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@UNIVERSE_AOG
〔VRAゴーストについて〕
【VRAゴースト】
実在する人物を再現して生み出された謎のシミュレーター。その正体は、N.E.G.A.と呼ばれるVSAIが生成する「VRAゴーストトークン」がモデルとなる人物に接触した末に変化した個体のことである。モデルとなった人物の性格や能力のみならず、各人の深層心理に巣食う闇や負の感情、トラウマなどをスキャニングし、それら全てをラーニングしたうえで作り出している。そのため、基本的にネガティブかつ攻撃的な性格をしているのがほとんどで、仮想能力もただの焼き増しではなく、敢えて殺傷力を高めたり相手をより苦しめるよう凶悪な調整が施されている。モデルとなった人物を「オリジナル」と呼び、その相手の長所や人柄などのことごとくを否定し、心身共に徹底的に痛め付けようとする。また、通常のシミュレーターと異なり、オリジナルとなった人物としかオーバーレイできず、更にはゴースト側が一方的かつ強制的に行うものとなっている。なお、オリジナルが非能力者であった場合でも、負の側面をモチーフとした仮想能力を独自に生成してそれを行使する。
【VRAゴーストトークン】
VRAゴーストを形成する核となるシミュレーター。有する仮想能力『
【VRAスプリット】
VRAゴーストの出現あるいは能力発動と共に現れる、ヒトの姿をしたシミュレーターの複製体のこと。象られる姿は多種多様であり、スプリットもまたシミュレーターである要件を満たすべく、親であるゴーストの能力から派生した仮想能力を分け与えられている。基本的に自我といったものは存在せず、親であるゴーストの指示に従い行動するだけの「駒」だが、喋ったり感情を表したりすることは可能である。尤も、それらのほとんどはオリジナルの心を傷付ける悪辣なものばかりではあるが。
【
VRAゴーストを生み出しているVSAIにして、ドッペルゲンガー事件の要因とも言える存在。名前は「Negative Effigy Generating Administrator」の略である。本体は赤黒い正八面体の姿を象っており、その中心に赤く発光する球体があるのが特徴。人間の悪意に関する知識をプログラム内にラーニングさせ続けた末に誕生し、人間の悪意を引き出す実験と称し、様々な人物をモデルにしたVRAゴーストを生成している。
〔ドッペルゲンガー事件について〕
【ドッペルゲンガー事件】
近頃インターネット上で騒がれている、自分と全く同じ人物に遭遇し、その者に意識や肉体を乗っ取られてしまうという怪事件のこと。最初はただの都市伝説か創作ゴシップ、陰謀論やフェイクニュースなどといった風に捉えられていたが、やがてその被害が徐々に広がっていったことから、専門機関であるVTSOだけでなくスーパーポールまでもが動き出す事態にまで発展した。単なるデマではないと世間がようやく気付いた頃には既に遅く、各惑星で多数のVRAゴーストが出現するようになっていたが、この事件を陰で操る勢力もいるようで……。
【アンブラスト】
ドッペルゲンガー事件の裏側で暗躍している謎の組織。VSAI「N.E.G.A.」を独自に開発し、それを運用してVRAゴーストを次々と生み出しているなど、相当な技術力を持っていることが窺い知れる。彼等の目的は「抑圧された闇の解放」であるとしているが、その目的が果たされた後、世界が混沌と破滅に満ちあふれるという想定も織り込まれており、VRAゴーストの放出もそのための過程にしか過ぎない模様。一方、所属するメンバーは自らのVRAゴーストを生成し、特殊なベクターボットにオーバーレイさせて二人一組で行動することもある。
【ダークメモリ】
アンブラストが独自に開発したVRAゴースト専用のUSBメモリ。黒塗りの不気味な外見となっており、空の状態の時にモデルとなる人物の遺伝子情報を記録させた後、そのデータをN.E.G.A.に取り込ませることでVRAゴーストが生み出される。生成されたVRAゴーストのデータを収録すると本体に赤い血管のような光る模様が浮かび上がり、それがVRAゴーストを内包しているという証拠にもなる。
【アンブライバー】
アンブラストが独自に開発したVRAゴースト専用ベクターボット。素体は黒一色のマネキンの姿をしており、首筋にダークメモリ挿入用の差込口があり、そこにダークメモリを挿すことでVRAゴーストをオーバーレイさせて現実世界に顕現させられる。ドッペルゲンガー事件の真相は、アンブライバーにオーバーレイしたVRAゴーストがオリジナルの前に現れ、そのまま強制的にオリジナルへオーバーレイし直して発生しているというものである。また、アンブラストのメンバーも、アリバイ作りや戦闘などの際に用いることが多い。