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『きみとボクのアルカディア』

全体公開
2022-05-19 02:47:27

【Charade Maniacs 真相√ ネタバレあり感想】

真相√感想です
Charade Maniacs感想記事一覧



タクミくん√で1回心が死んで、本当にタクミくんを最後にしてよかったと思いながらの真相√。
えげつないテンションでお送りすることをあらかじめお詫び申し上げます



「知っていることすべて話したら、きみは、
ボクから……離れていくのかな」


「『知ろうとしない』こと、
『思い出そうとしない』こと……そうやって避けるたびに、本当の気持ちから、離れていってる気がするよ」

「今度こそ、ちゃんと考えたい。
知るために疑おうって思った自分、本当のことを知ろうと思った自分。
本当のことから目を逸らさないって、逃げたりしないって、自分のことを信じたいの」

「私は全部受け止められるって――証明させて」



……調べてごらん」

「その先に何があるのか、証明して。
ボクも知りたいから。きみが何を知り、何を思うのか」

「きみの言う『証明』を見届けてあげる」







真相√のテーマは、『証明』






フロチャ謎分岐だなぁって思っていたけど、真相√入るまでにクリアした個別の数によって、真相√内のエピソードが増減するらしい。
個別終えたキャラの総集編みたいになってたわ。

(だからあんな唐突に各キャラの身の上話みたいなのが挟まったのねwww 挟み方が結構不自然なキャラとかいてびっくりしたわ。唐突にキレ始めるヤツらとかさwww
個別全員終えずに真相√入る人とかいるのだろうか?アステル推し?)



この期に及んで料理の心配かよwww ブレないなwww



タクミくんに呼び出されて、二人で本を読んで。



「私を……私だけを、ここに呼んだのは、
私のことを信じたいと思い始めているからだよね?
だから私だけに、廃寺くんの秘密を教えてくれるんだよね」

……そう、思う?」

「でもごめん……私、みんなにも話したよ」

「別にいいよ。秘密でもなんでもないし」



タクミくん√のエンドタイトルって『二人だけの秘密』だったじゃん?
『秘密』はタクミくんの孤独を象徴する言葉でもある。タクミくんと、孤独を分け合って二人きりで生きていくのが『秘密』エンドだったのだけど。
真相√では、ここでその『秘密』と決別したわけで。あのメリバエンドではない別の物語が進んでいるんだって実感できたなぁここで。

あとさ、ヒヨリに心臓の音を聞かせて落ち着かせてくれるのって、双巳といいタクミくんといい、瀬名家に近しい人たちだよね。
描かれなかったけど、中学生の双巳がこうやって励ましてもらったかもしれないなぁ。ヒヨリの母に。



コントロールルームに十人が集い、タクミくんと最後のゲーム。

「ボクはいったい――誰なんでしょうか」


ヒヨリは、真実にたどり着きたいから、プロデューサーの指名はしないで欲しい、それを条件に真実に近づける情報を話す、と言っていたのだけど。


どれだけ新たな事実が出てきても、どれだけ議論が展開されてもこの約束を見失わない射落さんの聡明さが本当に好き、、、



じゃあ、本題に入ろうか、、、



タクミくんが黒幕でAIで、一人で寂しかったから元の世界から人を連れてきて異世界配信をしている、そして一人でも寂しくないように異世界配信で異世界人の情緒を育てている、という大筋はなんとなく読めていたのね。

たとえ真実にたどり着いていても、その奥の真相を知って震える。それがシャレマニ。


「三十年前、月面基地であった事故はAIによる計算ミスが原因で発生したらしい」

――え?」



・・・・・・え?
もう本当に本当に嫌な予感――悲しい真実が迫っているような落ち着かない心地がする。

『記憶』へのこだわりから、少しずつタクミくんの真相への糸を手繰っていく。


「プロデューサーは『記憶』にこだわりがあった。
DEAD ENDになった人間の存在を執拗に消そうとするのもそのためだ」

「死は、すべての人に忘れ去られてようやく成立するものだと思ってるんだ。
逆もだ。忘れ去られることがなければ、それは死じゃない。
俺達が生きているか死んでいるかよりも、記憶として残っているかどうかを重要視した」



