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会員:エスト・ティックナー


名称:エスト・ティックナー Aest Tickner
(■■■■/■/■ 撮影)
役職:■■■支部運用事務所に所属。一般事務・施設内の清掃・各種記録の整理保管・行事の準備と片付けを担当。
解説:
175cm 56kg 20■■/6/6生 26歳 A型

元哲学人行動学・美学者。
赤く染色した髪と水色の目の男性。左眼瞼に日常的な痙攣がある。

非常に几帳面。整理整頓を得意とする。
彼の功績により施設内の事務環境と作業効率は大きく向上した。前線投入は極力避けること。

■■■■■■大学デザイン学部を卒業後、アニメーション、服飾、介護、清掃、営業等、様々な職種を転々としていた経歴がある。その時の伝手と技術、場に馴染む早さから、短期の潜入作戦に向く。
長期任務を任せると勝手に転職して予測不可能な行動をとるので注意。

目を離すとすぐ消えるものの、脱会・脱走の意思は無い。

(追記:20■■/■/■)
野外活動時は■■氏の補佐を担当する。

(追記:20■■/■/■)
信念が無いと判明。原理は補遺参照。
流されやすく断らず、渡した業務は全て安請け合いし、スカウトは全て引き受け、就学と就職を繰り返し、手一杯になると無断で破棄している。そこに罪悪感は無く、感情増幅・挿入・誘導は無意味。
得意分野である一般事務のみが結果的に問題を起こさず長続きしている様子。

経緯:
20■■/■/■の【美のイデア】様救出作戦の際、救出した筈の【美のイデア】様と入れ替わる形で護送車に紛れ込んでおり、一時拘束した。
尋問の末、元■■研究所の研究補助員と判明。【美のイデア】様との関係は希薄なものであり、自身が何故護送車に居たのかも回答できなかった。
会の理念を開示したところ入会を申し出たため、受理。

なお、【美のイデア】様の行方は現在も不明のままである。

補遺:
「美」の感性が欠如している。
それに伴い「清潔」「不潔」「善悪」「徳」「気高い」の感覚的な理解が不足している。
よって、それらの感覚に由来する正義や信仰心、約束やルールを守ることの必要性を理解しておらず、一般的な倫理に反した行為への罪悪感を持たない。

会にて目的の崇高さを語る行為は彼を動かす原動力になり得るが、あくまでも「崇高さとは何かを見て学びたい」という思いであり、己の行いを肯定しているわけではない。
反対に、脱会する者の下劣さを説くことのないように。それは「下劣とは何かを見て学ぶ」為の行動を誘発する。

※注意※
「美しい」「綺麗」といった言葉を使用した指示や称賛は美の定義に関する議論に発展するため不適切。
彼の服装・ピアス・髪色・表情は彼の美的センスによるものではない。


.チャットログ

20■■/■/■
リスキーシフト:仲間
対話篇:問題行動なし。
社会契約論:一般事務会員じゃ。何もできんて。放置で構わんじゃろ。

20■■/■/■
対話篇:僕この子無理だ。
対話篇:信念が無い。徳が無い。あまりに、本当に僕と相性が悪いこのような人間と同じ志で活動していると思われるだなんて
対話篇:こんなことがあるのか? こんなに
対話篇:dtfぐyhじおkぽlp;「@「:
社会契約論:イデア論を消滅させただけはある。同系統の哲学とは相性が悪いようじゃな。
リスキーシフト:でも仲間だと思ってる。彼はこっちのこと。
対話篇:ど の つ ら
対話篇:どういう感性しているんだ彼は。信念無く、信念を同じくする者の集いに何故混じれる。
社会契約論:本人に聞いたらどうじゃ。
対話篇:ニンジンジュースを片手にしなければできないだろう。彼と対話する時間よりも、この世を見限り神の世にて真の哲学に触れる方が有意義と思ってしまう。
対話篇:すまない。酷い物言いをした。
対話篇:僕の信念すら揺らぎそうだ。彼とは出会わないように過ごそう。智慧というものは、盃の水を羊毛で繋いだように隣へ注がれることはないけれどね。心労とは不思議と隣から一方的に注がれるものだ!
社会契約論:除名するかの?
対話篇:便利ではあるのだろう。人間版【ノマド】という問題はあるけれど、僕の一存で会の方針を全て決めることはない。
対話篇:我々の愛しい友人も、彼を気に入っているようだからね。
社会契約論:承知。問題行動があれば対応しよう。

20■■/■/■
対話篇:やっぱり合わない子だねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リスキーシフト:でも仲間だよー


.■■■支部会話記録

■■氏による趣味。議会の評価資料として運用。
※暴力的行為を容認可能な会員のみ閲覧すること。

20■■/■/■ 入会前・尋問時の対話01

■■:やっほー! 広報・突撃・記録係担当■■くんちゃんですどーもー! ほらこっち見て見て視線こっち頂戴! ほらほらカメラあるよ!

