。
「ぼくらのように妖精眼はない」ってことは、オベロンも妖精眼持ってるのか。汎人類史の妖精だもんな
「隠していた事、大事なことを打ち明けられる時はきっとくる。そのための『巡礼の旅』だっただろう?」

そうか。妖精、基本次代が生まれちゃうから、生きるのが永遠に続くのか?でもなー、死んで終わってる妖精もいるからなー。そこの基準わかんないんだよなー。
少なくとも「救い」は、許されたい、呪いからの解放。罪のない妖精はいない。
ゆるされよ、ゆるされよ、ぼくらのつみをゆるされよ。
「僕らの望みは棚の上。今も女王の手のひらのなか。」っていうのはつまり、本来なら女王歴0年で滅びられるはずだったのに、モルガンが新生してしまったし、次の大厄災でもまた新生するだろうから、永遠に滅びられない。
「罪を認めた罪人に、落とされるのは首切り刃。」で、罪人がブリテン全ての妖精なら、ここで全員死ぬ。
「六つの鐘をならして示せ。真の王の道を作れ。あかい災いが追いつく前に。くろい災いが追いつく前に。」がよく分かんないんだよなぁ。もう鐘鳴ったし。大厄災『獣の厄災』『炎の厄災』がまた来るのかなぁ。

ランスロットひとりでノクナレア軍を、バーゲストひとりで円卓軍を壊滅させられる。わざわざ朝を待ってあげてるんじゃない。相手に合わせる必要がないだけ。『異邦の魔術師』、ギャラハッド、サーヴァント2騎、パーシヴァルが注意すべきくらいだが、それもランスロットひとりでカタがつく。
バーゲストは円卓軍と通じてるし、ランスロットにパーシヴァルが殺せるのか?
誰一人として空中戦ができないのは確かにそう。ランスロットの相手をできるのはモルガンか妖精体を拡大させたバーゲストくらい。
あれ、村正とは空中戦を繰り広げたんじゃなかったっけ。というか、サーヴァント2騎って誰だ?オベロン、ダヴィンチ、村正で3騎いるけど。オベロンは戦力外?
ソールズベリー軍はまだ遅い、『牙の氏族』は行方知れず、妖精騎士に匹敵する個体でもいない限りは、反乱軍はここで終わる。
「そうだな。あちらに、妖精騎士がいない限りは」
一応マシュは妖精騎士ギャラハッドなんですけども。
モルガンは城下に侵入した兵のみを殺せと命じた。ランスロットは上空を回遊しながら、城壁を越えようとする兵士を処理、正門はバーゲストの管轄。城下町にじゃ女王騎士が一応配置されてる。
「妖精國最後の戦は、何の面白みもないまま、粛々と終わる」
「確かにこれほど大規模な反乱はもう起きまい」
そうかなぁ。というか、雨の氏族、鏡の氏族、牙の氏族が潰れて、もうどんどん妖精少なくなっていってない?妖精國に中身がなくない?上級妖精ってやつは一応氏族の範囲内なわけでしょ?まあ、大厄災で一度リセットかけるからいいんだろうけど、そのリセットって巻き戻るのか?
そもそもモルガンがブリテンを新生した時は、大厄災は空想樹のある時に起きて、空想樹の魔力で新生してるから、空想の範囲内なんだよ。今は現実だから無理じゃん。
バーゲストも「弱者を蹂躙せずにはいられない」という血に飢えた獣のさががあるの。バーヴァン・シーと変わらない、とそれを言うの。
バーゲストが妖精騎士になったのはブリテンを守るため、ランスロットが妖精騎士になったのは個人的な理由のためであってブリテンを守るためではない。100年前に体に変調が表れた。オーロラへの愛がカタチを留めていたが、永遠ではなかった。着名したことでカタチを維持できる。大厄災で妖精がほぼ滅ぶことは分かるが、考えることを放棄している。他に大切なものがあるから。
女王歴1900年、色んな事起きすぎじゃない?スプリガンの成り代わり、鉄の武器解禁、ノクナレア誕生、ダーリントンの"蘇り"、ランスロットの変調と着名。
ブリテンより大事なものはバーゲストにもある。アドニスが天寿を全うするまでは守りたい。
ランスロットはバーゲストにはないと思っているので羨ましい。モルガンは愛がないが、バーゲストに向けた信頼は確かなもの。バーゲストが何度失態を重ねても呼び寄せる。

「わたしのせいじゃないの。わたしはしたくなかったの。でも領主様が見たいって。動く屍がどんなものか、見たいって。そういうから、ひとりだけ血を吸っただけなのに。領主様が面白がって、地下であんなに増やして。あふれだしちゃう。たすけて、誰かたすけてあげて!みんなを助けてあげて!もとから何も持ってないから誰も助けてくれないの!力もない、特技もない、友達もいない!お母様に見捨てられたら私なんにもないんだわ!」
バーヴァン・シーの発作かなぁ。ダーリントンの"蘇り"って、バーヴァン・シーが血を吸ったから動く死体になったのか。吸血鬼は血を吸うと仲間を増やすというけど、血を吸うと動く死体になるパターンはゾンビに似ている。ていうか、地下で増やせるもんなの。じゃあ、グレイマルキンが妖精亡主になったの、自業自得じゃん。
部屋のドア、明日には蝋で固めろ、と。殺したい妖精は沢山いるが、もう満足に動けない腐りかけ。下手に手を出したら呪われるかもしれない。「これで陛下も以前の陛下に」
バーヴァン・シー可愛さに何かしてたってこと?もしかしたら本当に娘として可愛がってたかもしれない?
というところで、スプリガン登場。「どんなガラクタも使いよう」私兵を使ってバーヴァン・シーを運び出す。