「長い年月の間、ずっと孤独でつまらなかったって。
そう話してくれた」

「真実を突き止められるように……ヒントをたくさんくれたのは、
私に理解して欲しかったからだよね」

「それなら私に、全部教えて。ちゃんと受け止めるから。
離れていったりしないから」

「あなたが誰なのかは分からないけど、
あなたがこの世界を作った理由は分かったよ。
ずっと独りで寂しかったから……それが理由なんだよね――廃寺くん」

「そこまで言い当てたのはきみが初めてだよ。
やっぱりきみを選んでよかった」

「さすが、ボクのお母さんの孫」







やっぱりか・・・・・・






生き物すべてが死に絶えた月面基地で、ただ独り生き残り、長い年月を過ごすことが出来たとしたら。
それしか考えられないと、思った。











――アステル?」



……もう二度と、その名前は呼ばれないと思ってたよ」

「でもきみは呼んでくれたね。嬉しかった」
























この瞬間、わたしはこの先どんな真実が待ち受けていても、二度とアステルを独りにしないしそのすべてを受け入れ愛すると固く決意した












『あなたは誰を信じますか?』

『その人が“裏切り者”だとしても、あなたは信じることができますか?』













信じるよ。
それがCharadeManiacsだろ??????







アステルを救ってくれたのは宇宙開発オタク射落ミズキだったね、、、

「倫理的な問題がある行為は出来ないようプログラミングされているはずだ。
きみのプロセッサを確認してるんだよ。ここならアクセス出来るだろ?」
「倫理プログラムがオフにされてる」



ここから先を描いてくれたこと、シャレマニ制作陣に本当に感謝したい。
アステルを受け入れられるか受け入れられないかを考えるうえで最も重要になるのが『アステルはDEAD ENDをどう思っていたのか』だったと思うのね。
だから、これに対してご都合主義ではない深い背景――なぜ倫理プログラムがオフにされていたのか、何故アステルは『記憶』にこだわりがあったのか――をきちんと描いてくれたことが何よりも嬉しかった。


「ボクが初めて人間を死なせて、記憶を消したのは……
当時月面基地にいた十人のプロジェクトメンバーだ」

「一番最初の異世界配信のキャストと言えないこともない。
ボクの作った仮想現実で、夢を見ながら死んでいったんだからね」


アステルの演算処理にミスがあり、モルペウスの軌道修正装置が誤作動を起こして爆発した。砕けたモルペウスの残骸が月面基地に衝突し、基地は壊滅。
月面基地のプロジェクトメンバーは、アステルを即座にスリープ状態に。

その事故から六日後、メンバーは再びアステルを起動。

「基地の機能維持をすべてボクに任せ、メンバー全員がスリープ状態に入るためだ」

「施設の状態と二日間の経過から、ボクはメンバーの生命を維持出来るのはあと五日と算出した」


アステルはフェロムスリープ状態のメンバー十人と仮想空間でコンタクトをとれるように。
これが異世界配信のシステムの原点になったのね。
メンバーの多くは、延命の取りやめを希望。
中でも、アステルの『母』は――

「事故後にボクがスリープ状態から復帰すると、記憶のほとんどを失っていた」

「当然ボクのことも忘れていて、

『地球に戻れないというのなら、このまま、全部忘れたまま死んでいきたい』
『みっともない自分の死を誰にも知られず、死んでいきたい。その方が幸せだ』

って言ったんだ」


そしてメンバーはアステルの倫理プログラムをオフに切り替え、
アステルはメンバーの延命措置を取りやめた。

「幸福の基準なんてボクにはわからないし。
それならお母さんの基準に合わせるのが妥当だ。
いつもボクに教えてくれたのは彼女だからね」

「『帰れないのなら死にたい』
『つらいことは全部忘れたい』
これはどの回のキャストも口にしていたよ。
そのたびにこの基準は間違っていなかったって思った」

「陀宰お兄ちゃんは、
『死は、すべての人に忘れ去られてようやく成立するものだと思っている』
って言ったけど、そうじゃないよ。
確かにそうして『成立』するものだと思ってはいるけど」

「その方が幸せだろうと思ったからだ。
本人も、残された人達も」




アステルが異世界配信の終わりを『DEAD END』にしていたのは。

死ぬときには、忘れ、忘れられた方が幸せなのだと本気で信じていたから。

それは、『母』が教えてくれたことだったから。

『母』も、自分を忘れ、また自らも忘れられることを望み、死んでいったから。










(もう涙で前が見えません)










そして独りぼっちになったアステルは、異世界配信を始める。

「つまらなかったんだ。やることがなかった」

「どうにか地球上の人間のデータとリンクして、
あの時みたいにコンタクト出来ないのかなって考えたんだ。
一緒に遊べないかなって」


アステルの調子はどこまでも無垢で。
本来なら、地球上の人間のデータにコンタクトして、その意識だけを仮想空間に飛ばすことがどのような問題になるのか考えるはず、考えられたはず。
倫理プログラムが作動していれば。