(カメラが■■氏を映している)
(ティックナー氏にカメラが向けられる。ティックナー氏は椅子に拘束され、顔には殴打の後があり、手指は数本折られ、爪が剥がされている。画面端に移る構成員の様子から、現在は構成員の食事休憩時間とわかる)

ティックナー:(荒い呼吸音)何、撮ってんすか。
■■:趣味!
ティックナー:悪趣味っすね。
■■:そ?
ティックナー:あれ、違った?

(ティックナー氏は訝し気な表情を見せる。2秒沈黙)

■■:あれあれなーに? どゆこと? 君が言ったんでしょ? 悪趣味って。
ティックナー:そう? って言ったから。間違えた、かなって。俺よく間違えるんすよね、この辺。

(3秒沈黙。カメラが■■氏に向かう)

■■:■■■■君、休憩何時まで?
■■■■:もう終わり。
■■:情報取れた?
■■■■:いーや。何も知らねぇってさ。
■■:うっわー、君意外と口堅いんだねすっごーい!

(ティックナー氏にカメラが向けられる。彼は■■氏を見詰めている)

ティックナー:何も(咳き込む)……何も知らないっすよ。【美のイデア】担当でもないし。
■■:収容してたんでしょ? 君の研究所で。哲学人様の情報とかないの?
ティックナー:機密なんで、俺は見れなかったっす。この話もう何回もしてるんすけど。
■■:僕は初めて聞いたもん!
ティックナー:そういやそうっすね。すみません。
■■:(笑い声)素直ー! その調子で全部話せばいいんだよ。ほーら全部! 話そう! ね?
ティックナー:話したんすよね。
■■:何も知らないって?
ティックナー:そうっすよ。
■■:じゃあ見るためのルートとか担当職員の個人情報とか【美のイデア】様と同じ場所にいた理由とか!
ティックナー:ああ、まあ。最初二つはまだ聞かれてないっすね。
■■:答えは?
ティックナー:知らないっす。
■■:(笑い声)そう。もういいよ続けて! 僕記録取っとくから。何か良い感じの情報漏らしたら僕の録画で再確認できまーっす便利ーぃ!

(カメラが■■氏に向かう)
(尋問が続く。意思表明がないため中略)


20■■/■/■ 入会前・尋問時の対話02

(カメラは■■氏を映している)

ティックナー:あの(荒い呼吸)……言いたいことが。
■■:お! いいよ、なあに?

(カメラがティックナー氏に向かう)

ティックナー:お手洗いって行けたりします?
■■:むっりでーす! そこでしたら?
ティックナー:しゃーないっすねー。

(ティックナー氏が拘束されたまま失禁する。構成員のどよめきが発生)

■■:(笑い声)情報漏らせとは思ったけど! そっち漏らせとは言ってないんだよねぇ!
ティックナー:生理現象なんで仕方がないっすね。あーあ、肌荒れとか感染症とかやばいことなりそう。
■■:何その他人事みたいなの。
ティックナー:さあ? ああもう一個。聞きたいことあるんすけど。
■■:なーに?
ティックナー:アンタの服、どこのブランド?
■■:きっしょ。言うわけなくない?
ティックナー:え。見たことないデザインだから知りたいんすけど。
■■:てか質問すんのこっち! 君は素直に全部に答えてたらいいの!
ティックナー:そのつもりっすけど。全部答えてんだけどな。
■■:(ため息)ピアス好き? 似合いそうだけど。
ティックナー:開けたことはないっすね。
■■:マジ? じゃあ僕開けたげるよ何か針あるでしょほらえーっと爪剥いだやつ! これ耳開くんじゃないいっきまーす。

(カメラが床に置かれる。■■氏が針状の器具を手に取る。ティックナー氏の耳介に突き刺す)
(耳介に器具を突き刺したまま手を離す)