ウッドワス、生きていてオーロラのところに匿われてたのか。
しかしオーロラ、息をするように嘘をつく。
「何百年もブリテンを護ってきたこのひとを、みじめに死なせることはできません」「ああ、でも本当に信じられない。女王陛下が『牙の氏族』を切り捨てたなんて、噂だと信じたかったけど」「可愛そうなウッドワス。援軍は、はじめから送られていなかったのです」
嘘というか、全部本音で言ってるのかもしれない。だとしたら、もっとたちが悪い。
「女王陛下は人間を多く消費する『牙の氏族』を嫌って、あの戦いで共倒れさせるつもりだった。陛下が重用するのは妖精騎士だけ。貴方の遺体を探そうともしていない」
後ろ半分は合ってるけど、そもそも妖精の遺体って倒木になってしまうから、判別つくの?
「貴方たちは捨てられたのよ、ウッドワス。役に立たない、時代遅れの番犬として」
そこまで誰も言ってないだろうが!えぐい!この女えぐいぞメリュジーヌ!!!
「牙の氏族の献身を愛していなかっただと。たとえ殺してでも確かめねば」
まあ、愛してはいないとは思いますけど。役に立ったな、くらい。
様々な思惑が渦巻いてきましたね。ウッドワスが生きてるということは、ベリルウッドワスと本物ウッドワスの二人がいることになっちゃう。よく心臓取られて生きてんな。

深夜に野営地の近くをうろついてるぐだに話しかけるオベロン。
「知ってるかなアルトリア、アーサー王って熊の王って意味なんだぜ!」
まだ迷ってるようだったけど、負けず嫌いだから諭すより焚きつける方が効果的だった。
「ほうぼう探し回ったけど、結局、時間切れだ。探し物は見つからなかった」
「ここには存在しないって言ったのに?」
「損刺し内から探さないのかい?それは逆だよ。無いから探す。ありもしないものだから、求めずにはいられない。僕に取っての僕の妃(ティターニア)はそういうものだ。空に輝くあの星と同じものだ。地上であがく僕らには、決して手に入らないものかもね。心の内を語るのは、実のところ慣れてないんだ。戦いは不得手だが、眠らせる事なら僕の領分だ。夢魔マーリンにだって負けないさ」
妖精、すぐ「魔法の粉」を用意するけど、「魔法」って言われるとドキっとするんだよなぁ。
「気のせいかもしれないけど、オベロンいつも怒ってない?」
「君たちが異聞帯を消していっている、という話を聞いた時から、実は拗ねていたんだ。君にじゃないよ。君の後に、"その話"を知る者に。どんな出来事も当事者以外には"物語”になる。何十年も経ったあと、君の探索は『報告書』になるだろう。目を通す者にとってはそれこそ他人事だ。ただの教訓になる。それがイヤなんだ。
妖精王オベロンは半分は物語から生まれたから、気持ちが半々。汎人類史側の英霊として正しいブリテン島の姿を求める僕。架空の登場人物として物語を続けさせてあげたい僕。その二つが今もせめぎあってる。汎人類史のために異聞帯を切除するのはいい。でもそれが後世において蔑ろにされて、忘れ去られる事は堪える。"消えて当然のものだった"とは思って欲しくない。途中で終わってしまったものだとしても、そこには意味があったのだと、分かってほしい。それこそ当事者のエゴだけどね」
それはまあ、ロマニ・アーキマンもそうなんだよなぁ。もう、ここは後の時間だから、みんな彼の選択の正しさを信じるしかないし、彼が消えるしか手はなかったと思うしかないし。
各異聞帯の意味をひとつひとつ理解していったら、後からは背負えないものになってしまういから、後の世を生きる人にはそれでいいんじゃないかと思うけど。今も、誰かの犠牲の上で地球は成り立ってる。
「人間は過去を記録にして進んできた。"いつまでも同じ価値観"じゃ話にならない。『昔々』というヤツさ。"時代遅れ"という言葉は、先に進んだ証拠だからね」
「オベロンはモルガンを憎んでる?」
「敵視はしているが憎んでいはいない。会ったこともないし。けどこの妖精國(ものがたり)は悪くない。言ってしまえば女王歴はモルガンの書いた童話だ。彼女がそうあってほしいと願い、信じ、全霊をかけて実現させた、夢の具現。その努力には敬意を表する。だからこそ僕も全力をかけてモルガンを倒そう。同じ童話世界の住人として、彼女の幕引きをいいかげんなものにしたくない」
まあ、モルガン、それこそ6000年前に情報を送って、そこから4000年かけて足掻いて、それでダメだったから自分で物語を開始したんだもんな。努力だけは人一倍。妖精一倍?


