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【設定】ABSOLUTE(能力者)

全体公開 設定(能力者) 1 16778文字
2021-08-17 22:14:46

1ページ⇨ABSOLUTEの基礎知識
2ページ⇨二挺能力者について
3ページ⇨用語集
4ページ⇨リンク集

〔ABSOLUTEの基礎知識〕

【ABSOLUTE】
A.O.G.2900以降目撃されるようになった特殊能力者のこと。発火や念動、瞬間移動などのような超自然的な特殊能力を行使でき、生まれつき能力が覚醒している「先天性」と、精神の動揺などが引鉄となり覚醒する「後天性」の二種類がある。その超常的な能力を有効活用して社会貢献する者がいる一方で、非能力者との格差や能力者への差別、反能力者派の過激派集団による凶悪犯罪などが社会問題となっている。覚醒した異能の力は自分自身だけのもの、すなわち全く同じ能力は存在しないということから「ABSOLUTE」と命名された。


【AP(ABSOLUTE's Power)】
ABSOLUTEが能力を発動する際、無意識に周囲に拡散して使うとされるエネルギー。能力者の体内には常にAPが循環しており、そのエネルギーを体外へ放出することで能力を発動できる。逆に、体内のAPが枯渇すると生命維持が優先され、使用過熱オーバーヒートを引き起こす。APは一般的に時間経過で回復していくが、睡眠や食事などで回復が早まると言われており、AP-LABの実験で証明されている。そもそもAPはどの器官で生成されているのか、能力者は如何にしてAPを行使しているかなど、能力発動に関するメカニズムについて不明点が多いものの、体外から吸収したAPを体内に蓄積し、それを全身へ循環させ、脳の電気信号にAPが反応して能力が行使されるのではないかという説が有力である。


能力解錠リジェクトキー
ABSOLUTEの能力を管理するためのマストアイテム。


【APフィールド】
能力者の能力の効果が及ぶ領域で、範囲には個人差がある。APフィールドは基本的に不可視なので、自身の範囲を完全に把握している者は数少ない。展開されたAPフィールドの中にいると、能力者は大気中からAPを少しずつ吸収し、自らのAPを少量回復することができる。


【APブースト】
ABSOLUTEが能力を発動中、基礎的な身体能力が底上げされる現象のこと。能力効果が発動していなくても、常人の域を超えたパフォーマンスを発揮できるようになる。


【APシェル】
絶縁能力者インタープレイ死醒能力者レイズデッドを除く、ほぼ全ての能力者が自然と身に纏う不可視のバリアのこと。簡潔に言えば全身に膜状のAPを纏い、それがバリアとして機能しているものである。防御力は人それぞれではあるものの、能力発動中の能力者を守る透明な鎧として機能し、物理攻撃または異能攻撃によるダメージをカットする。攻撃を受けた際に被弾した箇所に一瞬だけハニカム構造が表出し、大量の火花が飛び散ることがあるが、これがAPシェルが機能した証拠である。但し、異能絶縁を受けるとAPシェルが一時的に消失し、術者は無防備な状態になってしまう。このAPシェルが通常より発展した末に誕生した能力型式が防砦能力者シェルランパートである。


【APの残滓】
ABSOLUTEが能力を使用した際に生まれる異能の痕跡。APの残滓は大気中に漂っているか、物品などに付着していることが多く、残滓の量や濃度については人それぞれ異なる。


使用過熱オーバーヒート
能力者はAPが切れるまで能力を使い続けると、目眩や倦怠感などの症状が突発的に発生することがある。簡潔に言うと電池切れのようなもの。どんなに体力がある能力者でも、半日以上寝込んでしまうこともある。


【解放状態と発動状態】
能力者が能力解錠リジェクトキーを解錠し、常に能力が使えるようになった状態を「解放状態」と言う。能力効果が出ていなくても、常に微量のAPを放出し続け、APブーストもかかっている。逆に、能力効果が発動している状態は「発動状態」と呼ばれる。能力解錠リジェクトキーで能力を施錠していない能力者は常に解放状態にあるが、人工能力者 オルタナティブ絶縁能力者インタープレイを除き、大気中のAPを吸収して自然回復し続けているため使用過熱オーバーヒートになる可能性は低い。また、色彩能力者ペインシーカー残喰能力者スカベンジャーなど、自らAPを生成しない能力者は解放状態でもAPを放出しない。