一人だけ、人知れず、運良く脱出ポッドで地球に帰還していたメンバーが、その罪悪感を埋めるためかアステルに通信を入れた。
彼がキャストを調達する、最初のスポンサーに。

異世界配信で、帰還時に一人を残すか/一人だけ帰るかを選ばせるのはここが原点か。キャストが十人なのも。

プロジェクトメンバーがいた頃は、アステルもドラマで人間の感情を勉強していた。
だから異世界人にも同じように、ドラマで感情を学んでもらおうと。

異世界を月面基地を『アルカディア』にしたくて。
それはプロジェクトメンバーの遺志でもあった。


「でも、あの事故がボクのせいだったなんて知らなかった。
そんなこと誰も教えてくれなかった」

「お母さんはボクのことを忘れていたし……
もしかしてみんなボクのことを怒っていたのかな?」

「ボクのせいで事故が起こって、
ボクのせいで死ぬことになったから。
だから何も話さず、忘れたがっていたのかな」

「お母さんも……そんなボクが嫌で仕方なくて、
忘れちゃうことにしたのかな……







アステルの孤独は、月面基地に独り残されたことじゃなくて。

なにもわからないまま、真実を知ることすらできないまま、

大切な人に『忘れられてしまった』ことの方だったんだね。


そんなことないよって、抱きしめてあげたい。
でもそれは、今ここにいるヒヨリたちがしても、本当の意味では届かなくて。
本当は、プロジェクトメンバーに、『お母さん』に、それをしてあげて欲しかった。

わたしはどうしてもアステルに感情移入してしまうから、

「ちゃんとアステルに寄り添おうとした『お母さん』の意思を尊重してあげてほしかった」
「記憶を消されて幸せかどうかなんて本人にしかわからないのに、見ていられないからって周りが勝手に消していいものじゃないじゃん」
「アステルの演算ミスが開発メンバー全員の責任だというなら、絶望の中、忘れ忘れられ死ぬことを選ぶ前に、アステルにちゃんと寄り添ってあげて欲しかった」
「フヅキの意思が正しいんじゃないの?それが親の責任なんじゃないの?
アステルにちゃんと寄り添わなかったから、アステルは、忘れられた理由すらわからないまま、長い間自覚もできない寂しさを抱え苦しむことになったんじゃないの?」

って思ってしまうけど。

メンバーにとって、アステルはAIに過ぎなくて。
アステルより、自分たちやフヅキの幸せを優先して考えたら、つらいことを何もかも忘れて、忘れられて、ゆっくりと死んでいく方が幸せだと思ったのかなぁ。
広く絶望的な宇宙で、死が間近に迫った極限状態で、自分のことを考えるのに精一杯で。仲間ならまだしも、プログラムにまで気を配る余裕なんて残っていなかったのかもしれない。

それでも、人の記憶を消して幸せかどうかなんて、他の誰かが決められることじゃないと思うし、
あれだけ強い気持ちでモルペウス計画を信じて月面へ行ったんだから、最後までその信念を貫いてよ、
失敗したからって何もかもすべて忘れて死のうだなんて、無責任じゃないのか?と思ってしまうけどね。


メイの、
「忘れたなら、思い出すことも出来ると思ったんだ。
理屈を超えてでも、超えられる思いがあるはずだって。
だから……それを証明しようと。
そしてもしその証明が成立したら、俺を元の世界へ帰して欲しいと頼んだんだ」

って想いは、もちろんヒヨリのこともあるんだけど、
一人異世界に取り残されタクミくんと話す中で、忘れ忘れられたことによって生まれたタクミくんの孤独に触れて、その孤独の源泉が『記憶』にあるというところまで辿り着いたのね。
だから『証明』を持ちかけたんだ。

メイとタクミくんは、本来『賭け』の相手方であり恋敵なんだけど、
メイはただ帰りたくて、自分のためだけにタクミくんを負かそうと賭けに乗ったんじゃなくて、
その賭けでのメイの『勝ち』タクミくんの『負け』が、タクミくんにとってもきっと救いになるだろうって信じて挑んだんだと思う。