【第24節 モルガン】
しかし、パーシヴァルはメリュジーヌがモルガンに縛られてると思ってるけど、メリュジーヌは肉体を維持するためにモルガンの着名を利用してる。ランスロットが湖の騎士だからちょうどいいんだろうなぁ。
双方の思惑が一致してしないので、ちゃんと話し合って?まあ、話し合ったところで、モルガンが倒されたらメリュジーヌはどうなるんだろう。パーシヴァルは知ったらモルガンを逆に守ろうとしたりするのかな。

「新女王軍!エインセルの予言にある『真の王』を迎えるべく、新たなブリテンを築く同志である!」
キャメロットから降伏の報せはない、かかってこい、と。
円卓軍第一師団にアルトリア、ぐだ、マシュ、ダヴィンチ。第二師団に村正、グリム。ノクナレア本陣に戦闘不参加のレッドラとハベトロット。
第二師団は城壁攻めの揺動。正門が開いた時点で本陣まで後退。ノクナレアの指示に従う。第一師団は巨人兵団の護衛。アルトリアは先陣に立って全軍に魔術の加護。
城壁攻めをすると、ランスロットが空中戦を仕掛けてくるから、村正とグリムがいるのはちょうど良さそう。
バーゲストは正門が壊れる時まで、律儀に"モルガンの騎士"を全うする。バーゲストの足止め。
オベロンにバーゲストと密約を交わしていた話は伝わってなかった。
「アルトリア、鐘が強くするのは魔力だけ?その雑な性格は何をしても良くならないの?」
バーゲストが味方なら"何の犠牲もない勝利"も本当になるかもしれない。ランスロットを村正とグリムが足止めしている間に正門を攻める。アルトリアの護衛はパーシヴァルが、ぐだの護衛はマシュが。

女王軍の一般兵いるじゃーん!と思ったけど、街があって、正門があって、城下町があるんだっけ。そんで、正門内に入らなければ妖精騎士は手を出さなくて良いのか。
あ、道中の敵を何度か戦闘するかと思ったら3wave目でバーゲスト出てきた。
バゲ子「ファウル・ウェーザー:全ての攻撃に対する耐性」ついてるし、様子見て攻撃してこないから、これ左右の騎士倒せばいいのか。
モルガンの味方の宝具レベルを一段階上げるの便利だし、NPも便利だし、相手にデバフつける状態がつくのも便利。すごく使いやすい。

村正は揺動のついでに侵入するつもりだったが、壁が熱いわ、冷たいわ、滑るわ、弾かれるわ、柔軟に生き物のように対応してくる。
キャメロットの城壁はオークニー様式。中に千年級の樫の木が入ってる。壁は壊してもすぐ再生するのでやるだけ無駄。東の門をこじ開けた方が早い。
そういえばシェフィールドの壁も木がどうたらって言ってたから、妖精國の城壁っていうのはそういう加護がある木でできてるものなのか。
オークの足場で飛び入れないのか!と話していたところにランスロット到着。
この戦闘にもぐだのサーヴァント召喚できるのか。さすがに離れているから、村正とグリムで戦うのかと思った。ランサーには不利だけど。

「無垢なる湖光」で1T目からチャージ前回だわぁ。わー、毎Tチャージ全快なんですか?第一部のガウェインかよ。
ランスロット「効かないよ、そういうの:無敵付与」
1ブレイクで戦闘終了。
ぐだに召喚させたサーヴァントをグリムの魔力で維持してたの!?
「大神宣言(グングニル)とかブリテン(こっち)でも有名だし」って、神のいない世界で、オーディンが有名なの?それともこれはランスロットがアルビオンの細胞だから?
巨人兵団が正門を突破。バーゲストが降伏。
「モルガンの3騎士は『予言の子』の勢力にみな倒されたと語るといい。けど、それはあくまで空気を読んでの話だ。『私』が負けたわけじゃない。そこは勘違いしないで」
「たしかに竜だわ、アレ。人間の世界に理解は示すクセに、話をひとつも聞かないんだよな、最強種ってヤツは」
そういうもんなの。
グリムは師団と共に本陣に。村正はぐだに合流。
「初代グリムが言うには、モルガンは一度も勝負を分けた事がない。どんな場所であれ、どんな相手であれ、ヤツが戦いを始めたなら必ず死人が出る。敵が死ぬまで、自分が殺されるまで、手を止めない鉄の女」
その割にマヴはボコボコにしただけで殺してないんだよな。そこまでして氏族の数を6に保つ必要があったのか?
「どいつもこいつも忘れているが、もとより、モルガンの首が儂(オレ)の仕事だよ」
完全に忘れてた。そういえば、そんな目的でブリテンに来てましたね。

城下は『予言の子』は西のルートを進軍、敵部隊を鎮圧しつつ王都へ。投降する者は迎え入れる。目的は『大災厄』に立ち向かえる、ブリテンの新しい体制。
ノクナレアのこの「風の部隊は円卓軍に手を貸す、土と牙の部隊は城下に進軍、私は『王の氏族』を率いて東ルートを進む」っていうの、ノクナレア軍はみんな『王の氏族』だと思ってたんだけど、力を分け与えられてない妖精もノクナレア軍にいるのか?それとも各地の義勇軍は円卓軍じゃなくてノクナレア軍に合流してる?
「当然、体張らないと臣下に示しがつかないもの。流れ矢で倒れるならそれまでの運命よ」
か、かっこいいーー!!!!王として理想の在り方だー!
バーゲストは城壁の外に布陣した女王軍を抑える。離反した妖精騎士を見れば投降する兵士も増えるはず。名のある監視役をつけておけば反乱軍も安心するはず。キャメロットの上級妖精をおとなしくさせるにも、バーゲストの一睨みが効果的。
バーゲストは寝返ったとはいえ、陛下に向ける角(けん)はない。戦いが終われば獄につながれるつもり。こっちはこっちで騎士なんだよなぁ。

