@msom3sj2kic1
ゲーム感想記事一覧
最終ルートと、全体の感想などです🎶
【ここまでの感想】
有明・新橋・青海 感想
前編を終えての考察メモ
汐留・市場前・竹芝 感想
豊洲・日出・船野 感想
※※すべて個人の解釈・考察です😃※※
※※成人向けコンテンツです。18歳未満の方は読まないでください※※
最終ルート
台場佐清という人間、めちゃくちゃ好きになってしまったな。
基本BLは第三者目線で見ているんですが、静馬があまりにも好みだったのでちょっとだけ乙女ゲマ人格が出しゃばりました。その話していいですか? 最後には成仏するので。
ちゃらんぽらんでいい加減にみせておいて、あんな寂しい愛を抱えて生きているの、ずるいやん。
好きじゃん、そんなの。
別れた妻が出てきて、うわぁこの人には適わないなあ・・・・・・て直感的に思わせられたのめちゃくちゃしんどかった。子どもの頃の初恋で、ほんとうに迎えに行ってさ、ぜんぜん違うルートでふたりとも灰皿としてソーサー出してくるところなんて、ふたりがどれだけ長い時間を一緒に過ごしたのかとか、そもそも初めから感性がぴったりと合っていたんだろうなとか感じられて勝手に負けた気になった。息子もいたんだし、適わねえ~~~~~~。ハァ。
遅かれ早かれ駄目になってたって言ってて、それはたぶんほんとうにそうなんだろうけど。彼女は幼馴染みと再婚するし、あの感じだと本当に再婚相手を大事にするだろうし、佐清のことは大切に想っていても過去にしていくんだろうけど。
でも佐清はずっとあの女性が大事なんだよ~~~~~~〜〜〜〜ハァアアアアアアアアアアア。
これが乙女ゲームで、「君とは兄弟でありたい」で閉じられ、完全には振り向いてもらえず未来の可能性だけほんの少し残されるようなエンディングだったら、しんどすぎて大好き、人生だっただろうな。笑
大穢がBLでよかったなと思います。
佐清が彼女のことを今でも好きなのは本当だと思うけど、2人が離婚したきっかけ――佐清が、もうたった一人を愛せない、その一人を失ったら生きていけないと思うようになったきっかけは、彼女ではなく静馬なので。
その静馬の喪失を埋められるのは、女性ではなく大崎だなって思えるところが救い。もちろん完全には埋められないだろうけど、1番近い色をしているのは大崎だと思える。そこが救いだった。(そして乙女ゲマ人格は成仏した)
こころの中に大切なものがたくさん残っている人、自分じゃ絶対に癒やせない、もう喪われた特別な人しか入れない場所があるんだと思わされる人、しんどいけどほんとうに好きだ、、、、、、
佐清の弟は静馬だけで、大崎の兄もあの兄だけで、
お互い、喪ったものを相手で埋めようとしても、そのまま代わりにはなれないんだってわかっているところがよかった。わかったうえで、それでも、歪な形でもいいじゃんかと優しく傷を舐め合おうとする愛がすごくよかったな~~~。
「君とは兄弟でありたい」、ここッ・・・・・・! ここで心臓ぎゅって掴まれて泣きそうになった。1番しんどくて、1番好きなやつくるかと思って、死を覚悟した。静馬が人生になってしまう!?