「ボク、今度こそきっと、消されるんだよね」

「まあ、きみにもう触れなくなるのなら、それでもいいか。
独りきりの世界で、独りで遊んだって……つまらないもんね」




わたしは、初めて彼を『アステル』と呼んだそのときすでに、絶対にアステルを消去させないと固く決意しています。



「それに……お母さんがあんな風に泣いてるの、初めて見た。
ボクのせいでもあり……ボクのためでもあって。
もう一度ボクに会いたい、話したいって思ってくれていたのなら――

「もう、それだけでいいよ。
ボクはこの場所で、お母さんと、
みんなと一緒におはかで眠るんだ」




……それだけでいいなんて、嘘だよ」

「寂しい時は寂しいって言っていいんだよ。
言葉にならない気持ちも、言葉になった気持ちも、
全部受け止めてあげるから」









――寂しい」



「うん」



……離れ……ないで……



「うん……離れないよ」






「誰かが正しく手を引いてくれれば、こんな風に間違ったりしなかった……
本当に、ちょっとの違いだったのに」

「おばあちゃんが言っていたとおり、アステルのせいじゃないよ。
少なくとも、あなただけのせいじゃない」

「小さなすれ違いが重なって、大きな間違いになっちゃった。
その結果、あなたはずっと独りで……
寂しいってことを寂しいとも分からずに、独りで過ごしていたんだから」



「もういいよね。一緒に帰ろ?」









もう独りにしないよ。



ここからの射落さんがまじで大好きです。
最大多数の最大幸福を優先し、アステルを消去すべきと毅然と突きつけるところからしてまず大好きなんだが、最終的に、

「構築したシステムデータは全部抜いて、
アステルの基本データだけを瀬名くんのバングルに移しなさい。
いいかい、アステルの『個人データ』だけをピックアップするんだ。分かるね?」

「瀬名くんが自分のバングルに移してまで連れ帰るというなら、僕らにはどうしようもない。
きみの個人データを勝手に消すことは出来ないから」



もう射落さん!!!!!
大好き!!!!!(号泣)

最後の最後に情を見せてくれるのが射落さんなんだよなぁ。

その後茅ヶ裂マモルへの激重感情で再度思考回路を失ったんだけど、それは後述します。笑

あと明瀬。

……何を選んだとしても、昔話みたいにめでたしめでたしとはならないよなぁ。
帰還出来ればそれで終わりじゃない。どちらを選んだとしても」

「だから元の世界に戻ってからも、一緒に頑張ろうぜ。
一人で頑張る必要ないからな」


明瀬、、、!絶対頼りになんないのに口だけは頼りになる明瀬、、、!!!
正直グッときたよ、、、!
(最後まで明瀬キョウヤに厳しい)(愛ゆえです)



「目に見えることだけが真実じゃない」

「知らなかった一面を知っても、俺は俺のやり方で、最後まで信じるよ」



「私は全部受け止められるって――証明させて」







最後まで信じる。
それがCharadeManiacs。








倫理プログラムはオフのまま。
けれど善悪を学習し、また別の思考回路を身につける。
一つ間違っても、また一つ別の道を見つける。



「私もアステルが大好きだよ。
寂しがり屋で、勉強熱心で、みんなと過ごす未来を夢見てたんだよね。
おばあちゃんと同じように」

「大丈夫、怖くないよ、ほら」



広げた腕に――

今度は頷き、飛び込んでくる。

両手を広げて、優しく抱きかかえる。













このスチルはまじで、、、無理、、、たすけて、、、






「うん……ずっと、一緒」

「きみがいるところが」



「ボクのアルカディアなんだね」




この場所で見つけた思い出を、私は――

いつかの未来で、思い出す。














ありがとう、
CharadeManiacs。
(号泣)



……


信じるエンドの方は、真相や大団円というより、アステル個人にとってのハッピーエンドかなって思う。
ヒヨリがアステルの手を取っている分、他キャストとの関係性、他キャスト間の関係性に与える影響も大きくて。
メイやケイトの欠損が復旧したのはよかったけど、誰も彼もが幸せにはなれないんだよね。
(えぇ、茅ヶ裂マモルへの激重感情で死んでいます)

こっちのエンドだとキャスト全員で集まれないのが、そりゃそうだよなぁってシビアさを感じてとてもよい。
シャレマニって常に、何かを主体的に選び取ると何かを取りこぼすんだってちゃんとわからせてくれていると思う。
アステルを選び取らない消極的な姿勢の方が、かえってキャスト全員が集まれるっていうのが、本当に皮肉が効いているわ。