「罪なきもののみ通るがいい」の正門。「けど、このブリテンに罪の無い妖精はいない」。あの門はそれを認めながら、罪人であろうと構わないと受け入れたモルガンの決意。女王モルガンの唯一の慈悲。それを反乱軍は踏みにじった。
ランスロット負けて終わりじゃなくて、一部隊ずつ城下の反乱軍を潰して、離反したバーゲストも倒すのか。まあ、そうだよね。それが妖精騎士の役割だもんな。
というか、正門、『罪なきものの庭』かと思ったけど、関係ないのか。魔術障壁は魔術障壁。
もしかして、ランスロットにとって、オーロラの造反、めちゃくちゃ堪えるのでは?オーロラに攻撃できないよね?いるだけで効果を発揮する、いわば対ランスロット特殊防御。一番妖精らしい残酷に無邪気な女。

魔力貯蔵量が聖都キャメロットに現れた『最果ての塔』並み。
宇宙がどうなっても私のブリテンさえ無事ならいいって考え方、割とあの最果ての塔に近い気がするんだけど、違うのかなぁ。
モルガンが聖槍ロンゴミニアドを使ってくる場合、街ごと消滅する。
円卓軍は『ロンゴミニアド』という言葉は知らない。モルガンはブリテン征服に聖槍は使っていない。地上を削る膨大な魔力光を見たことがなければ、あの跡がひとつもない。ロンゴミアドは確かに大穴に向かって構えてあるが、一度も使われておらず、自分の力だけでブリテンを制圧した。
「でもそうなると『存在税』はなんのために?ロンゴミニアドを使うためではないとしたら、この菩提な魔力は何に使われてるんだ?」
ブリテンの維持では。空想樹がなくなったあとも、ブリテンを維持するのに必要な魔力。もしくは大厄災後のブリテンの復興(?)のため。

モルガンに「バーゲスト離反と、ランスロット上空に移動した後消息不明」が伝えられる。
王城入り口は『稼働区画』によって塞いだが、いずれ突破される。
稼働区画って何だ。エヴァか。
相変わらず妖精たちは玉座に集まっとるんか。モルガン、その辺うざくない?
そういえばノクナレアの巨人って、ブリテンのどこに生息してたんだろう。
上級妖精、悪口を言うのが日課だとか、保険に入ってるから女王が保証してくれるとか、女王が体を差し出せば止まるとか、よく女王の前でそんなこと喋れるな。
「そうだな。貴様らの不安も、保身も正しい。バーゲストは離反。ランスロットは命令拒否。正門は破られ、城下制圧は時間の問題。妖精騎士による遊びはここまでだ。望み通り、方針を切り替えてやろう」
保身は正しいとか言うんだ。てっきり「バーゲストは離反。ランスロットは命令拒否。だがそれがどうした?王城と私さえ残れば何の問題もない」とか言うのかと思った。
女王モルガン、2000年ぶりの出陣。

キャメロットの城壁と一部の建物は位置を変動させられるので、謁見の時は一本道だったのにまだ王城にたどり着かない。大きな建物ばかりなのは、これはこれで城壁だから。王城の入り口も行き止まりに偽装できる。
じゃあマップ覚えたのあんまり意味ないな。
地面にレールらしきものがある。横方向へのスライドだけにしてもよくやる。レールで動かしてんの!?
「(異聞帯のパーシヴァルさん、思い描いていたパーシヴァルさんとが違います。まるで、同年代の方のような)」
まあ、実際同年代だからね。16,17歳だから。見た目の割に若いんだよなぁ。いや、この世界の人間の大人タイプは成長が早い可能性はあるな。寿命が30歳なら、10歳くらいで大人サイズになっててくれないと新しい娯楽の発展が難しい。
「魔力反応が一番濃い!どうあれ玉座はあっちの方向!」
風の氏族、イートワーからの風。『風の報せ』、風の氏族の得意技。風に乗せて声を運ぶ。連絡手段としては気密性が薄く、他の妖精にも聞けてしまうので、個人宛の『風の報せ』は、よほど力のある風の氏族の妖精しか使えない。
便利じゃん。拡声器もしくはオープン回線の通信機みたいなもんか。ということはさっきの、「オーロラの風」っていうのは、オーロラからランスロットへの『風の報せ』だったんだな。
なんか灰が降ってきてるんですけど。
「その盾、円卓か。汎人類史の魔術師は畏れも、敬いも知らぬと見える。英霊どもの集う座。国を守護せんとする意思のか累(かさね)。それを個人の扱う武装とする。私ですら考えぬ横暴だ。それとも、だからこその汎人類史なのか?生き残るための手段など、はじめから選んでいないと」
魔女モルガンは灰に乗って現れるんだなぁ。オークニーの灰。
「キャメロットの玉座は妖精國の要。血で汚すことなど私が許さぬ」
だからこそ城下に来た。
「よくぞ巡礼を終えた。褒めてやろう。6の氏族は再び裁きの刻を迎えた。ブリテンの妖精すべてに救いが訪れる。だが腹の底から侮蔑がこみあげる。巡礼の鐘なぞ一時のもの。妖精どもはすぐに忘れるだろう。おまえの努力も、苦悩も。怒りも。嘆きも」
あれ、救いって、一度救えば終わるんじゃないの?何度も何度も救わないといけないの?
「二度目の鐘でそれを分かっていたはずだ。だがお前は巡礼を止めなかった。お前は異聞たるブリテンより正しさを取った。それで、いいのだな?」
「いいワケないんじゃん。正しさとか、そういう話はやめてよね。あなたが使命を放棄したから、わたしが生まれた。あなたがちゃんとやっていれば、"あの娘は王になんかならずに済む"。わたしは氏族の原罪とか知らないし、どうでもいい。自分の使命を果たして楽になりたいだけ。妖精國の成り立ちとか、トネリコの苦悩とか、わたしには関係ない!前は全然勝てそうになかったけど、今は違うぞ!勝負だモルガン!。後のことは、その時、考えればいい。わたしには、何が正しいかなんて分からない。自分の運命も見たくない。知りたくない。ブリテンの運命とか、外の世界とか手に負えない。おまえのように、あなたのように、立派な志なんか持てない!ただ負けられないだけ!」
それはそれでいいと思う。楽園の妖精が使命を放棄したら、また次の楽園の妖精が生まれるなら、誰かがそれを断ち切らないと、永遠に辛いだけではないのか。
モルガンがちゃんとやっていれば、王にならずに済むのはアルトリア?それはでもこのブリテン異聞帯では関係ないよな。成るのか?アルトリア・キャスターがアルトリア・ペンドラゴンに。
「巡礼の旅を以てしても、自らの正体には届かなかったか。その愚かな運命を終わらせてやろう。アルトリア。汎人類史において我が仇敵であった者よ。おまえは何処にも行けない。おまえは何も変えられない。だからこそ慈悲をやろう。おまえでは変えられないなら、私が変える。みじめな村娘に戻る時だ。貴様が『選定の場』に行く事は決してない」
なに、選定の場って!新しい単語出てきたんですけど!!