実際は大崎に我慢がきかなくて、丸く(?)収まりました。たすかった。これはこれでよかった、こころ粉砕されなくて済んでね、、、、、、
もし、お互いに相手が自分をどう想っているかわかっているくせに、この先一言も口には出さず、ずっと一線を超えず、歪な兄弟のままで過ごすエンドだったら・・・・・・。情緒バラッバラに瓦解して今日仕事まったく手についてなかったと思う。
人生エンドに出会ってめっちゃくちゃにされるの最高だし、人生エンド見たかったな~~~って悔しさもあるけど、情緒が回復するまでにすごく時間かかるし、そのあいだずっとしんどいので、、、ふつうに引きずって、メンタル落ちて、塞ぎ込んでぼーっとして、つらいんでね。もたない可能性ある。笑
ここで佐清のためを思って自分の気持ちを押し殺さず、無理矢理手籠にできる大崎が主人公でほんとに良かったと思う。大崎は健全だ。最高だ。
佐清が死なせてほしいと頼んだところも、わたしが好きなBADって、行かせてあげる結末なんですよ。手にかけたのが自分であることが愛、背負ったことが愛……みたいなね。結局佐清は静馬を想ったまま、自分をみないで行ってしまったな……と思わされるしんどさが好きというか。佐清の好きにさせてあげて、そのぶんまで背負って生きる結末が好き(暗い)。
ここでも、ばかやろう帰ってこい!って言える大崎だからよかった。そういう大崎だから、静馬の代わりになることなく、佐清のこころの痛みを和らげてあげられたんだと思う。
今後は佐清のために、静馬と呼んであげます。わたしも。ばかでしょうがないやつで、好きだ、、、
静馬ルートがあるなら静馬が攻であれよ!と言っていましたが、なんかほぼほぼ見られたね。静馬の方がだいぶ精神的に余裕あったもんね。
煽り受けサイコ~~~~~~!
落ち着いていてあまり感情の起伏がない大崎がチンイラしてたの最高🎶🎶(煩悩に支配された感想)
大穢を終えて
ミステリとしてもホラーとしてもサスペンスとしても面白かった! めちゃめちゃ楽しんだ!
個別ルートでその人のことを知ると、それまでのルートやその後のルートでの見え方が変わって、いろんな角度からその人を深く知ることができる作りで、終わってからぼーっといろいろなことを考え、そのたびにもう一度見たくなって何度も周回した。こういう作りの作品がほんとうに大好き。
どのルートも「罪とどう向き合い、この先どう生きるか」という愛の物語で、すごく好きでした。決してわかりやすい愛やハッピーエンドじゃないルートもあり、向き合う人が変わるからこそ、ルートの構成や漂う雰囲気、閉じ方も変わるんだと、すごく誠実に作られた作品だと感じられた。
みんな人間くさく愛しいところがあって、つい心を寄せてしまいそうになるけれど、どれだけ酌むべき事情があっても、ゆるされてはならない罪人なんだ、というのをどこまでもシビアに突き詰めてくれていたと思います。みんな同じところに揃えてハッピーエンド、とはならない。そういう、時間の流れに等身大で、誠実な作りがされている作品が大好きです。
● 「探偵」としての大崎
前編を終えた時点では、大崎のこと「探偵としては心もとない」と評していましたがw
すべて終えると、心から大崎が主人公でよかったな……と思います。
個人的に、「探偵」には、決して罪を見過ごさず、庇わず、真実を追求してほしいと同時に、「死」に逃げることをゆるさない存在であってほしいと思っています。真実を見抜くことと同じくらい、命を取りこぼさない存在であってほしい。
大崎は、基本的にどのルートでもまず生きることを優先する。そのうえで、罪との向き合い方や、この先どう生きていくかを一緒に考え寄り添っていくという姿勢だったところが、「探偵」としてすごく好きだった。豊洲ルートや静馬ルートが特にそうだったと思います。
もちろんルートによっては自ら死を選ぶ人もいるんだけど、大穢という作品全体に横たわる思想として、思想を貫徹して死を遂げることや、大崎と相手とが、愛を追求した先で死を選ぶことをよしとしていなかったと思う。死によって生き方や愛を肯定したルートが一つもなかった。