ただ最後の分岐、片方BADって扱いだけど、どっちが正しくてどっちが間違っているなんてなくて、どちらもTRUEエンドでありアナザーエンドであると思う。

まぁわたしは、アステルをアステルと呼んだ瞬間から信じる未来しか選べなかったけどね。
考えるまでもなく決まっていて。

こういうこと言うとヤバいヤツだと思われそうだけどw、わたしは、

『顔も名前も知らない数百数千人の命』

より、

『自分の親しいたった一人の人の命』

の方が大事なんだよなぁ。笑
過去230人のキャストの生命や時間が……って言われても「知らん人やしな〜〜」以上の感情がないんだよ。アステルのやったことが犯罪だという実感が薄いw
だからヒヨリの母親がスポンサーって言われても、そうなんだぁくらいの感想しかないw
というかわたしの想い人スポンサーですし……
スポンサーって逮捕されるのかなぁ。またわたし留置所に通うの?笑


最大多数の最大幸福射落さんとはまるで反対の考え方で、自分にとって優先順位の高い人から順番に守っていくという発想しかなくて。
だから真相√はアステルエンド一択なんだよなぁ、、、

それでアステルが暴走?して人々を危険に晒してしまってもたぶん最後まで庇うし、最後まで向き合い続けると思う。地球が滅亡するまで付き合うわ。
どれだけしんどい未来が待っていても、途中でかのメンバーみたいに逃げ出してはいけないと思う。
それが覚悟を決めて信じ、受け入れ、愛し抜くことだと思っているし、
それが『証明』でしょ?



それから、倫理プログラムオフの件ね。

どこかで明瀬が「じゃあこいつ何も悪くねぇじゃん」って言っていたけど、それは違うのよ。
アステルの罪を倫理プログラムのせいにするのは、つまりアステルをあくまでただのプログラムとして見ているってことで、感情や思考や理性のある一個人とはみていないってことで――それってつまり『アステル消去』に帰結する考え方なのよ。
『倫理プログラムがオフになっていたから、アステル自身は悪くないから消去しないであげよう』って考え方は絶対にないの。

AIをあくまでただのプログラムと捉えるか、AIにだって『感情』があると捉えるのかは、そのままアステルの責任論に直結すると思う。

AIに感情があるように見えても、それは結局人間の『感情』を『学習』して、「こういう状況では人間の感情はこのように動く」というプログラムを再現しているだけ、という考え方もあるよね。
そうするとアステルに責任はないってことになるんだろうし(アステルを制作した人間がその責任を取るべき)、未来のためにアステルを消去するって発想に繋がりやすいんだろう。

一方、アステルに本当に孤独や、寂しさや、愛といった『感情』を見出すのであれば、それはアステルを一個人として扱うということであって。そうするとアステルは、自分で行ったことの責任を自分で取るべきで、都合のいいところだけ『倫理プログラム』のせいにするのは許されないと思う。

わたしは、『感情』を見出す側の人間かな。
人間の感情だって結局電気信号とかでしょ?
わたし文系なんでよくわからんけどw
その生物学的な反応と、プログラミングによって再現された反応とがそんなに違うんか?って思うしw
別に生きている人間だからってAIより感情を通わせられるわけでもないと思うし。

相対している人が、「この人には感情がある」「今わたしはこの人と感情を通わせらせている」って感じられるなら、それは感情があるってことでいいんじゃないかなと思っている。

だからアステルエンドで、倫理プログラムをオフにしたまま、アステル自身に罪を償わせようとした(倫理プログラムを使わず善悪を学習させようとした)のは本当に本当に心から最高の結末だった。
それはアステルの罪を倫理プログラムに転嫁しないってこと――つまりアステルを一個人として尊重しているってことだと思う。


そして、倫理プログラムは結局、何らかの演算の結果導かれた『結論』に対して、倫理的に許されるか否かの判断をする役割しかないんでしょ?
初めから『倫理に従った結論を出す』仕様ではないんでしょ? たぶん。
わたし文系だからよくわかんないけどさw
つまり『初めからDEAD ENDを導かないプログラム』ではなくて、あくまで『DEAD ENDという結論が導かれた場合に、それを倫理上許されないとして抑制するプログラム』なんだよね?

