X以外のSNSでの投稿にはPrivatter+がおすすめです

【設定】アーシュラの国内事情

全体公開 設定(宇宙) 5224文字
2022-11-15 08:03:05

1ページ⇨天楼院と皇帝について
2ページ⇨アーシュラの民族について
3ページ⇨アーシュラの政治について
【※惑星アーシュラについて】
(https://privatter.net/p/8374774)

〔天楼院と皇帝について〕

【天楼院】
百以上の民族が住まう多民族惑星アーシュラは、首都領区シンに拠点を置く「天楼院」が惑星全土を統治及び監視している。最高権力者として任命された「万里皇帝」と、その他の有力民族の代表者で議会を構成しており、万里皇帝の裁量によって意思決定が下される。天楼院の支配力はかなり大きく、他惑星国家との外交にも影響を及ぼすこともある。


【万里皇帝】
天楼院の頂点に君臨する全民族の代表者。百年に一度の周期で万里皇帝として即位できる民族が選出されるため、次代皇帝の座をかけて水面下で民族同士の抗争が頻繁に起きている。


【百年抗争】
次代の万里皇帝の座をめぐる民族間の争い。A.O.G.3000がちょうど節目にあたる年である他、現皇族であるリー族が皇帝の座を譲らない意向を示し、抗争は激化の一途を辿っている。


【現代万里皇帝シェウ・リー】
惑星アーシュラ全民族の頂点に君臨する万里皇帝。百年以上もの歳月を生きているにも関わらず、二十歳の瑞々しさを保持し続けている。人民の前では穏やかな統治者として振る舞う一方、裏では全ての民族を見下す発言もあり、過剰なまでの選民思想を持つ。能力の『奇喰永世ジー・スン』は自身の「子供」を喰らい続けることで不老不死となれるもの。そのため、大多数の女性を娶っては子供を作り、それを「食糧」として育てさせている。


〔アーシュラの民族について〕

おうの一族】
万里皇帝の一族。A.O.G.3000時点ではリー族が該当する。天楼院の最上級民族としてアーシュラの頂点に君臨し、その権力も絶大であるとされ、新国進党党首を陰で操っているというゴシップまで流れている。また、皇族に認められた民族の人間は「永遠の命」を得られるとされ、不老不死の肉体になると言われているが真偽は不明である。


皇定十部族おうていじゅうぶぞく
天楼院に所属する民族のうち、次期皇族になる可能性が高いと目される上流階級民族の総称。穏健派代表のロン族や、武闘派として知られるフー族など、名だたる有力民族が名を連ねており、万里皇帝の後継を懸けた百年戦争の主役とも称される。皇定十部族に含まれないからといって皇族になれる可能性がないわけではないが、天楼院にすら入れない下級民族にとって可能性はゼロに等しく、アーシュラ内の格差を助長する要因の一つにもなっている。


【ロン族】
天楼院直属の上流階級民族。穏健派の代表格であり、全ての民族が平穏に暮らせる国家の創造を目指している。貧困に喘ぐ弱小民族を救済するため、支援を積極的に行っている。また、卓越した武術を有する民族としても知られ、相手の「気」を読んで戦う「錬昂術れんこうじゅつ」の達人を数多く排出している。


【フー族】
天楼院直属の上流階級民族。武闘派の代表格であり、民族の象徴とされる動物に由来した「血染めの虎」という異名で恐れられている。一族直属のマフィア組織「九虎会ナインズ」を有する他、外部の武力組織とも結託しており、アーシュラを支配しようとしている。


【リー族】
天楼院直属の上流階級民族。現皇帝選出民族であり、自分と自分が認めた少数民族だけで統治を行えばいいと考える貴族主義を貫く。また、代々リー族に対して若人の生贄を捧げる「奇喰ジー・スン」という風習も続いている。


〔アーシュラの政治について〕

新国進党しんこくしんとう
惑星アーシュラの「政治」を司る行政機関。天楼院から選出された国務大臣から成る「上派」と、党が指名して党首が承認した文民出身の官僚から成る「下派」の二段構成となっており、党首は必ず上派の人間から選出され、万里皇帝が任命する形式を取っている。上派大臣の下に下派官僚が付くという主従関係が形成されており、上派大臣は農業、安全保障、経済、環境、宇宙開発などといった各分野の中から一つを管轄し、各自対応する分野に特化した組織を形成してこれを指導する。一方、下派の官僚たちは上派大臣が形成した組織に入り、上司となる上派大臣の指示に従い事務を行う。


【新国党首】
新国進党の党首のこと。惑星アーシュラの事実上の最高指導者と見なされ、実際にアーシュラの国星首脳を兼任している。5年に1回の周期で開催される中央党大会の全体会議で選出され、任期は終身で制限はないとされる。アーシュラの政治のトップとして行政権を掌握している他、アーシュラの国防法で「アーシュラの武装力は新国進党の領導を受ける」と定められていることから、人革軍やその他の組織を指導する立場にある。


【アーシュラの政党制】
アーシュラは建国当初からヘゲモニー政党制を採用しており、支配政党である新国進党を中心に、8つの衛星政党が従事する形となっている。また、新国進党に付き従う8党は「従政党派」という総称で括られる。従政党派も国政に参与することができるが、その中で新国進党の代わりに国家を指導する立場には就けず、あくまで新国進党の補佐役に徹する。早い話が新国進党が国家の上に立ち、その下に8つの他党が付くという図式である。


【新国進党と天楼院の関係性】
アーシュラ全土を統治及び監視する天楼院と、アーシュラの政治を執行する新国進党。当然ながら両者の関係は密接であり、新国進党は万里皇帝の言いなりであるという批判的な声も一部で上がっている。しかし実態は少し異なり、天楼院は主に国内の憲法や法律を制定及び改訂するなど「内側」にフォーカスしているのに対し、新国進党は他惑星国家との外交など「外側」に力を入れている節がある。但し、新国進党は万里皇帝の発言に逆らえず、世間で上がっている批判の内容も強ち間違いではないとも言える。


【新国検査】
惑星アーシュラの全国民に義務付けられている身体検査。主な目的は「能力者に覚醒する可能性があるか否か」を調べることで、能力者至上主義の傾向があるアーシュラにおいては、この検査で自身のこれからの人生が左右されると言われるほど重要である。首都シン・二界アージェで毎年一回の周期で実施しており、検査の時期が近付くと会場付近に反体制派デモ隊が現れ、それを鉄鷹ティエインが鎮圧するという光景をよく目にすることとなる。


【異能絶縁排斥政策】
A.O.G.2980代に実施されていたアーシュラの政策。A.O.G.2977にて世界初の絶縁体質エジェクションで観測され、その翌年には惑星アーシュラでも絶縁体質エジェクションが発生するようになった。能力者の増員が国力増強に直結すると考えていた当時の新国党首は、異能の力を打ち消す絶縁体質エジェクションは国を破滅させるという思想の下、軍隊までをも動員した過激な排斥運動を本格的に行い始めた。しかし、排斥と言ってもその実態はただの大量虐殺であり、反体制派の抵抗や諸外国の批判など様々な要因から政策は中止された。この血塗られた歴史は繰り返してはならないとしているものの、やはり現在も能力者至上主義の思想が根付いているのは否めない。


投稿にいいねする


© 2026 Privatter All Rights Reserved.