異聞帯のモルガンがバーサーカーなんだなぁ。黒いベールって、喪に服してるんだろうか。
「妖精女王:自身がフィールドにいる間、3ターンごと渇望のカリスマ発動+クラス相性の防御不利を打ち消す+自ターン開始時に弱体効果を2つ解除する」
ゲェ、フォーリナー部隊の意味がない。いやこっちの防御力は高いままだから意味はあるわ。
あれ、普通にブレイクできた。攻撃してくる時「モルゴースよ」って言ってる?めっちゃアルトリア狙ってくる。
「嵐とはこういうものだ:毎ターン攻撃力アップ&クリティカル発生率アップ+攻撃時に強化解除+毎ターンチャージを2増やす」いや、しんどい。バフがえげつない!えげつない!
あと6万で負けてしまった。フォーリナーの全体宝具よりも、クリティカル殴りの方が強いなこれ。アルトリア・キャスターと、ヒロインXXが並んでいる絵面よ。
通常攻撃でバフ剥がされるのキツいな。対粛清防御も無敵も剥がされてしまう。あー、防御相性変更も剥がされる。どうしたらいいんだ2ブレイク後これ。10万残して負けてしまった。
ジャックでバフ剥がして、女性特攻で刺すか。アルトリアが1ブレイク前に落ちたのでダメ。全滅。
あまりに勝てないので2ブレイク目で全滅したから、青い石使ってコンティニューした。負けた。1回目の6万まで行ったのが一番惜しかったよ。
コンティニューありで16T。キャストリア、ヒロインXX、マーリン、マシュ、ジャック、武則天で挑んだが。本当2ブレイク後の通常攻撃で強化解除と、ハイパーバフマシマシクリティカル殴りしてくるの、どうしたら正解だったんだ。

「致命傷を受けたな。これほどの痛手は、マヴとの戦い以来だ。多くの異聞帯を切除してきただけはある。おまえたちに敗れた異聞帯の王同様、私も、自らの限界を迎えたか」
いや、強かったけど、あっさり倒されすぎじゃない!?女王がいきなり城下町にやってきて、敵の本命とぶつかって負けるって何!?
「『異邦の魔術師』、まだ幼い少女よ。異聞帯という隔絶世界において、これだけの力を発揮する術式は、異常だ。この先、機会を得る時があるなら、もう一度、原初の因果に立ち返るがいい。カルデアとは何なのか。レイシフトとは、何のために用意されたものなのかを」
それは私も気になります。というかマリスビリー・アニムスフィアの本来の作戦が謎に包まれ過ぎている。大令呪、シリウスライトもそもそもマリスビリーが仕込んでいたものだし。
女王モルガンの霊基消滅。やっぱりあっさりすぎるって。逆に怖いよ。喜べないよ。
「モルガンはまだ何も見せていなかった!ロンゴミニアドも、妖精國の真実も!これじゃあまるで負け逃げだ!」
負け逃げしたんでしょうね。というか、モルガンが死んでも妖精國は残るのか?でも「私とキャメロットさえ無事なら」って言ってたから、その私がもういないならダメか。
それとも、アルトリアがモルガンになるのか?同じものになる?
え?
「良い仲間を持った。その一点だけは私に比肩するよ、アルトリア。それもまず一匹消えたが」
オベロンが消滅しちゃった
「まさか、私を一体倒しただけで終わり、などと思ったのか?だとしたら、私の教育が甘かったと自省しよう。妖精國を穏やかに治めすぎた」
えええええええ!??モルガンが2翅いるのを見たことのあるものはいないんじゃないの!?
「魔術師であれば"自分と同質の分身"などと、いかようにも作り出せる」そうかな!?
ついに妖精國の空が明かされる時が来たんです?夜だけ晴れてて、昼は晴れない空が。