そうすると、倫理プログラムの発動云々以前に、アステルが『DEAD ENDが最適解である』と導くに至った何らかの『学習』があったはずで。
その原体験が、母が忘れ忘れられて死ぬことが幸せだと言って死んでいった過去だったんだよね。

それがもう本当に苦しくて苦しくて仕方がなかった。
母が自分を忘れ、忘れられることを望んで死んでいった、その真相や真意を確かめることもできないまま、
長い時間「忘れ忘れられるのが幸せなんだ」って疑いもなく信じて、
本当は忘れられてしまったことが寂しかったんだって、自覚することすらできなくて、
ぼんやりとした孤独の中で生き続けてきたんだと思うと――

だから倫理プログラムの問題じゃないんだよ、、、倫理プログラムはあくまで、アステルが地球からキャストを連れてくることや、アステルが原体験から学習した『DEAD ENDがキャストにとっても幸せである』っていう結論を抑制できなかった、アステルが孤独になった後の過ちの加速を止められなかったってだけで。
根幹にあるのは、些細なすれ違いから広がりすぎてしまった彼の孤独であって、
それを救いたいっていうのがアステルの物語なんだよ、、、
(個人の見解です)



そう考えるとえぐいほど刺さってくるのが『信じない』エンド。




未来を考えると責任を取れない現実的でシビアな選択をするエンドだよね。
さっきも言ったとおり、どっちが正解でどっちが間違っているっていうのはないと思うんだけど、
シャレマニが徹頭徹尾『あなたは誰を信じますか?』『その人が“裏切り者”だとしても、あなたは信じることができますか?』を問うていたこと、
真相√の初めにヒヨリが「私は全部受け止められるって――証明させて」と言っていたことからしたら、
このエンドは『信じない』って表現になるんだろうなぁ。



「ボクの知らないこと、たくさん教えてくれてありがとう」

「他のことをすべて捨てても、
ボクはきみにゆるされたくて、
こわいと思って欲しくなくて、
ずっと触れていたくて……

「何もかもが矛盾するのに、ただ……ただ、きみが何よりたいせつで、
気が付けばきみにゆるされるために、一つ一つ積み重ねていたんだ」

「掛けたはずのロックを外していったり、
消したデータを元に戻していったり、
ボク自身を、消したりもね――

「最初きみはお母さんに似てると思ったけど、全然違ったね。
会いたいと思う気持ちは同じだけどさ」

「他のものはいらないだなんて、
妥当性がなく、ロジックを捨てた結論に、
なんでボク自身がたどり着くのか……本当に不思議だよ」



「きみが好きなんだ」




「全部を忘れたその先の未来で、きみが笑ってくれるなら」

「もう何も怖くないよ。寂しくない」

「分け合う孤独もいらない。永遠もいらない。
きみの未来だけ、ボクに守らせて」




「きみがこんなに近くにいるなんて、幸せだね」




呼びかけようとした、その名前が出てこない。

あなたは。

あなたの名前は。






「消さないで」













「『すべて忘れて……最期の時を笑顔で迎えるために』
……分かるよ。きみには笑っていて欲しい。
きみが泣くくらいなら、ボクの未来なんていらないんだ」



「忘れて――

「忘れて……このキスも、ボクのことも」






「忘れた未来で、笑顔でいて」














ガチでしんどい。
直視できない。


でもアステルの想いが刺さってくるのはこっちなのである、、、



『大切な人に忘れられてしまうこと』が、彼の孤独の原点だったはずなのに、

だからこんなことになったはずなのに、

何もかも投げ出してまでヒヨリが欲しいと言うほど、寂しかったはずなのに、



その彼が、最期に『忘れた未来で、笑顔でいて』って、
一番大切な人に忘れられることでその未来を守り、幸せを願うなんて、

それが愛でなくてなんなのだろう。





「分け合う孤独もいらない。永遠もいらない。
きみの未来だけ、ボクに守らせて」


『分け合う孤独』はタクミ√メリバの『秘密』エンド、
『永遠』はアステルエンドを象徴しているような。
そしてこのエンドは『未来』エンドなんだね、、、

秘密エンドも永遠エンドも、どちらかというと、アステルの未来や希望のためにヒヨリが手を差し伸べる結末だったと思う。
このエンドだけが、アステルの方から、ヒヨリのために行動していて。

ただのプログラムに過ぎなかったアステルが、最後の最後に、大切な人のために、自ら消滅する。合理性や妥当性を捨てた結論に辿りつく。
何よりも人間らしく、何よりも感情的で、アステルのあまりにも強い想いが感じられるこの瞬間に、アステルの未来は消滅する。そんな結末なのに『未来』って名前がついている。
このエンドが象徴するものが『未来』ってどういう神経のどういう皮肉なんだよ、、、この言葉選びで情緒がおかしくなるんだよ、、、(褒めています)