静馬なんて、当人は殺人鬼でもなかったし、「弟の罪を被り、弟として死ぬ」という本人の意思を尊重するならば、あそこで見送ってあげるという選択肢もあったと思う。でも、大崎はそれをゆるさず、「生きて」「罪と向き合うこと」(それは本人の罪だけでなく、大切に想う他の人の罪も含む)を求めた。
それがわたしの大好きな「探偵像」と一致していて、プレイヤーを牽引する存在としてとてもありがたいと感じました。ありがとう、大崎。大崎が主人公でほんとうによかったよ。
それを前提に、「探偵」としての大崎が失われるルート(Bルート)があったのもすごく面白かった。
Bルートの存在が「大崎も過去に罪を背負い、一歩間違えれば罪人となりかねない、参列者たちと同じ類の人間なんだなぁ」と思わせてくれた。返礼パンフでは、『社会通念に則った清算の形(自首)ではなく、主人公の保護観察下での更生という特殊さが、やはり本作を18禁ゲームーー倫理の揺らぎに該当させます』という記載がありますが、主人公が純然たる正義の存在では決してないところ(社会道徳上望ましくない行動(強姦)があったり、そういう状態でのTRUEエンドっぽいものがある)も含まれていたのかなぁと思ったり。だから、その分別がつく18歳からプレイしてねということかなと受け取りました。
前編を終えた時点で、大崎のことを「探偵としては心もとない」と評していたのは、ある意味正しかったのかもしれない。最初手、もっともインパクトを残す有明Bで、大崎は「探偵」としての自分を失っているので。「信頼できない語り手」とはミステリのオーソドックスな手法の一つですが、まさかこれを初手で、あんな形で見せられるとは思ってなかったなw
わたしたちだって大崎とは初対面なわけじゃないですか。探偵として、(メタ的には)もちろん真実を明かすために法要に乗り込んでいると思っていたのに、恋情で目を曇らせ真実を見逃すわ、殺人鬼になって帰ってくるわで「おまえ!?!?!?」なったもんな。青海先生と冷静に話をしろ!!!笑
公式が「初手の有明Bで、プレイヤーがこの後もついてこられるか試している」みたいなこと言っていた気がしますが、ほんまにそうやね。笑
有明Bで大崎の勤める探偵社の名前が変わったこと、もちろん新木場さんの親心なんですが、「探偵」としての大崎が失われたことのメタファーかなあとも思いました。だって「ゆりかもめ」って、参列者(罪人たち)の方に寄ってるやん、、、
有明Bと汐留Bでだけ、プレイヤーだけでなくキャラクターが大崎の過去の傷に触れられるのも、「探偵」としての大崎を失って初めて、「探偵」の内側の、より本来の大崎に焦点を当てられるからなのかなあと思う。
基本的に、この作品での大崎は罪人(恋人)の更生に寄り添うという立ち位置なので、大崎自身の傷に焦点を当てる順番がこないんですよね。だからそこに明確に言及されるのが、大崎が探偵としての自分を失う有明Bと汐留Bなのは、そらそうだよなぁと思う。罪人の更生に寄り添うというメタ的任務を解かれて初めて、大崎の順番がやってくるというか。
(もちろん、他ルートでは相手の更生に寄り添う中で、大崎自身の傷も癒えていくんだと思うけど)
冷静で公明正大、強い精神力を持つ大崎ですら摩耗する地獄じゃないと大崎の傷が表に現れる機会はないと考えると、そんな地獄を望んで引き起こした有明くんと、そんな地獄で正気を保って生き延びた汐留ってほんとにね、、、生来、恐ろしい存在だね。
有明Bは、有明くんが自身の恋愛成就のためにその過程を必然とするのでまぁわかるんですが、汐留Bは唸りましたね……人としての営みをすべて捨て、化け物として生きていく道を選んだ先で、自分を「化け物」たらしめた過去から明確に救済される。皮肉だなぁと思う一方、すべてを捨て人間の倫理観の先へ到達したからこそ救いがあったとみると、一種の解脱のようで美しいなとも思う。
Bルートを通して大崎という人物像を知ることで、より他のルートでの振る舞いに愛を感じたり、幸せを噛みしめたりできると感じた。大穢という作品全体に深みをもたらしてくれるBルート、大好きです。
● 汐留の話をします
まだ汐留の話するんか?笑
