@niziirononanika
名称:アポフェニア Apophenia
能力:身の回りにある、もしくは発生した意味のない物事に対し、何らかの意味があるように感じさせる。または、意味を付加する。
効果は多岐に渡り、「哲学人アポフェニアの発言が予言であると感じる」「不規則な物事に規則性があると感じる」「筆記した文字を人や動物を記号化した模様と認識する」等である。
解説:哲学人アポフェニアは、若い大柄の女性です。独特の癖をもつ黒髪により、一見すると複数の狼を引き連れているように見えます。
彼女は顔の上部が仮面で覆われており、どのような手段をもってしても目元が露出することはありません。
(■■■■/■/■■追記 検査の結果、画面と顔面はほとんど同化していると判明しました。仮面を破壊する可能性がある行為は全て禁止します。)
肌を大きく露出する服装を好みます。これは彼女に人間の感性が適応されない為と、他者の集中力を下げる効果があります。その外見により一部職員の士気が著しく上昇している為服装の指定は行いません。
(■■■■/■/■■追記 服装について訪ねたところ、「意味はない」との返答がありました。また、外出や防寒などで必要であれば重ね着も行います。)
話好きな性格であり、占いを好みます。特に他者へ本日の運勢やラッキーアイテムを占うこと、またはテレビやインターネット等で占いを見るよう促します。相手は能力の影響からそれらの結果を信じますが、彼女はそれに対し「意味はないんだけどね」と言葉を添えて能力軽減を行います。
(■■■■/■/■■追記 この声かけについての意味を訪ねたところ、「意味はない。能力がどうとか関係ない」との返答がありました。)
インターネット上に自身の占いサイト『占狼の水晶』とHNを使用したSNSアカウントを開設しており、日常的に占いを公開しています。※検閲済み。研究所内の情報や本人が哲学人であるとわかる内容はありません。また、今後それらの投稿が行われないよう定期的な監視を行っています。
それらにも能力は付加しており、よく当たると評判です。これらのサイト等の占いは星座、血液型、生年月日に纏わる大衆向け(無償)のものと、依頼を受けて行う個人的(有償)なものとがあり、哲学人関係者であれば半額で依頼することができます。※直接哲学人アポフェニアと会話して占ってもらう場合は無償です。
(■■■■/■/■■追記 この占いアカウントに載せられた占いや日常報告以外の言葉についての意味を訪ねたところ、「意味はない。なんかかっこよくない?」との返答がありました。)
また、他の哲学人、特に外見年齢の若い人物に対して世話を焼くような態度が見られます。
インターネット文化、サブカルチャー文化に傾倒しており、主に漫画、特に「恋愛要素の強い漫画」を好みます。哲学人アポフェニア自身もイラストや漫画の製作活動を行いますが、常々「画力が伴わないのに能力のせいで何を書いているか伝わってしまう」ことを嘆いています。実際彼女の絵は下手な部類です。
(■■■■/■/■■追記 漫画好きの理由を訪ねたところ、「意味はない。理由はない。しかしエモがある」との返答がありました。)
哲学人既在/到来、西湖臨床心理士とはサブカルチャー嗜好の方向性の違いにより論争となりやすいため注意してください。
※SNS上のCP論争の続きを研究所内で行わないでください。
哲学人イドラが保護される■■年前から三年間行動を共にしていた時期があると証言していますが、その期間の話は双方の特性故に信憑性に欠けます。哲学人イドラに対し好意的な態度をとり、自由時間において接触を望みます。双方のスケジュールに無理のない範囲での対話は許可されています。
哲学人ドクサと面識はありませんが、上記の世話を焼く対象として見なしており、接触を望みます。しかし哲学人アポフェニアの能力により「ありもしない意味を見いだした」ものがドクサの能力により「思い込み」となることがあり、つまりはドクサの能力範囲拡大となります。対話は短時間かつ監視下でのみ行ってください。
■■■■/■/■■追記 哲学人アポフェニアとの接触後、ギャンブルに類する行為を禁じます。多くの場合、彼女の能力影響により「ありもしない傾向」を見出だし、止め時を失うためです。
対応:■■大学附置哲学人研究所管轄地を居住地とし、研究に協力しながら生活している。
発見経緯:■■県■■■市の路上にて「よく当たる占い師」として噂となっており、近くで占い店を開いていた■■氏が通報したことから哲学人と発覚。保護された。
対話記録:■■■■/■/■
哲学人イドラとの対話
アポフェニア「やっほー! イドラちゃん久しぶりー元気ぃー? いやもう参っちゃうよ占ってたら通報されてさ」
イドラ「アポフェニア」
アポフェニア「はいはい?」
イドラ「■■■に長期休暇取るように、■■の王冠の研究はもう一人■■■■■■■見つけてからやれ、あと■■■■は疑いすぎんな、三階の窓の整備至急、■■■■■の担当代えろ、■■■■■■■は取締課に送るか担当なしにしてやれ伝言頼む!!」
アポフェニア「……大変だったんだねぇ?」
イドラは沈黙。
アポフェニア「でもここ■■■ちゃん居るんでしょ? 頼んだらよかったのに」
イドラ「お前が思ってる五倍は犬だぞ」
アポフェニア「まっさかー」
イドラ「お前以外にまともに話せる奴いねーんだよ」
アポフェニア「あら、愛の告白かな」
イドラ「まともに話せる奴どこにもいねぇのかよ」
アポフェニア「冗談じょーだん。巫女アポフェニア、神の言葉を伝えまーす」
イドラ「……週一にするか。なら影響少ねぇだろ」
アポフェニア「駄目。規則性は意味があるように見える」
イドラ「不規則にしたら」
アポフェニア「そしたら規則性を見出だそうとみんな必死になるんだよねー辛いわー私の能力辛いわー」
イドラ「俺の前でよくそれ言えんな?」
アポフェニア「ごめんごめん。それじゃ、ほどほどに会おう」
イドラ「俺は黙っとく」
アポフェニア「話つけたげるよ」
イドラ「……もって何年だと思う?」
アポフェニア「私の占い信じるの?」
イドラ「信じらんねぇな。解散すっか」
アポフェニア「はーい。■■■さんありがと!」
面会後にアポフェニアにいくつか質問を行いました。
・イドラとの関係性は?
「巫女と偶像。相性いいんだよねー、私の言葉は【何か意味があるはずだ】、彼がわざわざ人を使ってまで伝えるなんて【大変なことに違いない】となるから。だからか知らないけど、私はイドラの影響受けてないらしいよ」
・イドラの伝言内容の意味は?
「さあ? 私は占い師だもん、見えたもの、聞いたものをそのまま口にするだけ。そこに意味を見出だすのはいつだってそっち。でも、必ず誤解させちゃうイドラよりはマシだよね? ということで伝言係なんだな。普通に言葉通りの意味だと思うよ」
・「もって何年だ」とは?
「んー……まあ、私達ってお互いの能力補強し合うのは言ったよね? 構造上、それが全部イドラに行くんだよ。言葉に対する誤解が生まれない代わりに、イドラに対する誤解が生まれるんだよね。それで、いつも神聖高まりすぎて信仰がうまれるの。それまでの期限」