■■:待って待って! やっぱ似合うって顔厳ついし(笑い声)。
ティックナー:どーも。
■■:てか君さ、その目何なの? 片目だけ潰れたみたいでキモい顔ー。
ティックナー:ストレス性の痙攣らしいっす。
■■:あ、なんだ。見えてんの。中身潰れたらいいのに。良い義眼知ってるよ僕!
ティックナー:そうなんすね。
■■:で。体は痛めつけたしぃ、尊厳の方もそれなりに汚してるわけだけどさぁ。
ティックナー:はぁ。
■■:何で心が折れてないのかなぁ?
ティックナー:さあ。あ、他人の病気に関してはあんまり言わない方がいいっすよ。
■■:わかってて言ってんだよ。
ティックナー:なら問題ないっすね。
■■:(ため息)もういいよ。情報はもういいや。意味ないでしょ。適当に遊んで潰そ。僕見てるから。

(カメラが拾われる。■■氏の顔を映す)

ティックナー:情報関係なくなったなら! もう一つ、言わせてください。
■■:お。なになに、必死になった?
ティックナー:スキンケアとか何かやってます?
■■:やってないけど!

(■■氏が激昂する。首を振り、笑顔を作る)

■■:君の興味は何。
ティックナー:美しいものを見たいだけっす。
■■:美しさって?
ティックナー:知らないから、知りたいんすよ。
■■:なんで僕に聞くの。
ティックナー:アンタを知れば知れると思ったから。
■■:いやあの、は? 何? 何……ナンパかなぁ?
ティックナー:ああそうっすね。それいいかも。ナンパです。
■■:は?
ティックナー:ナンパです。あの、シャンプーとか何使ってます?
■■:(笑い声)
ティックナー:あれ?
■■:やれ。

(対話中断。中略)


20■■/■/■ 入会前・尋問時の対話03

(カメラは■■氏を映している。■■氏は退屈そうな表情をしている)

ティックナー:あの(荒い呼吸)……確認、っすけど。
■■:はいはーい?

(カメラがティックナー氏に向かう。ティックナー氏は全身が傷だらけである)

ティックナー:呈する恵智の会、の人達?
■■:そうでーす。えっ、今更?
ティックナー:今、気付いたっすね。
■■:で、何?
ティックナー:入会、希望っす。誰に言えば?
■■:は?

(3秒沈黙。ティックナー氏は■■氏を見詰めている)

ティックナー:入会、できます? 宗教っすよね。じゃあ入信か。
■■:君状況わかってるー? あのねぇ! 君が何にも教えてくれないから僕ら困ってるの! そして君はこの狭くて汚くて最悪な場所で! 痛い思いをしてるの! あとは殺されるだけなの!
ティックナー:はい。
■■:いっぱい怪我させてるの! 傷痕多分残るよ! ずっと残るよ! あと、ピアス穴は確実に残るからねお洒落さんだねー似合ってるけど!
ティックナー:はい。
■■:堅気じゃないっぽい感じになっちゃうなー! 怪我とかピアスとか! ただでさえ顔怖いし!
ティックナー:ピアス、俺似合うんすよね? 
■■:似合うよ! だから?
ティックナー:いや、そうなんだと。思って。
■■:それでなに? なんで、入会するって話になってんの?
ティックナー:アクセサリーは。身を飾るもの、っすよね。
■■:そうだね?
ティックナー:デザインとか……綺麗な(小声のため判読不可)美学で(判読不可)。まあ、俺、美学者で。
■■:綺麗? 何が?
ティックナー:アンタが俺を飾ればいい、と。

(カメラが床に置かれる。■■氏がティックナー氏に歩み寄る)

■■:気持ち悪いなぁ!