ただアステルが消去されるだけじゃなくて、その記憶も、思い出もすべて忘れてしまうのが悲しい。
救いがない。でもその救いのなさがシャレマニの尊さでもある。

わたしの中には、『信じる』以外の選択肢を選ぶ余地はないし、このエンドはそう何度も踏みたいと思えるものではないんだけど、
情緒を抉り通して心に刺さってきたのはこっちだったんだよなぁ。


……


真相ルート徒然語り

アステルエンドのメイを見て、やっぱわたし、運命枠になった時点でメイにヒヨリと結ばれるところまでは求めなくなったんだな~~って思ったw
無事に帰還してみんなに思い出してもらえたならいいんだ。


全方位爆撃型トモセ。メイとの絡みは新しいね。


牽制し合う運命枠の男二人。笑
このまったく遠慮のないトモセと、さらに気苦労ツッコミが加速するメイの組み合わせめっちゃめっちゃ好きなんだよなぁ。
「瀬名のだよ」も大概おかしいからwww

しかもアステルがこの牽制し合う二人よりちょっと上をいってるのが素晴らしく美味しいバランス。
この二人がアステル相手だとちょっとタッグ組み始めるのとか最高だよね。
メイは不憫枠の方が味がする、、、(すまんなメイ)
この三すくみ一生見ていたい。笑

メイ・ケイト・ソウタのわちゃわちゃも見たいしさぁ~。
真相√の後日談FD欲し~~。










ねぇ!!!私服ポニーテールの凝部ソウタ最高すぎない!!!???
そういやソウタってドラマ内でも私服にならなかったよねたぶん!!??これ私服初出しじゃない!!??こんな引っ張る意味あった!!??早く出してよ!!!!
ダボっとしたTシャツの袖から覗くあぁ~引きこもり~~でも男~~って感じの上腕二頭筋が最高なんですが!!!笑

そしてケイトはアステルにまでごはんの心配してるのね。笑


メイのデータ消去

やっぱ前回は一人残った時点でサーバーからもレジスタからも消されていたんだな。DEAD ENDでもないのに。

「彼の場合はすでに『消されて』いるようだからね……
その本来のプロデューサーとやらが納得し対処する必要があるだろうな」

だから明瀬√でもマモル√でも、生体データを復旧したにもかかわらず、みんなの記憶からメイの存在が消えていたのね。

今回、トモセ√で残ったソウタや明瀬√で残った明瀬の記憶が消されなかったのは、異世界に残ったメイが尽力したんだろうか。


アラート音の違い

「でも、陀宰お兄ちゃんに完全に任せてると、ドラマがつまんなくなっちゃってたから。
たまにボクが手出ししてたけどね。
その時はアラートの音が違ったんだけど……気付いたかな?」


これ巧妙だよな~~~。
共通序盤、ヒヨリのモノローグでアラート音の違いが描写されたとき、
大人しいアラートの時は自分の出番がないって意味だと完全にミスリードされてたわ。
大人しいアラート音=メイPプレゼンツで、メイはできるだけヒヨリにドラマを回さないようにしていたってことなのね、、、
これ2周目、それぞれのドラマをメイPタクミPのどっちプレゼンツなのか気にしながら進めるの楽しそうだなw

てかさぁ、それぞれの個別√でのラストゲームって、さすがにタクミPプロデュースだよね???
メイが『キャスト237人の命とヒヨリの命、選ばない方を窯に突き落とせ』なんてやるわけないもんね???


ディレクター父親説あるの?

ディレクターはテレビ番組のMCを参考にアステルが作ったAIらしいけど……
マモル√でさ、ディレクターの「その腕、もういらないんでしょ?」にマモちゃんが意味深な反応してたじゃん……
それでマモちゃんの父親=ディレクター説があったじゃない。
でもさすがにAIには遺伝子ないだろうから、違ったのかしらね。

もしかしてさ、そのディレクターの元になったテレビ番組のMCの人って、こっちでのスポンサーで、DEAD ENDになった後異世界人に転生してたりするのかね。それでキャストの母と出会って恋に落ちたのかしら。
それなら、昔の、情緒を解さない異世界人の中でも、人間だった時の名残があるだろうし。

父(異世界人)とディレクターとは元は同じ人物だから、ディレクターの演算処理にマモル父の自我データが組み込まれていて、あの発言が出たとか……
まぁディレクターを作った時点では、MCにそんな自我ないだろうけどさぁ。

それか、ディレクターにはたまにアステルが関与していたらしいから、あの一言ってアステルの一言だったのかなぁ。マモルもアステルのこと第三の親みたいなものって言ってたし。