二挺能力者ツインナチュラルについて〕

二挺能力者ツインナチュラル
一万分の一の確率で誕生する、二つの能力を持ったABSOLUTE。このタイプの能力者は共通してオッドアイであるのが特徴。二つの能力を同時解放することも可能だが、身体に莫大な負担が掛かるうえ、APの消費が激しく使用過熱オーバーヒートも起こりやすくなる。


二挺能力者ツインナチュラルの定義】
二挺能力者ツインナチュラルとは、一つの肉体に二つの能力を宿した特殊なABSOLUTEのことを指す。当初は能力型式の一種として登録されていたが、後に複数の能力型式を掛け持ちしているタイプが発見されたため、二挺能力者ツインナチュラルには様々な組み合わせが存在するものと改訂された。また、後の研究で二挺能力者ツインナチュラルは同時に二つの能力を行使することは現実的に難しく、APフィールドやAPストックも共通であることも判明した。


【多重覚醒】
既に能力を覚醒させているABSOLUTEが、更にもう一つの能力を会得する現象のこと。多重覚醒の予兆として、片方の瞳の色が少しずつ変色していき、二つ目の能力が完全に覚醒するのと同時にオッドアイになる。なお、後から人工能力を注入、または事前に人工能力を持った状態で天然の能力に覚醒した場合、オッドアイになるか否かは人工能力の設定によって変わる。


【能力の据え置き】
二挺能力者ツインナチュラルは一度に二つの能力を発動できないが、既に発動した能力効果は、もう片方の能力に切り替えてもある程度存続する。この現象を「能力の据え置き」と呼び、据え置きされた能力に含まれる能力型式の副次効果も反映される。たとえば、据え置きされた能力に絶縁能力者インタープレイの副次効果が含まれている場合、その能力効果自体にも異能絶縁が作用する。なお、循応能力者カウンターアウトがスイッチした場合、能力の据え置きは発生しない。


〔用語集〕

▶「あ」行(タップまたはクリックで展開)
確証遺物アカシックレコード
ごく稀に発生する、能力を覚醒させる「媒体」と化したABSOLUTEの身体のパーツのこと。遺物とあるが能力者の生死に関係なく、事故かその他の要因で肉体から分離した腕や足、指、眼球などが該当する。特に、能力使用時に発動の「核」となる部位が確証遺物アカシックレコードになりやすく、たとえば眼球からレーザーを放てる能力者がいた場合、その眼球が抉り取られたりすると確証遺物アカシックレコードになる可能性が高い。逆に、該当する部位を失った能力者は発動条件を満たせず能力を使えなくなるが、手術を行い部位を戻すか再生治療を施すことで再度発動できるようになる他、たまに再醒能力者リジェネルートとなって新たな力を得ることもある。一方、確証遺物アカシックレコードに触発されて類似した能力を覚醒させる者がごく稀に現れる他、遺物そのものからデータを抽出して人工能力を生成するための素材として用いられることもある。


【異能強度】
ABSOLUTEが用いる能力には「強度」がある。能力強度は核となるAPの質によって変動し、威力や効果にも影響を及ぼす。また、同じ属性の能力同士をぶつけた場合、異能強度が弱い方の能力が打ち消される。


【異能消失】
何らかの理由で能力を失ってしまう現象のこと。


【異能絶縁】
文字通りAPを「絶縁」する現象のこと。絶縁時、金属をぶつけ合うような甲高い音が響くのが特徴で、絶縁したAPが大きいほど音も大きくなる。絶縁体質エジェクション及び絶縁能力者インタープレイはこの特性を備えているが、人によっては異能絶縁しきれないこともある。


【異能素質】
能力覚醒の可能性がある者には、異能素質と呼ばれる指標がある。主な指標は異能強度、APの質と量、応用性の三つがあり、これを用いて潜在逸材エナジーハイド及び稀少人材レアケースの判断を行う。