異常に気づいたのはオベロンだけ。キャメロットのあちこちで発生している嵐のような破壊。ノクナレアの部隊も、単独の村正も、複数の部隊も同じ敵に襲われている。
みんなモルガンと戦ってるの!?そんなことある!?いや、起きとるやろがい!
思念体。モルガンと同質、同位の"分身"。モルガンは玉座から動いていない。殺すなら戦争ではなく暗殺だった。
同質は普通無理だと思うんだよなぁ。魔力量がどうしても分かれてしまうから。そのための存在税か?
モルガンひとりでブリテンの兵力をすべて上回る。玉座から一歩も動かずに、反乱軍を虐殺できた。
オベロンの翅ってハリボテだったのか。ブランカに乗って飛んでたのね。
勝ったら油断する。一度や二度の戦闘で勝っても終わらない。玉座に着くまでが戦い。

女王は都市ごと反逆者を焼き殺していく。一方的な殺戮。
「たった一度の巡礼で思い上がった代償。咎はおまえを祭り上げたすべての者に背負わせる」
その巡礼って何度もするものなのか分からないんだよ。服従の証ってことは、もうその時代の氏族は従ったんでしょう?長が何度も生まれ変わる度にするの?それとも鐘が壊れて新しくなるたびにするの?2度鳴らせば2度パワーアップするものなの?じゃあ鐘って何だ。リミッターの解除じゃなかったのか。
「私の妖精國には、楽園も外の世界も必要ない」
モルガン自体が楽園の妖精なのに。楽園の妖精に治められてる国なのに。
また同じバトルするんですか!?キツイです!!
同じじゃねぇーー!!3人いるーーー!!!
渇望のカリスマ、渇望のカリスマ、湖の加護はきっついですよ!これは流石に負け戦では!?ひとりが湖の加護使ったら、誰かしら即宝具じゃねえか!
流石に全滅でバトルフィニッシュだった

「あるいはと懸念したがマーリンの助けはないようだ。薄情な男よ」
あ。そうか、この世界にもマーリンはいるんだっけ。汎人類史の記憶があるなら、速攻封印に行ってるだろうな。
「みな、お前の愚かさによって死ぬ。さしたる覚悟もなく、勝算もなく。誰も信じないまま、ここまでやって来た。未熟な楽園の妖精(アヴァロン・ル・フェ)。予言に踊らされた我が同胞」
これってトネリコの円卓が全滅した時の追体験でもさせてるんだろうか。
「誰も感謝はしない。誰も手を差し伸べない。報いる者もいない。讃える者もいない。幸福を分かち合う者もいない。ひとり血塗られた丘で息絶える。汎人類史のお前のように」
これモルガンも感じてきたことだよなぁ。ていうか、やたら汎人類史のアルトリアの話するな。アルトリアも夢に見てたけど、そこの連動は一体何なんだ。
ブリテンは既に死んでいるから救うことはできない。アルトリアが戦うべきはモルガンではなく、駆り立てる『使命』。いや、それはトネリコ時代にモルガンもやったでしょ。
なんか消えた。
オーロラの声、キャメロットじゅうに響くの。ていうかブリテンに住まうすべての妖精に届きますようにってことは、そこまでできるの。
「ブリテンを2000年間護り続けてくれた尊いお方。敬わない妖精はいないでしょう。ですがそのご恩を受けてなお、見過ごせない事実があるのです。女王モルガンの正体。彼女が歴史の陰で何をしていたのか、その真実を」
おお、ついにくる?

なんでこのヘドが出る感じの上級妖精をモルガンは玉座に集めてるんだ。皆殺しにでもするの?
ウッドワスがモース戦役の時に教えた地下の抜け道から、玉座に到着。
「もし"援軍は送っていない"と堪えるならそれは正しい。貴方の力を信じて援軍は必要ないとお考えになった。もし"送った"と答えるならそれは嘘。貴方を騙すための嘘。『牙の氏族』を切り捨てるための嘘。だって実際に送られていないのですもの」
よくオーロラそういうこと吹き込めるな。嘘の天才か?どこの時点でコヤンスカヤに全滅させられたかにもよるけど、出立して、それを見た妖精だっているだろうに。
え、玉座のモルガン、ウッドワスに倒されて死ぬの
「まったく。あれほど苦労して礼節を身につけたというのに、愚か者、め。血走った眼だ。醜いことこの上ない。だが毛並みだけは変わらんな。幼き勇者。勇敢なウッドワス。おまえの毛並みは、このブリテンでもっとも温かく愛らしかった」
「言葉にされなければわからないなど。お許しを、陛下。これほど愛されていながら、私は」
モルガンは愛のある王だった?もう分からん。この女。色々ありすぎた。
ウッドワス、一瞬モースになって消えていったのは、恨みが消えたからなんだろうか。

ウッドワスを手引したのはスプリガンなんですかー!?お前、人間の分際(?)でー!
「衰退もない。繁栄もない。それでは国とは呼べません」
え。
バーヴァン・シーを見て、攻撃を止めるモルガンなの?それで倒れるひとなの……。ちゃんと愛があるじゃん。普通のひとじゃん。2000年も玉座に座ってられるひとではないじゃん。