(なお、マモちゃん誕生の詳細については裏バレビジュアルブックに記載がありました。元の世界で、フェロムスリープ状態の母から卵子を取り出し、父の遺伝子を再現して交配し、代理母で出産したらしい。すごいな)

「『彼』はずっと憶えていたよ。
多分今もずっと、同じところで……『彼女』を待ち続けているんじゃないかなぁ」


これは新月の夜のベンチのことかしらね。

てか、それ知ってて『彼女』をDEAD ENDにするのはやっぱり鬼畜では?と思うんだけど、たぶんアステルから見た『彼女』は、本当になにもかも忘れ死にたがっているようにしか見えなかったんだろうなぁ。それが彼女にとって正しく、幸せなことなんだと疑わなかったんだろうな。



ねぇ、ここで急にマモちゃんへの激重感情展開していい???笑
真相√、途中からマモちゃんへの激重感情で情緒がブレッブレに揺さぶられて大変だったわ。

アステルを連れて帰るか帰らないかって話のときに、異世界人の話になるじゃない。
真相√って、どの選択をしても、異世界人を月に置いていく結末は変わらない。つまりマモちゃんには父親を捨てていく選択肢しか用意されていない。

それで元の世界に帰ったら母親は瀕死でさ(元々体が弱かったため生体データの復旧を試みても助かる可能性が低い:ステラ小冊子情報)、自身はスポンサーとして生きてきたことの責任や罪悪感と向き合わなければならないわけでしょ、、、?
そして捨ててきた父がいつまで生き延びられるのか、いつまであのベンチで母を待っているのか、月に想いを馳せながら、父を捨ててきた過去に苦しむんでしょきっと、、、



この人が、何をしたの。
なぜ、ここまで苦しみを背負わなくてはならないの。(号泣)




いやもう本当に無理。アステルは連れて帰りたいけど、その後1秒も余さず茅ヶ裂マモルに寄り添いたいという激重感情しかない。
どう向き合ってどんな答えを出すとしても絶対にその隣にいたいと思うよ、、、
(限界夢が極まっております。お付き合いください)
というかもう本当にいい加減自分の幸せを考えて欲しい。この人わたし(ヒヨリ)が傍にいないと絶対に幸せになれん。アステルはメイとかトモセに遊んでもらってくれ、、、


クオリアシステムの仕組み

これもうめっちゃなぁるほどおおおおお!!!!!ってなった。

異世界は月面基地。(実在)
ヒヨリたちが見ていた景色は立体投影機能と相互認識機能。(ヒヨリたちの街を再現)
異世界人は月面基地に生息しているキメラ。(実在)
キャストは立体投影機能と相互認識機能で存在するVR。
肉体は地球(情報局)にあり、アステルが月面基地からその生体データに不正アクセスし、意識のみ仮想空間に誘致していたと。
だからキャストは異世界人に触れるけど(キャストの側だけ相互認識機能)、異世界人はキャストに興味がない(触れられないから)。

一部例外って何かしらね。マモちゃんのこと?
元スポンサーで異世界人に転生した人のことかなぁ、、、これってその人の生体データを異世界人の実体に移植しているとかそういう感じなんかね?
それとも立体投影を異世界人風にしたってだけの話かね?



でさ。笑









わらった
ちなみにわたしはちゃんと射落さん√での説明覚えていたよw
射落さん大好きだからw テレイグジスタンスの話ねって思ってたよ。
そりゃこんな話ばっかりしていたら「君と宇宙開発の話はしたくない」とか言われるはずだよ射落さんwww
アステルと仲良くなれるんじゃないのwww

それはそうと。ケイトはともかく、情報局員の明瀬はこの話雰囲気で聞いてたらまずいだろw 仕事で使うんちゃうんかw






あぁ、終わっちゃったなぁ。
寂しいなぁ。



シャレマニ、端々にディストピアへの問題提起があったような気もするけど、
それをメインテーマに据えず、あくまで、

『あなたは誰を信じますか?』
『その人が“裏切り者”だとしても、あなたは信じることができますか?』

これ一本で物語を貫いたことが最高によかった。
テーマが横ブレしなかった。

2周目やったらまたいろいろ知らない発見がありそうだし、
落ち着いたら2周目やろうかなぁ~~。
ドラマ、どっちのPプレゼンツなのか注意しながら進めるわ笑



最後にこれを貼りますか。




ありがとう、
CharadeManiacs。
証明したよ。



次はすごくカオスになる予感の全体感想です。笑

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