(■■氏がティックナー氏の胸ぐらを掴む)

■■:君は、それだけ傷付けられて。それだけ穢されて。僕らを恨む気持ちはないの?
ティックナー:ない、っすね。そこはどうでもいいんで。
■■:君は、痛みとか、恥ずかしさとか、そういうのは何も感じないの?
ティックナー:痛いっすよ。恥ずかしさは、ええ、あんまりないっすけど。
■■:仲間になって裏切る気? それとも助かりたいから口だけ言ってる?
ティックナー:いや。アンタらが入会させてくれるなら、とりあえずずっと。えー、居ようかと。
■■:君は、哲学人様の恵みを得たことはある?
ティックナー:どうなんすかね。覚えはないっす。
■■:憎しみも嫌悪もなく、その態度は全てへ平等?
ティックナー:ええ、まあ。雇ってもらえます?
■■:本心なの?
ティックナー:俺はずっと本心っすけど。
■■:じゃあこの質問に答えて。君一人の徹底的な苦痛で一つの街が幸福になるとして、君はそれを恨まない?
ティックナー:それが美しい行いとされるのなら、喜んで。

(■■氏がティックナー氏を引っ叩く。ティックナー氏が椅子ごと横倒しになる)

■■:入会手続きしてくる。君達はその子介抱しといて。死なせたら殺す。

(カメラが■■氏に拾われる。■■氏の顔を映す。室外に出る様子)
(以下省略)


20■■/■/■ 入会後・初回勤務時

(カメラがティックナー氏に向けられる)

■■:入会おっめでとー! 今日から僕! 呈する恵智の会広報、特攻、記録係! いつでもどこでも僕を見てでお馴染みの■■■くんちゃんが教育係でっす!
ティックナー:わあラッキー。
■■:怪我治ってないでしょ? だから初めは事務作業! 動き少なめのお仕事用意してるよ!
ティックナー:そのカメラは?
■■:趣味でーす!
ティックナー:良い趣味っすね。
■■:(笑い声)どーも!
ティックナー:上機嫌っすね。
■■:そりゃあ、君との初仕事楽しみだったからね! この僕が! 心動かされた! 誇っていいよエスト君!
ティックナー:へぇ。
■■:何があろうと、この身が朽ちようと、あらゆる苦痛が降りかかろうと、哲学人様のためならば喜んで受ける。それが僕の美学だ。君の答えで思い出したよ。
ティックナー:それはそれは。光栄っすね。
■■:君の美学を見せてもらったからねー。いやー、命かかった状況であの度胸、すっごいね君!

(■■氏がティックナー氏の肩を叩く)

ティックナー:俺の美学?
■■:そうそう! どんなときでも美を追究するその姿! 元研究員だからかな? 【美のイデア】様との関わりも納得かも?
ティックナー:美学とかじゃないっすよ、あれ。
■■:え?
ティックナー:その場しのぎです。
■■:いやいや。その時しのぎであんな意味不明なことしないでしょ。死ぬかもってなって、さぁ。人のシャンプー聞く?
ティックナー:あー、まあ。気にはなったけど、教えられなくても別に。
■■:美しい行いなら、死ねる、とかさ。言ったのは?
ティックナー:へー。そんなこと言ったんすか俺。そういう気分だったんすね、そんとき。
■■:僕を知れば美が知れそうって言ったのは。
ティックナー:そんときはそう思ったんすね。
■■:今は。
ティックナー:(数秒の間)……世間一般的に見て、服のセンス独特っすね。

(衝撃音と共に映像がブレる。■■氏がティックナー氏を平手打ちしたものと思われる)
(以降、カメラは足元を映し始める)

■■:全部嘘だったわけ!?
ティックナー:本心っすよ。
■■:だって今は違うんでしょ! 入会希望も嘘!?
ティックナー:その時は本心だったんすよ。入会したんで信者には違いないっすよ。哲学人は崇拝するし、生贄になれって言われりゃなります。本気で。
■■:こいつ……ああクソ、でも君【リスキーシフト】様の審査クリアしてるんだよなぁ! 何なの!
ティックナー:本心なので。あ、そうだ。ピアス何個が好みです?
■■:は?
ティックナー:俺のことを着飾ればいい。これは覚えてるし、本心っすよ。
■■:センス悪いって言っといて。
ティックナー:センスの善悪はわかんないっすね。俺、そのへんの感覚ないんで。
■■:善悪じゃなくて良し悪し。
ティックナー:訂正どうも。どっちにしろわかんないんで、アンタの思う美しさに染めてください。
■■:なんで?
ティックナー:え。アンタのことが割と好みだから。

(カメラ映像が震え始める)

ティックナー:本心っすけど。今んとこ。
■■:ああもう! 何なの! わかった! 君は今日から僕のおもちゃ! 君の本心とか僕もう知らないし、考えないからぁ!
ティックナー:ああ、いいっすね。自己を貫くのは美学と呼べるっすよ。
■■:この野郎!

(省略)






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