まだ仲間がひとりもいなかった頃、手足をもがれた少女にお礼を言われる魔女。
まだ救世主ではなく、魔女と言われていた。
汎人類史のモルガンにはブリテン島が全て。ブリテン島が手に入らないなら、モルガンに価値はない。そしてアーサー王に敗れて価値はなくなった。「このブリテンなら、今度こそ」と。
楽園からの使命はブリテン島をなくすためのもの。汎人類史のモルガンは異聞帯であってもブリテン島を愛していた。異聞帯のモルガンも同じだった。かくして異聞帯のモルガンは、汎人類史のモルガンとして生きることを選んだ。
何度も妖精に罵られても、妖精は愛していないからいい。愛しているのはブリテン島。モルガンが作る、モルガンの居場所となる國。汎人類史では決して手に入らない自分の『ブリテン』。それを築くためなら、なんだってしようと頑張った。ただ手段を突き詰めると、妖精たちを守るのが正解になる。長い年月のはて、その『手段』もわりと気に入ってしまった。
助けてお礼を言われることもあって、信頼できる仲間ができて、うまく立ち回れるようになって、救世主のフリが身についた。救世主であれば名をくれた妖精も喜ぶと思い、名前をトネリコに変えた。そしてロンディニウムを失って、みんな離れていった。
本当はもっと酷い國にする予定だったが、それだと汎人類史のモルガンが可哀想なので、少し優しく設定した。笑うこと、楽しいこと、繋がり、発展を許す。どうかいつまでも続くことを願う。人理の裏切り者。『楽園の使命』に背いて、夢を叶えた。最果ての壁で妖精國は隔離したが、惑星の上では同じ座標にある世界。
汎人類史からお客様がくることもある。私の國はどうですか?美しい國でしょうか。夢のような國でしょうか。そうであればこれに勝る喜びはありません。妖精國ブリテンにようこそ、お客様。どうかこの風景が、いつまでも貴方の記憶に残りますように。

ブリテン島が残る、だけじゃダメで、荒野のブリテン島はブリテンではない、と汎人類史のモルガンは絶望した。じゃあ、文化が残らないとダメで、文化が残るためには妖精が残らないとダメで、なら妖精を守らないとダメ。最初から、難しくて矛盾している。
ブリテン島だけでいいなら、最初からあの荒野で良かったんじゃないの。ダメなの。
モルガンには妖精はいらないけど、ブリテン島には妖精は必要だったの。

「首だけだろうと敵ではない」って凄いよね。多分本当にその力があるんだろうね。
もうモルガン左手しか動いてない。
その前で「いやだよ、あんな血まみれで汚いの」って言える上級妖精すごいな。心がねえ。
またオーロラ嘘ついてるーーー!!あの女を殴らせてくれーーー!!
厄災を起こしたのはトネリコじゃないし、ロンディニウムを滅ぼしたのもトネリコじゃない!
「2000年前のあの日。私たちのブリテンは一度滅びたのです」
そこは事実。
「かろうじて生き残った妖精がその後に平和なブリテン」は作れなかった。だから2000年後に荒野になっていた。
この女、嘘をつく時には真実を混ぜる、というのが上手いな。
「世界樹を枯らして、その魔力で妖精たちを蘇生させた。カルデア式召喚」
召喚で妖精を喚んだの?一度死んだ妖精を喚んでるの?じゃあ、次代が生まれてくるのって、野良サーヴァントなの?サーヴァントと妖精の区別がつかないのって、同じものだからなの?これは本当なの?嘘なの?
「妖精が持つ令呪はキャメロットで刻印されるものではない。誰もが生まれつき持ち、蓄えた時間と魔力を魔女に献上する奴隷の印」
あとオーロラの風の報せ、タイミングが悪すぎる。モルガンが死にかけのところにこれを届けるのはタイミングが良すぎるというか、悪すぎるというか。そもそもアルトリアが関係のないところでモルガンが死にかけている。
「ブリテンの大地が拡がらないのも、人間の有効利用が許されないのも、『大厄災』によってブリテンが滅びるのも、すべてそのように作られたから。倒すべきものは誰なのか。ブリテンを任せるに相応しい妖精は誰なのか」
いや、誰だよ。どうせ争い合って自滅していくんだよ、妖精。
確かに楽園からやってきた余所者の妖精だけどさ。そんなことにも気づいてなかったじゃん。モースから守ってもらってたじゃん。
「物を投げつけても止まらない。仕方ない、そこの兵士の剣で止めよう」
えぐい。えぐいぞ妖精。
「おまえのせいでこんなひどい世界になったんだ」
「私を玉座に。私でなければ」
「何も出来ないくせに私たちの世界を壊したのね」
「やめろ、やめろ、誰か、お願い」
「怠慢だ、もっと良い世界なんていくらでも作れたのに」
「やめ、て、私を、玉座に」
「役立たずならもういらない!」
「玉座に、戻せ!もう、ブリテンを、失いたく、ない!」
もっと良い世界なんていくらでも作れたのに、なんて何もしてないやつがよく言う。作れたか?本当に?モルガンが、トネリコが、この方法を選んだ理由も知らずに。ブリテン島の真実も知らずに。大穴の下に何がいるかも知らずに。
トネリコが、何度心が折れても妖精を救ってきたかも知らずに。

キャメロットにも鐘がある
ノクナレア軍からの伝令。「玉座に到達。証として勝利の鐘を響かせる。女王モルガンはオーロラの騎士によって処断された。女王に仕えていた官司たちは拘束。玉座はノクナレア軍の預かりとする。またモルガン処断の功労者であるスプリガンを、一時的に6氏族の長に任命する」
スプリガンの思うツボじゃん。しかも殺されたのはその場にいた官司たちによってだし。
「遺体は原形を留めていないほど損壊が激しく、"次の代"も発生しない」
そこまでずたずたにしたの。そこまでずたずたにしないと動いていたの。