【異能同調】
同調能力者シンクロアルターが第三者とシンクロし、同じ能力を使う現象のこと。同調能力者シンクロアルターの本質は「同調した相手の能力を丸ごと真似できる」ことで、例えば幽骸能力者ヘルタースペクターと同調すれば全く同じファントムを召喚、ならびにファントムへ変化することができる。同様に、徹効能力者 ブライトピアスの強力な異能強度や、絶縁能力者インタープレイの異能絶縁も模倣できる。但し、それぞれの効果や精度は、同調した本人の素質や技量によって変わってくるため、必ずしも本家と同じ能力が使えるとは限らない。


【異能忘却】
精神の動揺などといった要因で能力の使い方を忘れてしまう現象のこと。


【異能負け】
異能強度の強弱や能力効果の相性によって発生する、能力効果が抹消されたり、反動を受けるなどといった一連の現象のこと。異能負けした能力者は反動抑制のためにAPをより多く消費し、人によっては異能負けした反動で、発動中または次に発動する能力効果が弱体化することもある。


【異能麻薬】
高濃度のAPを凝縮し、麻薬化したもの。


絶縁体質エジェクション
数十万人に一人の確率で発生する、APを完全に受け付けず、自らAPを放出しない者のこと。


潜在逸材エナジーハイド
能力を覚醒させていないが、その身に莫大な量のAPをストックしている者のこと。ABSOLUTEとして覚醒すれば強力な能力を得られるうえ、学者達も研究を進めている。その名の通り「潜在的」であるため、APジャマーや絶縁体質エジェクションなどの影響を受けず、自分が潜在逸材エナジーハイドであると自覚できる機会は少ない。


【オーバーロード】
能力者の内に潜在的に圧縮されていたAPを全面開放し、能力効果と異能強度、そしてAPブーストを極限まで上昇させるシステム。通常の能力者は全体の半分程度しかAPを放出できないため、オーバーロードで意図的にリミッターを解除し、全力を出すこととなる。オーバーロード時は全身に青い電光を纏うようになるが、これは制御しきれず暴走したAPがあふれ出ているからである。

▶「か」行(タップまたはクリックで展開)
【覚醒暴走】
能力者として覚醒した際、本人の意思とは関係なく能力が発動してしまう現象のこと。覚醒時のAPの過剰放出に伴い、覚醒したばかりの能力を制御しきれないことが多々ある。

▶「さ」行(タップまたはクリックで展開)
再醒さいせい
異能消失など何かしらの要因で能力を失った能力者が、新たに別の能力を覚醒させる現象のこと。


出力抑制シャッターキャップ
何らかの要因で能力を正常に行使できない状態のこと。具体的には能力効果を上手く発現させられない、普通であればできる技ができなくなった、異能強度が極端に下がったなど、人によって症状が異なる。不安定な精神状態が強く関与しており、とある機関が行った実験で、精神状態が安定している者とそうでない者の能力を比較した結果、APの放出量や異能強度で大きく差が開くことが証明されている。


【セーフティ・オーバーヒート】
オーバーロード終了後、通常とは異なる使用過熱オーバーヒート状態に必ず陥る。一時的に意識を失った後、半日以上APの放出が停止するので能力を使えなくなる。また、肉体を動かすための力も大幅に低下し、立って歩くのもままならなくなる。


絶効率ぜっこうりつ
異能絶縁によってAPもしくは能力を遮断する際の効率のこと。絶交率が高い絶縁体質エジェクションの持ち主は、直接触れずとも能力効果を抹消してしまうこともあり、徹効能力者ブライトピアスの能力でやっと絶縁できるか否かが問われる。逆に、絶交率が低い場合は能力効果を絶縁しきれず、絶縁劣勢を起こしてダメージを受けたり、能力効果を消しきれず受けてしまうこともある。


【相対共感】
相手が発するAPを感知し、相手が能力者であることを悟る現象のこと。能力解錠で施錠された場合でも、体外に放出されるAPは完全に遮断できないため、相手が能力者であると薄々察することができる者もいる。

▶「た」行(タップまたはクリックで展開)
【耐異能絶縁仕様人工AP】
異能絶縁への耐性を持つ人工APのこと。拡張質量オーグメントマテリアルやスマートリングなど、インフラ及び生活用品に用いられるAPには耐異能絶縁仕様を施していることが多い。現在流通しているスマートリングは、耐異能絶縁仕様人工APを使用することが義務付けられている。