1回汐留の感想書いたのに、次から次へと新たな感情生まれる。すごい。大好き。
「誰よりも罪の自覚があり、誰よりも揉み消そうと焦っているため、最初の事件を起こしてしまうことが多い」
おまえさあ~~~~~~(頭抱え)
汐留A以降、船野さん殺害事件が起こるたびに、月島教授が大好きだった汐留、別れを切り出されて絶望した汐留、その意味を考え込んで眠れなくなる汐留……と思考が連鎖して泣きそうになりました。
それだけじゃなく、汐留ってぱっと思いついたことをぱっと行動に移してしまい、「熟考」という段階を挟まない人なので、被害者になるルートもめちゃくちゃ多いんですよね。比較的被害者の少ないルートですら、雨どいの水飲んで亡くなったり、有明くんにハメられて死にかけたり……。
どのルートでも汐留は汐留なんだなと感じられるところで、作品への信頼は増す一方ではあるんですが。ほぼすべてのルートで、何もしてあげられないまま罪を犯すところか命を落とすところ、どちらかを見届けなきゃいけないの、結構しんどかったですね。日出ルートではまっとうに生きていると信じたい。
ただ、わたしはマルチルートのゲームにおいて、主人公と出会い、心を通わせて救われたり幸せになったりしたはずなのに、他ルートでそれなしに自ルートと同じ結末になることには反対なので、自ルート以外で救いがない方が誠実で好きです。(しんどいけど)だから事件簿で「ルートを問わず、改心しなかった場合、生きて帰れたとしても近い将来に報いがある」と明示されていたのもうれしかった。(しんどいけど)
汐留に肩入れしすぎるあまり、船野さん殺害事件が起こってしまうたびに、また起こってしまった、、、どこで何をすれば汐留を止められるんだよ〜〜〜と泣きたくなりましたが、そうじゃないんだよな。
船野さん殺害事件は「誰よりも罪の自覚があり、誰よりも揉み消そうと焦っている」から起こしてしまうもので、それは汐留Aで見てきたとおり、元を辿ると、月島教授が別れを切り出した意味や、月島教授からの愛を理解できていないという問題に行き着く。実際、船野さん殺害事件を回避できた世界も、単に船野さんが口封じの対象じゃなかったからというだけで、ただのその場凌ぎで、、、自分の罪状を持つ人物が明らかになれば殺そうとしてしまうもんなぁ(船野ルートで倉に火を放ったこととか)。ただ船野さん殺害事件を避けるだけでは根本的な解決にならない。
汐留の犯罪を止めようと思ったら、月島教授との問題に触れなければならないけれど、誰よりも早く口封じを遂げてしまうのもまた、月島教授との問題(月島教授が大好きだからこその罪の意識・口封じの動機の強さ)からきている。罪を犯す理由と更生の突破口が同じところにあるので、汐留に罪を犯させないまま教授との問題だけ解決できる世界って、存在し得ないんですよね、、、
だから、汐留の更生の道を開くためには、どうしても船野さん殺害事件を通らなければならない。罪と向き合うために一度罪を重ねる姿を見ないといけないの、もうなんたる矛盾というか、歯痒くて遣る瀬無くて険しい人生だよほんとに、、、都合のいい世界なんてないんだね、、、
何度も言いますが、そういう、その人の本質に誠実に作られているからこそ大穢が好きなんですけどね。
汐留Aの、大崎が汐留を踏んづけて座ってるスチルがめちゃくちゃ好き。
手懐けている年上攻め感が単純に好きというのもあるんですけど、終わってから振り返ってみると、この図が汐留の更生を示唆してくれているように思えて感慨深くなる。
大崎が汐留に飲み込まれてしまったのが汐留Bだと思っているんですが、ここで大崎が汐留を踏んづけて座っているのを見ると、あぁこの大崎は汐留に飲み込まれてないな、大丈夫だなと安心できる。それを視覚的に伝えてくれている画というか。だから大好きです。
人を離れた鬼の世界でも、人として踠く人間社会でも、どっちでもいいんだけど……ずっと人に囲まれて、笑っててほしいんですよね。もう二度と孤独だなんて思ってほしくない。
だから「どちらも一生懸命、地域に根ざした」という一文がほんとうにうれしい。救い。