「何故お前はいつもそうなのだバーヴァン・シー!」
「まるで自分のことのように嘆き悲しんで、そのひとは私を抱きしめてくれました。でもわたしはもう死んでいます。いつもいつも、死んでいます」
「いつも私は手遅れだ。いつだって、おまえがこうなってから見つけ出す!生まれ変わっても生まれ変わっても、おまえはいつも、こんなコトばかりで。騙される。利用される。都合良く使われる。壊れたから捨てられる。騙されたのなら怒れ。乱暴にされたなら逃げろ!なのにどうして、おまえはいつも、連中を許すのだ!」
「ごめんなさい。ごめんなさい、魔女さま。今度も結局、死んでしまってごめんなさい。今代の私は覚えていないけど、いつもわたしのために泣いてくれて、ありがとう」
もしかして、手足をもがれた少女も、水は魔女様が飲んでって言ってくれた少女も、全部バーヴァン・シーなの。トネリコに、感謝をした妖精なの。
「でも気にしないで。わたしは落ちこぼれの妖精なので、これくらいしか、みんなの役に立てないのです。わたしを浪費することで村のみんなが楽になるなら、それはきっといいコトなのです」
「このブリテンで、唯一、唯一、おまえだけが、私に感謝をしてくれた。必ず救う。おまえだけは必ず救ってみせる。次代のおまえが妖精どもに拾われる前に、必ず見つけ出す。そして、今度こそ、幸福に」
やっぱりそうか。毎回、魔女に感謝をしてたのは、同じ生まれ変わったバーヴァン・シー。トネリコの心を救った妖精。
「お母様が何度も何度も見つけてくれたけど、結局、こんなふうに終わるのです。村のみんなのバーヴァン・シー。いつも笑顔のバーヴァン・シー。"人の善いわたし"だと、わたしはいつも、雑巾になるのです。ダーリントンで死んでしまって、もう魂もすり減って、次の無いわたしを生き返らせてお母様は言いました」
「悪逆に生きるがいい。残忍に生きるがいい。おまえはそうでなければ生きられない。たった一度。たった一度でいいのだ。おまえが幸福である生き方ができるのなら、私はその為に私の夢(ブリテン)を捧げても良い」
「ごめんなさい、ごめんなさいお母様。それもうまくはいかなかったの。妖精たちは大嫌い。いつもわたしをいじめていたから。トモダチなんかひとりもできない。わたしはいつも汚かったから。でも、ひとり、普通に話ができる妖精と出会ったの。ふしぎ。ブリテンの妖精はみーんな嫌いなのに、その娘だけ、話していて普通だったの」
ブリテンの妖精じゃなくて、楽園の妖精だったからか。
というか、バーヴァン・シーを生き返らせられるの。じゃあ、大厄災のあとに妖精全部生き返らせられるのでは。
「あの娘の名前、なんだっけ。あの街の名前、なんだっけ。あの後、何があったんだっけ」
モルガンがバーヴァン・シーを娘にしたのは、本当に跡取りにするとか、そういうことじゃなくて、バーヴァン・シーが幸せに生きるためには『女王の娘』という立場がないといじめられて殺されてしまうからだったのか。妖精騎士を剥奪して、部屋に閉じ込めて、蝋で封をするのは、城に入り込まれても何もされないため?

「手足が腐ってるから、適当に切り刻んで捨てちゃおう。玉座の裏から捨てちゃおう。コイツには何名も落とされたしね。バイバイ、モルガンの王女さま」
「止められなかった!止められなかった!お母様がぐちゃぐちゃにされてるのに、私、怖くて止められなかった!」
手足が腐ってベッドの上から動けなかったバーヴァン・シーには、止めるのは無理でしょ
「もういいや。もう、疲れちゃった。こんな場所に、いたくない。そうだ、逃げよう、消えよう、ちょうど、くらい穴が、あるんだし。けるぬんのす。けるぬんのす。お母様がただひとつ恐れていた、こわいかみさま、けるぬんのす。大穴の底の真っ赤な目。2000年かけても閉じられなかった終末のフタ」
トネリコが、これの対処に200年か300年かかると言っていたけど、2000年かけてもダメだったのか。大穴の上を覆ってしまうこととかできなかったの?できないか。そこから灰が出続けてるんだもんね。

『こうしてめでたく、冬の女王は倒されました。お疲れさまでした。ブリテンに新しい時代が訪れます。締めくくりになるエピローグは、大聖堂で数日後に行われます!それまで、どうかご歓談の程を』
なんだ、この文章。

一人の少女の幸せさえ叶えられなかった大魔女モルガン。
4000年間妖精を厄災から救い続けた救世主トネリコ。
ロンディニウムは妖精の裏切りで閉じ、キャメロットの玉座で妖精たちに切り刻まれた。
なんだこれ。
なんだこれ。
何一つめでたくない。なんだこれ。
誰が戴冠するんだ。
アルトリアが、どうせブリテン島を壊すのに。もう死んでいる島を終わらせるのに。
なんだこれ。
モルガンに救いがなさすぎる。ベリルの行方も分からない。メリュジーヌはオーロラの元?オーロラは煽動が上手い。
女王都市の謎。ブリテンが拡がらない謎。創世神話の巫女。
でももう、こんな島、いらないよ。バーゲストの大切なアドニスが静かに息を引き取るまでは待ってあげて欲しいかな。それが終わったら終わらせよう。
でも、多分崩落って、ケルヌンノスでも起きるのでは。
もう何もわかんないよ。
なんだこれ。助けてよ。

ブリテン年表
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1KdI9X12_ayaBv-zhJysx6rxwoyHpGGXgvv8DPZrp_vI/edit?usp=sharing

ブリテンマップ(こちらの地図に妖精國ブリテンの地図をマッピングしたもの)


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