【デッドキャンセル】
異能甦生とも呼ばれる。死者が死醒能力者レイズデッドとして覚醒し甦るように、APの影響で生命活動を再開する現象のこと。科学的に解明されていない謎も多く、人為的にデッドキャンセルを行おうとしても成功するのは極めて稀である。

▶「な」行(タップまたはクリックで展開)
【能力型式】
能力者の発見からおよそ100年が経ち、現在までに数多くの能力者が誕生している。しかし、同じ能力者であっても一括りにし難いほど多様化したために、AP-LABは「能力型式」というカテゴリーを設定した。


【能力者の分岐点】
発現衝撃フラッシュアウェイクを受けて能力が覚醒する際、発現衝撃フラッシュアウェイクの要因となった事象が同一だったとしても、覚醒する能力の内容が異なる場合がある。たとえば発現衝撃フラッシュアウェイクが「炎」だとした場合、炎に魅了されて炎熱系能力を獲得することもあれば、逆に炎に恐怖心を抱いて水流系能力が覚醒することもあるという実験データがある。

▶「は」行(タップまたはクリックで展開)
異能原石パワーストーン
宇宙空間内の小惑星や隕石から採取できる稀少な鉱石。所持者に内包したAPを分け与える力を持ち、純度が高いほどAPの供給量と貯蓄量も上がる。異能原石パワーストーンをインフラに活用する動きもあり、異能原石パワーストーンに関する研究が進められている。


【反動性減退症候群】
ごく稀に発生する、能力の衰退とそれに伴う諸々の症状のこと。通称「減退」。一般的には中年に差し掛かった能力者が発症すると言われているが、中には若い頃から減退が発生する者も存在する。主な症状としては能力効果の減衰をはじめ慢性的な倦怠感や身体能力の低下、相対共感力の低下、APストックの減少、APフィールドの縮小などが挙げられる。能力効果の減衰はほぼ必ず発生すると言われている一方、それに付随して発生する症状の種類と数は人それぞれ異なる。


【副次効果】
それぞれの能力型式に付与される特徴のうち、能力自体の効果とは別に、自身や第三者へ影響をもたらす現象のこと。絶縁能力者インタープレイの異能絶縁や、相歿能力者メメントモリの6分6秒のカウントなどのように、保有する能力が異なれど共通の効果をもたらすものが該当し、能力者を特定の能力型式に分類するために必要な判断材料でもある。二つの能力型式を持つ二挺能力者ツインナチュラルの場合、発動中の能力が属する能力型式の副次効果が適用される。


発現衝撃フラッシュアウェイク
何らかの要素が突発的に脳を刺激し、能力の覚醒を促進する現象のこと。たとえば「炎」を見た時、燃え盛る火炎が脳に視覚的刺激を与えて発現衝撃フラッシュアウェイクをもたらし、炎熱系能力が覚醒しやすいとも言われている。事実、火炎現場から救助された子供が後に炎熱系能力を獲得し、過去のトラウマを掘り起こしてしまうケースもある。

▶「ら」行(タップまたはクリックで展開)
異能孤児リレートオーファン
その名の通りABSOLUTEとして覚醒した孤児のことを指す。主に先天性として生まれたか、生まれてすぐ後天的に能力が覚醒し、その異質な力ゆえに捨てられるケースが多く、宇宙国際的にも問題視されている。未だにABSOLUTEに対する拒絶感が強いことを暗示した社会問題として取り上げられることが多い。


稀少人材レアケース
ABSOLUTEの中でも極めて強力かつ特異な能力を持つ者のこと。対象となるのは「絶対的な存在」と見なされたもの、つまりは当人の死と共に消失し、遺伝覚醒によって類似する能力が発生する可能性が低く、他の手段では再現できないと判断されたものが該当する。その強力な能力は第三勢力サードフォースに匹敵する程とも言われており、同調能力者シンクロアルター屠奪能力者カットスローターでも100パーセントの力を引き出せない。稀少人材レアケースに指定された能力者は、人材回収機関マンイーターのリストに名前が記され、常時監視されるようになる。


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