汐留はどう生きてもちゃんと「自分がいる世界」には馴染めたんだ、汐留のまわりにはたくさんの人がいて、大崎がいて、もう独りじゃないんだ……それなら、どこにいてくれたっていい。
ZENBETがめちゃくちゃ好きです。
これまでに何度か書いたけど、「間違えちゃった世界の姿」が入っているところがすごくいいんですよね、、、あんなふうに間違えたこともあったのに、ここでは、ちゃんと自分の罪と向き合って、前を向いて生きていける世界にたどり着けたんだね、、、と、より尊く思えるので。
ZENBETは、自分の罪を認めそれと向き合うことを始めた人たちのエンディングテーマなのかなと思う。
各エンドロールは、そのルートでの罪との向き合い方を表しているようにも見えて興味深い。
汐留Bにエンドロールがないのは、人間の倫理観を超えた世界に行ったことの表れのように見えるし、豊洲さんと市場前のエンドロールに歌詞がないのは、罪と向き合う機会が訪れないことを意味しているのかなと思った。
豊洲さんはその前に亡くなってしまうし、市場前はそもそも自分に罪があると思っていないので、ないものに向き合うことはできない。
そういえば、豊洲さんの「奪ってしまった数だけ、奪った者たちを道連れにする」と、市場前の「奪った命の数は忘れるが、その数以上に命を救う」、命を奪った罪について、他の命で算数して釣り合いを取ろうとする点で似ている気もする。結果釣り合いが取れれば「正」と本気で思っていそうというか。だからふたりとも、命を奪った罪そのものに向き合うことができないのかもしれない。
市場前ルートや豊洲ルートの結末をみると、その価値観で還暦過ぎるまで生きてきたらほんとに固定されてしまうんやな、、、もう変えられない、変われないんやな、、、としみじみ思ってしまいます。若い方が可塑性があるというのは残酷ですが真実。竹芝はギリギリよ。
返礼パンフの「来島目的」、ほとんどの人が「口封じ」「罪状の交換」と、自分の罪を未必的には認識しているのに対し、市場前は「大江杏の追悼、施主に挨拶」ですからね。コイツ罪の意識から逃げるとか取り繕っているとかじゃなく内心でも本気で罪状に心当たりがないんや!?!?!?とドン引きしました(褒め言葉)。ここまできたら天晴ですわ。人の命を多く救い、変わらないまま死になさい……。
● なるほど~したこと
大穢、物語の本筋には直接かかわらない背景事情については、本編で事細かに触れるのではなく、大崎の手帖や返礼パンフで説明してくれている。本筋に集中できるようにしつつ、みんなが気になるであろう部分はちゃんと解説してくれたところがありがたい……。
・参列者の共通点(大江島を血筋とする血縁関係)
大江島が、本土と断絶された狭い島の共同体であることから、①近親で交わることに抵抗が少なく、多くの身体的共通点が表れやすい(赤色の瞳、切れ長の目、ケロイド体質)、②本土の社会性に溶け込めず、間欠爆発症傾向にある、よって犯罪率が高い――大江島の血を引く者が意図して集められたのではなく、断罪にふさわしい犯罪者を集めたら、たまたま全員が大江島にルーツを持っていた(大江島の島民性として犯罪率が高いから)、と因果が逆だったの、すっっっごく納得がいって気持ちよかった。ちゃんと論理的に説明がなされたことに感謝……!
みんなO型なのもそうかもな。O型どうしの両親だとO型しか生まれないし。
本来は争いを好まないけど、ぷっつんきたらやったるで-!になっちゃうの、みんなそうだったもんな。笑
・静馬の死や、大江杏とのあれこれ
静馬も甥も、大江杏も亡くなってしまったから、わからないけどね。
どうせわからないなら、優しい方を信じたい。「甥は自分を助けようとして、泳げもしないのに飛び込んだ」「兄に似て優しい子だった」そうだったんだと思いたいな。
・返礼パンフの「大江杏の性格・思考・容姿・言動・悪癖・煩悩は、全参列者に少しずつ似る」
結局すべて終わると全員を愛しく思うようになっちゃったんですよね。あの市場前さえも。
大江杏のことは書簡からしかわからないけど、この人が諸悪の根源、で終わらせたくないな。きっとちゃんと知ったら、彼女のことも愛しく思うんじゃないかと思う。
・汐留~~~~~~!
汐留Aを終えてから、すべてのルートでレコードを仕掛けたらしい汐留の様子が気になるようになっちゃった。
豊洲ルートとかさ、抜けた大崎についてきて、船野さんは宿へ戻ったってわざわざ教えたりして、、、船野さんを脅かすためにレコード仕掛けてきたんだもん、発電機をまわしに宿へ戻ること知ってるよね。心のどこかにまだ躊躇いがあって、止まれたらいいなと思って来たのかなとか思ったりしてさ~~~泣
汐留Aを終えてから、船野さんが亡くなると汐留のことを思ってしんどくなる病になった。船野さんに生きてほしいのももちろんだけど、汐留を殺人犯にさせないために、止めたいよこの事件泣
まぁ止めたところで改悛しなければ矛先が変わるだけなんだけど!泣(船野ルートの倉への放火)
● 有明B『dyingbreath』で始まり、静馬『dyingbreath』で終わる大穢
改めて振り返ると、初手強制的に有明Bを見せてくる大穢ってすごいよな、、、
豊洲ルートとか日出ルートとか、島で大崎が誰とも何も起こらなければ自動的に有明くんに惹かれるの、生まれた時点で仕込まれた運命の味が強くて(有明くんの外見が非常に好みなこととか、大崎の加虐性とか)、見かけるたびにニコニコした。
それなのに有明くんと結ばれるのが最奥なのもすごいし、初手で強制的にその最奥の有明B見せてきたのもすごいよ、、、
大穢、初手でこれ以上ないような地獄を見せられるけれど(まぁわたしはそれで大優勝花火大会になったわけですが、、、)、新橋ルート以降は、進めていくうちに見え方感じ方が変わっていくというか、個別を経て、その人のことを知って、だからその後のルートですでにルートを終えた人の気持ちにこころを寄せられるようになるのがすごくよかった。
汐留は言わずもがな、市場前について「でもルートですっきりしたしな」って思えたのもそう笑 青海さんが傘をまわすたびにあぁ~~~って思ったり(あとなんか、意外と天然でお笑い担当だったよね)、新橋なんかずっと可愛かったw 新橋にバチギレたのってほんとうに有明Bだけで、そのあとはずっと可愛いネコチャンだったw 竹芝に「間違えずに帰ろう?泣」って思ったり、「おまえそういうとこやぞ~~~~」って思ったりね。
最初手が有明Bなのもすっげ、、、となったけど、ルートを経るごとに温かい気持ちが積み重なっていって、謎も明かされ、それと連動するように死者の数も少なくなっていったような気がする。だんだんあたたかく優しく愛しい世界へかえっていくような構成なんだよね。波みたい。
この構成がめちゃくちゃ好きだなあと思いました。だから最終ルートで静馬とまるくおさまってよかったと思う。変にこころに傷を残されていたら、この構成の最後っぽくはなかったかも。
優しくてちょっと痛みがあって、でもハッピーエンドって思える終わりでよかった。
1番初めの有明Bと1番最後の静馬で同じ曲がエンドロールになってるのすげ〜〜〜〜!
同じ曲なのに、聴いたときの情緒がぜんぜん違うんだよ。有明Bで聴いたときはあまりにもヤベエトロッコ問題の曲だって思ったのに(『一つの命 轢き撥ねた罪 あなたに科せるなら 今死んでもいいよ』)、静馬ルートで聴いたときは、「人」の世界に還ってきたヒーローの曲だって思ったもん、、、(『一つの命 悪阻った罪 わたしに科せるなら 今死んでもいいか』)
その感じ方が大穢の構成(悪意に塗れた世界から、だんだんあたたかく優しく愛しい世界へかえっていくような構成)とぴったり一致していて、そこまで狙ったならすごすぎンよ、、、
主人公が人を殺して始まった物語が、最後には死のうとする人を救って終わる。前編の感想に「有明Bって本来最終ルート(真相ルート)でやるようなことやってる」って書いたけど、逆だったら大穢という作品全体はこんなに爽やかな読後感ではなかっただろうな。改めて、逆再生のような構成、すごいね。大好き。
これからもいろいろと続いていくみたいだし、しばらく感想を読み漁りながら今後を楽しみにします!
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